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魚介を使った鍋料理を国を問わず集めました。各国の似た料理を比べながら、味の特徴・注文のコツを調べられます。
フグを使った鍋料理。「てっ」はフグの隠語、「ちり」は野菜や豆腐と一緒に水炊きにする調理法を指す。フグから出る上品な出汁が鍋全体に広がる。
フグのコースでてっさとセットで出ることが多い。雑炊まで食べると満足感が高い。寒い季節に特に向く。
ハモ(鱧)を昆布だしの鍋でしゃぶしゃぶ・水炊きにした夏の高級鍋料理。小骨が多い鱧を特殊な骨切り技術で処理し、ふわっとした食感に仕上げる京都の夏の風物詩。祇園祭の時季(7月)に特に珍重される。
夏(6〜8月)の旬の時期に食べるのがベスト。小骨の多い魚だが骨切りされているので食べやすい。梅肉との組み合わせは絶品。鱧料理初体験なら鱧鍋が入門に向く。
スッポン(軟甲類の淡水ガメ)を丸ごと使った高級鍋料理。コラーゲンたっぷりの濃厚スープと滋養強壮食材として知られ、美容・体力回復効果があるとされる料亭で提供される特別な一品。
高価だが滋養強壮・コラーゲン補給を求めるなら。独特の風味があるので初めてなら料亭で試すべき。
唐辛子・花椒ベースのスープに魚を入れてしゃぶしゃぶ感覚で食べる、中国各地で人気の鍋料理の総称。
大人数でシェアするのに向いた鍋料理。辛さのレベルを選べる店も多いので、辛いものが苦手なら控えめを頼むとよい。
コウライギギを主役にした麻辣味の魚火鍋。成都・重慶で人気があり、小骨が少なく食べやすいのが魅力。
小骨が少なく食べやすいため、川魚の鍋料理としては初心者にもおすすめしやすい。
薄切りにした生食用ブリを昆布だしでさっとしゃぶしゃぶにし、ポン酢で食べる富山の冬の鍋料理。
寒ブリの脂を上品に楽しめる鍋。こってりが苦手でも食べやすい。
兵庫県但馬地域の漁港町で食べられてきた、サバや季節野菜、豆腐を出汁で手早く煮ながら豪快に食べるすき焼き風の鍋料理。
豊岡市竹野地域や香美町で、サバがよく取れる春や秋に家庭で作られる。漁から戻った後の朝食としても食べられてきた。
「水の都」柳川市発祥の、開いたドジョウをごぼうとともに煮て卵でとじる、どぜう鍋とは異なる名物鍋料理。
通年で福岡県柳川市周辺の専門店で提供。冬直前の脂ののったドジョウが特に美味とされる。
玉ねぎ栽培発祥の地・泉州地域ならではの、骨切りしたハモと甘い玉ねぎ・じゃがいもを煮込む大阪の鍋料理。
6〜8月と10〜11月の旬の時期、大阪府泉州地域のスーパーや飲食店で提供。骨切りしたハモが手軽に手に入る大阪ならではの鍋。
泥地の海底で育つやわらかい身のハモと淡路島産タマネギを合わせた、淡路島名物の寄せ鍋風料理。
初夏から秋、兵庫県淡路島の飲食店で提供。産卵前で脂ののった大ぶりのハモを味わいたい人向け。
金物の町・三木市の鍛冶職人が夏の精力づけに食べたという、活きの良いタコとなすを煮込む郷土鍋。
6〜8月のタコの旬の時期、かつて兵庫県三木市の鍛冶職人に食べられてきた郷土の味。現在は家庭で再現するのがおすすめ。
1801年創業の老舗にルーツを持つ、生きたドジョウを丸ごと、または開いて煮込む江戸時代からの東京の郷土料理。
通年で東京都台東区浅草・駒形周辺の専門店で提供。江戸時代から続く老舗の味を体験したい人向け。
小骨が多く捨てられていたクロアナゴを味噌仕立ての鍋にした、福岡県宗像市大島でのみ受け継がれる希少な漁師料理。
秋から冬の脂がのる時期、福岡県宗像市大島地区でのみ味わえる希少な郷土料理。旅館や一般家庭でハレの日に楽しみたい人向け。
地びき網漁の観光客に振る舞われ全国に広まった、石狩川河口の漁師料理由来の北海道を代表する鍋料理。
寒い冬、北海道石狩地方の家庭や専門店で提供。バターを加える家庭のアレンジも試したい人向け。
冷蔵技術のない時代の保存食コンカイワシを使う、石川県沿岸部の発酵食文化を代表する冬の鍋料理。
冬、石川県沿岸部の家庭で食べられてきたが現在は提供機会が減っている。石川の発酵食文化を体験したい人向け。
スルメイカの内臓を数年発酵させる能登の魚醤「いしる」を使う、地域ごとに個性の異なる石川県の冬の鍋料理。
冬、石川県能登地域の家庭で手軽な鍋料理として作られる。北前船由来のホタテの貝焼きスタイルも試したい人向け。
固める前のやわらかいおぼろ豆腐(スンドゥブ)を、魚介や肉と辛いスープで煮込んだ韓国のチゲ。仕上げに生卵を落とす。
辛さを選べる店が多く、初心者は「マイルド」から。日本でも定番化しており食べやすい。ダイエット中の満足感にも。
カニ・エビ・貝・タコ・イカなど魚介をたっぷり入れ、唐辛子ベースのスープで煮込んだ韓国の海鮮鍋。
大人数で囲むのに最適。値段は魚介の量次第で高め。魚介好きなら満足度大。殻付きが多く食べるのに手間がかかる。
アンコウの身・皮・肝などを野菜とともに煮込む鍋料理。茨城県の冬の名物で、肝を溶かし込んだ『どぶ汁』も知られる。
冬(12〜2月)が旬。2人前からが多い。シメの雑炊まで楽しむのが定番。
殻をむいたズワイガニ(山陰では松葉ガニ)の脚の身を、昆布だしにくぐらせて食べる鍋料理。身がふわっと花のように開いたら食べごろ。
冬のかに料理の定番で高価。しゃぶしゃぶしすぎると身が固くなるので数秒で引き上げる。
ハタ科の大型の高級魚。天然ものは少ないが三重県尾鷲などで養殖され、高級寿司店などで刺身や鍋に使われる。
冬が旬の高級魚。鍋にすると皮や骨からよいだしが出る。