RDish料理図鑑

ソースの料理一覧

111件

料理に風味・色・とろみをつける液体。フランス料理では特に重視される要素。

エシャロットエストラゴンアイオリジェノベーゼタプナードサルサヴェルデ

カテゴリ内訳

ソース 76料理 15調理法 10野菜 6魚介 1

関連タグ

こってり 27野菜 23スパイス 22あっさり 18ピリ辛 18酸味 15香ばしい 15発酵 12主菜 11クリーミー 11

フランス料理 34件

エストラゴン

野菜 / フランス

フランス料理で使われるキク科のハーブで、和名は「タラゴン」。学名「Artemisia dracunculus」はとぐろを巻いた根の形から「小さなドラゴン」を意味する。フランスタラゴンとロシアタラゴンで品質が大きく異なり、料理に使われるのは主にフランスタラゴン。種子を作らないため株分けで増やす。フィーヌゼルブ四種のひとつで、ベアルネーズソースの主要風味。

「タラゴンチキン」「エストラゴン風味の〜」のようにメニュー名に直接登場することもあるハーブ。アニスに似た独特の甘い香りが強く出るため、ハーブの香りが苦手な場合は事前に量を確認すると失敗が少ない。

エストラゴン

フォン

ソース / フランス

フランス語で「底・基礎」を意味するfondに由来するフランス料理の基本出汁。牛・仔牛・鶏の骨や野菜をオーブンで焦がしてから煮出す茶色の「フォン・ブルン(フォン・ド・ヴォー)」と、焦がさずに煮出す白い「フォン・ブラン(フォン・ド・ヴォライユ)」に大別される。長時間(6〜12時間)煮出すことでコラーゲンがゼラチンに変わり、ソースをかけたときに食材に絡む粘性が生まれる。エスコフィエはフォンをフランス料理の核心と定義し、全てのソースとスープの土台となる。

メニューに素材として出てくる言葉。フォンを丁寧に作っている店は料理の品質が高い。

フォン

ジュ

ソース / フランス

肉を焼いたときに出る焼き汁(肉汁)をベースにしたフランスの軽いソース。「ジュ・ド・ヴィアンド(viande=肉)」が正式名で、英語では「au jus(オ・ジュ)」とも呼ばれる。デミグラスや濃厚なフォンとは異なり、素材の旨みをそのまま引き出したナチュラルなソースで、肉本来の味を邪魔しない。フレンチレストランでは高品質な肉料理に添えられることが多く、ソースの軽さがかえって素材の力を引き立てる。

ジュが使われている料理は素材の品質が直接伝わる設計。デミグラス系が苦手で素材感を楽しみたい場合に最適。ソースを多くかけず、少量でつけながら食べると旨みを最大限に感じられる。

ジュ

ソースアメリケーヌ

ソース / フランス

エビ・ロブスターなどの甲殻類の殻をオリーブオイルで炒め、コニャックでフランベしてから白ワイン・トマト・ブイヨンで煮出し、裏ごして生クリームで仕上げた濃厚ソース。「アメリカーヌ」の語源は諸説あり、「ア・ラ・アルモリカーヌ(ブルターニュ地方風)」が訛ったとも言われる。甲殻類の旨みが凝縮されており、舌平目や帆立など淡白な魚介料理と合わせることで相乗効果が生まれる。エスコフィエが体系化したフランス料理の代表的なソースの一つで、ビスクとは兄弟的な存在。

このソースがついた料理は格式ある一品。甲殻類好きなら必ず試すべき。

ソースアメリケーヌ

タルタル

料理 / フランス

「タルタル」はモンゴル系遊牧民タタール人(鞑靼人)に由来する名前で、彼らが生肉を柔らかくして食べたという伝説にちなむとされる(実際の起源は諸説あり)。生の牛肉を細かく刻み、ケッパー・コーニション(酢漬きゅうり)・玉ねぎ・マスタード・タバスコ・卵黄などで和えたフランス前菜の定番。加熱せずに生のまま提供し、バゲットや薄切りトーストとともに食べる。タルタルソース(海産物用薬味ソース)と名前は共通だが別の料理で、鮮度の高い牛肉が前提。サーモンやマグロのタルタルも人気がある。

