RDish料理図鑑

チーズの料理一覧

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乳から作られる固形食品の総称。乳を発酵・熟成させて作り、風味・食感・産地により多様な種類がある。

ブッラータ

チーズ / イタリア(プーリア州)

外側はモッツァレラで内側にクリームとストラッチャテッラ(細かくほぐしたチーズ)が入った贅沢なチーズ。切ったときに中身がとろっと流れ出る。

前菜として注文したい一品。切った瞬間のビジュアルが素晴らしく、味も濃厚で満足感が高い。

ブッラータ

モッツァレラ

チーズ / イタリア(カンパーニャ州)

イタリア南部・カンパーニャ州原産のフレッシュチーズで、水牛乳(モッツァレラ・ディ・ブーファラ・カンパーナ)または牛乳(フィオル・ディ・ラッテ)で作られる。水牛乳バージョンはEU原産地保護指定(DOP)を取得しており、カプレーゼやピッツァに欠かせない定番チーズ。

カプレーゼやピッツァで定番として出会うチーズ。「モッツァレラ・ディ・ブーファラ」と明記されている場合は水牛乳製で本場感がある。

モッツァレラ

リコッタ

チーズ / イタリア

牛・羊・水牛などの乳清(ホエー)を再加熱して作るイタリアのフレッシュチーズ。名前は「再加熱した」を意味し、チーズ製造の副産物として生まれた。軽くてほんのり甘く、パスタの詰め物・デザート・サラダに幅広く使われる。

チーズが苦手でも食べやすい軽い食感。デザートのチーズとしても嬉しい。

リコッタ

ゴルゴンゾーラ

チーズ / イタリア(ロンバルディア州)

イタリア・ロンバルディア州原産のDOP認定青カビチーズ。ピカンテ(辛口・長期熟成でシャープ)とドルチェ(甘口・短期熟成でクリーミー)の二種類がある。パスタ・リゾット・ピッツァのソースとして人気。

ブルーチーズが好きなら積極的に。パスタソースとして使われると食べやすく、チーズプレートではドルチェ(甘口)が初心者向け。

ゴルゴンゾーラ

パルミジャーノ

チーズ / イタリア(エミリア=ロマーニャ州)

イタリア・エミリア=ロマーニャ州のパルマ・レッジョ・エミリア周辺のみで製造が認められたDOP認定の硬質熟成チーズ。「チーズの王様」とも呼ばれ、最低12ヶ月(通常24〜36ヶ月以上)熟成させる。削りかけてパスタ・リゾット・サラダに使われる。

イタリア料理なら追加トッピングを躊躇わずに。料理の旨みが格段に上がる。本物かどうか気になれば外皮にPARMIGIANO REGGIANOの刻印があるか確認。

パルミジャーノ

ペコリーノ

チーズ / イタリア(ラツィオ州)

羊乳から作るイタリアの硬質チーズの総称。代表的なDOP品種はペコリーノ・ロマーノ(ラツィオ州)、ペコリーノ・サルド(サルデーニャ州)、ペコリーノ・トスカーノ(トスカーナ州)など。パルミジャーノより塩気が強くシャープな風味で、カルボナーラ・カチョ・エ・ペペに欠かせない。

カルボナーラが本場式かどうか確認するならペコリーノ・ロマーノが使われているか聞いてみよう。パルミジャーノより個性的な風味。

ペコリーノ

カマンベール

チーズ / フランス(ノルマンディー)

フランス・ノルマンディー地方原産の白カビチーズ。「カマンベール・ド・ノルマンディー」はAOP(原産地保護指定)を取得し、生乳・手作業のみで製造される。熟成が進むほど中がとろけるようになり、濃厚でクリーミーな味わいが特徴。

チーズプレートや焼きカマンベールで出会う機会が多い。温かくして食べると旨みと香りが増す。「カマンベール・ド・ノルマンディー」表記があれば本場の生乳製。

カマンベール

ブリー

チーズ / フランス(イル=ド=フランス)

「チーズの女王」とも呼ばれるフランス・セーヌ=エ=マルヌ県原産の白カビチーズ。「ブリー・ド・モー」と「ブリー・ド・ムラン」がAOP(原産地保護指定)を取得している。カマンベールより大きく(直径35〜37cm)、よりバターのようなマイルドな風味が特徴。

チーズプレートに入っていたら積極的に試してみよう。カマンベールより大きくマイルドな味わいで食べやすい。室温に戻してから食べると風味が引き立つ。

ブリー

フェタ

チーズ / ギリシャ

ギリシャ産の塩水漬けの白いチーズで、2002年にEU原産地保護指定(PDO)を取得。ギリシャ国内で羊乳(最低70%)と山羊乳のみを使って製造される。ほろほろとした食感と強い塩気が特徴で、ギリシャサラダやスパナコピタに欠かせない。

ギリシャ料理やサラダで出会う機会が多い。塩気が強いので少量で十分存在感がある。オリーブオイルをかけると風味が増す。

フェタ

ハルミ

チーズ / キプロス

キプロス原産の半硬質チーズで、2021年にEU原産地保護指定(PDO)を取得。羊乳・山羊乳(または少量の牛乳)から作られ、融点が高いため加熱しても溶けない。グリルするとカリッとした外側とむっちりとした内側が楽しめる。

