RDish料理図鑑

牛肉の料理一覧

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牛に由来する食肉。部位によって食感・風味が異なり、ステーキ・煮込み・生食など多彩に用いられる。

カルパッチョ

料理 / イタリア

1950年にヴェネツィアのハリーズ・バーで、ジュゼッペ・チプリアーニが考案した生の薄切り牛肉料理。ヴェネツィア派の画家ヴィットーレ・カルパッチョの赤い色調にちなんで命名され、現在は魚介・野菜にも幅広く応用される。

食材の鮮度を活かした前菜。生食が好きで素材の味を楽しみたいときに。

カルパッチョ

タリアータ

料理 / イタリア

グリルまたはロースト後にスライスして盛り付けるイタリア料理の調理・提供スタイル。牛のタリアータが有名で、ルッコラとパルミジャーノを添えて提供される。

ステーキほど重くなく肉の旨みをしっかり楽しみたいときに選びたい一品。

タリアータ

ブレゼ

調理法 / フランス

フランス語「braiser」に由来する蒸し煮調理法。まず食材を高温でしっかり焼き固め(メイラード反応で旨みを閉じ込め)、次にワイン・ブイヨン・トマトなど少量の液体と蓋付き鍋でごく弱火のまま長時間加熱する。コラーゲンがゼラチン化してとろけるような柔らかさになり、煮汁はそのままリッチなソースになる。骨付き肉や固い部位を最大限に生かすフランスの伝統技法で、ブッフ・ブルギニョンやオー・ド・ブーフなど名料理に用いられる。

固い部位をとろとろに仕上げる技法なので、牛ほほ肉・スネ肉・骨付き鶏ももなど普段なら硬い肉が驚くほど柔らかくなる。冬の特別な一皿として、または肉料理でボリュームを求めるときに最適。

ブレゼ

デミグラス

ソース / フランス

エスパニョールソース(褐色の母ソース)と褐色のフォン・ド・ヴォーを合わせて長時間煮詰めたフランス料理の複合ソース。「半艶(demi-glace)」の名の通り、光沢ある濃厚な褐色ソースで肉料理に広く使われる。

ハンバーグやビーフシチューのソースとして親しみやすい。肉料理を選ぶ際にデミグラスソースとあればコクのある仕上がりを期待できる。

デミグラス

ジュ

ソース / フランス

肉を焼いたときに出る焼き汁(肉汁)をベースにしたフランスの軽いソース。「ジュ・ド・ヴィアンド(viande=肉)」が正式名で、英語では「au jus(オ・ジュ)」とも呼ばれる。デミグラスや濃厚なフォンとは異なり、素材の旨みをそのまま引き出したナチュラルなソースで、肉本来の味を邪魔しない。フレンチレストランでは高品質な肉料理に添えられることが多く、ソースの軽さがかえって素材の力を引き立てる。

ジュが使われている料理は素材の品質が直接伝わる設計。デミグラス系が苦手で素材感を楽しみたい場合に最適。ソースを多くかけず、少量でつけながら食べると旨みを最大限に感じられる。

ジュ

シュニッツェル

料理 / オーストリア

薄く叩いた肉にパン粉をつけてバターで揚げ焼きしたオーストリア・ドイツの定番料理。正式な「ウィーナー・シュニッツェル(Wiener Schnitzel)」はオーストリアの法律により仔牛肉のみ使用が義務付けられており、豚肉版は「シュニッツェル・ウィーナー・アルト(Wiener Art)」と区別される。

とにかく大きい。一枚で十分お腹いっぱいになる。レモンをたっぷり絞って食べるのがおすすめ。

シュニッツェル

ポトフ

料理 / フランス

牛肉とたくさんの野菜をじっくり煮込んだフランスの家庭料理。「火にかけた鍋」を意味するシンプルな一品で、スープと具材を別々に楽しむ。

寒い季節に最適。スープとメインが一度に楽しめる。マスタードと一緒に食べると風味が増す。

ポトフ

ブッフ・ブルギニョン

料理 / フランス(ブルゴーニュ)

牛肉を赤ワイン(ブルゴーニュワイン)でじっくり煮込んだフランス・ブルゴーニュ地方の料理。マッシュルーム、パールオニオン、ラルドンを加えた濃厚な煮込み。

肉料理の定番かつ格式ある一品。ワイン好きや煮込み料理が好きな人に最適。重めなので空腹時向き。

ブッフ・ブルギニョン

ブッフサレ

料理 / フランス(リヨン)

牛肉を塩漬けにしてから茹でる、フランスの素朴な塩蔵肉料理。豆やレンズ豆、根菜、マスタード、コルニションなどと合わせる。ポトフに近いが、肉自体に塩漬け由来の旨みがある。

リヨンのビストロ文化を体感できる郷土料理。シンプルな塩味の牛肉とマスタードの組み合わせが好きな人向け。

ブッフサレ

リ・ド・ヴォ

料理 / フランス

仔牛の胸腺を使うフランス料理の高級内臓食材。下処理してからソテー、ブレゼ、クリームソース、モリーユ茸などと合わせる。英語ではスイートブレッドと呼ばれる。

フランス料理の高級内臓料理。クセが少なく食べやすいため内臓料理入門にも。食感と風味を楽しめる通向けの一品。

リ・ド・ヴォ

フィレ肉

/ フランス

牛のヒレ部位から切り出した最も柔らかいステーキ肉。運動量が少ない部位のため脂肪が少なく繊細な食感で、フランス料理・ステーキの最高峰食材。

牛肉の最高峰。赤身のうま味を純粋に楽しみたい人向け。焼き加減はミディアムレアが最も風味を活かせる。

フィレ肉

タルタル

料理 / フランス

「タルタル」はモンゴル系遊牧民タタール人(鞑靼人)に由来する名前で、彼らが生肉を柔らかくして食べたという伝説にちなむとされる(実際の起源は諸説あり)。生の牛肉を細かく刻み、ケッパー・コーニション(酢漬きゅうり)・玉ねぎ・マスタード・タバスコ・卵黄などで和えたフランス前菜の定番。加熱せずに生のまま提供し、バゲットや薄切りトーストとともに食べる。タルタルソース(海産物用薬味ソース)と名前は共通だが別の料理で、鮮度の高い牛肉が前提。サーモンやマグロのタルタルも人気がある。

