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中国の香辛料を集めました。メニューで見かけたときに、どんな料理か・味の特徴・注文のコツをすぐ調べられます。
唐辛子や香味油、香辛料の香りを前面に出した中国料理の辛味表現。単に辛いだけでなく、香ばしい香りと油のコクを伴うのが特徴で、四川料理だけでなく中国各地に見られる味型。
香りの強い辛味が欲しい時に向く。激辛より香り重視だが、店で辛さは変わる。
花椒のしびれる刺激「麻(マー)」と唐辛子の辛味「辣(ラー)」を組み合わせた中国料理の代表的な味型。四川料理を中心に発展し、麻婆豆腐・火鍋・水煮シリーズなど幅広い料理に使われる。
辛さだけでなくしびれを楽しみたい時に選ぶ。しびれが苦手なら避けるか弱め指定。
乾燥唐辛子を油で強火にかけて焦がし気味に炒め、香ばしくほろ苦い風味を引き出す辛味表現。四川料理や貴州料理で多用され、焼けた唐辛子の独特の煙香が料理の奥行きを作る。
香ばしい辛味が好きなら選びやすい。普通の唐辛子味より大人っぽい苦味がある。
生の唐辛子を塩漬け発酵させた「糟辣椒(ザオラージャオ)」に由来する辛味表現。貴州料理を代表する味型で、発酵が生む酸味・旨み・辛味の三位一体が特徴。
酸味のある発酵辛味が好きなら向く。普通の辣油系よりクセがある。
酢の酸味と唐辛子・白胡椒の辛味を合わせた中国料理の代表的な味型。酸辣湯(サンラータン)が代名詞で、さっぱりした酸味がこってりした旨みとバランスをとる。
こってりより酸味で食べ進めたい時に。辛さが弱めでも酸味は強いことがある。
新鮮な生唐辛子や青唐辛子の明るい辛味と素材の鮮味を合わせた味型。乾燥・発酵唐辛子の重さがなく、みずみずしい辛さと素材の甘みが前面に出る。
重い辛味より、すっきりした辛味が欲しい時に向く。青唐辛子系は見た目以上に辛いことがある。
乾燥唐辛子に衣やごま、ナッツなどを合わせてカリッと揚げた中華の香ばしい辛味食材。料理の具、つまみ、トッピングに使われる。
辛さより香ばしさと食感を足したい時に向く。辛味が苦手なら量を少なめに。
八角・丁香(クローブ)・肉桂(カシア)・花椒・小茴香(フェンネル)など複数の香辛料を合わせた中国発祥のミックススパイス。「五」は種類数というより「多い・複雑」を示す語で、配合は地域やメーカーにより異なる。
中国料理らしい複合的な香りを楽しみたいときに。八角の香りが強いので、苦手な人は注意。
アカネ科クチナシの果実を乾燥させた天然着色料。黄色色素クロシンを含み、栗きんとんやたくあんなどを鮮やかな黄金色に染める。香りより色づけが主目的の香辛料。
鮮やかな黄色の和菓子や漬物を楽しみたいときに。サフランやターメリックと違い、香りより色づけが主目的。
クスノキ科の樹皮を乾燥させた香辛料。「スパイスの王様」とも呼ばれ、甘い香りとかすかな辛みが特徴。繊細なセイロンシナモンと、強くピリッとした香りのカシアの2系統があり、菓子から肉料理まで幅広く使われる。
甘い香りのデザートや飲み物を楽しみたいときに。肉料理の香りづけにも使われるので、意外な組み合わせも試す価値がある。
ショウガ科の根茎を使う香辛料・薬味。ジンゲロールなど200種以上の香り成分による独特の辛みと香りが特徴で、加熱するとショウガオールに変化しまろやかになる。魚や肉の臭み消しから飲み物まで幅広く使われる。
魚や肉の臭みを消してさっぱり食べたいときに。生のシャープな辛さと加熱後のまろやかな風味で使い分けられる。
トウシキミの果実を乾燥させた星形の香辛料。アニスと共通の香気成分アネトールによる甘く独特な香りが特徴で、中国料理の代表的スパイス。五香粉の主要成分でもあり、北京ダックや東坡肉、フォーの出汁に使われる。
中華風の煮込みやスープに深い香りが欲しいときに。強い香りなので使いすぎに注意。