チーズを食べ応えのある一品として楽しみたいときに。ベジタリアンにも人気が高く、肉の代替として使われることも多い。

ハルミ

ケサディーヤ

料理 / メキシコ

小麦粉のトルティーヤにチーズや具材を挟んで焼いたメキシコ料理。カリッとした外側ととろけるチーズが特徴で、前菜や軽食として人気。

シェアしやすく食べやすい一品。前菜やシェアプレートとして最適。

ケサディーヤ

ガレット

料理 / フランス(ブルターニュ)

そば粉を使った薄いクレープ状のブルターニュ地方の料理。ハム・卵・チーズを包んだ食事系が代表的で、甘いデザート系のガレットもある。

フランスの地方料理を楽しみたいなら選んでみよう。そば粉中心だが、小麦粉混入や同一調理器具の可能性があるのでグルテン制限がある場合は店に確認。

ガレット

クロックムッシュ

料理 / フランス

ハムとチーズを挟んだパンをグリルまたは揚げ焼きにしたフランスのホットサンドイッチ。ベシャメルソースをかけてオーブン焼きにするのが定番。

フランスのカフェご飯として気軽に楽しめる一品。ランチに最適でシンプルながら満足感が高い。

クロックムッシュ

グラタン

料理 / フランス

食材にベシャメルソースやクリームをかけてオーブンで焼き、表面をこんがりと仕上げる料理。じゃがいもやマカロニのグラタンが代表的。

冬に特においしいクリーミーな一品。熱々の状態で食べるのがベスト。

グラタン

ラクレット

チーズ / スイス

半分に切ったチーズを熱源に当てて溶かし、じゃがいもや野菜・ピクルスにかけて食べるスイスの伝統料理。「削る」を意味するフランス語が語源。

チーズ好きには最高の料理。大人数でシェアするスタイルが多い。ボリュームが相当あるので注意。

ラクレット

フォンデュ

料理 / スイス

ワインで溶かしたチーズの鍋にパンや野菜を浸して食べるスイスの郷土料理。チーズフォンデュが最も有名で、大人数でシェアするスタイル。

複数人で食べるのが基本。チーズが固まらないよう常にかき混ぜながら食べる。食後はかなり重い。

フォンデュ

ロックフォール

チーズ / フランス

フランス南部アヴェロン県のコンバルー洞窟で熟成させる羊乳(ラコーン種)の青カビチーズ。1925年にフランス初のAOCを取得した保護原産地呼称チーズ。世界三大ブルーチーズの一つで、塩辛くシャープな刺激が特徴。

ブルーチーズが好きなら試す価値あり。苦手な人はゴルゴンゾーラより強烈なため注意。

ロックフォール

コンフィチュール

ソース / フランス

フランス語でジャムのこと。果物や野菜を砂糖で煮詰めたもので、チーズ板の添えや料理のソースとして使われる。チャツネより甘みが強い。

チーズ板に添えてあれば一緒に食べると美味しい。ブルーチーズとの組み合わせが絶品。

コンフィチュール

クロックマダム

料理 / フランス

クロックムッシュの上に目玉焼きをのせたフランスのホットサンド。ハムとチーズのホワイトソース焼きに卵が加わりよりリッチな一品。

クロックムッシュより満足度高め。しっかり食べたい朝食・ランチに。

クロックマダム

スカモルツァ・アフミカータ

チーズ / イタリア(カンパーニャ)

南イタリア産のパスタフィラータ製法チーズをスモークしたもの。洋梨形の形状が特徴で、燻製の香りとねっとりとした食感を持つ。

燻製チーズ好きに最適。加熱料理に使われると絶品。モッツァレラより風味が強く個性的。

スカモルツァ・アフミカータ

スカモルツァ・ビアンカ

チーズ / イタリア(カンパーニャ)

燻製処理をしていない白いスカモルツァ。南イタリアのパスタフィラータチーズで、モッツァレラより水分が少なく弾力があり、加熱でよく溶けるため焼き料理に向く。

モッツァレラと似るが加熱向き。燻製版のアフミカータより風味がマイルドで扱いやすい。ピザや焼き野菜との相性が抜群。

スカモルツァ・ビアンカ

プロヴォラ アフミカータ

チーズ / イタリア(カンパーニャ)

スカモルツァに似るが一回り大きく熟成期間も長い南イタリアのパスタフィラータチーズを燻製したもの。より濃厚なスモーク風味と熟成感が特徴。

スカモルツァ・アフミカータよりも個性が強い。燻製チーズが好きで存在感のある一品を求める人に。グリルや前菜盛り合わせで真価を発揮。

プロヴォラ アフミカータ

グラチネ

調理法 / フランス

フランス語「gratiner(鍋底の焦げを削る)」が語源で、1846年に英語文献に登場した調理法。チーズ・パン粉などを表面にのせ焦げ目をつける。エスコフィエが4種類に分類し、グラタン・ドーフィノワやグラタン・サヴォワヤールが代表的。

香ばしい焼き目やチーズ感が欲しいときに。熱いので一口目は注意。

グラチネ

スモーク

調理法 / 国際

旧石器時代に起源を持つ最古の保存・調理法のひとつ。冷燻(15〜25°C、数週間)・温燻(30〜80°C、数時間〜3日)・熱燻(120〜140°C、数時間)の3種があり、使う木材(サクラ・ナラ・ブナ・ヒッコリー)で風味が異なる。日本の伝統燻製品はかつお節やいぶりがっこ。