生食が好きで冒険したい人向け。肉の鮮度がダイレクトに出る料理。レストランの質を見極めるのに最適な一品。

タルタル

夫妻肺片

料理 / 中国(成都)

「夫婦の肺の薄切り」という名だが、実際に肺を使うわけではなく牛の頭肉・舌・心臓・腱などを使う成都発祥の冷菜。かつて夫婦が路上で牛の廃棄部位を売り歩いたことが名前の由来とされる。辣油・花椒・醤油で和えた刺激的な前菜。

内臓好きと四川料理マニアに最適。辛さと痺れが強烈。最初の一品として少量で試すのがおすすめ。

夫妻肺片

チャプチェ

料理 / 韓国

さつまいも春雨を牛肉・野菜と一緒に醤油・ごま油で炒めた韓国の定番料理。17世紀の朝鮮王朝宮廷料理が起源で、結婚式・誕生日・正月など祝い事の席に欠かせない一品として今も定着している。

甘辛い味で食べやすく初心者にも向く。辛くないので辛い料理が苦手な方にも安心。副菜・メインどちらでも活躍。

チャプチェ

ソルロンタン

料理 / 韓国

ソウルの郷土料理。名称は先農壇(ソンノンダン)での農耕祭祀に由来する説が有力で、1920年代には1杯10〜15銭の庶民食として普及した。牛骨・脛・腱などを10時間以上煮込んで白濁させ、塩・ネギ・コショウで各自が好みの濃さに調える。韓国最古の現役レストランもこの料理を提供する。

あっさりだが深みある旨みで幅広い人に向く。塩で自分好みに調整できる。消化に良く体に優しい一品。

ソルロンタン

ボイル

調理法 / 国際

100°C(海面)の沸騰した湯で食材を加熱する最も基本的な調理法。食材に直接水分が伝わるため均一に火が入りやすく、野菜・卵・肉・魚介・麺類など幅広い食材に使われる。高地では沸点が下がるため加熱時間を延ばす必要がある。関連技法として、シンメリング(やや弱火)・ポーチング(ほぼ泡立たない低温)・ブランチング(短時間の下ゆで)があり、目的に応じて使い分ける。揚げ物や焼き物と比べて油脂を使わないためヘルシーで、素材本来の味が出やすい。

素材の旨みをそのまま楽しめる調理法。脂が苦手な場合や胃に優しいものを食べたいときに最適。ソースや塩の味付けがシンプルなほど素材の品質を確かめられる。

ボイル

ドライエイジング

調理法 / 国際

牛肉などを温度(0〜4℃)・湿度・風量を厳密に管理した熟成庫で数週間から数ヶ月かけて乾燥熟成させる技法。酵素による自己消化でたんぱく質が分解され、旨みが凝縮するとともにナッツ・チーズに似た熟成香が生まれる。

肉の香りと旨みを楽しみたい人向け。独特の熟成香が苦手なら通常の肉を選ぶ。

ドライエイジング

デグラッセ

調理法 / フランス

肉・魚・野菜を焼いた鍋底に残ったメイラード反応の焦げ(フォン・ド・ポワル)に、ワイン・ブランデー・ブイヨン・酢などの液体を加えて一気に加熱し、旨みを溶かしてソースへ移すフランス料理の基本技法。英語では「deglaze(デグレイズ)」とも言う。フライパンで焼いた後の数十秒で行うこの工程が、市販のソースと全く異なる深いコクと香りを生む。ジュ・ド・ヴィアンド・デミグラス・バターソースのベースとなる。

メニューに「ソース・デグラッセ」「鍋底のジュ」などの表現があれば、素材の旨みが最大限に引き出されたソースを期待できる。料理の格を示す言葉として覚えておくと選びやすい。

デグラッセ

ヴェール

/ フランス

生後数ヶ月以内の仔牛の肉。筋肉が発達しておらず筋繊維が細かいため非常に柔らかく、ミオグロビンが少ないため淡いピンク〜白みがかった色が特徴。上品で繊細な旨みを持ち、イタリア料理のミラノ風カツレツ(コトレッタ)・オッソブーコ、フランス料理のブランケット・ド・ヴォーなどに使われる。飼育環境について倫理的議論がある食材。

重すぎない肉料理が欲しいときに最適。仔牛の飼育倫理が気になる場合は避けてよい。カツレツ(コトレッタ)系は揚げ物なので軽くはないが肉質はさっぱり。

ヴェール

ハンバーガー

料理 / アメリカ

牛の挽き肉を成形して焼いたパティを丸いパンに挟み、レタス、トマト、玉ねぎ、ピクルス、ケチャップなどを加えるアメリカ料理。19世紀末にドイツ系移民の食文化から発展し、20世紀に世界へ広まった。

満足感ある定番。肉の焼き加減やサイズで重さが変わる。

ハンバーガー

メヌード

料理 / メキシコ

牛の胃(トリッパ)をチリベースのスープでじっくり煮込むメキシコ料理。ホミニーを加えることもあり、週末や二日酔い明けの定番料理として全国で親しまれる。

内臓料理が好きなら試す価値あり。初めてならライムと玉ねぎを多めに入れると食べやすい。

メヌード

カルネ・アサダ

料理 / メキシコ

「焼いた肉(carne=肉・asada=焼いた)」を意味するメキシコの定番グリル肉料理。牛フランク・スカート・チャックなどをライム・オレンジの柑橘果汁・にんにく・クミン・チリ・コリアンダーでマリネし、炭火または鉄板で強火でしっかり焼き上げる。薄切りにしてタコスやブリトーの具に使うほか、ライスと黒豆を添えた「プレート」として単品でも食べる。北メキシコ・ソノラ州が特に有名で、アメリカ・カリフォルニア州のメキシコ系料理でも定番。アサードの文化はラテンアメリカ全域に広がる。

肉をしっかり食べたいときに。タコスで頼むと軽く、プレートで頼むと主食付きで満足度が高い。

カルネ・アサダ

芋煮

料理 / 日本(山形)

東北地方、特に山形を代表する郷土料理。里芋・牛肉・こんにゃく・ねぎを醤油ベースで煮込んだ鍋料理で、秋の野外鍋として親しまれる。

和食の鍋・煮物が好きなら迷わず注文。里芋好きに特におすすめ。シンプルな醤油味で万人向け。

芋煮

シャシリック

料理 / ウズベキスタン

コーカサスから旧ソ連圏、中央アジアで広く親しまれる串焼き肉。羊肉や豚肉、牛肉などを玉ねぎ、酢またはワインのマリネに一晩漬け込み、マンガルと呼ばれる炭火グリルで香ばしく焼く。屋外の集まりで欠かせない料理。

