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野菜を主役にしたギリシャの料理を集めました。メニューで見かけたときに、どんな料理か・味の特徴・注文のコツをすぐ調べられます。
アラビア語の「muṣaqqa'a(押し固めた)」を語源とし、中東・バルカン半島に広く存在する料理。現在のギリシャ式ムサカ(ナス・ラム肉・ベシャメルソースの三層重ね)は1920年代にフランスで料理を学んだシェフ、ニコラオス・ツェレメンデスが確立した形。
ギリシャ料理らしい重厚な一品。シナモンのスパイスが独特なので好みを確認してから。
水切りヨーグルト・きゅうり・にんにく・オリーブオイル・赤ワインビネガー(またはレモン汁)・ディルで作るギリシャのディップ・ソース。トルコでは「ジャジュク(cacık)」と呼ばれ、中央アジア・コーカサス・バルカン半島に広く分布する。ギリシャではスブラキ(串焼き)やピタパンのサンドに必ず添える定番の付け合わせ。ヨーグルトの酸味とにんにくのパンチが肉料理を引き立てる。水切りを十分にしないとシャバシャバになるため、一晩かけてしっかり水切りするのが本格的な作り方のポイント。
ケバブや中東料理の付け合わせに。さっぱりして食べやすい。
スパナコピタはギリシャ語の「ほうれん草(spanakí)+パイ(pita)」が語源。薄く伸ばしたフィロ生地(phyllo)に、ほうれん草・フェタチーズ・玉ねぎ・卵・ディル・ミントを混ぜた具を包み、バターやオリーブオイルを層ごとに塗り重ねてオーブンで焼く。フィロを何層にも重ねることでパリッとした食感と軽さが生まれ、フェタの塩気と青菜の風味が層の中で一体化する。ギリシャでは前菜・主菜・スナックとして幅広く食べられる国民的パイで、各家庭や地域によってレシピが異なる伝統料理。
軽めの前菜やワインのつまみに向く。チーズ入り青菜パイが好きなら選びやすい。
トマト、きゅうり、玉ねぎ、ピーマン、カラマタオリーブ、フェタチーズをオリーブオイルで和えるギリシャの定番サラダ。本場(ホリアティキ)ではレタスを使わず、野菜を大きめに切るのが特徴。
軽い前菜や肉料理の横に向く。チーズとオリーブが好きなら選びやすい。
乾燥白いんげん豆をトマト、にんじん、セロリ、玉ねぎなどの野菜とオリーブオイルで煮込むギリシャ・キプロスのスープ。「ギリシャの国民食」とも呼ばれる。
肉を使わないことが多く、野菜と豆で作る素朴で体にやさしいスープ。ボリュームはあるが重くないので、ベジタリアンや軽めの食事にも向く。パンを浸して食べるのがギリシャ流。
塩漬けの魚卵(タラマ)をパンやじゃがいも、オリーブオイル、レモン汁と練り合わせたギリシャのメゼ(前菜)。日本の「たらもサラダ」の原型とされる。
日本のたらもサラダに近く、たらこ・明太子が好きなら失敗しにくい前菜。塩気が強めなのでパンと一緒に少しずつ。ウーゾやワインのつまみに最適。