香りの強い前菜が欲しいときに。燻製香が苦手なら避ける。

スモーク

シーザードレッシング

ソース / メキシコ

1920年代にメキシコ・ティファナのレストランでシーザー・カルディーニが広めたシーザーサラダ用ドレッシング。卵黄または半熟卵、オリーブオイル、レモン汁、にんにく、ウスターソース、パルミジャーノなどで作るエマルジョンで、現代版はアンチョビを加えることも多い。

サラダでも食べ応えが欲しいときに。アンチョビ(魚介)・生卵・乳製品を含むため、アレルギーがある場合は事前確認を。にんにく風味が強め。

シーザードレッシング

エンチラーダ

料理 / メキシコ

トウモロコシのトルティーヤに肉や豆、チーズを巻き、チリソースをかけてオーブンで焼くメキシコ料理。赤チリ、モレ、サルサベルデ、クリーム系など複数のソースがあり、スペイン語で「チリで味付けした」を意味する。

タコスよりソース感とボリュームが欲しいときに。辛さは確認。

エンチラーダ

ナチョス

料理 / メキシコ

1943年にメキシコ・ピエドラス・ネグラスでイグナシオ・アナヤが考案したテクス・メクス料理。トルティーヤチップスにチーズ・サルサ・ハラペーニョなどをのせてオーブンで焼く。

シェア前菜に向く。冷めるとチップスが湿りやすい。

ナチョス

ハンバーガー

料理 / アメリカ

牛の挽き肉を成形して焼いたパティを丸いパンに挟み、レタス、トマト、玉ねぎ、ピクルス、ケチャップなどを加えるアメリカ料理。19世紀末にドイツ系移民の食文化から発展し、20世紀に世界へ広まった。

満足感ある定番。肉の焼き加減やサイズで重さが変わる。

ハンバーガー

ショプスカ・サラダ

料理 / ブルガリア

トマト、きゅうり、ピーマン、玉ねぎに白いチーズをたっぷり削りかけるバルカンの定番サラダ。肉料理の前菜や付け合わせに使いやすい。

焼き肉料理や重い豆料理の横におすすめ。チーズ入りなので完全な軽食より満足感あり。

ショプスカ・サラダ

シャルスカ・プレスカヴィツァ

料理 / セルビア

挽き肉にチーズを入れて平たく焼くバルカンの大型肉料理。プレスカヴィツァのチーズ入り版で、香ばしい肉汁と溶けたチーズが特徴。

肉をがっつり食べたいとき向き。通常のハンバーグより大きいことが多く、シェアもあり。

シャルスカ・プレスカヴィツァ

フェルゲサ

料理 / アルバニア

ピーマン、トマト、玉ねぎ、白チーズ(コテージチーズ状のジョマ)を炒め煮してオーブンで焼くアルバニアの家庭料理。野菜の甘みとチーズの塩気が重なる濃厚な前菜または副菜。

パンと一緒に前菜として頼むとよい。野菜料理だがチーズでしっかり濃厚。

フェルゲサ

ビレク

料理 / アルバニア

薄いフィロ生地にチーズ、ほうれん草、肉などを包んで焼くバルカンのパイ料理。朝食や軽食、前菜として幅広く食べられ、アルバニアではビレク、ボスニアではブレクとも呼ばれる。

軽食にも前菜にも便利。中身が店ごとに違うので、チーズ入りか肉入りか確認。

ビレク

ビフテク・ロリ

料理 / アルバニア

薄く叩いた牛肉に玉ねぎやハーブなどの具材を乗せてしっかり巻き、焼くか煮込んで仕上げるアルバニアの肉ロール料理。ドイツのリンダーロールラーデやポーランドのザレイなど東欧各地に類似した料理が存在し、こってりとした旨みが特徴。

ステーキより変化が欲しいとき向き。中身に乳製品や豚肉が入ることがあるので確認。

ハチャプリ

料理 / ジョージア

チーズを詰めて焼くジョージア代表のパン料理。地域によって形が異なり、最も有名なアジャルリ型は舟形の生地の中央に溶けたスルグニチーズと生卵、バターをのせて提供される。

チーズとパン好きなら鉄板。アジャルリ型はボリュームが大きいのでシェア向き。生地の端をちぎってチーズと混ぜながら食べると現地流。

ラザニア

料理 / イタリア

平打ちパスタ(ラザーニェ)を重ね、ミートソース(ボロネーゼ)・ベシャメルソース・チーズを交互に積み上げてオーブンで焼いたイタリア・ボローニャ発祥の料理。「lasagne」(複数形)はパスタ自体を指し、料理全体は「lasagna」とも呼ばれる。

しっかり食べたいとき向き。ボローニャスタイルはベシャメル入りが本式。熱々で提供されることが多い。

ラザニア

グリュイエールチーズ

チーズ / スイス

スイス・グリュイエール地方産のハードチーズ。AOPに認定された保護原産地呼称チーズで、ナッツのような香りと強い旨みが特徴。加熱するとよく溶けるためフォンデュ・グラタン・キッシュに広く使われる。エメンタールと異なり穴(気泡)がほとんどない。

チーズの旨みと香りが欲しい料理向き。フォンデュや焼き料理でよく出る。熟成が長いものほど風味が強い。

グリュイエールチーズ

スパナコピタ

料理 / ギリシャ

ほうれん草とフェタチーズを主役に、玉ねぎ・卵・ディル・ミントを混ぜ込んだ具を薄いフィロ生地で包み、バターまたはオリーブオイルを塗り重ねてオーブンで焼くギリシャの伝統パイ。パリッとした生地と塩気のあるチーズと青菜の風味が絶妙に重なる。

