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フランス語で「骨を除く」を意味する調理技法。鶏・魚・肉から骨を取り除く下処理を指し、専用の細くしなるデゾッセナイフ(couteau à désosser)を骨の関節に沿わせて身を傷めずに外す。詰め物料理やロースト、切り分けやすい一皿に仕上げるための基本工程。
メニューには技法名としてではなく「骨なし」「デゾッセした」等の説明として登場する。骨に近い部分の旨みを求めるなら骨付き料理を、食べやすさを重視するなら骨抜き料理を選ぶとよい。
小麦を発酵させた酸味のある「ザクファス」をベースにした、ポーランドの白いスープ。生の白ソーセージ(ビャワ・キェウバサ)・じゃがいも・茹で卵・クリームを加えて仕上げる。ライ麦発酵液を使う「ジューレック」より酸味がまろやかで、主にイースターの時期に食べられる。
酸味のあるスープが好きなら試す価値あり。真っ赤な(通常の)ボルシチとは別物で、見た目も味も白くまろやか。ポーランド料理店ではイースター前後の季節メニューとして出ることが多い。
イタリア語で「紡いだ生地」を意味するチーズ製法。加熱で固めた凝乳(カード)を熱湯や熱いホエーに浸けて練り伸ばし(フィラトゥーラ)、繊維状の弾力ある組織を作る。モッツァレラ・ブッラータ・プロヴォローネ・スカモルツァなど、加熱すると糸を引く伸びのよいチーズはすべてこの製法から生まれる。
メニューには製法名としてではなく、モッツァレラ・ブッラータなど個別のチーズ名で登場することがほとんど。「よく伸びるチーズ」を探しているならパスタフィラータ製法のチーズが該当する。
アフリカ原産のウリ科キュウリ属の果実。表面に角状の突起を持つ独特な見た目で、熟すと黄色〜橙色になる。内部はゼリー状の果肉で淡白な甘さとほのかな酸味を持つ。
見た目のインパクトほど味に癖はない。デザート感覚で気軽に試せる。
南アフリカのナミブ砂漠原産の多肉植物。葉の表面に水滴状の「ブラッダー細胞」を持ち、ミネラルによる自然な塩味とシャキシャキ・プチプチした食感が特徴。
塩味がすでについているのでドレッシング控えめでも美味しい。食感の面白さを楽しみたい人向け。
南米原産のナス科の果実的野菜。薄いガクに包まれたオレンジ色の実は、トマトとパイナップルを合わせたような甘酸っぱさが特徴で、生食やジャム、デザートに使われる。
甘酸っぱいフルーツ感覚で食べやすい。デザートのアクセントとして注文しやすい。
北ヨーロッパやカナダの海岸に自生するムラサキ科の多年草。生食すると牡蠣そのものの風味がすることで知られる珍しい葉野菜で、日本にも近縁種が自生する。
牡蠣が好きで珍しい食材に挑戦したい人向け。少量で強い風味があるため単品より付け合わせで楽しむとよい。
シベリア南部原産のタデ科の多年草で、赤みがかった太い茎を食用にする。強い酸味とアンズに似た芳香を持ち、砂糖で煮てジャムやパイなど果物のように調理される。
酸味のあるデザートが好きなら試しやすい。イチゴと合わせたタルトなどが定番で食べやすい。
イタリアのそら豆。長さ約30cmのサヤに小ぶりな豆が5〜7粒入り、日本のそら豆よりエグみが少なく生食できるのが特徴。収穫後2〜3日の新鮮なうちに生のままペコリーノチーズと合わせて食べる。
そら豆好きなら生食できる珍しさを楽しめる。ワインのおつまみとして注文しやすい。
イタリア・ローマ地方の冬野菜で、チコリーやトレビスと同じキク科の一種。中心から伸びるアスパラガス状の花茎を食べる、ほろ苦さとシャキシャキした歯ごたえが特徴の野菜。
チコリー系の苦味が好きならローマ風サラダで試すとよい。冬季限定のイタリア野菜。
南米原産のエディブルフラワー。花・葉・実すべてが食用になり、ワサビやカイワレ大根に似たピリッとした辛みが特徴。サラダや料理の彩りに使われる。
料理の彩りとして添えられることが多い。辛みのアクセントも一緒に楽しむとよい。
地中海沿岸原産のネギ属野菜で、古代エジプト時代から栽培される。日本の長ネギに似るが葉は扁平で厚みがあり、独特の匂いや辛みが少なく加熱すると甘くとろける食感になる。
長ネギよりクセが少なく食べやすい。ヴィシソワーズなど冷製スープで真価を発揮する。
タデ科スイバ属の多年草でフランス語名オゼイユ、英語名ソレルとも呼ばれるハーブ野菜。シュウ酸による爽やかな強い酸味とほろ苦さが特徴で、フランス料理でソースやスープに使われる。
酸味の効いたソースや魚料理を好むなら試しやすい。少量がアクセントとして使われることが多い。
