RDish料理図鑑

スペイン料理の料理一覧

47

スペインの地域ごとの食文化を反映した料理の総称。オリーブオイル・魚介・豆類を多用する。

アヒージョ

料理 / スペイン

スペイン語で「ニンニク入り」を意味するスペインのタパス料理。素焼きの陶器鍋(カスエラ)などでエビやきのこをオリーブオイルとニンニク・鷹の爪とともに熱々に加熱する。パンを浸して旨みのしみたオイルまで味わうのが定番。

バゲットがあればオイルに浸して一緒に食べると絶品。シェアしやすい一品。

アヒージョ

エスカベッシュ

料理 / スペイン

ペルシア語起源の「アル・シクバジュ」がムーア人を通じてスペインに伝わった保存調理法。揚げた魚や肉を酢・オイル・野菜のマリネ液に漬け込む。スペイン・ポルトガルのほかラテンアメリカ・フィリピンにも広まり、イタリアでは「スカペーチェ」と呼ばれる。

酸っぱめの前菜が好きならぴったり。食欲増進にもなる。

エスカベッシュ

ピピラーダ

ソース / フランス(バスク)

フランス・スペイン両国のバスク地方に伝わる郷土料理で、ピーマン(緑・赤)・トマト・玉ねぎをエスペレット唐辛子とともにオリーブオイルで炒め煮にしたもの。卵を溶き混ぜてスクランブルエッグ風にする食べ方と、肉料理のソースとして使う食べ方がある。

バスク料理のメニューで見かけたら積極的に試したい地域色豊かな一品。卵と合わせたバージョンは朝食・軽食として食べやすい。

ピピラーダ

パエリア

料理 / スペイン(バレンシア)

サフランで色づけしたスペインの炊き込みご飯。鍋底に焦げついたご飯(ソカラ)が珍味で、魚介・肉・野菜など具材のバリエーションが豊富。

スペイン料理の象徴。2〜3人でシェアするのが本来のスタイルで、底のおこげも忘れず食べよう。

パエリア

ガスパチョ

料理 / スペイン(アンダルシア)

スペイン・アンダルシア地方の冷製スープ。もとはパン・オリーブオイル・酢・ニンニクを合わせた素朴な農民料理で、19世紀にトマトが加わり現在の形になった。冷蔵庫のなかった時代は素焼きの壺の蒸発冷却を利用して冷やしていた。伝統的には乳棒で野菜を叩いて作るため泡立たず滑らかに仕上がる。

夏のさっぱりとした前菜として最適。食欲がないときや暑い日に特におすすめ。

ガスパチョ

トルティージャ

料理 / スペイン

じゃがいもと卵で作るスペインの厚焼きオムレツ。外側はふんわり、内側はじゃがいもがとろりとした食感で、温かくても常温でも美味しい。

スペイン料理の定番タパス。温かくても常温でもおいしい。シンプルで食べやすく初心者にも安心。

トルティージャ

クレマ・カタラーナ

デザート / スペイン(カタルーニャ)

カタルーニャ地方に14世紀から伝わる伝統デザート。コーンスターチで増粘した牛乳ベースのカスタードをシナモンとレモンの皮で風味付けし、表面にキャラメリゼした砂糖の層を持つ。クレームブリュレより歴史が古く、卵黄・生クリームを主体とするフランス版とは材料と製法が異なる。

クレームブリュレが好きな人向け。シナモン・レモンの風味がありさっぱりとした後味。スペイン料理のコース締めに最適。

クレマ・カタラーナ

チョリソー

/ スペイン

赤いパプリカ(ピメントン)と塩で風味付けしたスペイン・ポルトガル系の豚肉ソーセージ。スペイン式は乾燥・燻製した熟成タイプ(そのまま食べられる)が主流だが、メキシコ式チョリソは香辛料を混ぜた生の挽き肉タイプで調理が必要と、全く異なる製品。

辛さは種類によって大きく異なる。スペイン式の「ドゥルセ」は甘口、「ピカンテ」は辛口。メキシコ式は一般的に辛め。辛いものが苦手なら種類を確認。

チョリソー

サフラン

香辛料 / 地中海沿岸

クロッカス(Crocus sativus)の花の雌しべ(柱頭)を乾燥させた世界最高値の香辛料。重量あたりの価格は金に匹敵し、鮮やかな黄金色と花のような独特の香りが特徴。

香りのある米料理や魚介料理を楽しみたいときに。鮮やかな黄色はターメリックとは異なり、サフランは独特の花の香りがある。

サフラン

フィデウア

料理 / スペイン

パエリア鍋で魚介の出汁とともに短いパスタを炒め煮にするスペインの料理。米の代わりにパスタを使うパエリアの変形版で、鍋底のカリカリとした焦げが醍醐味。

パエリアが好きなら必ず食べたい一品。パスタで魚介の旨みを余さず楽しめる。

フィデウア

ハモン・セラーノ

/ スペイン

スペインの白豚から作る山岳地帯の塩漬け乾燥熟成ハム。熟成期間は12〜18ヶ月以上。ハモン・イベリコより製法が異なり価格は手頃。薄切りでそのまま、またはパン・コン・トマテに合わせる。