軽めの前菜やワインのつまみに向く。チーズ入り青菜パイが好きなら選びやすい。

スパナコピタ

ラビオリ

料理 / イタリア

薄く伸ばした小麦粉と卵のパスタ生地でリコッタとほうれん草、肉のラグー、野菜などの詰め物を包んだイタリアの詰めパスタ。地域ごとに形と具が変わり、トマトソース、バター、ブロードで供される。

パスタだが具入りで満足感あり。中身とソースを確認して選ぶ。

ラビオリ

ギリシャサラダ

料理 / ギリシャ

トマト、きゅうり、玉ねぎ、ピーマン、カラマタオリーブ、フェタチーズをオリーブオイルで和えるギリシャの定番サラダ。本場(ホリアティキ)ではレタスを使わず、野菜を大きめに切るのが特徴。

軽い前菜や肉料理の横に向く。チーズとオリーブが好きなら選びやすい。

ギリシャサラダ

マカロニチーズ

料理 / アメリカ

茹でたマカロニに塩気の効いたチーズソース(主にチェダーチーズ)を絡めたアメリカの定番家庭料理。鍋で仕上げるタイプとオーブンで焼き上げるタイプがあり、後者は表面にパン粉やチーズの香ばしい焦げ目がつく。

チーズ好き向け。主菜にもサイドにもなるが、量が多いと重い。

マカロニチーズ

シェーヴル

チーズ / フランス

山羊乳から作るフランスのチーズの総称。カプリル酸などの中鎖脂肪酸に由来する独特の酸味と香りが特徴で、フレッシュなやわらかいタイプから長期熟成の固いタイプまで幅広い。ロワール渓谷が主な産地で、サラダや前菜に多用される。

個性的なチーズが好きなら楽しい。山羊乳の香りが苦手なら避ける。

シェーヴル

グラナ・パダーノ

チーズ / イタリア

北イタリア・ポー川流域産の牛乳製長期熟成ハードチーズ。パルミジャーノ・レッジャーノに似た粒状質感と穏やかな塩気・旨みをもち、パスタやリゾットにおろして使うほかサラダにも合う。

パスタやリゾットの仕上げに出たら旨みを足すチーズ。強すぎるチーズが苦手でも比較的食べやすい。

グラナ・パダーノ

チーズピザ

料理 / イタリア

トマトソースと溶けたモッツァレラなどのチーズを主役にしたシンプルなピザ。マルゲリータが代表格で、具のないシンプルな構成だからこそチーズの旨みと香り、生地の食感が際立つ一品。

ピザの中で最もシンプル。チーズ好きなら外れなし。

チーズピザ

バゲットサンドイッチ

料理 / フランス

フランスのバゲットを縦に切り込み、バターとハム(ジャンボン)、マスタード、コルニションを挟んだパリ定番の軽食。ジャンボン・ブールが最もシンプルな形で、路上やカフェで昼食に手軽に食べる。

フランスの軽食として最もシンプルで確実な選択。ジャンボン・ブールを基本に。

バゲットサンドイッチ

フレンチオニオンスープ

料理 / フランス

飴色になるまでじっくり炒めた玉ねぎの甘みを活かしたビーフブイヨンスープ。表面にグリュイエールチーズとバゲットのクルトンをのせてオーブンで焼き上げる、フランスの古典的なスープ料理。

寒い日の前菜として理想的。玉ねぎ嫌いな人には実は甘くて食べやすい。

フレンチオニオンスープ

ブルノスト

チーズ / ノルウェー

ヤギや牛の乳清を長時間煮詰めてできるノルウェー独自の褐色乳製品。乳糖のカラメル化によりキャラメルに似た甘みと乳のコクが特徴で、チーズとは製法が異なるが厳密にはチーズ類に分類される食品。

北欧の朝食やカフェメニューで見かけたら試す価値あり。薄く削ってパンやワッフルと食べると特徴が分かりやすい。

ブルノスト

マルゲリータ

料理 / イタリア(ナポリ)

トマト、モッツァレラ、バジル、エクストラバージンオリーブオイルをのせて焼くナポリの代表的なピッツァ。赤、白、緑のシンプルな具材で、生地、トマト、チーズのバランスを味わう定番。

ナポリ系ピッツァの基準を見たい時の定番。具材は少ないが、チーズ入りで満足感もある。迷ったら最初の一枚にしやすい。

マルゲリータ

パルマ

料理 / イタリア(パルマ)

プロシュット・ディ・パルマなどの生ハムを主役にしたピッツァ。焼き上げたピッツァに生ハムを後のせすることが多く、ルッコラやパルミジャーノを合わせると塩気、香り、旨みがまとまる。

生ハム好き向き。塩気は強めなので、軽く食べたい時は野菜入り構成を選ぶとよい。

パルマ

クアトロ・フォルマッジ

料理 / イタリア

4種類のチーズを溶かして焼くイタリアの定番ピッツァ。モッツァレラを軸に、ゴルゴンゾーラ、フォンティーナ、パルミジャーノなどを組み合わせる。トマトありのロッサ、なしのビアンカ両方がある。