肉をしっかり食べたいときの鉄板。羊肉が苦手なら肉の種類を確認。

シャシリック

シャルスカ・プレスカヴィツァ

料理 / セルビア

挽き肉にチーズを入れて平たく焼くバルカンの大型肉料理。プレスカヴィツァのチーズ入り版で、香ばしい肉汁と溶けたチーズが特徴。

肉をがっつり食べたいとき向き。通常のハンバーグより大きいことが多く、シェアもあり。

シャルスカ・プレスカヴィツァ

ケバプチチ

料理 / セルビア

ひき肉を小さな棒状にまとめて炭火でグリルするバルカンの定番肉料理。牛・羊・豚の配合は地域や店で異なり、刻み玉ねぎと平たいパン(レピニャ)を添えて食べる。

バルカン料理の肉料理入門として最適。クセが少なく、ケバブやミートボール好きなら選びやすい。玉ねぎが多めなので苦手な場合は少量にできるか確認を。

ケバプチチ

パチェ

料理 / アルバニア

羊や牛の頭、足、内臓などを長時間煮込むアルバニアの濃厚なスープ料理。ゼラチン質のとろみと強い肉の旨みが特徴で、にんにくや酢、唐辛子を加えて臭みを和らげ、朝食や寒い季節の滋養食として食べられる。

内臓料理が好きな人向け。初心者は具材を確認してから頼むと安心。

パチェ

ビフテク・ロリ

料理 / アルバニア

薄く叩いた牛肉に玉ねぎやハーブなどの具材を乗せてしっかり巻き、焼くか煮込んで仕上げるアルバニアの肉ロール料理。ドイツのリンダーロールラーデやポーランドのザレイなど東欧各地に類似した料理が存在し、こってりとした旨みが特徴。

ステーキより変化が欲しいとき向き。中身に乳製品や豚肉が入ることがあるので確認。

キョフテ

料理 / トルコ

挽き肉(牛・羊・鶏など)に玉ねぎ・スパイス・ハーブを練り込み、丸めたり棒状に成形してグリル・焼き・揚げ・煮込みにする料理。ペルシャ語で「打ちたたいた肉」を意味し、トルコからバルカン半島、中東、南アジアまで広く分布する。

肉料理入門として選びやすい。辛さは店により違うが、基本は香辛料の香り中心。

キョフテ

ヒンカリ

料理 / ジョージア

肉汁を閉じ込めた大型水餃子。ジョージア料理の象徴的な存在で、上部のひだ(ヘリ)をつまんで持ち、底を一口かじってスープを吸い出してから食べるのが作法。

餃子・小籠包好きなら必食。まず底を一口かじって中のスープを吸うのが現地の食べ方。肉汁が非常に熱いので火傷注意。上のつまみ部分(ヘリ)は食べない習慣もある。

シーラプラヴィ

料理 / ジョージア

米を羊肉または牛肉、玉ねぎ、香辛料とともに煮るジョージアの米料理。ピラフよりも水分が多くしっとりした仕上がりで、肉の旨みとスパイスが米全体に染み込む。

米料理が欲しいとき向き。肉の種類と量を確認。

チャシュシュリ

料理 / ジョージア

ジョージアを代表する肉の煮込み料理。仔牛や牛肉を強火で焼き付けた後、トマト・玉ねぎ・にんにく・アジカ(唐辛子ペースト)とともに弱火でじっくり煮込み、仕上げにパセリ・ディル・コリアンダーなどの生ハーブをたっぷり加える。トマトの酸味と香草の爽やかさが肉の旨みを引き立てる。

濃い肉煮込みが欲しいとき向き。パンと合わせるとよい。

ラザニア

料理 / イタリア

平打ちパスタ(ラザーニェ)を重ね、ミートソース(ボロネーゼ)・ベシャメルソース・チーズを交互に積み上げてオーブンで焼いたイタリア・ボローニャ発祥の料理。「lasagne」(複数形)はパスタ自体を指し、料理全体は「lasagna」とも呼ばれる。

しっかり食べたいとき向き。ボローニャスタイルはベシャメル入りが本式。熱々で提供されることが多い。

ラザニア

アサード

料理 / アルゼンチン

アルゼンチンをはじめ南米各国に根付いた炭火・薪火焼き肉文化。牛のリブ、チョリソー、モルシージャ、内臓肉などを塩中心の味付けで焼き、家族や仲間と分け合う社交的な食事でもある。チミチュリソースを添えるのが定番。

肉をたっぷり食べたいとき向き。複数人でシェアしやすい。部位の好みがあれば店員に確認を。チミチュリは好みで量を調整できることが多い。

アサード

トリッパ

/ イタリア

牛の胃、特にハチノスを使うイタリアの煮込み料理。ローマ風(トリッパ・アッラ・ロマーナ)ではトマト、香味野菜、ペコリーノチーズと長時間煮込む。弾力のある食感と濃い旨味が特徴。

内臓料理が好きなら試しやすい。食感が独特なので初回はシェア向き。

トリッパ

サムサ

料理 / ウズベキスタン

羊肉(または牛・鶏・かぼちゃ・じゃがいも)と玉ねぎを刻んで包んだ生地をタンドール窯またはオーブンで焼く中央アジアの焼き菓子。サモサと名前が似るが揚げではなく焼きが基本で、カザフスタン・ウズベキスタン・タジキスタンを中心に広く食べられるストリートフード。

軽食や前菜に向く。羊肉が苦手なら具材を確認。

サムサ

チリコンカン

料理 / アメリカ

唐辛子(チリ)の利いたビーフとトマトをクミンなどのスパイスで煮込む料理。テキサスの公式郷土料理で、テキサス正統派は豆を入れないが広く普及した版は豆入りが一般的。米、コーンブレッド、チップスと合わせる。

辛めの豆と肉の煮込みが欲しい時向き。辛さは店で差が大きい。

チリコンカン

バーベキュー

料理 / アメリカ

直火で素早く焼くグリルと、低温(116〜138℃)の間接熱と木の煙で数時間かけてじっくり火を入れるスモーキングの二系統がある料理法。テキサス、カロライナ、カンザスシティなど地域ごとにソースや部位の流儀が異なる。