ワインやシェリーとの相性が抜群。スペイン料理の前菜として定番で迷わず選べる。

ハモン・セラーノ

ピンチョス

料理 / スペイン

スペインのバスク地方発祥の一口サイズのタパス。バゲットのスライスにハム・チーズ・魚介などを乗せ、爪楊枝(ピンチョ)で固定したスナック料理。

気軽に色々な味を試せる。何種類か選んでシェアするのがおすすめ。

ピンチョス

パタタス・ブラバス

料理 / スペイン

スペインのバルやレストランで定番のタパス。角切りにして揚げたじゃがいもにピリ辛のブラバスソースやアイオリをかけた前菜で、外カリ中ホクの食感と辛みが食欲をそそるシンプルな一品。

スペイン料理の定番タパス。辛いものが好きなら必ず頼みたい。ビールによく合う。

パタタス・ブラバス

クロケッタ

料理 / スペイン

スペインのクリーミーなベシャメルソースをベースにした揚げ物。ハモン・セラーノや鶏肉、バカラオ(塩鱈)などを混ぜ込んだリキッド状のクリームをパン粉衣で揚げる。中が流れ出るほど柔らかい食感がスペイン式の特徴。

コロッケ好きなら必ず食べたい。ビールやワインによく合い、シェアしやすい。

クロケッタ

サルモレホ

料理 / スペイン

スペイン・アンダルシア地方の冷製トマトスープ。パンを加えてとろみをつけた濃厚なクリーム状のスープで、ゆで卵と生ハムをトッピングして提供される。

ガスパチョより食べ応えがある。冷製スープが好きなら夏の定番として選びたい。

サルモレホ

ソパ・デ・アホ

料理 / スペイン

スペイン・カスティーリャ地方の伝統的なにんにくスープ。薄切りのにんにくをオリーブオイルで炒めパプリカとスープで煮込み、古くなったパンを浸して食べる農村料理。

シンプルながら深い味わい。スペイン農村料理の原点を味わいたいなら外せない一品。

ソパ・デ・アホ

チュロス

デザート / スペイン

星型の口金から絞り出した生地を揚げたスペインの揚げ菓子。シナモンシュガーをまぶして濃厚なチョコレートソースに浸して食べるのが定番スタイル。

朝食やおやつとして定番。チョコレート好きなら迷わず選べる。

チュロス

サングリア

飲み物 / スペイン

赤ワインにフルーツ・砂糖・ブランデーを加えた冷たいスペインのカクテル。夏の定番ドリンクでピッチャーでシェアして飲むスタイルが多い。

スペイン料理との相性が抜群。暑い日やシェアドリンクとして最適。

サングリア

プルポ・ア・フェイラ

料理 / スペイン

スペイン・ガリシア地方の郷土料理。茹でたタコを輪切りにして木の皿に盛り、オリーブオイル・粗塩・パプリカをかけたシンプルな一品。

タコが好きなら必ず食べたい定番タパス。シンプルな素材の旨みを楽しめる。ワインとの相性も抜群。

プルポ・ア・フェイラ

ファバーダ

料理 / スペイン

スペイン・アストゥリアス地方の伝統的な白いんげん豆の煮込み料理。チョリソーやモルシージャ(血のソーセージ)、豚バラとともに長時間煮込んだ濃厚な豆のスープ。

ガッツリ食べたいときに。スペインの郷土料理を体験したいなら外せないが、かなりボリュームがある。

ファバーダ

ピルピル

料理 / スペイン

スペイン・バスク地方の名物塩タラ料理。タラから溶け出すゼラチンがオリーブオイルとにんにくと乳化し、独特のとろみのある白いソースを形成する。

塩タラが好きなら必ず試したい。シンプルな素材から生まれる複雑な風味と技術の結晶。

ピルピル

マルミタコ

料理 / スペイン

スペイン・バスク地方の漁師料理。カツオやマグロとじゃがいもを一緒に煮込んだ素朴なシチュー。漁船上で作られていた伝統料理で、魚の旨みがじゃがいもに染み込む。

漁師料理らしい豪快な旨みが好きなら。スペイン料理の素朴な一面を体験できる。

マルミタコ

ソフリト

ソース / スペイン

玉ねぎ・トマト・にんにく・パプリカなどをオリーブオイルでじっくり炒めたスペイン料理の基本ベース。パエリアや煮込み料理の土台として多用される万能ソース。

単体で提供される場合はパンに合わせて。他の料理のベースとして使われているかを確認するとスペイン料理への理解が深まる。

ソフリト

タパス

料理 / スペイン

スペイン全土で親しまれる小皿料理の総称。バーや居酒屋でドリンクとともに提供され、様々な料理を少しずつシェアして楽しむスタイル。

スペイン料理を初めて食べるなら最適。複数頼んでシェアすると色々な味を試せる。

タパス

ボカディージョ

料理 / スペイン

スペインのバゲット(バラ)を使ったサンドイッチ。ハム・チーズ・トルティージャ・チョリソーなどの具材を挟んだシンプルな軽食で、スペイン人の日常食。

スペインの日常食を体験したいなら。ランチや軽食に最適でコスパも高い。

ボカディージョ

ピスト・マンチェゴ

料理 / スペイン

スペイン・ラ・マンチャ地方の野菜煮込み料理。ズッキーニ・パプリカ・トマト・玉ねぎをオリーブオイルでじっくり炒め煮にしたスペイン版ラタトゥイユ。

ベジタリアンにも向いている。ラタトゥイユが好きなら必ず試したい。パンに合わせると美味しい。

ピスト・マンチェゴ

ウエボス・ロトス

料理 / スペイン

スペインの定番家庭料理。揚げたじゃがいもの上に目玉焼きを乗せ、卵黄を崩してソースのように絡めながら食べる。ハモンやチョリソーを添えることが多い。

卵とじゃがいもが好きなら外せない。ガッツリ食べたいランチや夕食に最適。

ウエボス・ロトス

ピミエント・ピキージョ・レジェノ

料理 / スペイン

スペイン産ピキージョペッパー(甘みのある小型赤ピーマン)にタラ・エビ・チーズなどの具材を詰めたスペインのタパス。ナバラ地方特産のペッパーとその詰め物が織りなす旨みの一品。

