RDish料理図鑑

発酵の料理一覧

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微生物の働きで食材を変化させる食品加工法。発酵食品は風味が深まり保存性が上がる。

カンジャンケジャン

料理 / 韓国

生の渡り蟹を醤油・にんにく・生姜・ごま油などに数日漬け込んだ韓国の伝統料理。加熱処理をしていない生の蟹をそのまま食べる料理で、「ご飯泥棒」の異名を持つほど食欲をそそる。

「ご飯泥棒」と呼ばれるほどご飯が進む。生カニを漬けるため好みが分かれる。カニアレルギーの方は注意。

カンジャンケジャン

酸菜魚

料理 / 中国

発酵白菜(酸菜・パオツァイ)と白身魚を使った四川発祥のスープ料理。酸味と辛みが絶妙に絡み合い、魚の旨みが溶け込んだ複雑な味わいが特徴。

酸味と辛みの両方が得意なら必食。麻辣系より酸味が前面に出るので、辛さだけでなく酸っぱさも楽しみたい人向け。

酸菜魚

糟辣

香辛料 / 中国

生の唐辛子を塩漬け発酵させた「糟辣椒(ザオラージャオ)」に由来する辛味表現。貴州料理を代表する味型で、発酵が生む酸味・旨み・辛味の三位一体が特徴。

酸味のある発酵辛味が好きなら向く。普通の辣油系よりクセがある。

大阪漬

料理 / 日本

大根・きゅうり・なすなどの野菜を塩・酢・みりんで漬け込んだ大阪の郷土漬物。甘みが強く酸味が穏やかなのが特徴で、大阪の商人文化とともに発展してきた。

定食や和食コースの箸休めとして提供されることが多い。大阪の漬物文化を感じたいなら黒門市場や老舗漬物店で購入を。

かりもり

料理 / 日本

愛知県の伝統野菜・かりもり瓜を浅漬けや奈良漬け風に漬け込んだ名古屋の郷土漬物。「かりもり」は緑と白の縞模様の小型の瓜で、パリパリした食感が特徴。

名古屋の夏の郷土食材。漬物好きなら試す価値あり。愛知の道の駅や市場で購入できる。

守口漬

料理 / 日本

全長1〜2メートルにもなる守口大根を酒粕に1〜3年かけて漬け込んだ奈良漬け系の伝統漬物。大阪・守口市発祥で愛知・名古屋でも広く親しまれ、深い琥珀色と濃厚な旨みが特徴。

名古屋・大阪の土産として定番。漬物の中では個性が強く好みが分かれるが、日本酒好きには特に刺さる。ご飯のお供として、また酒の肴として優秀。

芽菜

食材 / 中国

四川省宜賓名産の発酵漬け菜。からし菜の一種の若い茎を塩漬け・発酵させ、細かく刻んだもの。担担麺・麻婆豆腐・乾焼四季豆などに少量加えることで発酵の香り・塩気・深いうま味を料理に与える。

担担麺や四川炒めの具材名として見かける。単体で大量に食べるより、料理に旨みを足す脇役として理解するとよい。

芽菜

蒜香豆豉

ソース / 中国

発酵黒豆の豆豉に、にんにくや油を合わせた中華の香味調味料。塩気、発酵旨み、にんにくの香りで炒め物や蒸し料理に深いコクを出す。

豆豉炒め、蒜香、ブラックビーンズソース表記の料理で出会いやすい。にんにくと濃い中華味が好きなら相性よい。

蒜香豆豉

永川豆豉

食材 / 中国

重慶市永川区名産の発酵黒豆調味料。黒大豆を吸水・蒸した後に食塩と麹・酵母で発酵・乾燥させたもの。アミノ酸の豊富なうま味と独特の香りを持ち、回鍋肉・麻婆豆腐・蒸し魚など四川・広東料理の味の土台をつくる。

豆豉、ブラックビーンズ、鼓汁表記の中華料理で味の核になる。発酵調味料のコクが好きなら相性よい。

酒醸

食材 / 中国

もち米や米を酒麹で糖化・発酵させた甘い発酵食品。中国の甘いスープ(酒醸円子、醪糟蛋など)、デザート、料理の香りづけに使われる。日本の甘酒に近いが、米粒の食感が残る点と料理素材として広く使われる点が異なる。

中国デザートや甘いスープで見かける。甘酒に近い印象で、温かい汁物に入ると食べやすい。

酒醸

白酒

飲み物 / 中国

高粱(コーリャン)や小麦・米などの穀物を発酵・蒸留して作る中国の蒸留酒。アルコール度数は一般的に40〜65度と高く、独特の香型(醤香型・濃香型・清香型など)に分類される。中国の国民酒として宴席に欠かせない。