肉をしっかり食べたい時向き。アメリカ式は低温調理の塊肉、一般的には屋外グリル料理も指す。

バーベキュー

ステーキ

料理 / アメリカ

牛肉の上質な部位を筋繊維に対して垂直に厚切りし、グリルや鉄板で焼き上げる料理。サーロイン・フィレ・リブロースなど部位により脂のりと食感が異なり、レアからウェルダンまで焼き加減で味わいが変わる。

肉をしっかり食べたい時向き。柔らかさ重視ならフィレ、脂の旨み重視ならリブアイやサーロイン。焼き加減はレア・ミディアムレア・ミディアム・ウェルダンから選べる店が多く、初めてなら「ミディアムレア」が旨みと食感のバランスがよい。

ステーキ

どて焼き

料理 / 日本

牛すじ肉やモツ、こんにゃくを白味噌・みりん・酒で長時間煮込んだ大阪の串料理。鍋の縁に土手状に味噌を盛って少しずつ溶かしながら煮込む調理スタイルが名前の由来。

居酒屋や串焼き屋の定番。こってりした味噌味が好きなら迷わず注文。白ご飯や熱燗との相性も抜群。

かすうどん

料理 / 日本

牛の小腸を高温の油で揚げて乾燥させた「油かす」を乗せたうどん。かすはだし汁を吸ってジューシーになる大阪南部発祥の麺料理。

「かす」の風味が独特で好みが分かれる。内臓系の香りが苦手でなければ、大阪ならではの味として試す価値あり。

肉吸い

料理 / 日本

「肉うどんのうどん抜き」を発祥とする大阪の汁物。難波「千とせ」で1980年代に誕生し、吉本芸人に愛されて有名になった。昆布・かつおの合わせだしに薄切り牛肉を入れた澄んだスープで、卵かけご飯との組み合わせが定番。

うどんを食べたくないが肉と出汁を楽しみたいときに最適。二日酔いや食欲がないときにも好まれる大阪の定番。小腹が空いたときに卵かけご飯と合わせる食べ方も有名。

ねぎ焼き

料理 / 日本

お好み焼きの生地にたっぷりの青ねぎと牛すじを混ぜ込んで薄く焼いた大阪発祥の鉄板料理。お好み焼きより薄くクレープ状に仕上げる。

お好み焼きが好きならほぼ確実に気に入る。ねぎの風味が強いのでねぎ嫌いは注意。

ねぎ焼き

ホルモン焼き

料理 / 日本

牛・豚の内臓(ホルモン)を炭火やガス火で焼く料理。「ホルモン」の名は大阪弁で「放るもん(捨てるもの)」を語源とする説と、ドイツ語のHormon(ホルモン)由来説がある。大阪発祥とされ、シマチョウ・マルチョウ・ハツなど部位ごとに異なる食感と風味が楽しめる。

内臓系の風味が苦手でなければ焼肉の中でもコスパ最高クラス。シマチョウ(大腸)は脂が多くジューシー、ハツ(心臓)はクセが少なく初心者向け。

ハリハリ鍋

料理 / 日本

水菜と鯨肉(現在は牛肉・豚肉も使用)を昆布だしで煮る大阪の伝統的な鍋料理。「ハリハリ」は水菜をかじったときのシャキシャキした音から命名。もともとは鯨肉と水菜の組み合わせが定番で、鯨食文化が盛んだった大阪で発展した。

水菜が嫌いでなければ冬に食べたい鍋の一択。あっさりしているのでたくさん食べられる。鯨肉バージョンがあれば日本の食文化を体験できる貴重な機会。

ブルギニョン

ソース / フランス

フランスのブルゴーニュ(Bourgogne)地方の料理様式を指す言葉で「ブルゴーニュ風」を意味する。代表格は牛肉を赤ワイン・マッシュルーム・ラルドン(ベーコン角切り)・パールオニオンで数時間煮込んだ「ブッフ・ブルギニョン」。世界最高峰のワイン産地であるブルゴーニュでは料理にもワインを惜しみなく使うのが特徴で、赤ワインが肉の旨みと深く絡み合って複雑なコクを生む。牛以外にも鶏(コック・オー・ヴァン)・子羊・兎にも応用され、こってりした赤ワイン煮込みスタイルの代名詞。

赤ワイン煮込みや濃い肉ソースが好きなら選びやすい。軽い料理を求める日は重く感じる。

ビーフシチュー

料理 / 日本

牛肉をまず表面を焼き付けてから、赤ワインや牛骨スープ、デミグラス系のソースで長時間低温煮込みにする西洋料理。にんじん・玉ねぎ・じゃがいもなどを一緒に煮て、深いコクとほろほろの食感に仕上げる。

濃厚な牛肉煮込みを食べたい時に選びやすい。軽い食事には重い。

ビーフシチュー

ビーフストロガノフ

料理 / ロシア

細切り牛肉をバターで炒め、マスタードと酸味のあるサワークリーム(スメタナ)のソースで仕上げるロシア料理。きのこや玉ねぎを加えた現代版が世界中に広まり、ライス・卵麺・マッシュポテトと合わせて出す。

クリーム系の牛肉料理が好きなら選びやすい。酸味が苦手なら確認するとよい。

ビーフストロガノフ

フォン・ド・ヴォ

ソース / フランス

仔牛の骨や肉と香味野菜をじっくり煮出して作るフランス料理の基本出汁。澄んだ旨みとゼラチン質を含み、ソースや煮込みのベースとして古典的なフランス料理を支える土台となる基礎フォン。

メニューではソース説明に出る用語。フォン・ド・ヴォ使用ならクラシックな肉ソースの合図。

フォン・ド・ヴォ・コルセ

ソース / フランス

フォン・ド・ヴォをさらに長時間煮詰めて旨みと濃度を高めた濃縮仔牛フォン。半量以下まで減らすことで風味が凝縮し、少量でソースに深いコクとゼラチン質のとろみを加えられる。

クラシックな肉ソースで出る用語。濃いソースが好きなら良いサイン。

ルポゼ

調理法 / フランス

フランス語で「休ませる」を意味するreposerに由来する調理工程。焼き上げた肉を一定時間休ませることで、高温調理中に中心に向かって収縮していた肉汁が繊維全体に再分散し、カットしたときにジューシーな仕上がりになる。英語ではレスト(resting)と呼ばれ、ローストビーフやステーキ、鶏のロティサリーなどでは必須の工程。目安は焼き時間の10〜20%ほど。生地に使う場合は、こねた後に休ませることでグルテンが緩んで成形しやすくなる。フランス料理だけでなく現代の焼き肉全般に応用される技術。

