全10件
スパイスを主役にした中東の料理を集めました。メニューで見かけたときに、どんな料理か・味の特徴・注文のコツをすぐ調べられます。
ひよこ豆(またはそら豆)をスパイス・パセリ・パクチーとともにペースト状にして丸め、油で揚げた中東の揚げ物。エジプト起源説が有力で、そら豆版がエジプトの伝統的なスタイル。ピタパンに挟んでストリートフードとして広く食べられる。
ベジタリアンでも肉好きでも楽しめる揚げ物。フムスとタヒニソースをつけながら食べると味が際立つ。
スパイシーなトマトソース(玉ねぎ・ピーマン・唐辛子・クミン・パプリカで作る)の中で卵をポーチした北アフリカ・中東の料理。チュニジア起源とされる説が有力で、イスラエルでは朝食・ブランチの定番として定着している。
ビジュアルも鮮やかで食欲をそそる。パンと一緒に頼んでソースを絡めながら食べるのがおすすめ。
「焼く・炭火で焼く」を意味するアッカド語を語源とし、10世紀のバグダッドの料理書にも登場する中東発祥の肉料理の総称。串焼きのシシケバブ、縦回転焼きのドネルケバブ、ひき肉を握り固めたコフテなど形態は多様で、オスマン帝国の拡大とともにインド・東欧・西欧へ広まった。
肉料理として食べ応えがあり満足感が高い。スパイスの香りが食欲をそそる。
トルコ語の「チェヴィルメ(回転)」を語源とし、19世紀のオスマン帝国時代に縦型ロースターで肉を焼く技法が生まれた中東のファストフード。薄切りにした羊・鶏・牛肉を重ねてゆっくり炙り、削ぎ取ってピタパンやラファに包む。クミン・カルダモン・シナモンなどで香り豊かに仕上げる。
ケバブに似た一品だが、より本格的な中東の雰囲気を楽しめる。
アラビア語の「muṣaqqa'a(押し固めた)」を語源とし、中東・バルカン半島に広く存在する料理。現在のギリシャ式ムサカ(ナス・ラム肉・ベシャメルソースの三層重ね)は1920年代にフランスで料理を学んだシェフ、ニコラオス・ツェレメンデスが確立した形。
ギリシャ料理らしい重厚な一品。シナモンのスパイスが独特なので好みを確認してから。
若い羊の肉。ラム特有の香りは成羊(マトン)より穏やかで、地中海・中東・中央アジア・インド・オーストラリアなど羊肉文化圏で主要なタンパク源。ミント・ローズマリー・クミンなど香草やスパイスと相性が良い。
羊肉の香りが好きならおすすめ。初めてならグリルや煮込みから。
挽き肉(牛・羊・鶏など)に玉ねぎ・スパイス・ハーブを練り込み、丸めたり棒状に成形してグリル・焼き・揚げ・煮込みにする料理。ペルシャ語で「打ちたたいた肉」を意味し、トルコからバルカン半島、中東、南アジアまで広く分布する。
肉料理入門として選びやすい。辛さは店により違うが、基本は香辛料の香り中心。
セリ科クミン(Cuminum cyminum)の乾燥種子を使う香辛料。主成分クミンアルデヒドが生む温かみのある土っぽく香ばしい香りが特徴で、紀元前6千年紀から使われてきた。インドのカレー粉、中東のバハラート、メキシコのチリパウダーに欠かせない。
スパイス感が欲しい料理向き。カレーらしい香りの中心になりやすい。
コリアンダー(Coriandrum sativum)の乾燥果実を使うスパイス。砕くと柑橘のような甘くナッツっぽい香りが立ち、生葉(パクチー)とは全く異なる風味。フライパンで乾煎りすると香りが増し、インドのダニヤジーラやガラムマサラに欠かせない。
パクチーの葉が苦手でも種子は別の香り。スパイス料理の香りづけとして考える。
セリ科植物クミンの種状の粒スパイス。フライパンや油で炒めるとカレーらしい土っぽく香ばしい特有の香りが立ち、インド料理、中東料理、メキシコ料理の風味付けに欠かせないスパイス。
カレーらしい香りが好きなら相性がよい。粒感が気になる人は粉末クミン主体の料理が食べやすい。