チーズ好き向け。青カビチーズが苦手なら、ゴルゴンゾーラ有無を確認。甘じょっぱい味が好きならはちみつ追加も相性よい。

クアトロ・フォルマッジ

バンビーノ

料理 / イタリア

子ども向けを意識したピッツァ名。イタリア語のbambinoは子どもを指し、ピッツァでは辛味やクセを抑え、モッツァレラ、ハム、コーン、ソーセージ、ポテトなど食べやすい具材で構成されることが多い。

子どもや辛味が苦手な人向け。店ごとに具材差が大きいので、コーン、ポテト、マヨネーズの有無は確認。

ビアンカ

料理 / イタリア

トマトソースを使わない白いピッツァ。イタリアではローマ風のシンプルな平焼きパンを指すこともあり、米国系のwhite pizzaでは生地にオリーブオイル、にんにく、チーズを合わせる。

トマトソースが苦手な時向き。チーズ量が多い店では重めなので、前菜感覚か主食かはサイズ確認。

ビアンカ

ハワイアンピザ

料理 / カナダ

パイナップル、トマトソース、モッツァレラ、ハムまたはベーコンをのせるカナダ発祥のピザ。甘い果物と塩気のある肉を合わせるため好みが分かれるが、世界的に知られる定番トッピング。

甘じょっぱい味が好きなら向く。果物入りピザが苦手なら避ける。シェア時は好みが割れやすい。

ハワイアンピザ

ビスマルク

料理 / イタリア

卵をのせるピッツァ。一般的にトマト、モッツァレラ、ハムに卵を合わせ、卵好きで知られるオットー・フォン・ビスマルクにちなむ名前とされる。半熟卵なら黄身がソースのように広がる。

卵好き向き。半熟が苦手なら焼き加減を確認。朝食っぽい満足感がある。

ジェノベーゼピザ

料理 / イタリア(リグーリア州)

バジル、オリーブオイル、松の実、チーズ、にんにくで作るペスト・ジェノベーゼを使った緑色のピッツァ。トマトソースの代わりにペストを塗る、または焼き上げ後にかける構成が多く、ハーブの香りが主役。

バジル好きなら向く。通常の赤いトマトピザとは印象が違う。ナッツやにんにくが苦手なら注意。

ペパロニ

料理 / アメリカ

薄切りペパロニをのせたアメリカ式ピザ。ペパロニは豚肉や牛肉を使うスパイス入りサラミで、焼くと脂と香辛料の香りが出る。米国のピザ店で特に人気の高い定番トッピング。

肉感と塩気が欲しい時の定番。辛味は強烈ではないが、脂と塩分は高め。

ペパロニ

カラブレーゼ

料理 / イタリア(カラブリア州)

カラブリア風の辛いピッツァ。トマト、モッツァレラを土台に、辛いサラミ、ンドゥイヤ、唐辛子、赤玉ねぎなどを合わせることが多い。南イタリアらしい豚肉の旨みと唐辛子の刺激が特徴。

辛いピザが食べたい時向き。ディアボラよりンドゥイヤ寄りだと脂と辛味が強いので、辛さ耐性を確認。

ディアボラ

料理 / イタリア

トマト、モッツァレラ、辛いサラミをのせるイタリアの辛口ピッツァ。名前は「悪魔風」の意味合いで、唐辛子や辛味オイルを加える店もある。マルゲリータに肉の塩気と辛味を足した構成。

辛いピザの定番。ペパロニ好きなら入りやすいが、店により辛さ差が大きい。

ディアボラ

サルモーネ

料理 / イタリア

サーモンを使うピッツァ。スモークサーモンや鮭を、モッツァレラ、クリーム、ルッコラ、玉ねぎなどと合わせることが多い。魚の旨みと乳製品のまろやかさが出る白系ピッツァとして出ることも多い。

魚介でも濃厚寄りが食べたい時向き。スモークサーモン使用なら塩気が強いので軽い前菜と合わせるとよい。

サルモーネ

ボスカイオーラ

料理 / イタリア

きのことソーセージを主役にした「木こり風」のピッツァ。一般的にモッツァレラ、薄切りソーセージ、マッシュルームを使い、トマト入りの赤いタイプもある。きのこの香りと豚肉の旨みが特徴。

肉ときのこの組み合わせが好きなら向く。軽さより満足感重視。ボスカイモーラ表記でも中身はボスカイオーラ系のことが多い。

カプリチョーザ

料理 / イタリア(ローマ)

トマト、モッツァレラ、ハム、きのこ、アーティチョーク、オリーブなどを散らして焼く具だくさんピッツァ。クアトロ・スタジーニと似た材料だが、具材を4区画に分けず全体に混ぜてのせる。

いろいろな具材を一枚で食べたい時向き。苦手具材が多い人は、オリーブやアーティチョーク有無を確認。

カプリチョーザ

クアトロ・スタジーニ

料理 / イタリア

4つの区画に分けて具材をのせるイタリアの定番ピッツァ。一般的にアーティチョーク、トマトとバジル、きのこ、ハムとオリーブなどで四季を表す。カプリチョーザと同系統だが、具材を混ぜず分ける点が特徴。

複数の味を少しずつ食べたい時向き。シェアにも便利。具材を混ぜて食べたいならカプリチョーザ。

クアトロ・スタジーニ

クリームチーズ

チーズ / アメリカ

牛乳とクリームから作る、熟成させないアメリカ発祥のフレッシュチーズ。やわらかく塗りやすい質感で、乳脂肪が多く、穏やかな酸味とミルクのコクがある。ベーグル、チーズケーキ、ディップ、フロスティングに広く使われる。