料理名より工程用語。ローストビーフやステーキのメニューで「レスト済み」と記載がある場合は丁寧な仕上げのサイン。切った瞬間に肉汁がこぼれ出ず、断面がしっとりしているのが理想。

グーラッシュ

料理 / ハンガリー

牛肉と玉ねぎをパプリカで煮込むハンガリーの国民的料理。「グヤーシュ」とも呼ばれ、元はハンガリーの牧童(gulyás)が食べたスープ料理。スープ状の「グヤーシュ・レヴェシュ」から煮込みの「プルカーシュ」まで濃さのバリエーションがある。

パプリカ香る肉煮込みが好きなら合う。辛さは店や地域で違うため確認すると安全。

グーラッシュ

ハヤシライス

料理 / 日本

薄切り牛肉と玉ねぎをデミグラスやトマトベースのソースで煮込み、ご飯にかける明治期から続く日本の洋食料理。ビーフシチューより肉が薄くソースに甘みと酸味のバランスがある食べやすい一皿。

辛くない洋食ご飯が欲しい時に良い。濃厚だがカレーより穏やか。

ハヤシライス

ミンチ

/ 国際

牛、豚、鶏、羊など各種の肉を細かく挽いた食材の総称。ハンバーグ、ミートボール、ミートソース、餃子、詰め物など幅広い料理に使われ、塊肉より味が均一に染みやすい加工食材。

ハンバーグやミートソース系が好きなら安心。脂が多い場合は重く感じる。

ミンチ

アルボンディガス

料理 / スペイン

スペインの定番タパスで、豚・牛の合い挽きミートボールをトマトソースや出汁で煮込んだ料理。柔らかく煮込んだミートボールにソースが絡んだ親しみやすい一品。

子供から大人まで親しみやすいタパス。初めてスペイン料理を食べる人にも向いている。

アルボンディガス

チュレトン

料理 / スペイン

スペイン・バスク地方を代表する巨大な骨付き牛リブステーキ。年老いた乳牛や去勢牛の肉を炭火でシンプルに焼く豪快な一品で、600g〜1kg以上の大きさが定番。

肉好きなら生涯に一度は食べたい一品。2〜3人でシェアするのが一般的。

チュレトン

ポルペッタ

料理 / イタリア

合い挽き肉にパルメザンチーズ、パン粉、卵、ハーブを混ぜて丸めたイタリアのミートボール。トマトソースで煮込む「ポルペッテ・アル・スゴ」が最も代表的な調理法で前菜やセコンドとして供する。

イタリアンのミートボールはアメリカ版とは別物。柔らかく軽いので試しやすい。

ポルペッタ

クレプラッハ

料理 / ポーランド

アシュケナージ系ユダヤ料理の茹で餃子。牛ひき肉・鶏肉を包んでチキンスープに入れるか揚げて食べる。ヨム・キプル(贖罪の日)などの節目に食べる伝統がある。

ユダヤ料理レストランでの特別な体験として。スープ仕立てで出る場合は一品料理というよりスープの一部として楽しむ。

クレプラッハ

ショットブッラル

料理 / スウェーデン

牛肉や豚肉の小さなミートボールを焼き、クリームソースやリンゴンベリージャム、マッシュポテトと食べるスウェーデンの定番料理。

北欧料理の入口として選びやすい。甘いジャムが添えられても肉と一緒に少量合わせると味が締まる。

ショットブッラル

ヒュッツポット

料理 / オランダ

じゃがいも・にんじん・玉ねぎを柔らかく煮てつぶし、バターと牛乳でなめらかに仕上げるオランダの伝統的なスタンポット(マッシュ野菜料理)。1574年のスペイン軍によるライデン包囲戦の後、撤退した兵士が残した鍋の残り物が起源という伝説がある。煮込み牛肉(クラッポン)や燻製ソーセージ(ロークウォルスト)を添えて主菜として食べるのが定番スタイル。にんじんのオレンジ色と玉ねぎの甘みが合わさったやさしい風味で、秋冬のオランダ家庭料理の象徴として今も広く親しまれている。

スタンポットの中でも甘みがあり食べやすい。肉付きの冬料理として選ぶとよい。

ヒュッツポット

クロケット

料理 / オランダ

オランダのコロッケで、牛肉をゆっくり煮込んだラグーやベシャメルベースのフィリングを冷やして成型し、小麦粉・卵・パン粉の衣をつけて揚げる軽食。オランダのスナックバー(snackbar)やカフェで定番のファストフードで、壁に埋め込まれた自動販売機型スナックコーナー(フリクアンデル・スナック)でも売られる。マスタードをつけてブレッドロールに挟んだ「クロケットブロードジェ」としてランチに食べる形が定番。フランスのクロケット技術がオランダに伝わり独自発展した。

オランダの軽食を試すなら定番。中身が非常に熱いので一口目は注意。

ビターバレン

料理 / オランダ

肉のラグーを丸めてパン粉で包み揚げるオランダ定番のスナック。クロケットの球形バリエーションで外はカリッと中はとろりとした食感。アムステルダムのカフェでビールと共に出るつまみの代名詞。

バーやカフェでつまみとして頼むとよい。数人でシェアしやすい。

ビターバレン

てっちゃん

料理 / 日本

牛の大腸(シマチョウ)を炭火や鉄板で焼いた料理。大阪を中心に「てっちゃん」の名で親しまれ、ホルモン焼きの中でも特に人気の高い部位。

ホルモンの中でも脂が多くジューシーな部位。内臓系が好きなら外せない一品。脂が多いので少量でも満足感あり。こってり系が苦手な人には重いかもしれない。

コプチャン

料理 / 韓国

牛や豚の小腸を使った韓国のホルモン焼き。コリコリとした食感と内側に詰まった脂の濃厚な旨みが特徴で、韓国の居酒屋文化を代表する一品。

ホルモン系が好きなら試す価値大。においが気になる人はまず塩・ゴマ油シンプル版から。ヤンニョム(タレ)版は甘辛で食べやすく初心者向け。

コプチャン

カルビ

/ 韓国

牛のあばら骨(肋骨)周辺のバラ肉で、焼肉で最もポピュラーな部位のひとつ。豊富な霜降りと脂の甘みが特徴で、焼くと脂が溶け出してジューシーで濃厚な旨みが広がる。韓国語の「갈비(カルビ)」は「肋骨」を意味し、韓国焼肉では骨付きカルビ(ソカルビ)が伝統的なスタイル。日本では骨なしの薄切り肉として提供されることが多く、タレ焼きとの相性が抜群。「上カルビ」は特に脂のバランスが良い部位を指す。