生食が好きで冒険したい人向け。肉の鮮度がダイレクトに出る料理。レストランの質を見極めるのに最適な一品。

タルタル

デグラッセ

調理法 / フランス

肉・魚・野菜を焼いた鍋底に残ったメイラード反応の焦げ(フォン・ド・ポワル)に、ワイン・ブランデー・ブイヨン・酢などの液体を加えて一気に加熱し、旨みを溶かしてソースへ移すフランス料理の基本技法。英語では「deglaze(デグレイズ)」とも言う。フライパンで焼いた後の数十秒で行うこの工程が、市販のソースと全く異なる深いコクと香りを生む。ジュ・ド・ヴィアンド・デミグラス・バターソースのベースとなる。

メニューに「ソース・デグラッセ」「鍋底のジュ」などの表現があれば、素材の旨みが最大限に引き出されたソースを期待できる。料理の格を示す言葉として覚えておくと選びやすい。

デグラッセ

ソース・ヴァンブラン

ソース / フランス

「ソース・ヴァンブラン」はフランス語で「白ワインソース」を意味し、主にバター乳化ソース「ブール・ブラン(beurre blanc)」の系統を指す。エシャロットを白ワインと白ワインビネガーで煮詰め、そこに冷たいバターを少しずつ加えながら乳化させる。バターの乳固形分が懸濁することで生まれる独特のクリーミーさと白ワインの酸味のバランスが特徴。20世紀初頭にフランス・ナント近郊の料理人の妻が考案したとされ、ロワール川のカワカマス料理に合わせたのが始まりとされる。繊細な魚介料理に広く使われるフランス料理の定番ソース。

魚料理でクラシックなフレンチ感を楽しみたいときに。乳製品が苦手なら確認。

ソース・ヴァンブラン

ディジョンマスタード

ソース / フランス

フランス・ブルゴーニュ地方のディジョン発祥のマスタード。ブラウンマスタードシードに白ワインまたはヴェルジュ(未熟ブドウ汁)を合わせた製法でシャープな酸味と鮮明な辛味が生まれる。19世紀にジャン・ネジョンが酢の代わりにヴェルジュを使ったことが現在の原型とされ、EU地理的表示(IGP)で保護されている。フレンチドレッシング(ヴィネグレット)の乳化剤としても機能し、ビストロからホテルフレンチまで幅広く使われる調味料。

単体で塩代わりに使うより、肉料理のソースやドレッシングに混ぜて味の骨格を作る使い方が典型。ステーキやローストポークへの添えとして提供される場合は少量でも風味が際立つ。辛みが苦手な場合は量を調整して。

ディジョンマスタード

ブルギニョン

ソース / フランス

フランスのブルゴーニュ(Bourgogne)地方の料理様式を指す言葉で「ブルゴーニュ風」を意味する。代表格は牛肉を赤ワイン・マッシュルーム・ラルドン(ベーコン角切り)・パールオニオンで数時間煮込んだ「ブッフ・ブルギニョン」。世界最高峰のワイン産地であるブルゴーニュでは料理にもワインを惜しみなく使うのが特徴で、赤ワインが肉の旨みと深く絡み合って複雑なコクを生む。牛以外にも鶏(コック・オー・ヴァン)・子羊・兎にも応用され、こってりした赤ワイン煮込みスタイルの代名詞。

赤ワイン煮込みや濃い肉ソースが好きなら選びやすい。軽い料理を求める日は重く感じる。

ブルギニョン

その他 20件

サルサヴェルデ

ソース / イタリア

「緑のソース(salsa verde)」を意味するが、国と地域によって全く異なるソースを指す。イタリア版はパセリ・ケッパー・アンチョビ・オリーブオイル・ニンニク・赤ワインビネガーを合わせた塩気のあるハーブソースで、ボッリート・ミスト(肉の水煮盛り合わせ)への添えとして特に有名。メキシコ版はトマティーヨ(ほおずきトマト)・唐辛子・コリアンダーで作る辛いサルサで別物。ドイツのフランクフルト名物「Grüne Soße(グリューネ・ゾーセ)」は7種のハーブで作り、ゲーテが好んだという伝説がある。

