カスマルトゥとシュールストレミングの違い

カスマルトゥとシュールストレミングは発酵・こってりという共通点があり、メニューで並ぶと迷いやすい組み合わせ。両方の説明・味・注文のコツを並べて違いを確認できます。

違い

カスマルトゥから見たシュールストレミングとの違い

どちらも強烈な発酵臭で知られる珍味だが、シュールストレミングはニシンの缶詰発酵食品

シュールストレミングから見たカスマルトゥとの違い

シュールストレミングはニシンを発酵させた缶詰。カスマルトゥはチーズにハエの幼虫を入れて発酵を進める

比較表

項目カスマルトゥの写真カスマルトゥCasu marzuシュールストレミングの写真シュールストレミングSurstromming
分類チーズ魚介
地域イタリア(サルデーニャ)スウェーデン
どんなものサルデーニャ島の羊飼いに伝わる伝統の羊乳チーズ。チーズバエの幼虫が内部を分解することで、とろりと崩れるほど柔らかく、強烈でスパイシーな風味に熟成します。地元では湿らせた薄焼きパン「パーネ・カラザウ」に塗り、カンノナウなどの力強い赤ワインとともに味わいます。強烈な香りを持つ発酵ニシン。缶詰を開け、フラットブレッドやじゃがいも、玉ねぎ、サワークリームと合わせて少量食べる珍味。
出てくるもの上部を切り開いた羊乳チーズの塊(中身はとろとろに崩れた状態)/チーズの中で動く白く小さな幼虫(数mm程度)/塗るための薄いパン(パーネ・カラザウ)/強めの赤ワイン(カンノナウなど)が添えられることが多い発酵ニシンの切り身/薄いパンまたはじゃがいも/玉ねぎ、サワークリーム、ディルなどの薬味
味・食感クリーム状に崩れた、舌を刺すような強烈な発酵臭とピリッとした刺激/羊乳由来の濃厚なコクと、牧歌的・地中海的と形容される複雑な風味/後味が非常に強く、数時間残ることもある/幼虫が跳ねるため、食べる際は手でパンを覆うのが地元流非常に強い発酵香/強い塩気とうま味/魚の身は柔らかい/薬味や乳製品で味を和らげる
初心者向け●●●●●●●●●●
個性●●●●●●●●●●
重さ●●●●●●●●●●
辛さ●●●●●●●●●●
注文のコツ世界で最も危険なチーズとしてギネスにも載った究極の珍味で、そもそも一般の店で注文できるものではない。食品衛生法上の理由でイタリア国内でも流通・販売が規制されてきたため、出会えるのは現地の家庭や祭りなどごく限られた場面。強烈な発酵食品や昆虫食に抵抗がない冒険派向けで、少しでも抵抗があるなら近づかない方がよい。珍味や発酵食品に強い興味がある人向け。屋外や専門イベントで、経験者と少量試すのが無難。

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