イタリア・ヴェネト地方原産のチコリの一種。軟白処理でクリーム色の葉に赤紫の斑が入る美しい見た目から「チコリの女王」と呼ばれ、ほろ苦さとほのかな甘みを持つ。
チコリ特有のほろ苦さが好きなら試しやすい。見た目の美しさも楽しめる一皿。
熱帯アジア原産のマメ科のつる性植物。莢の断面が4枚の翼状のひだを持つ四角形をしており、1960年代後半から沖縄で栽培されている。サクサクした歯ごたえとわずかな苦味が特徴。
沖縄の夏野菜として食感を楽しみたい人向け。天ぷらにすると軽い苦味が和らいで食べやすい。
新潟県などで栽培される在来のナス品種。巾着のような丸い形が特徴で、煮崩れしにくく甘みがありクセのない味わいから浅漬けや煮物に向く。
煮崩れしにくいので煮物で真価を発揮する。昔ながらの素朴なナスの味を楽しみたい人向け。
イタリア語で「カブのトップ」を意味するアブラナ科の菜花。南イタリア・プーリア州が主産地で、根は食べず葉と花蕾を食べる。苦味が控えめでほのかな甘みがある。
菜の花の苦味が苦手でも試しやすい。オレキエッテなどイタリアの家庭料理を味わいたい人向け。
イタリア・シチリア島の都市名にちなんだ細長いイタリアンパプリカ。長さ20cm前後で万願寺唐辛子に似た形状。赤く熟すほど甘みが増し苦味はほぼない。
パプリカの甘みをより強く感じたい人向け。生でサラダにすると甘さがダイレクトに楽しめる。
イネ科の多年草マコモの根元に黒穂菌が寄生してできる肥大した茎を食べる野菜。タケノコやアスパラガスに似たシャキシャキ感とほのかな甘みが特徴。
タケノコ好きなら似た食感で楽しみやすい。秋限定の珍しい野菜として季節を感じたい人におすすめ。
アブラナ科カラシナ類の高菜の品種群で福岡県の特産野菜。煮物や汁物に使うと鰹だし不要なほどの旨みが出ることからこの名がついた。博多の雑煮に欠かせない縁起物。
高菜の辛みが苦手でも旨みだけを楽しめる。博多雑煮を試すなら欠かせない一品。
奈良県の伝統野菜である里芋の一品種。1940年に台湾から導入され、強い粘りと柔らかな肉質が特徴で他の里芋にはない粘り気を持つ。
里芋好きなら通常の里芋との粘りの違いを楽しめる。直売所などでしか出会えない希少な品種。
長野県野沢温泉村を中心に栽培されるアブラナ科の葉野菜。1756年頃に伝わったとされ、日本三大漬菜のひとつ「野沢菜漬け」の原料として全国に知られる。
定番の漬物として食べやすく、和食の箸休めとして注文しやすい。
秋田県湯沢市の伝統野菜。雪の下で育てたアサツキの若芽で、日光に当たらず白く育ち雪の下で糖度が増す早春の味覚。大正時代に旧須川村で栽培が始まった。
早春の期間限定野菜。ねぎ類の香味が好きで季節感を楽しみたい人におすすめ。
北米原産のマメ科のつる性植物の地下茎。ピンポン玉ほどの塊が連なるように育ち、じゃがいもとさつまいもを合わせたような甘みとホクホクした食感を持つ。
さつまいも系の甘みが好きなら食べやすい。素揚げやチップスなら軽いおつまみ感覚で楽しめる。
ヨーロッパ原産のフユアオイの変種でアオイ科の葉野菜。葉を細かく叩くと海苔のような粘りが出ることが名前の由来で、クセがなくどんな料理にも使いやすい。
オクラや納豆のようなネバネバ系が好きなら試しやすい。クセがないので初めてでも食べやすい。
皮が真っ白なナスの総称。皮が硬く果肉が締まっているが、加熱するととろりとやわらかい食感に変化し、色移りしないため様々な料理に使える。
紫ナスより甘みが強くとろける食感が好きなら注文しやすい。料理の色を邪魔しないので洋風の一皿にも使われる。
イタリア・トスカーナ地方原産の不結球型キャベツ。ケールの仲間で濃緑色の縮れた肉厚な葉を持ち、加熱すると甘みと旨みが増す。
苦みのある葉野菜が好きなら煮込み料理で試すとよい。加熱調理されたものの方が食べやすい。
南米アンデス山脈原産のキク科の根菜。フラクトオリゴ糖を豊富に含み低カロリーで、生では梨やレンコンに似たシャキシャキ感と穏やかな甘みを持つ。
低カロリーでヘルシー志向の人向け。生食のシャキシャキ感を楽しみたいならサラダがおすすめ。
地中海沿岸原産のヒユ科フダンソウ属の葉菜で、赤・オレンジ・黄・白など色とりどりの茎が特徴。ほぼ一年中収穫できることから「不断草」とも呼ばれる。
ほうれん草感覚で食べやすい。彩りの良さを楽しみたい人におすすめ。
北海道で育成された紫色のじゃがいも品種。皮は黒紫、中身は鮮やかな赤紫色でアントシアニンを豊富に含み、加熱後も色が保たれる。
見た目のインパクトが強いが味は食べやすいじゃがいもそのもの。色を楽しむ一皿として注文しやすい。