チーズのクセが少なく初心者向き。ベーグル、サンドイッチ、デザートで出ることが多い。濃厚さが欲しいならマスカルポーネ、軽さが欲しいならリコッタ系も候補。

クリームチーズ

フロマージュブラン

チーズ / フランス

フランス北部からベルギー南部に由来する、酸凝固タイプの白いフレッシュチーズ。名前はフランス語で「白いチーズ」。ヨーグルトに近いなめらかさと穏やかな酸味があり、ジャムや果物を添えるデザート、パンのスプレッド、料理のソースに使われる。

軽いチーズデザートや朝食向き。チーズの強い香りが苦手でも食べやすい。濃厚なチーズケーキ感を期待するならクリームチーズやマスカルポーネ寄りを選ぶ。

フロマージュブラン

カッテージチーズ

チーズ / アメリカ

脱脂乳や低脂肪乳を凝固させたカードを水切りし、クリームや塩を合わせて作る非熟成のフレッシュチーズ。粒状の白いカードと軽い酸味が特徴で、比較的低脂肪・高たんぱくなチーズとしてサラダ、果物、トースト、デザートに使われる。

軽いチーズや高たんぱく系メニューで出やすい。なめらかさより粒感を楽しむチーズ。デザートにもサラダにも使えるが、濃厚なチーズ感は控えめ。

カッテージチーズ

マスカルポーネ

チーズ / イタリア(ロンバルディア州)

イタリア北部ロンバルディア由来の、クリームを酸と熱で凝固させて作る白く濃厚な乳製品。技術的にはレンネットを使う一般的なチーズと異なるが、料理ではフレッシュチーズとして扱われる。ティラミスの主材料で、甘いデザートにもリゾットやソースにも使う。

ティラミスや濃厚デザート好きなら選びやすい。料理ではソースやリゾットを丸く濃厚にする役割。軽いチーズを求めるならリコッタやフロマージュブランが合う。

マスカルポーネ

クロミエ

チーズ / フランス(セーヌ=エ=マルヌ県)

フランス・セーヌ=エ=マルヌ県クロミエ由来の白カビ系ソフトチーズ。ブリーの近縁で、ブリーより小さく厚みがあり、「ブリーの母」と呼ばれることもある。牛乳製で、白いブルーミーな外皮、バターのようなコク、ナッツに似た香りが特徴。

ブリーが好きなら試しやすい。ブリーより厚みと密度があり、ナッツ感が出やすい。チーズプレートでは室温に戻すと香りと口溶けが良い。

クロミエ

サンタンドレ

チーズ / フランス(ノルマンディー)

フランスの牛乳製トリプルクリーム白カビチーズ。製造時にクリームを加えるため脂肪分が高く、ブリーを濃厚にしたようなバター感と密度のあるなめらかさがある。薄い白カビ外皮は食べられ、果物、パン、発泡性ワインと合わせやすい。

濃厚な白カビチーズが好きなら向く。少量でも満足感が高い。軽いチーズを求めるならブリーやフロマージュブランの方が食べやすい。

サンタンドレ

シャウルス

チーズ / フランス(オーブ県)

フランスのシャンパーニュ地方シャウルス村に由来する牛乳製の白カビソフトチーズ。AOCに認定され、オーブ県とヨンヌ県の管理区域で作られる。乳酸凝固を主体にゆっくり水切りし、2〜4週間ほど熟成。中心はややほろっとし、熟すと口溶けが増す。

白カビチーズの中でも酸味と軽いほろほろ感を楽しみたい時に向く。ブリーより少し個性的だが、青カビほど強くない。シャンパーニュや辛口白ワインと合わせやすい。

シャウルス

ブルースティルトン

チーズ / イギリス(ダービーシャー、レスターシャー、ノッティンガムシャー)

イングランドのPDO青カビチーズ。ダービーシャー、レスターシャー、ノッティンガムシャーで、殺菌牛乳を使って作られる。円筒形で自然の外皮を持ち、中心から外側へ青い筋が伸びる。ロックフォール、ゴルゴンゾーラと並ぶ代表的なブルーチーズ。

ブルーチーズに慣れた人向き。ロックフォールより牛乳らしい丸みがあり、ゴルゴンゾーラよりほろほろ感が強い。甘口ワインや果物と合わせると食べやすい。

ブルースティルトン

フルムダンベール

チーズ / フランス(オーヴェルニュ)

フランス・オーヴェルニュ地方のAOP青カビチーズ。牛乳で作る半硬質チーズで、細長い円筒形が特徴。ペニシリウム・ロックフォルティを加え、最低28日熟成させる。青カビチーズの中では穏やかで、土っぽい香りとまろやかな口当たりがある。

ブルーチーズ入門に向く。強烈な青カビ感を求めるならロックフォール、より甘くクリーミーならゴルゴンゾーラ・ドルチェ寄りを選ぶ。

フルムダンベール

ダナブルー

チーズ / デンマーク

デンマークのPGI青カビチーズ。Danish Blue としても流通し、20世紀初頭にロックフォール風チーズを目指して作られた。牛乳とクリームを使う半軟質チーズで、8〜12週間熟成。鋭い塩気と青カビの香りがありつつ、ロックフォールよりやや穏やか。

塩気のあるブルーチーズが好きなら向く。サラダや果物と合わせると食べやすい。初めてなら少量から。

ダナブルー

カンボゾーラ

チーズ / ドイツ(アルゴイ)

