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イタリアで親しまれている前菜を集めました。メニューで見かけたときに、どんな料理か・味の特徴・注文のコツをすぐ調べられます。
1950年にヴェネツィアのハリーズ・バーで、ジュゼッペ・チプリアーニが考案した生の薄切り牛肉料理。ヴェネツィア派の画家ヴィットーレ・カルパッチョの赤い色調にちなんで命名され、現在は魚介・野菜にも幅広く応用される。
食材の鮮度を活かした前菜。生食が好きで素材の味を楽しみたいときに。
グリルまたはロースト後にスライスして盛り付けるイタリア料理の調理・提供スタイル。牛のタリアータが有名で、ルッコラとパルミジャーノを添えて提供される。
ステーキほど重くなく肉の旨みをしっかり楽しみたいときに選びたい一品。
食材を酢・オイル・ハーブなどの漬け液に浸して味をつける調理法。魚介や野菜によく使われ、前菜として冷製で提供されることが多い。
さっぱりした前菜を探しているときや食欲を刺激したいときに。
イタリア語で「揚げた」を意味するフリット。古くから親しまれた揚げ物技法で、19世紀初頭の版画にも記録が残る。「フリット・ミスト(混合揚げ)」は肉・内臓・野菜・チーズを組み合わせた盛り合わせで、ボローニャ・ローマ・ミラノなど地方ごとに異なる独自の構成を持つ。揚げたてを即座に食べるのが鉄則。
天ぷらより軽い食感の揚げ物で、前菜やシェア料理として気軽に楽しめる。
大きな蕾のような見た目のキク科多年草の野菜で、ガクの基部と中心部の芯(ハート・フォンド)を食べる。原産は地中海沿岸で古代ローマ・ギリシャ時代から食べられてきた。独特のナッツのような甘みがあり、前菜や炒め物に使われる。
食べ方を知っていれば独特の旨みが楽しめる。初めての場合は食べ方を確認しておくと安心。
オリーブオイルとにんにくをすり込んだトーストしたパンにトマト・バジルなどのトッピングをのせたイタリアの定番前菜。シンプルながら素材の質が光る。
軽い前菜として最適。イタリア料理の最初の一品に。ワインとの相性も抜群。
イタリア語で「薄切り盛り合わせ」を意味し、各地の伝統的な塩漬け・乾燥・発酵の肉製品(サルメリア)を一皿に盛り付けた前菜。プロシュート・クード(生ハム)、サラミ、モルタデッラ、コッパなどが定番で、地域ごとに異なる郷土産品が並ぶ。パルマ産生ハムやフェリーノのサラミなど、DOP認定品が多数含まれる。
ワインとの相性が抜群な前菜。数種を食べ比べられるためイタリア肉加工品の入門としても最適。シェアに向く。
イタリアの代表的な生ハム。豚のもも肉を塩漬けし長期熟成させたもの。パルマ産(プロシュート ディ パルマ)とサン・ダニエーレ産が特に有名。
そのまま食べるだけで完成された美味しさ。熟成期間・産地によって風味が大きく異なる。メロンとの組み合わせは定番で食べやすい。
豚肉(または牛・ラムとの混合)の挽き肉を腸詰めにして塩漬け・発酵・乾燥熟成させたイタリア発祥の加工肉。地域によってミラノ・ジェノバ・フェリーノなど多くの種類がある。発酵による酸味と熟成した旨み・スパイスの香りが特徴で、室温で長期保存できる保存食でもある。
前菜盛り合わせ(アンティパスト)で少しずつ食べると風味を楽しめる。塩分・脂質が高いため食べ過ぎ注意。
イタリア・カンパーニャ地方カプリ島発祥の前菜。トマト・モッツァレラ(本来は水牛のモッツァレラ)・バジルを重ね、オリーブオイルと塩で仕上げる。赤・白・緑の3色がイタリア国旗を表す。
素材の鮮度と質が命のシンプルな料理。水牛製モッツァレラか牛乳製かで味が大きく変わる。
北イタリア・ポー川流域産の牛乳製長期熟成ハードチーズ。パルミジャーノ・レッジャーノに似た粒状質感と穏やかな塩気・旨みをもち、パスタやリゾットにおろして使うほかサラダにも合う。
パスタやリゾットの仕上げに出たら旨みを足すチーズ。強すぎるチーズが苦手でも比較的食べやすい。