肉料理や焼き魚にかけると爽やかさが加わり食べやすくなる。イタリア版とメキシコ版では全く異なるので、料理のジャンルに注意。

サルサヴェルデ

ヴィネグレット

ソース / フランス

フランス語の「vinaigre(酢)」に由来するドレッシングで、酢(またはレモン汁)とオリーブオイルを乳化させて作る。一般的な比率は酢1:オイル3。マスタード・エシャロット・ハーブ・蜂蜜などを加えてアレンジされることが多く、マスタードが乳化剤の役割を果たして分離しにくくなる。フランス家庭料理で最も基本的なソースの一つで、サラダ・マリネ・冷製野菜・テリーヌの添えとして使われる。バルサミコ酢を使ったバルサミコヴィネグレットも世界中で定番ドレッシングとして普及している。

サラダの定番ドレッシングとして迷ったときに選ぶと間違いない。シンプルながら食材の味を引き立てる。

ヴィネグレット

クーリー

ソース / フランス

フランス語の「couler(流れる)」が語源で、野菜や果物を裏ごしして作る滑らかな液状ソース。デザートではフランボワーズ・マンゴー・苺のクーリーがプレートに流してデザートの色彩を演出する定番スタイル。料理では熟したトマト・赤パプリカ・グリーンアスパラガスのクーリーを魚料理や前菜のソースとして使う。素材をそのまま凝縮した純粋なソースで、添加物なしに素材本来の色と風味が際立つ。ジュースとの違いは裏ごして繊維を除く点で、より滑らかで濃厚な口当たりが特徴。

デザートに添えられていることが多く、フルーツの鮮やかな色と風味がデザートを引き立てる。野菜クーリーが使われた料理はソースに素材感と洗練さがある。

クーリー

シーザードレッシング

ソース / メキシコ

1924年にメキシコ・ティファナのレストランでイタリア系移民のシーザー・カルディーニが考案したシーザーサラダ用ドレッシング。卵黄・オリーブオイル・レモン汁・にんにく・ウスターソース・パルミジャーノ・レッジャーノを乳化させて作り、現代版はアンチョビを加えることが多い。ロメインレタスにクルトンとともに絡めるスタイルが原型で、アメリカで普及し世界中に広まった。アンチョビの旨みとレモンの酸味、チーズのコクが絡み合う完成度の高いエマルジョン系ドレッシング。

サラダでも食べ応えが欲しいときに。アンチョビ(魚介)・生卵・乳製品を含むため、アレルギーがある場合は事前確認を。にんにく風味が強めなので口に残ることを念頭に。クルトンの有無や量は店によって異なる。

シーザードレッシング

中国料理 16件

メキシコ料理 7件

ナチョス

料理 / メキシコ

1943年にメキシコ・ピエドラス・ネグラスでイグナシオ・アナヤが考案したテクス・メクス料理。トルティーヤチップスにチェダーやモントレージャックなどのチーズ・サルサ・ハラペーニョをのせてオーブンで焼く。カリカリのチップスがベースで、好みのトッピングを組み合わせて楽しむシェアフード。スポーツ観戦やバーの定番おつまみとして世界的に普及している。

複数人でシェアするのが定番。来たらすぐ食べ始めるのが正解で、冷めるとチップスが湿ってしまう。辛さはトッピング次第で調整できるため、苦手な場合はハラペーニョ抜きで注文可能かを確認。

ナチョス

アメリカ料理 7件

イタリア料理 6件

ニョッキ

料理 / イタリア

ゆでたじゃがいもに小麦粉・卵を混ぜてまとめ、フォーク模様を刻んで小さな団子状に成型したイタリアのパスタ。「ニョッキ」はイタリア語で「節(こぶ)」を意味する。じゃがいもが南米から伝わる以前はパンくず・カボチャ・栗などで作られていた歴史がある。もちもちした弾力ある食感が特徴で、トマトソース・ゴルゴンゾーラクリーム・バター&セージなど様々なソースと相性が良い。オーブンで焼いてカリッとした食感にするグラタン風(ニョッキ・アル・フォルノ)も人気のスタイル。