ドイツの白カビ外皮を持つソフト青カビチーズ。Champignon社が製造し、カマンベール系の白カビとゴルゴンゾーラ系の青カビを組み合わせたような性格を持つ。牛乳にクリームを加えるため、青カビチーズとしてはかなり穏やかで、なめらかで濃厚。

ブルーチーズが苦手でも試しやすいタイプ。白カビチーズ好き、クリーミーなチーズ好きに向く。強烈な青カビ感を求めるならロックフォールやブルースティルトンを選ぶ。

カンボゾーラ

エポワス

チーズ / フランス(ブルゴーニュ)

フランス・ブルゴーニュの村エポワス周辺で作られるAOC/AOPのウォッシュチーズ。牛乳製のソフトチーズで、塩水とマール・ド・ブルゴーニュで表面を洗いながら熟成させる。赤橙色の強い香りの外皮と、熟すとスプーンですくえるほどやわらかい中身が特徴。

ウォッシュチーズ上級者向き。香りが強いチーズを試したいなら少量から。赤ワインより白ワインや甘口ワイン、ビールと合わせると食べやすい。

エポワス

マンステール

チーズ / フランス(アルザス、ロレーヌ)

フランス東部ヴォージュ山地周辺で作られるAOC/AOPの牛乳製ウォッシュチーズ。湿った熟成庫で塩水洗いし、表面に橙色の外皮と強い香りを出す。香りはかなり強いが、味わいはミルキーで甘みやナッツ感があり、クミンや茹でじゃがいもと合わせる。

香りが強いチーズを楽しみたい人向き。クミンやゲヴュルツトラミネールと合わせると定番。においが苦手なら避ける。

マンステール

ポン レベック

チーズ / フランス(ノルマンディー)

フランス・ノルマンディーのポン=レヴェック周辺で作られるAOC/AOPの牛乳製ウォッシュチーズ。12世紀から続くとされる古いチーズで、正方形の形が特徴。白〜橙褐色の洗い外皮に包まれ、中身は淡黄色でなめらか、甘みと軽い酸味を持つ。

ウォッシュチーズ入門に比較的向く。ノルマンディー産チーズが好きならカマンベール、リヴァロと比べると楽しい。香りが苦手なら外皮少なめで。

ポン レベック

ピエ ダングロワ

チーズ / フランス(ブルゴーニュ)

フランス・ブルゴーニュ由来の牛乳製ソフトチーズ。白い外皮を持ち、包装内でも熟成が進むタイプとして知られる。味はマイルドでクリーミー、やわらかく塗りやすい。強烈なウォッシュチーズより穏やかで、パンや果物と合わせやすい。

強い香りのチーズが苦手でも試しやすい。ブリーやカマンベールより少し濃厚なソフトチーズとして考えると選びやすい。

ピエ ダングロワ

タレッジョ

チーズ / イタリア(ロンバルディア)

北イタリアのPDOウォッシュチーズ。ヴァル・タレッジョに由来し、牛乳で作る半軟質の四角いチーズ。塩水で洗いながら熟成させるため外皮は桃色〜橙褐色で香りが強いが、味は比較的穏やかで、バター感、果実味、軽い酸味がある。

ウォッシュチーズ入門に向く。香りに対して味は穏やかで料理にも使いやすい。リゾットやピッツァに入っていたら食べやすい。

タレッジョ

リヴァロ

チーズ / フランス(ノルマンディー)

フランス・ノルマンディーのリヴァロ周辺で作られるAOC/AOPの牛乳製ウォッシュチーズ。橙色の外皮を持つ円筒形で、側面を3〜5本の葦の帯で巻くため「大佐」と呼ばれる。香りが強く、味は濃厚で塩気と発酵の旨みがある。

ウォッシュチーズ好き向き。ノルマンディーのシードルやリンゴと合わせると食べやすい。香りが苦手ならポン レベックの方が穏やか。

リヴァロ

モンドール

チーズ / フランス(ジュラ、フランシュ=コンテ)

フランスとスイスのジュラ地域で作られる季節限定の牛乳製ソフトウォッシュチーズ。モミの樹皮で巻き、木箱で熟成・販売される。生産は秋冬中心で、熟すと中身がほぼ液状になる。木の香りと濃厚なミルク感があり、箱ごと焼いてフォンデュのように食べる。

冬に見つけたら頼む価値が高い。焼きモンドールは複数人で分けやすい。パン、じゃがいも、白ワインと合わせると本領発揮。

モンドール

サントモール

チーズ / フランス(トゥーレーヌ)

フランス・トゥーレーヌ地方のAOC/AOP山羊乳チーズ。灰をまぶした細長い丸太形で、中心に生産者番号入りの藁が通る。若いものは白くやわらかく酸味があり、熟成すると水分が抜けて締まり、山羊乳の香りと旨みが強くなる。

山羊チーズ入門に向くが、独特の香りはある。若いものは食べやすく、熟成品はより個性的。藁は食べずに外して切る。

サントモール

クロタン ド シャヴィニョル

チーズ / フランス(ロワール、シャヴィニョル)

フランス・ロワール地方シャヴィニョル村周辺のAOC/AOP山羊乳チーズ。小さな円筒形で、熟成段階により若い白い状態から、青みを帯びた硬い熟成品まで変化する。若いものは酸味とクリーミーさ、熟成品はナッツ香と強い山羊乳の風味が出る。

