RDish料理図鑑

蒸し料理の料理一覧

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蒸気を使って食材を加熱する調理法。食材の水分と栄養を保ちふっくりと仕上がる。

アーティチョーク

野菜 / 地中海

大きな蕾のような見た目のキク科多年草の野菜で、ガクの基部と中心部の芯(ハート・フォンド)を食べる。原産は地中海沿岸で古代ローマ・ギリシャ時代から食べられてきた。独特のナッツのような甘みがあり、前菜や炒め物に使われる。

食べ方を知っていれば独特の旨みが楽しめる。初めての場合は食べ方を確認しておくと安心。

アーティチョーク

包子

料理 / 中国

発酵した小麦粉生地に肉・野菜などの具材を包んで蒸したり焼いたりした中国の点心。小籠包も包子の一種で、日本の肉まんのルーツ。

気軽に楽しめる中国の点心。肉・野菜など種類豊富。日本の肉まんより皮が薄く具が多め。

包子

スチーム

調理法 / 国際

紀元前5000年頃の中国黄河流域に起源を持つ最古の調理法のひとつ。水蒸気の熱で食材を加熱するため、ゆでるより栄養素(葉酸やビタミンC)の損失が少なく、油脂も不要。竹製蒸籠は8世紀頃に普及し、西洋では1970年代のヌーベル・キュイジーヌ運動まであまり広まらなかった。

重い料理を避けたいとき、野菜や魚をやさしく食べたいときに選ぶ。

スチーム

ラッピング

調理法 / 国際

食材をバナナの葉・アルミ箔・米粉の皮・パン生地などで包んで加熱する調理技法。バナナの葉は蒸気を閉じ込めつつ独特の甘い香りを食材に移し、東南アジア(ペペス・ロントン)・南アジア・中南米(タマル・コチニータ・ピビル)で広く使われる。素材の旨みと水分を逃さず、仕上がりがしっとりする。

包み料理が好きなら楽しい。中身が見えにくいので苦手食材は確認。

ラッピング

タマル

料理 / メキシコ

数千年前のアステカ・マヤ文明に起源を持つ、トウモロコシ生地(マサ)に肉やソースを包み、トウモロコシの皮やバナナの葉で蒸す伝統料理。メキシコから中米に広く分布する。

葉は包み材なので外して食べる。小腹満たしなら1個、食事なら複数個とソース付きがよい。

タマル

マントゥ

料理 / ウズベキスタン

中央アジアからトルコ圏に広がる肉入り蒸し餃子。大きめの小麦生地に羊肉や牛肉、玉ねぎを包み、ヨーグルトやトマトソースを添える地域もある。

餃子や小籠包が好きなら選びやすい。量が多いことがあるので、前菜より主菜感覚で。

マントゥ

ワンタン

料理 / 中国

小麦粉、卵、水、塩で作る薄い皮に豚挽き肉と海老の餡を包む中国の点心。茹でると皮が透明になり「雲を飲み込む」という意の名の通りスープに浮かぶ。広東ではワンタン麺のスープに、四川では辣油がけで食べる。

軽い点心やスープ具材として選びやすい。海老や豚肉の有無を確認。

ワンタン

ちまき

料理 / 日本

もち米や米粉を竹皮・笹・芭蕉の葉などで包んで蒸したり茹でたりする料理。中国では端午の節句(旧暦5月5日)の伝統食として知られ、日本の菓子系のものとは別に、肉・卵黄・椎茸などを詰めた食事系もある。

甘い菓子か食事系かをまず確認する。中国・台湾系の店なら五目もち米蒸し(バーツァン)が多い。葉は食べずに残す。

ちまき

おこわ

料理 / 日本

もち米(短粒種の糯米)を蒸して作る日本の米料理。炊くより蒸すことでもちっと弾力ある仕上がりになる。小豆と混ぜた赤飯(節目の祝い事に供す)、山菜入り、栗入りなど季節と行事に合わせた種類がある。

