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小麦を使ったパスタを国を問わず集めました。各国の似た料理を比べながら、味の特徴・注文のコツを調べられます。
にんにくとオリーブオイルだけでスパゲッティを和えたシンプルなナポリの家庭料理。薄切りにんにくをオリーブオイルでゆっくり熱して香りを移し、茹でたパスタを絡める。唐辛子を加えたものは「ペペロンチーノ」とも呼ばれる。材料は少ないが、にんにくの火加減とパスタの茹で汁による乳化(マンテカーレ)が仕上がりの肝で、シンプルながら技術が出る一皿。
素材が少ない分、素材の質と技術がダイレクトに出る料理。シンプルが好きな人に最適。辛さは確認を。
イタリアのエミリア=ロマーニャ州が発祥の卵入り生パスタ。生地を薄く伸ばして幅約6〜8mmの帯状に切り、表面がザラついているためソースがよく絡む。伝統的にはボロネーゼと合わせ、ボローニャ商工会議所に正式な幅の規格が保存されている。
スパゲッティよりソースの絡みと生地感を楽しみたいときに。肉系ラグーと相性がよい。
イストラ半島伝統の手打ちパスタ「フジ」に、地元産トリュフのクリームソースをからめた料理。トリュフの名産地イストラならではの一皿。
イストラ半島(ロヴィニ・モトヴン周辺)に行くなら必食。メニューでは「前菜」扱いでも量が多いので、メインと合わせるならシェア推奨。トリュフ量で価格差が大きい。
正方形の卵入りパスタ生地を溝のある板の上で筒状に巻いて作る、エミリア・ロマーニャ州のショートパスタ。ペンネに似るが表面に筋がある。
ペンネより柔らかくソースが絡みやすい。ラグーやクリーム系がおすすめ。
ピエモンテ州ランゲ地方の、卵黄をたっぷり使った細いリボン状の手打ちパスタ。秋の白トリュフをバターとともにかける食べ方が名物。
白トリュフの季節(秋)は高価だが一度は試したい。通年はバターやラグーで。
両端をペン先のように斜めに切った筒状のショートパスタ。表面に筋の入った「ペンネ・リガーテ」はソースがよく絡む。
トマトソースや辛いアラビアータ、クリームソースと合わせることが多い。
イカ(主にコウイカ)の墨とイカの身を使った真っ黒なソースでパスタを和えたイタリア料理。ヴェネツィアやシチリアなど海沿いの地域で食べられる。
口や歯が黒くなるので、デートや人と会う前は注意。味はまろやかで食べやすい。
「チーズと胡椒」を意味するローマの代表的なパスタ。すりおろしたペコリーノ・ロマーノと黒胡椒、パスタの茹で汁だけでクリーミーなソースを作る。
具なしの超シンプルなパスタで、店の腕前がよく分かる一皿。チーズの塩気と羊乳の風味が強いので、濃い味好きにおすすめ。羊乳特有の香りが苦手ならカルボナーラのほうが無難。
卵入りの短い生パスタ・シュペッツレにたっぷりのチーズを重ね、揚げ玉ねぎをのせたドイツ南部の料理。肉を使わないためベジタリアンにも人気。
マカロニチーズやグラタンが好きならまず満足できる。肉を食べない人のドイツ料理の定番。量とチーズが多くかなり重いので、シェアやサラダと一緒に頼むと良い。