山羊チーズを段階別に楽しめる。初めてなら若いものや温かいサラダから。サンセールなどロワールの白ワインと相性が良い。

クロタン ド シャヴィニョル

ヴァランセ

チーズ / フランス(ベリー)

フランス中部ベリー地方のAOC/AOP山羊乳チーズ。切頭ピラミッド形が特徴で、表面に木炭粉をまぶし、自然のカビで青灰色の外皮になる。若いものは柑橘のような酸味があり、熟成すると山羊乳らしいナッツ香と旨みが増す。

見た目で選んでも楽しい山羊チーズ。若いものは初心者向き、熟成品は香りが強い。ロワール系の白ワインと合わせやすい。

ヴァランセ

マコネ

チーズ / フランス(ブルゴーニュ、マコネ)

フランス・ブルゴーニュ南部マコネ地方のAOC/AOP小型山羊乳チーズ。小さな切頭円錐形で、山羊乳または山羊乳主体に少量の牛乳を合わせて作られる。若いものは酸味がありクリーミーで、熟成すると締まり、山羊乳の香りと旨みが増す。

小さく試しやすい山羊チーズ。強いクセが苦手なら若いものを選ぶ。ブルゴーニュやマコネの白ワインと合わせると良い。

マコネ

コンテ

チーズ / フランス(フランシュ=コンテ、ジュラ山地)

フランス東部ジュラ山地で作られるPDOの牛乳製セミハードチーズ。無殺菌乳を銅釜で加熱し、大きな円盤状に成形して4〜36か月熟成させる。若いものはミルキーでしなやか、熟成品はナッツ、果実、旨み、結晶感が増す。フランスを代表する山のチーズ。

熟成月数を見ると選びやすい。若いコンテは食べやすく、長期熟成は旨みが強い。グリュイエールやボーフォールが好きなら試す価値が高い。

コンテ

ボーフォール

チーズ / フランス(サヴォワ)

フランス・サヴォワ地方のアルプスで作られるAOC/AOPの牛乳製ハードチーズ。タリーヌ種やアボンダンス種の無殺菌乳を使い、大きな円盤状に成形する。側面が凹んだ独特の形で、夏・山小屋・冬のタイプがあり、バター感、ナッツ香、果実味を持つ。

コンテやグリュイエール好きに向く。サヴォワ風フォンデュ、グラタン、白ワインとの組み合わせが定番。夏のアルパージュ品は香りが濃い。

ボーフォール

キャンディチーズ

チーズ / 日本

キャンディチーズは、ひと口サイズに個包装された日本のプロセスチーズ。菓子のキャンディのように扱いやすく、おやつ、弁当、つまみ、サラダやピンチョスに使われる。

軽いチーズつまみや子ども向けメニューで出やすい。ワインよりもビール、ハイボール、弁当・パーティー用途向き。

キャンディチーズ

スティックチーズ

チーズ / 日本

スティックチーズは、細長い棒状に成形されたプロセスチーズ。手で持って食べやすく、ちくわや肉巻きに入れるなど料理素材にも使われる。

居酒屋や弁当系メニューでは、揚げ物、肉巻き、ちくわチーズとして出ることが多い。手軽なチーズ感が欲しい時に向く。

スティックチーズ

スモークチーズ

チーズ / 欧米・日本

スモークチーズは、チーズを燻製して香りを付けたもの。日本の市販品ではプロセスチーズを山桜などのチップで燻したタイプが多く、酒のつまみや前菜に使われる。

ビール、ハイボール、ウイスキー、ワインのつまみに向く。燻製香が苦手なら通常のプロセスチーズやキャンディチーズの方が無難。

スモークチーズ

チーズカード

チーズ / カナダ(ケベック州)・アメリカ(ウィスコンシン州・ミネソタ州)

チーズカードは、チェダーなどのチーズ製造過程で生まれる熟成前の凝乳の塊。新鮮なうちだけ噛むとキュッキュッと音が鳴る独特の食感があり「スクィーキーチーズ」とも呼ばれる。スナックとして、またはプーティンの主役として食べる北米の名物食材。

鮮度が命で、製造から12時間以内が最もキュッキュッとした食感を楽しめる。チーズ工場や地元の市場で買うのがベスト。プーティンの具として食べるのが最も定番の楽しみ方。フライドチーズカードは揚げ物好きなら試す価値あり。マイルドな味が好みの人向き。

チーズカード

チェダーチーズ

チーズ / イギリス(サマセット州チェダー)

イングランド南西部サマセット州チェダー村に由来する牛乳製の硬質チーズ。比較的硬く、白から淡黄色、アナトーなどでオレンジ色に着色されるものもある。熟成期間によりマイルドからシャープまで味が変わり、世界中で広く作られる。

濃いチーズ味を足したい料理に万能。バーガーやホットサンドならよく溶ける若め、チーズ盛り合わせなら熟成タイプを選ぶと香りと旨みを楽しめる。

チェダーチーズ

フロマージュ

食材 / フランス

フランス語でチーズ全般を指す言葉。フランス料理のコースでは主菜とデザートの間に「チーズコース」として提供される。

フランス料理のコースで「フロマージュ」と書かれている場合はチーズコース。デザートの前に提供される。苦手でなければぜひ試したい。日本の洋菓子店では「フロマージュ」=チーズケーキとして使われることが多いが、本来の意味はチーズそのもの。

フロマージュ