焼肉の定番。脂っこいものが好きなら迷わず選べる。上カルビはサシが多く高価だが一度は試す価値あり。ヘルシー志向ならハラミかロースのほうが向いている。

カルビ

ロース

/ 日本

牛の背中側・脊柱に沿って肩から腰にかけて広がる部位の総称。「肩ロース」「リブロース」「サーロイン」などがロース系に含まれ、部位ごとに霜降りの量や食感が異なる。赤身の旨みと上品な脂のバランスが良く、焼肉・ステーキ・すき焼き・しゃぶしゃぶと幅広く活用される定番部位。「サーロイン」は英国王がその美味しさに感動し「サー(爵位)」の称号を与えたという逸話(諸説あり)が有名。ロースト料理でもジューシーに仕上がりやすい。

脂の多いカルビとヘルシーなハラミの中間を求めるなら最適。焼肉初心者にも食べやすく万能。肩ロースは価格が手ごろで、リブロースやサーロインになるほど脂が増して高価。

ロース

ハラミ

/ 日本

牛の横隔膜のうち、肋骨側に付着する筋肉。内臓(ホルモン)に分類されるが、見た目は赤身肉に近く、臭みが少なくて食べやすいため焼肉で非常に人気の高い部位。1頭から約2〜3kgしか取れない希少部位で、英語では「スカートステーキ(Skirt steak)」と呼ばれる。赤身の旨みと適度な脂のバランスがよく、タレ・塩どちらにも合う。腰椎側の「サガリ」と対になる部位で、ハラミの方が面積が広く流通量が多い。

ヘルシーに焼肉を楽しみたいときの鉄板選択肢。赤身の風味と適度な脂のバランスが良く、カルビが重いと感じる人に向いている。見た目は赤身肉に近いがホルモン扱いである点に注意。

ハラミ

サガリ

/ 日本

牛の横隔膜のうち、腰椎側に位置する筋肉。横隔膜の肋骨側にあたる「ハラミ」と対になる部位で、1頭から1本しか取れない希少部位。赤身に近い見た目で内臓(ホルモン)扱いだが、臭みが少なく赤身肉に近いさっぱりとした旨みが特徴。ハラミより細長く均一な形状で、焼いたときの火通りが均一になりやすい。霜降りは少ないが肉本来の旨みが濃く、上質な塩焼きで食べると真価を発揮する。

ハラミと食べ比べてみたい部位。希少なため置いていない店もある。ハラミより若干あっさりした印象で、赤身の旨味をシンプルに楽しむなら塩がおすすめ。

ミスジ

/ 日本

牛の肩甲骨(ブレード)の裏側に位置する部位。肩肉の中で最も霜降りが多く、1頭から約3kgしか取れない希少部位。「三筋(みすじ)」の名は3本の筋が走ることに由来する。英語では「フラットアイアン(Flat iron)」と呼ばれ、海外では手頃なステーキ部位として人気。きめ細かい肉質と豊かな霜降りが特徴で、焼肉では薄切りで提供されることが多い。霜降りが多いわりに肉の旨みも濃く、上質な赤身の味わいも楽しめる部位。

カルビより洗練された霜降り体験を求めるなら最高の選択肢。希少で価格が高いが牛肉好きなら必食。塩でもポン酢でもタレでも合う。

ミスジ

ザブトン

/ 日本

肩ロースの中で最もサシが入りやすい部位。座布団のような形状が名の由来で、牛肉全体の中でもトップクラスの霜降りを誇る。

焼肉の最高峰の一つ。霜降り牛肉の醍醐味を最大限に味わいたいなら必注文。価格は高いが少量でも満足感が高い。脂が多いため食べ過ぎ注意。

ヒレ

/ 日本

牛の背骨内側に沿って伸びる筋肉で、運動をほとんどしない部位のため牛肉の中で最もやわらかい。フィレ・テンダーロインとも呼ばれ、1頭から取れる量が少ない高級部位。脂肪分が少なくあっさりしているため、ステーキやカツレツ、フィレミニョンなどで真価を発揮する。ヒレ肉の中でも中央部を「シャトーブリアン」と呼び最高級とされる。焼肉では火を通しすぎないレアに近い仕上げが旨みを最大限に引き出す。

脂が苦手で柔らかい肉を求めるなら最高の選択肢。価格は高いが贅沢したいときに。焼きすぎると固くなるのでレア〜ミディアムレアで食べること。中心部のシャトーブリアンが最高峰。

ヒレ

シャトーブリアン

/ フランス

牛ヒレ肉の中心部にある最高級部位。1頭からわずか600gしか取れず、牛肉の中で最も柔らかく贅沢な部位。

特別な日に一度は食べる価値がある最高峰の牛肉。価格が非常に高いため記念日・贅沢な外食向け。焼き加減はレア〜ミディアムレアが必須。ヒレが好きな人にとっての究極形。

シャトーブリアン

イチボ

/ 日本

牛の臀部(ランプ)外側を覆う部位で、ランプキャップとも呼ばれる。お尻の付け根が「H」の字に見えることから英語で「H-bone(エイチボーン)」とも呼ばれ、「イチボ」はその日本語訛り。1頭から少量しか取れない希少部位で、霜降りが入り込んだ赤身の旨みが濃く脂っぽさを感じにくい。焼肉では薄切りよりやや厚めで焼くと旨みと歯ごたえが活き、塩でシンプルに食べると素材の良さがよくわかる。

霜降りと赤身どちらも楽しみたいときの理想的な選択肢。ランプより若干サシが多いためやや濃厚。焼きすぎると硬くなるのでミディアムレアが最適。

ランプ

/ 日本

牛の腰からお尻にかけての赤身部位。脂が少なくヘルシーながら旨味が強く、ステーキや焼肉・ローストビーフに活躍する万能部位。

赤身の旨味を純粋に楽しみたい人向け。ヘルシーに本格的な牛肉を楽しめる。ローストビーフにも最適。焼きすぎ厳禁のため焼肉では注意が必要。シンプルな塩・胡椒が最も旨味を引き立てる。