スペイン料理の上品なタパスを体験したいなら。詰め物の種類が変わるので何が入っているか必ず確認を。

ピミエント・ピキージョ・レジェノ

ピミエント・デ・パドロン

料理 / スペイン

ガリシア地方パドロン産の小型青ピーマンをオリーブオイルで素揚げし粗塩をふったシンプルなタパス。「10個に1個は辛い」というロシアンルーレット的な楽しみが特徴。

シンプルさの中にロシアンルーレット的な辛みの楽しさがある。スペインの酒場文化を体験するのに最適。

ピミエント・デ・パドロン

ボケロネス・アラ・ビナグレタ

料理 / スペイン

新鮮なカタクチイワシを酢でマリネして白く変性させたスペインのタパス。オリーブオイル・にんにく・パセリをかけて提供されるさっぱりとした前菜。

魚介好きなら必ず試したい。缶詰アンチョビとは全く異なる新鮮な味わいで、ワインのお供に最適。

ボケロネス・アラ・ビナグレタ

ボケロネス・フリートス

料理 / スペイン

カタクチイワシに薄く小麦粉をつけてオリーブオイルで揚げたスペインのタパス。アンダルシア地方の揚げ物(フリトゥーラ)の定番で、レモンを絞って食べる。

揚げ物好きなら迷わず。ビールとの相性が抜群。マリネ版と食べ比べるのも楽しい。

ボケロネス・フリートス

パン・コン・トマテ

料理 / スペイン

スペイン・カタルーニャ地方発祥の定番料理。焼いたパンに完熟トマトをこすりつけ、良質なオリーブオイルと粗塩をかけたシンプルな朝食・軽食。

素材の良さが際立つシンプルな一品。良質なオリーブオイルの風味を楽しみたいときや食前のひと口に最適。

パン・コン・トマテ

カラマレス・エン・ス・ティンタ

料理 / スペイン

イカをイカ墨のソースで煮込んだスペイン料理。真っ黒な見た目ながらイカの旨みが凝縮した深いコクのソースが特徴で、バスク地方を代表するひと皿。

見た目に勇気がいるが、イカ好きなら必ず試したい。口が黒くなることを覚悟の上で。

トルティータ・デ・カマロン

料理 / スペイン

スペイン・カディス地方の名物小エビのフリッター。小エビを薄い衣に混ぜ込んでカリカリに揚げた一口サイズの軽食で、パリパリの食感と凝縮したエビの旨みが特徴。

カディス地方ならではの一品。エビ好きなら必ず試したい。シェリー酒のお供に最適。

トルティータ・デ・カマロン

チャングロ

料理 / スペイン

スペイン・バスク地方の高級タラバガニ(セントジャ)料理。カニの身を野菜・コニャックと合わせて甲羅に詰め直しオーブンで焼いた贅沢な一品。

高級食材だが価値がある。バスク料理のスペシャリティとして積極的に試したい。

コシード

料理 / スペイン

スペイン・マドリードの伝統的なひよこ豆と肉の煮込み料理。スープ・豆・肉の3皿構成で順番に食べる豪快な一品で、冬の定番家庭料理。

スペインの本格的な家庭料理を体験したいなら。ボリューム満点で2人でシェアしてもいい。

コシード

チュレタ・デ・コルデロ・レチャル

料理 / スペイン

乳飲み子羊(レチャル)のリブチョップを炭火やグリルでシンプルに焼いたスペイン料理。臭みが少なく上品な旨みが特徴で、羊肉が苦手な人でも食べやすい。

羊肉が苦手な人でも食べやすい。上質な肉の旨みをシンプルに楽しみたいなら積極的に選びたい。

チュレタ・デ・コルデロ・レチャル

アルボンディガス

料理 / スペイン