少量でも満足感がある主食。甘い菓子ではなく食事系か確認。

おこわ

粉蒸肉

料理 / 中国

下味をつけた豚バラ肉に炒り米粉をまぶし、芋やかぼちゃと蒸す中国料理。湖南・四川などで親しまれ、米粉が肉汁を吸い込んでもっちりとした食感に仕上がる。

柔らかい豚肉と米粉の食感を楽しむ料理。辛さは店により差があるため確認。

清蒸江団

料理 / 中国

中国四川の名菜で、長江流域の淡水魚「江団(ナマズ類)」を生姜・ねぎ・紹興酒などで蒸し、素材の淡い旨みを生かす料理。辛味を抑えた清蒸系で、白身の柔らかさとゼラチン質の口当たりが特徴。

珍しい高級食材を体験したい人向け。スッポンに抵抗がなければ、繊細な旨みは必見。

小田巻き蒸し

料理 / 日本

茶碗蒸しの中にうどんを入れた京都・大阪の蒸し料理。「小田巻き」とはうどんを糸巻き(苧環)のように丸めて入れることに由来する。昆布とかつおの合わせ出汁が染みた玉子液とうどんが一体になる、料亭や老舗うどん店の冬の名物。

茶碗蒸しとうどんが両方好きなら大当たり。寒い季節に特に嬉しい体が温まる一品。関西の料亭や老舗うどん店で出会える。

ささげ

料理 / 日本

小豆に似た豆で、皮が薄く煮ても破けにくいことから「腹が割れない」縁起物として名古屋・愛知を中心とした東海地方のお赤飯に使われる。

名古屋の赤飯を食べるなら関西の小豆赤飯との違いに注目。ささげは破けにくいので豆の形がきれいに残る。お祝いの席では東海地方の定番。

ささげ

鬼まんじゅう

デザート / 日本

角切りのさつまいもを小麦粉・砂糖で作った生地に混ぜ込んで蒸した愛知県の郷土菓子。表面にごつごつと飛び出したさつまいもが鬼の金棒に似ていることが名前の由来。

名古屋・愛知の和菓子店や道の駅で買える郷土菓子。素朴でシンプルな甘みで、洋菓子が苦手な人にも食べやすい。さつまいも好きには必食。

鬼まんじゅう

蛹虫草

食材 / 中国

鮮やかな橙色をした食用・薬膳系のきのこ。コルディセプス・ミリタリス(Cordyceps militaris)の子実体で、中国料理では虫草花とも呼ばれ、スープ・蒸し物・炒め物などに使われる。天然の冬虫夏草(Ophiocordyceps sinensis)とは別種で、培養栽培が可能。

薬膳スープや滋味系中華で見かける。強い味ではなく、体にやさしい印象の具材として選ぶとよい。

蛹虫草

カオヤーピン

料理 / 中国

北京ダックを包む薄い小麦粉の蒸し皮(薄餅)。甜麺醤・細切りねぎ・きゅうりとともに鴨肉を包んで食べる。荷葉餅とも呼ばれ、蒸して2枚合わせにしたものをはがして使うスタイルが一般的。

北京ダックで一緒に出る皮。単体料理ではなく、鴨肉と薬味を包むためのもの。

クネル

料理 / フランス

肉・魚・肝などをすり潰してクリームと卵でまとめ、卵型に成形して茹でたフランス料理。リヨンのカワカマスのクネル(クネル・ド・ブロシェ)が最も有名で、エクルヴィスソースとともに提供される古典的なリヨン料理。

柔らかい魚介系やクラシック料理が好きなら合う。弾力ある団子とは別物。

クネル

ダンプリング

料理 / 中国

小麦粉の皮に豚肉・野菜などの具材を包み、蒸す・茹でる・焼くなどして仕上げる中国発祥の料理。英語メニューでは餃子全般を指す。

定番の点心。焼き・蒸し・茹でで食感が大きく異なるので調理法を確認。小籠包やワンタンとは別物なので混同注意。

ダンプリング

モモ

料理 / ネパール

ネパール・チベット発祥の薄い小麦粉生地に水牛肉、鶏肉、野菜を包んで蒸した点心型の餃子。ネパールの国民食とも言われ、辛いトマトベースのアチャールを添えて食べるのが基本スタイル。