パスタの代わりに試したいときに。もちもちした食感が好きなら積極的に選んで。

ニョッキ

アンチョビ

魚介 / 地中海

カタクチイワシ科の小魚を三枚におろし塩漬けにして発酵・熟成させたもの。古代ローマでは魚醤「ガルム」として大量生産・長距離輸送された。酢漬けにしたスペインの「ボケロネス」は白く塩気が穏やか。少量でもウスターソース・シーザーサラダ・ピッツァに深い旨みを与える。

ピザやパスタの具として乗る場合だけでなく、シーザードレッシングやソースの「隠し味」として溶け込んでいることも多い。フィレの形で見えなくても使われているケースがあるため、魚介の風味が苦手なら「アンチョビ不使用か」をソース単位で確認するとよい。

アンチョビ

タイ料理 4件

中東料理 3件

日本料理 3件

スペイン料理 2件

ギリシャ料理 2件

ツァジキ

ソース / ギリシャ

水切りヨーグルト・きゅうり・にんにく・オリーブオイル・赤ワインビネガー(またはレモン汁)・ディルで作るギリシャのディップ・ソース。トルコでは「ジャジュク(cacık)」と呼ばれ、中央アジア・コーカサス・バルカン半島に広く分布する。ギリシャではスブラキ(串焼き)やピタパンのサンドに必ず添える定番の付け合わせ。ヨーグルトの酸味とにんにくのパンチが肉料理を引き立てる。水切りを十分にしないとシャバシャバになるため、一晩かけてしっかり水切りするのが本格的な作り方のポイント。

ケバブや中東料理の付け合わせに。さっぱりして食べやすい。

ツァジキ

地中海料理 1件

アイオリ

ソース / フランス(プロヴァンス)

「アイオリ」はプロヴァンス語の「ail(ニンニク)+oli(オイル)」が語源。南フランス・プロヴァンスとスペイン・カタルーニャ発祥のニンニクソースで、本来はニンニクとオリーブオイルだけを乳鉢で乳化させた卵不使用のもの。現代のレストランでは卵黄を加えてマヨネーズ状にしたものも「アイオリ」と呼ぶことが多く、市販品のほとんどはこのスタイル。南フランスのブイヤベース(魚介スープ)の添えとして欠かせず、魚介・フリット・蒸し野菜・バゲットのディップとして幅広く使われる。にんにくの量によって辛みと香りが大きく変わる。

フリットや魚介料理にディップとして一緒に頼むとより美味しくなる。伝統的な卵なしタイプもあるが、現代版は卵黄入りやマヨネーズ風が多いため、卵アレルギーの方は必ず確認。

アイオリ

アルゼンチン料理 1件

チミチュリ

ソース / アルゼンチン

アルゼンチン・ウルグアイ発祥のハーブソースで、パセリ・にんにく・オレガノ・赤唐辛子・塩・赤ワインビネガー・オリーブオイルを合わせて作る。語源は諸説あり、バスク語起源説やアイルランド人料理人「Jimmy McCurry」の名が訛ったという説など多数ある。アサード(南米式バーベキュー)でグリルした牛肉に欠かせない定番の添えもので、緑色の「チミチュリ・ベルデ」と赤唐辛子を多くした赤い「チミチュリ・ロホ」の2種類がある。アルゼンチンのパリージャ(ステーキハウス)では必ずテーブルに置かれる存在で、世界的にも人気が高まっているソース。

アルゼンチン料理や南米料理の牛肉料理と一緒に。肉の旨みをさらに引き立てる。辛さは控えめなので幅広い方に食べやすい。

チミチュリ

チュニジア料理 1件

アジア料理 1件

東南アジア料理 1件

韓国料理 1件

ベトナム料理 1件