スペインの定番タパスで、豚・牛の合い挽きミートボールをトマトソースや出汁で煮込んだ料理。柔らかく煮込んだミートボールにソースが絡んだ親しみやすい一品。

子供から大人まで親しみやすいタパス。初めてスペイン料理を食べる人にも向いている。

アルボンディガス

チュレトン

料理 / スペイン

スペイン・バスク地方を代表する巨大な骨付き牛リブステーキ。年老いた乳牛や去勢牛の肉を炭火でシンプルに焼く豪快な一品で、600g〜1kg以上の大きさが定番。

肉好きなら生涯に一度は食べたい一品。2〜3人でシェアするのが一般的。

チュレトン

アロス・ネグロ

料理 / スペイン

イカ墨で真っ黒に染めた米料理。パエリア鍋で魚介とイカ墨を使って炊き込んだスペインの名物で、アイオリを混ぜながら食べるのが定番スタイル。

見た目に驚くが深い旨みがある。パエリアが好きなら必ず試したい変化球。

アロス・ネグロ

アホブランコ

料理 / スペイン

アーモンドとにんにく、古くなったパン、オリーブ油、シェリービネガーを合わせた白濁した冷製スープ。スペイン・アンダルシア地方発祥で、ガスパチョと並ぶ代表的な夏の冷製スープ。

暑い季節にガスパチョの代わりに試す価値あり。アーモンドが苦手でなければ。

アホブランコ

カリモーチョ

飲み物 / スペイン

赤ワインとコーラを1:1で混ぜるスペイン・バスク地方発祥のカジュアルな混合飲料。安価な赤ワインをベースに炭酸の爽快感とコーラの甘みが加わり、若者の間で広く飲まれる気軽なドリンク。

ワインが苦手だが試したい人に。甘め好きに向く。

カリモーチョ

コシード・マドリレーニョ

料理 / スペイン

ひよこ豆と豚肉、鶏肉、腸詰類、野菜を長時間一緒に煮込むスペイン・マドリードの伝統的なポトフ型煮込み料理。スープ、豆、肉と三段階に分けて食べるのが本来のスタイルで、秋冬の家庭料理の定番。

一皿でお腹いっぱいになる。スペインの家庭料理を体験したいなら最良の選択。

コシード・マドリレーニョ

ティントデベラノ

飲み物 / スペイン

赤ワインとシトラス風味の炭酸飲料(ガセオサ)を半々に割るスペインの夏向けドリンク。サングリアよりシンプルで後味が軽く、タパス文化を支える食事中のテーブルドリンクとして広く飲まれる。

サングリアより軽くすっきり飲みたい人に。夏の昼間にぴったり。

ティントデベラノ

ハモン・イベリコ

食材 / スペイン

イベリコ種の豚の後脚を塩漬けして天然風に最低2〜4年熟成させるスペイン最高級生ハム。ドングリを食べたベジョータが最上位で、脂の甘みと複雑な旨みが凝縮した薄くスライスして単体で食べる食材。

スペイン料理の精髄。単体でそのまま食べるのが最良。高価だが一度は試す価値あり。

ハモン・イベリコ

バカラオ

魚介 / ポルトガル

タラを塩漬けにして干した塩干しダラ、またはそれを水で戻して調理する料理の総称。ポルトガルでは「365通りの食べ方がある」といわれ、グラタン、コロッケ、オムレツ、炒め物など多彩に調理される。

ポルトガル料理店で魚介の定番を試したい時に。塩気が強い場合があるため、ワインやパン、じゃがいもと合わせると食べやすい。

バカラオ

フィデウア

料理 / スペイン

スペイン・バレンシア近郊ガンディア発祥の、米の代わりに短いパスタを使ったパエリアの変種。魚介の旨みを吸ったパスタと底のソカラット(焦げパスタ)が特徴。

パエリア好きなら必試。米よりパスタが好きな人にも向いている。魚介アレルギーに注意。

フィデウア