ランプ

ミノ

/ 日本

牛の第一胃にあたるホルモン。4つの胃袋の中で最大で、コリコリとした独特の食感が特徴。ホルモンの中では臭みが少なく食べやすい。

ホルモン入門に最適な部位。臭みが少なく食感が楽しい。初めてホルモンを試すなら塩から始めると食べやすい。切り込みが開いたタイミングが食べごろで、焼きすぎると固くなる。

コリコリ

/ 日本

牛の心臓(ハツ)に隣接する大動脈(大血管)の部位で、「ハツモト」とも呼ばれる希少ホルモン。軟骨のような独特のコリコリとした食感が名前の由来で、1頭から取れる量が非常に少ない。脂肪分は少なくあっさりしているが、噛むほどに旨みが出る。タレ・塩どちらにもよく合い、ホルモン好きに特に人気が高い。焼きすぎると硬くなるため短時間でさっと焼くのがポイント。

食感を楽しむホルモン好きに向いている。脂が少なくヘルシーで、あっさり系ホルモンの中でも際立った食感が特徴。希少なため見かけたら注文する価値あり。レモン塩が最もおすすめ。

タン

/ 日本

牛の舌。焼肉の定番部位で、コリッとした弾力ある食感と脂の少ないあっさりした風味が特徴。仙台では名物料理として有名。

焼肉のホルモン入門として最適。クセが少なく食べやすく、ホルモンが苦手な人でも楽しめる。まずタン塩レモンから食べ始めると焼肉の幕開けとして最高。仙台厚切りタンは別格の満足感。

タン

コムタン

料理 / 韓国

牛骨・牛すじ・すね肉・テール・内臓などを弱火で長時間煮出す韓国の牛スープ。白濁または淡い乳白色の滋味深い broth に肉やご飯を合わせ、塩・こしょう・ねぎで味を整えて食べる。

辛くない韓国料理を食べたい時、朝食や締めの一杯に向く。ソルロンタンより肉の旨みを前に感じたい人、牛スープ系を試したい人におすすめ。

コムタン

カルビタン

料理 / 韓国

牛の骨付きカルビ(갈비)を大根・ねぎ・にんにくとともに長時間煮込み、白く澄んだスープを引き出した韓国の伝統的な牛骨スープ料理。骨髄とゼラチン質が溶け出した滋養強壮スープとして「体に優しい料理」の代名詞的存在。韓国ではコムタン(곰탕)やソルロンタン(설렁탕)と並ぶ清澄スープの一つで、結婚式・還暦・法事など冠婚葬祭の席にも登場する格式ある料理。カルビ肉はスープに戻して提供され、塩・こしょうで味を調えてご飯と一緒に食べる。

辛くない韓国料理、牛肉の澄んだスープ、骨付き肉をしっかり食べたい時に向く。焼肉より軽く、ソルロンタンより肉の存在感が欲しい人向け。

カルビタン

ペパロニ

料理 / アメリカ

アメリカで最も人気の高いピザトッピングのひとつ。ペパロニは豚肉と牛肉を使ったスパイス入りサラミで、イタリアのサラミとは別物のアメリカ独自のソーセージ。焼くと脂が溶け出してオレンジ色の油がはじけ、端がカリッとカップ状に反り上がる「カップ&チャー」スタイルが特徴的な見た目になる。スモーキーさとピリッとした辛みが溶けたモッツァレラとよく合い、ニューヨークスタイルの薄いピザからシカゴの厚いディープディッシュまで幅広く使われる定番トッピング。

肉感と塩気が欲しい時の定番。辛味は強烈ではないが、脂と塩分は高め。

ペパロニ

ゲーン・マッサマン

料理 / タイ

ココナッツミルク、鶏肉や牛肉、じゃがいも、玉ねぎ、ピーナッツを、シナモンやカルダモンなどの温かい香辛料で煮込む、イスラム系の影響を受けたタイカレー。

辛いタイカレーが苦手でも食べやすい。濃厚で甘めなので、ご飯やローティーと一緒に。

ゲーン・マッサマン

ナムトック

料理 / タイ

焼いた豚肉または牛肉を薄切りにし、ライム、ナンプラー、唐辛子、炒り米粉、ハーブで和えるイーサーン系の肉サラダ。

辛さが強いことが多い。もち米やソムタムと合わせると食べやすい。

ナムトック

ヤム・ヌア

料理 / タイ

牛肉をライム、ナンプラー、唐辛子、玉ねぎ、ハーブで和える、酸味と辛みの強いタイの牛肉サラダ。

軽い肉料理がほしい時に合う。辛さは高めなので調整指定が無難。

ヌア・ナムマンホイ

料理 / タイ

牛肉と野菜をオイスターソースで炒める、タイ中華系の甘じょっぱい炒め物。

辛い料理が苦手な人に向く。ご飯ものと合わせるか、取り分け主菜にする。

ブンボーフエ

料理 / ベトナム(フエ)

ベトナム中部の古都フエ発祥の辛口牛肉スープ麺。レモングラスと発酵エビペーストで風味づけしたスパイシーなブロスに、丸くて太い米粉麺を合わせる。

フォーより辛くてスパイシー。辛さが得意で牛骨スープ好きなら試す価値あり。発酵エビペーストの独特な風味が強めなので、初めての人は辛さ確認を。

ブンボーフエ

麻辣爆肚面

料理 / 中国

北京の名物「爆肚」(瞬間湯通しのモツ)と四川の「麻辣」スープを合わせた辛口モツ麺。シャキシャキとした食感のモツに花椒の痺れと唐辛子の辛みが特徴。

麻辣・モツ双方が得意な人向け。辛さと痺れは本格的で強烈。モツが苦手な人には不向き。

すき焼き

料理 / 日本

すき焼きは、薄切り牛肉、ねぎ、焼き豆腐、しらたき、春菊などを、醤油・砂糖・みりんの甘辛い割下で煮る日本の鍋料理。食べる時に溶き卵につけることが多い。

甘辛い牛肉鍋を食べたい時向き。生卵が苦手なら卵なしで食べる。締めにうどんを入れる店もある。

すき焼き

水煮肥牛

料理 / 中国

薄切り牛肉(肥牛)を豆板醤・花椒ベースの麻辣スープで煮る四川料理。自貢の塩幇菜「水煮牛肉」を起源とし、水煮肉片・水煮魚など「水煮」シリーズの元祖にあたる。仕上げに熱した油をかけ香りと辛みを一気に引き立てる。

