ひとことで
コショウ科Piper longum、インド北東部原産のロングペッパー。黒コショウと同じくピペリンを含み刺激的な辛味を持つが、シナモンを思わせる甘く爽やかな香りも併せ持つのが特徴。古代ギリシャ・ローマでは黒コショウより珍重されたが、大航海時代以降は黒コショウに取って代わられ、現在は希少なスパイスになっている。
メニューで見たら
松かさのような形の乾燥果穂を使う香辛料。黒コショウよりも甘く複雑な香りと強い刺激を持ち、インドやネパールの料理、北アフリカのスパイスミックス、インドネシア・マレーシア料理に使われる。
何が出てくるか
- 松かさ状の乾燥した果穂
- 粉末にしたスパイス
- カレーや肉料理の香りづけ
- スパイスミックスの一部
味・食感
黒コショウより甘くシナモンに似た香り強い刺激とピリ辛さじんわり広がる辛味スパイシーで複雑な余韻
頼む判断
ヒハツを注文するときのコツは?
黒コショウとは違う甘く複雑な香りが目印。インドやネパールのカレー、北アフリカ系のスパイスミックスを使った料理で出会うことがある。
ヒハツを食べるときの注意点は?
沖縄で栽培される近縁種ヒハツモドキ(ピパーチ)とは別種で、風味や辛味の強さが異なる。
スコア
初心者向け:●●●●●個性:●●●●●重さ:●●●●●辛さ:●●●●●
似ているもの
黒コショウ — 黒コショウは丸い粒の実。ヒハツは松かさ状の果穂で、より甘く複雑な香りを持つ
花椒 — 花椒は舌がしびれる麻味が特徴。ヒハツはしびれではなく強い辛味と甘い香りが特徴
ヒハツモドキ(ピパーチ) — ヒハツモドキは沖縄で使われる近縁種。ヒハツ(Piper longum)はインド原産の別種