度数が非常に高い(40〜65度)ので少量から。料理と合わせるなら濃い中華、肉料理、辛い料理と相性がよい。茅台酒(マオタイ)や五粮液が代表銘柄。

白酒

酸湯醤

ソース / 中国

貴州・四川の発酵唐辛子やトマトを使い、酸っぱく辛いスープを作る中華調味ソース。貴州の酸湯料理(酸湯魚など)に使われる白酸湯と、唐辛子ベースの紅酸湯の2種がある。

酸味のある辛い鍋や魚料理が好きなら向く。酸辣湯より発酵感が強いことが多い。

酸湯醤

陳年花彫酒

飲み物 / 中国

紹興酒の中でも花の模様を彫った壺で長期熟成させた高級銘柄の黄酒(ホワンチュウ)。糯米・麦麹・鑑湖の水を使い、一般的に3年以上、上質なものは10年以上熟成させる。アルコール度数は15〜17度程度。飲用のほか、肉や魚介料理の香りづけにも使われる。

中華の肉料理・魚料理・上海料理・浙江料理と相性よい。白酒より度数が低く(15〜17度)飲みやすい。熟成年数で選ぶと味の違いを楽しめる。

鎮江香酢

ソース / 中国

もち米を多段階発酵させた江蘇省鎮江産の黒酢。グルタミン酸やテトラメチルピラジンが生む複雑なコクと酸味、熟成香が特徴で、餃子や小籠包のたれ、酢豚、黒酢煮込みに幅広く使われる。

小籠包や餃子のたれで見かける。酸味が好きなら黒酢料理も選びやすい。

泡辣椒

香辛料 / 中国

唐辛子を塩水で乳酸発酵させた四川省の発酵辛味食材。生唐辛子にはない酸味と発酵旨みが加わり、魚香肉絲や酸辣湯など四川料理の酸辛い味わいを生み出す調理素材として欠かせない。

魚香、泡椒、酸湯の料理で重要。辛味だけでなく酸味が欲しい人向け。

泡椒老油

ソース / 中国

泡辣椒を長時間油に漬け込み、発酵唐辛子の酸辛い香りと旨みを溶け込ませた四川系の熟成香味油。炒め物・魚料理・麺・冷菜の仕上げに加えることで、一般の辣油とは異なる発酵由来の酸辛い風味をまとわせる。

泡椒味や酸辛い魚料理が好きなら合う。辛味と油分が強いので少量から。

蝦黄醬

ソース / 中国

海老の卵巣(膏)または卵(蝦子)を主原料とする濃厚な海鮮調味ソース。強い海老の旨みと塩気、油のコクを持ち、炒め物・麺料理・豆腐・魚介蒸しに少量加えるだけで海鮮の風味を格段に高める。

海老みそや魚介の濃い味が好きなら合う。苦手なら香りが強く感じる。

アチャール

料理 / インド

インドやネパールなど南アジアで広く食べられるスパイス漬けの漬物。マンゴー、ライム、大根、玉ねぎなどを塩、油、酢、マスタードシードやフェヌグリークなどのスパイスで漬け込みカレーに酸味・辛味を添える。

カレーやビリヤニの味変に少量ずつ使うと良い。酸っぱい漬物や辛味が苦手なら控えめに。

アチャール

紹興酒

飲み物 / 中国(紹興)

中国浙江省紹興で醸造されるもち米と麦麹の黄酒。3年から数十年の熟成でナッツやカラメルを思わせる深い香りとコクが生まれ、東坡肉・上海蟹・炒め物など中国料理の香りづけに欠かせない醸造酒。

中華料理の脂や甘辛い煮込みに合わせやすい。初めてなら温めたものを少量から試すと香りが立って飲みやすい。

紹興酒

甘酒

飲み物 / 日本

米麹または酒粕から作る日本の伝統的な甘い発酵飲料。米麹タイプはノンアルコールで自然な甘みがあり、酒粕タイプはアルコールを含み香りが強い。温かくても冷やしても楽しめる季節の飲み物。

甘い飲み物や発酵食品が好きなら相性がよい。アルコールを避ける場合は米麹タイプか酒粕タイプか確認すると安心。

甘酒

ザーサイ

野菜 / 中国(四川)

からし菜の肥大した茎を塩漬け・発酵させた後、唐辛子や花椒などの香辛料で風味づけする四川省宜賓発祥の中国漬物。コリコリとした独特の食感と塩気・旨みがあり前菜や炒め物の調味に幅広く使われる。

中華の前菜やおつまみに便利。塩気が強いので、ご飯や粥、麺と合わせると食べやすい。

ザーサイ

どぶろく

飲み物 / 日本

米・麹・水を発酵させた日本古来の白濁した醸造酒。醪(もろみ)をそのまま飲むため濾過した日本酒とは異なり、とろみと米の自然な甘みと旨みが残る素朴な酒。アルコール度数は5〜14度程度。