アチャールが辛いので辛いもの好きに向く。辛さが苦手なら別添えで注文できるか確認を。ネパール料理店の看板メニュー。

モモ

鼓味田鶏

料理 / 中国(広東)

豆豉(発酵黒豆)の濃いコクとにんにく・唐辛子の香りを効かせたカエル料理。田鶏(カエル)の淡白でやわらかな身に豆豉の発酵した深い旨みが染み込んだ広東・広西地域の蒸し・炒め料理。

豆豉(発酵黒豆)の風味が好きな人に向く。カエル肉の食感は鶏に近く食べやすい。

猪脳蒸豆腐

料理 / 中国(四川)

豚の脳みそと絹ごし豆腐を重ねて蒸し、醤油・生姜・ごま油で仕上げる料理。脳みそと豆腐の両方がとろけるようにやわらかく、蒸し調理が内臓の臭みを抑えてあっさりとした風味を引き出す。

紅焼猪脳より臭みが少なく食べやすい。内臓料理初挑戦者への入門としてはやや適している。

ホーモック・タレー

料理 / タイ

魚介をレッドカレーペースト、ココナッツミルク、卵でまとめ、バナナの葉や器で蒸すタイのカレー蒸し。

グリーンカレーより固形で、蒸し料理として食べる。魚介とココナッツが好きなら合う。

クン・オップ・ウンセン

料理 / タイ

海老と春雨を生姜、にんにく、胡椒、醤油系調味料で蒸し煮にする、タイ中華系の土鍋料理。

辛くない魚介料理がほしい時に良い。春雨が主食級なので量はやや重め。

プラー・ヌン・マナーオ

料理 / タイ

白身魚を蒸し、ライム、にんにく、唐辛子、ナンプラーの酸辛いソースをかけるタイの魚料理。

魚をさっぱり食べたい時に最適。辛さと酸味が強いので、辛さ控えめ指定も可。

プラー・ヌン・マナーオ

タコー

デザート / タイ

米粉や豆粉で作る甘い層に、塩気のあるココナッツクリーム層を重ねたタイの小さな蒸し菓子。

ココナッツ系の冷たい甘味が好きなら合う。小さいので食後に頼みやすい。

タコー

サンカヤー・ファクトーン

デザート / タイ

くり抜いたかぼちゃにココナッツカスタードを流して蒸す、タイのかぼちゃプリン。

プリンやかぼちゃ菓子が好きなら合う。重めなのでシェア向き。

エチュベ

調理法 / フランス

フランス料理の調理法で、素材自身が持つ水分だけで蒸し煮にすること。野菜や魚介の旨みを閉じ込めながら、余計な水分を加えずに仕上げる。

素材の旨みを活かしたシンプルな調理法。野菜や魚の自然な風味を楽しみたい人向け。

エチュベ

インディアッパ

料理 / インド

南インド・スリランカの蒸し米粉麺。米粉を押し出してそうめん状に絞り円形に蒸した繊細な麺で、カレーやコナッツミルクと合わせて食べる。

麺自体はほぼ無味なのでソースが重要。カレーと一緒に注文するのが基本。グルテンフリーで健康的。

インディアッパ

カノム・ジープ

料理 / タイ

カノム・ジープは、中国系の焼売がタイで定着した蒸し点心。豚肉、海老、蟹などを薄い皮で包み、にんにく油や甘辛い醤油だれを添えて食べる。

辛くないタイ料理を探す時に頼みやすい。前菜なら1皿、軽食ならクイッティアオやご飯ものと合わせるとよい。

カノム・ジープ

カオ・ニヤオ

料理 / タイ

カオ・ニヤオは、もち米を浸水して蒸したタイやラオスの主食。特にタイ北部・東北部でよく食べられ、手で丸めて肉料理、サラダ、ディップと合わせる。

イサーン料理や北タイ料理では白米より合うことが多い。辛いサラダや焼き肉を頼むなら一緒に注文すると食べやすい。

カオ・ニヤオ