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オランダの料理・食材・調理法をまとめています。
じゃがいもと野菜を一緒につぶし、ソーセージや肉汁を添えるオランダの家庭料理。ケール、ザワークラウト、エンダイブなど具材違いがある。
オランダ料理の定番を食べたい時に。寒い季節の主菜として、ソーセージ付きなら満腹感が強い。
じゃがいも・にんじん・玉ねぎを柔らかく煮てつぶし、バターと牛乳でなめらかに仕上げるオランダの伝統的なスタンポット(マッシュ野菜料理)。1574年のスペイン軍によるライデン包囲戦の後、撤退した兵士が残した鍋の残り物が起源という伝説がある。煮込み牛肉(クラッポン)や燻製ソーセージ(ロークウォルスト)を添えて主菜として食べるのが定番スタイル。にんじんのオレンジ色と玉ねぎの甘みが合わさったやさしい風味で、秋冬のオランダ家庭料理の象徴として今も広く親しまれている。
スタンポットの中でも甘みがあり食べやすい。肉付きの冬料理として選ぶとよい。
乾燥グリーンピースを豚肉、ソーセージ、セロリ、ねぎと共にどろりとなるまで煮込むオランダの伝統豆スープ。スプーンが立つほど濃くなることもあり、冷え込む冬に体を温める定番料理として親しまれる。
寒い日のスープ主菜として選ぶ。軽いスープではなく、食事としての満足感を期待するとよい。
オランダのコロッケで、牛肉をゆっくり煮込んだラグーやベシャメルベースのフィリングを冷やして成型し、小麦粉・卵・パン粉の衣をつけて揚げる軽食。オランダのスナックバー(snackbar)やカフェで定番のファストフードで、壁に埋め込まれた自動販売機型スナックコーナー(フリクアンデル・スナック)でも売られる。マスタードをつけてブレッドロールに挟んだ「クロケットブロードジェ」としてランチに食べる形が定番。フランスのクロケット技術がオランダに伝わり独自発展した。
オランダの軽食を試すなら定番。中身が非常に熱いので一口目は注意。
肉のラグーを丸めてパン粉で包み揚げるオランダ定番のスナック。クロケットの球形バリエーションで外はカリッと中はとろりとした食感。アムステルダムのカフェでビールと共に出るつまみの代名詞。
バーやカフェでつまみとして頼むとよい。数人でシェアしやすい。
5〜6月に北海で漁獲した若いニシンを船上で内臓を除き(膵臓のみ残す)、少量の塩で数日熟成させた半生状態の魚料理。膵臓の消化酵素が肉質を独特のマイルドでとろける食感に仕上げる。新物が出回る5〜6月は「ヌーウェ・ハーリング(Hollandse Nieuwe)」として国中が沸き立つ季節の風物詩。尾を持って丸ごと頭から口に入れる食べ方が伝統的で、刻み玉ねぎとピクルスを添える。ブレッドロールに挟んだ「ハーリングブロードジェ」としてランチに食べる形も定番のオランダ国民食。
魚介の珍味が好きなら試す価値あり。初心者はパンにはさんだ版か、玉ねぎ多めで食べると入りやすい。
小麦粉とそば粉の生地を、くぼみのついた専用鉄板で焼く一口サイズのふわふわ丸いオランダのミニパンケーキ。粉砂糖とバターをたっぷりかけて食べるのが定番で、市場や屋台でも売られる軽食。
屋台やカフェでデザートとして頼みやすい。熱いうちにバターを溶かして食べるのがよい。
生の豚ひき肉を腸詰めにして乾燥させる、オランダとフランドルの伝統的なドライソーセージ。北部の風土を生かした保存食で、薄切りにしてパンやつまみに使われる。
ビールのつまみや軽い前菜向き。クセのある肉加工品が好きなら選びやすい。
ゼーラント州の渦巻き状の甘い菓子パン。白い発酵生地を濃いブラウンシュガーとシナモンにまぶして焼き、表面をねっとりしたカラメル状に仕上げる。
甘い朝食やコーヒー休憩向き。手がべたつきやすいので持ち歩きより店内向き。
オランダとベルギーのリンブルフ地方に結びつく、発酵生地の浅いタルト。果物、米プディング、カスタード、クランブルなどを詰め、祝い事や来客時の菓子として親しまれる。
ケーキより軽い甘味が欲しい時に向く。果物系は爽やか、ライスプディング系は満腹感あり。
パンに目玉焼きをのせるオランダ・ベルギーの定番昼食アウツマイターの、ベーコンとチーズを加えた型。白パン、卵、塩気のある肉、溶けたチーズで構成される。
軽食よりしっかり昼食。卵の焼き加減、ベーコンかハムか、チーズ有無を確認すると外しにくい。
オランダのミルク入りコーヒー。名前は「間違ったコーヒー」の意味で、ブラックコーヒーと温めた牛乳をほぼ同量で合わせる。
濃いエスプレッソより飲みやすいコーヒーが欲しい時向き。甘さは自分で足すことが多い。
じゃがいもとケールを一緒につぶし、ルークヴォルスト、ベーコン、グレイビー、マスタードを添えるオランダ冬の定番料理。スタンポットの代表格。
寒い日に腹を満たす家庭料理枠。軽食ではなく主菜として選ぶ。
割りエンドウ、豚肉、セロリアック、玉ねぎ、リーキ、にんじん、じゃがいもなどを煮込む、濃厚なオランダ式豆スープ。冬に食べる国民的な一品。
前菜スープではなく主食級。冬の屋台や家庭料理で、温まりたい時に向く。
小麦粉、卵、酵母、牛乳などの生地を丸く揚げ、粉砂糖をかけるオランダとベルギーの揚げ菓子。大晦日や冬の屋台の定番。
揚げたてが最良。冷めると重くなるので、屋台なら温かいものを選ぶ。
リンブルフ地方の発酵生地タルト、フラーイのチェリー版。浅い生地にチェリーのフィリングを詰め、格子やクランブルをのせて焼く。
リンブルフスフラーイの中でも分かりやすい果物系。甘すぎない菓子を選びたい時に向く。
初夏に出回る若いニシンを下処理し、塩で熟成させたオランダの季節食。脂のり、処理法、時期などの基準があり、玉ねぎやピクルスと食べる。
魚の生っぽい食感が好きなら名物として試す価値あり。苦手ならパンにはさんだ版から。
オランダで長く親しまれる燻製うなぎ。特にアイセル湖周辺などの魚食文化と結びつき、脂のあるうなぎを燻して前菜やサンドイッチに使う。
少量で満足感がある前菜向き。燻製魚が好きなら、白ワインやビールに合わせやすい。
酢漬けのニシンのフィレを、玉ねぎやピクルスを芯にして巻いた北欧・中欧系の魚介惣菜。瓶詰めや桶入りの ready-to-eat 食品として流通し、冷たい前菜やパンの具にする。
酢漬け魚やピクルスが好きなら前菜に向く。酸味が苦手なら少量から。