日本酒よりも素朴でどっしりした味を求めるなら。甘酒が好きな人にも合う。

どぶろく

日本酒

飲み物 / 日本

米・米麹・水を原料に醸造する日本の伝統的な醸造酒。精米度と製法によって純米酒、吟醸酒、大吟醸酒などに分類され、冷酒・常温・燗酒と温度によって多彩な香りと旨みが楽しめる。

料理との相性を考えて選ぶ。和食全般との相性が最高。辛口・甘口の好みを伝えると選びやすい。

日本酒

泡盛

飲み物 / 日本

沖縄県固有のタイ米を黒麹で全量仕込んで蒸留する蒸留酒。本土の焼酎と異なる独自製法をもち、長期熟成した「古酒(クース)」は香りとコクが深く特に珍重される沖縄の酒文化の象徴的な一品。

沖縄料理との相性が抜群。古酒は高価だが別次元の味わい。初めてなら水割り・薄めから。

泡盛

ラクフィスク

魚介 / ノルウェー

マスなどの淡水魚を塩漬けにして発酵させるノルウェーの伝統食。加熱せず、フラットブレッドやサワークリーム、玉ねぎと食べる。

発酵食品や珍味が好きな人向け。初めてなら少量を前菜として、付け合わせと一緒に食べるのがよい。

ラクフィスク

シュールストレミング

魚介 / スウェーデン

バルト海のニシンを塩漬け発酵させたスウェーデンの保存食。非常に強い発酵臭で知られ、薄いパンやじゃがいも、玉ねぎと食べる。

珍味や発酵食品に強い興味がある人向け。屋外や専門イベントで、経験者と少量試すのが無難。

シュールストレミング

鼓味田鶏

料理 / 中国(広東)

豆豉(発酵黒豆)の濃いコクとにんにく・唐辛子の香りを効かせたカエル料理。田鶏(カエル)の淡白でやわらかな身に豆豉の発酵した深い旨みが染み込んだ広東・広西地域の蒸し・炒め料理。

豆豉(発酵黒豆)の風味が好きな人に向く。カエル肉の食感は鶏に近く食べやすい。

鼓味炒田鶏

料理 / 中国(広東)

豆豉風味でカエルを強火の中華鍋で炒めた広東・広西地域の料理。蒸し版の鼓味田鶏より強い香ばしさと鑊気(ウォックの香気)があり、炒め特有の食感と火の香りを楽しめる一皿。

豆豉が好きで炒め料理を好む人に向く。鼓味田鶏より香ばしさ重視。

臭豆腐

料理 / 中国(湖南)

豆腐を植物・海産物の発酵液に漬け込んで強烈な匂いを出した後に揚げる、中国・台湾の屋台料理の定番。外はカリッと中はとろける食感で、辛みのタレや薬味と合わせると意外な美味さが楽しめる。

匂いで敬遠されやすいが食べると意外にマイルド。青カビチーズが好きな人は挑戦しやすい。屋台で人気の定番。

臭豆腐

ビール

飲み物 / ドイツ

大麦麦芽を酵母で発酵させ、ホップで苦味と香りを加えた世界最古かつ最も広く飲まれる醸造酒。ラガーとエールの2系統があり、日本ではラガーが主流。

食事の最初の一杯として最適。揚げ物・焼き物・枝豆など塩系のつまみと相性抜群。苦味が苦手なら甘みの強いフルーツビールや黒ビールを試す手もある。

ビール

スメタナ

食材 / ロシア

中央・東ヨーロッパおよび中央アジアで広く使われる発酵乳製品。生クリームを発酵させて作り、乳脂肪分9〜42%と西洋のサワークリームより脂肪分が高く、加熱しても分離しにくい。

ボルシチやペリメニなど東欧料理に添えられていたら積極的に使うべき。酸味が強い料理をまろやかにし、コクを加える。乳製品が好きなら試す価値あり。

スメタナ

カノム・ジーン

料理 / タイ

発酵させた米粉生地から作る細い生米麺。タイではカレーや魚だれ、ハーブ、野菜をかけて食べる麺料理の土台になる。

タイのローカル麺を試したい人向け。辛いソースも多いので、初回はマイルドなカレー系から。

カノム・ジーン

フロマージュ

食材 / フランス

フランス語でチーズ全般を指す言葉。フランス料理のコースでは主菜とデザートの間に「チーズコース」として提供される。

フランス料理のコースで「フロマージュ」と書かれている場合はチーズコース。デザートの前に提供される。苦手でなければぜひ試したい。日本の洋菓子店では「フロマージュ」=チーズケーキとして使われることが多いが、本来の意味はチーズそのもの。

フロマージュ

タオチオ

ソース / タイ

タオチオは大豆を発酵させたタイの調味料。塩味とうま味が強く、炒め物、蒸し魚、ディップ、パックブン炒めなどに使う。

塩分強め。大豆アレルギーがある場合は注意。