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イタリアの野菜を集めました。メニューで見かけたときに、どんな料理か・味の特徴・注文のコツをすぐ調べられます。
カリフラワーとブロッコリーの中間のような野菜で、フラクタル状の美しい形が特徴的。加熱するとほくほくとした食感と穏やかな甘みが楽しめる。
珍しい野菜を試したいとき、見た目を楽しみながら食事したいときに。
地中海沿岸原産のセリ科ハーブ野菜で、古代ギリシャでは空腹を抑えるために食べられた。カール大帝が宮廷農場で栽培を義務付けたほど重宝された。球茎・茎・葉・種子すべて食用となり、アネトールという化合物によるアニスに似た甘い香りが特徴。フィレンツェ型球根はサラダやロースト向き。
独特の香りが好きなら試してみる価値あり。魚料理との組み合わせが特においしい。
ピリッとした辛みと独特の苦みを持つイタリアの葉野菜。サラダやピッツァのトッピング、タリアータの添え野菜として広く使われる。
サラダや肉料理の付け合わせとして積極的に。辛みと苦みが料理のアクセントになる。
大きな蕾のような見た目のキク科多年草の野菜で、ガクの基部と中心部の芯(ハート・フォンド)を食べる。原産は地中海沿岸で古代ローマ・ギリシャ時代から食べられてきた。独特のナッツのような甘みがあり、前菜や炒め物に使われる。
食べ方を知っていれば独特の旨みが楽しめる。初めての場合は食べ方を確認しておくと安心。
ラテン語で「食べられる」を意味するBoletusEdulis。1782年に初記載された欧州を代表する野生きのこで、イタリアのボルゴターロ産はPGI(地理的保護表示)を持つ。ナッツのような濃厚な旨みと土の香りが特徴で、乾燥させると醤油のような深い香りに変化する。生は夏〜秋の短期間しか流通しない。
ポルチーニが入ったパスタやリゾットは絶品。積極的に選びたい。
15世紀にイタリアのヴェネト地方で栽培が始まったラディッキオ(チコリの栽培種)。1860年にベルギーの農学者フランチェスコ・ヴァン・デン・ボッレが軟白技術で深紅色品種を開発。独特のほろ苦さと辛みを持ち、寒い気候で苦みが和らぐ。グリルや炒めると甘みが際立つ。アントシアニン豊富で抗酸化力が高い。
サラダで見かけたら積極的に食べてみよう。独特の苦みと色が料理を引き立てる。
カリフラワー(Brassica oleracea var. botrytis)はアブラナ科の白い花蕾を食べる野菜。地中海東部沿岸が原産で、16世紀以降ヨーロッパに広まった。マイルドな甘みでクセが少なく、ロースト・ピューレ・スープなど多用途に使われる。
クセが少なく使いやすい野菜。どんな料理にも合わせやすく食べやすい。
南北アメリカ原産のウリ科野菜だが、現代の細長いズッキーニは19世紀末のミラノで品種改良されたイタリア生まれ。1901年にミラノの書物に初記載され、1920年代にイタリア系移民がカリフォルニアへ持ち込んだ。93%が水分で低カロリーだが、ビタミンAとCが豊富。20cm以下の若い実が最適な食べ頃。
食べやすいクセのない野菜。前菜やサイドとして気軽に選べる。
「王のハーブ」を意味するギリシャ語・ラテン語に語源を持つシソ科ハーブ。中央アフリカ〜東南アジア原産で、16世紀にイタリアへ伝わった。スイートバジル(ジェノヴェーゼ型)のほか60種以上の品種があり、タイバジル・レモンバジルなど多様。加熱で香りが飛ぶため、料理の仕上げに生のまま加えるのが基本。
イタリア料理ではほぼ必ず出会うハーブ。フレッシュな香りが料理をいきいきとさせる。
地中海沿岸に自生するケイパー(Capparis spinosa)のつぼみを塩漬けまたは酢漬けにした食材。加工することで酵素が働き、黒コショウやマスタードに似た強い風味と塩気・酸味が生まれる。イタリアのプッタネスカやピッカタ、スモークサーモンの付け合わせなど魚料理やソースに多用される。
酸味で魚や脂を軽くしたい料理に向く。粒が苦手ならソースの中に入るか確認。
イタリア・シチリア島の都市名にちなんだ細長いイタリアンパプリカ。長さ20cm前後で万願寺唐辛子に似た形状。赤く熟すほど甘みが増し苦味はほぼない。
パプリカの甘みをより強く感じたい人向け。生でサラダにすると甘さがダイレクトに楽しめる。
イタリアのそら豆。長さ約30cmのサヤに小ぶりな豆が5〜7粒入り、日本のそら豆よりエグみが少なく生食できるのが特徴。収穫後2〜3日の新鮮なうちに生のままペコリーノチーズと合わせて食べる。
そら豆好きなら生食できる珍しさを楽しめる。ワインのおつまみとして注文しやすい。
セリ科の香味野菜で、葉が平らなパセリの一種。縮れ葉のカールドパセリより香りが強く苦味が少ないため、生食にも向く。イタリア料理で通年使われる代表的な香味野菜で、葉と茎を使い分けてソースや彩りに用いられる。
単品で注文する食材ではなく、料理に添えられる香味野菜。香りが強すぎないので初心者でも食べやすい。
ルッコラの近縁種であるDiplotaxis属の野生種。葉がより細く切れ込みが深く、通常のルッコラより辛味・苦味が強くピリッとした刺激がある。イタリア料理でサラダや前菜の彩りに使われる。
ルッコラより刺激が強いので、辛味のある葉物が好きな人向け。サラダのアクセントとして少量使われることが多い。