水煮シリーズの元祖。麻辣の刺激と牛肉の旨みを両方楽しみたいなら定番として外せない一品。

ファールコルブ

料理 / スウェーデン

スウェーデン・ファールン発祥の太いソーセージ。燻製した豚肉と牛肉または仔牛肉に、じゃがいも澱粉、玉ねぎ、塩、穏やかな香辛料を混ぜた加熱済みソーセージで、家庭料理に広く使われる。

スウェーデンの家庭料理感を知るなら選びやすい。屋台ソーセージではなく、定食や家庭料理の主菜として出ることが多い。

ファールコルブ

カロプス

料理 / スウェーデン

牛肉を玉ねぎ、にんじん、オールスパイス、ローリエなどとじっくり煮るスウェーデンの伝統的なシチュー。じゃがいもとビーツのピクルスを添える家庭料理。

北欧の牛肉煮込みを試したい時に選びやすい。寒い日の主菜向き。

カロプス

コールドルマル

料理 / スウェーデン

ひき肉と米などをキャベツで包んで焼き煮するスウェーデン風ロールキャベツ。トルコのドルマ由来とされ、リンゴンベリーやソース、じゃがいもと食べる。

ロールキャベツ好きなら入りやすい。北欧家庭料理のやさしい味。

コールドルマル

ショットソッパ・メド・クリンプ

料理 / スウェーデン

牛肉や根菜を煮たスウェーデンの肉スープに、小麦粉や牛乳で作るクリンプと呼ばれる団子を加える家庭料理。寒い季節の素朴な一皿。

軽めの主菜スープ向き。北欧の家庭的な汁物を試したい時に。

ショットソッパ・メド・クリンプ

フェジョアーダ

料理 / ブラジル

黒豆または各種豆を豚肉・牛肉・ソーセージと煮込む、ポルトガル語圏の代表的な豆煮込み。ブラジルでは米、ファロファ、青菜、オレンジを添える主菜として知られる。

量が多く重め。初めてならランチやシェア向き。内臓系が苦手なら具材を確認。

フェジョアーダ

ピッカーニャ

料理 / ブラジル

牛のランプキャップまたはトップサーロインキャップにあたる脂身付きの部位。ブラジルでは粗塩だけで串焼きにするシュラスコの定番として人気が高い。

脂が苦手なら端を避ける。シュラスコでは少量ずつもらい、好みの焼き加減を選ぶ。

ピッカーニャ

マフェ・ド・ヴォー

料理 / セネガル

マフェは西アフリカのピーナッツソース煮込み。マフェ・ド・ヴォーは子牛肉を使い、トマト、玉ねぎ、にんにく、野菜、ピーナッツペーストで濃厚に煮て、米やフーフーと食べる。

ナッツ感が強い料理。重めなので米と食べる主菜向き。牛肉表記の店も多い。

チェブヤップ

料理 / セネガル

セネガルの米と肉の一鍋料理。牛肉や羊肉を香味野菜、唐辛子、にんにく、玉ねぎなどで煮込み、その旨味で米を炊く。魚版のチェブジェンに対する肉版として知られる。

魚が苦手ならチェブジェンよりこちら。肉の種類と辛さを確認。大皿シェア向き。

チェブヤップ

スヤ

料理 / ナイジェリア

薄切り肉を串に刺し、唐辛子、しょうが、乾燥玉ねぎ、砕いたピーナッツケーキなどのヤジで味付けして焼くナイジェリア北部ハウサ系の屋台料理。牛肉が定番で、羊肉や鶏肉もある。

辛さ強め。辛味粉を別添えにできるか確認。ビールや軽食向き。ナッツアレルギー注意。

スヤ

ボボティー

料理 / 南アフリカ

スパイスを効かせたひき肉にパン、玉ねぎ、ドライフルーツなどを混ぜ、卵と牛乳の生地を上に流して焼く南アフリカ料理。ケープマレー系の甘辛い香りが特徴。

甘辛い味が苦手なら注意。辛さは強くない。ご飯付きなら主菜として十分。

ボボティー

ポイエキエ

料理 / 南アフリカ

三脚付き鋳鉄鍋ポイキーで、肉、野菜、じゃがいも、米などを屋外でゆっくり煮込む南アフリカの鍋料理。混ぜずに層状に煮ることが多く、ブラーイと同じく社交的な料理でもある。

調理時間が長い料理。イベントや専門店では予約制の場合あり。肉の種類を確認。

ポイエキエ

炒沙茶牛肉

料理 / 中国

沙茶醤で牛肉を炒める中国南部の料理。福建・潮汕・台湾で親しまれる沙茶の海鮮香と牛肉の旨味を合わせる。

白飯向き。辛さより香味が主役。

炒沙茶牛肉

葱焼蹄筋

料理 / 中国

牛または豚の蹄筋を葱の香りで焼き煮にする中華料理。ゼラチン質の食感と濃い醤油系の旨味が特徴。

食感重視の皿。脂身ではなくゼラチン質が好きなら合う。

牛肉麺

料理 / 中国

牛肉、牛骨や牛肉のスープ、麺、野菜を合わせる麺料理。蘭州系の清湯、台湾の紅焼系など多様な型がある。

清湯か紅焼かで味が大きく違う。辛さも確認。

牛肉麺

九門頭

料理 / 中国

福建連城周辺の客家料理。牛の複数部位を一皿に集める名物で、部位ごとの食感を楽しむ。

内臓が苦手なら部位確認。

永定牛肉丸

料理 / 中国

永定周辺の客家牛肉丸。叩いた牛肉を丸めて弾力を出し、スープや麺の具にする。

麺追加も合う。弾力系の肉団子が好きなら定番。

ウインナー

/ オーストリア(ウィーン)

細い加熱済みソーセージ。伝統的には豚肉と牛肉を羊腸に詰め、低温で燻製する。日本では弁当や朝食の小型ソーセージ名として広く使われる。

単品なら軽食・付け合わせ。主食にするならパン、卵、ポテト料理と合わせる。

ウインナー