全26件
魚介を使ったマリネを国を問わず集めました。各国の似た料理を比べながら、味の特徴・注文のコツを調べられます。
ペルシア語起源の「アル・シクバジュ」がムーア人を通じてスペインに伝わった保存調理法。揚げた魚や肉を酢・オイル・野菜のマリネ液に漬け込む。スペイン・ポルトガルのほかラテンアメリカ・フィリピンにも広まり、イタリアでは「スカペーチェ」と呼ばれる。
酸っぱめの前菜が好きならぴったり。食欲増進にもなる。
生の渡り蟹を醤油・にんにく・生姜・ごま油などに数日漬け込んだ韓国の伝統料理。加熱処理をしていない生の蟹をそのまま食べる料理で、「ご飯泥棒」の異名を持つほど食欲をそそる。
「ご飯泥棒」と呼ばれるほどご飯が進む。生カニを漬けるため好みが分かれる。カニアレルギーの方は注意。
頭足類の海産物で、世界中の沿岸料理に登場する。ギリシャでは石に叩きつけて柔らかくしてからオリーブオイルとレモンでグリル、スペインのガリシア地方では「プルポ・ア・ラ・ガジェガ」として名高い。日本のたこ焼き(小麦粉の生地にタコ・天かす・紅しょうがを入れた球形スナック)は世界的に知られる料理。
食感を楽しむ魚介。硬さは調理で差が出る。
福島県の郷土料理。細切りのするめ(乾燥イカ)と千切り人参を醤油・みりん・日本酒で漬け込む常備菜で、松前漬けの源流ともいわれる。するめが戻りながら旨みが人参に染み込み、素朴でやみつきになる味。
酒の肴・ご飯のお供として最適。福島の食文化を手軽に体験できる一品。
新鮮なカタクチイワシを酢でマリネして白く変性させたスペインのタパス。オリーブオイル・にんにく・パセリをかけて提供されるさっぱりとした前菜。
魚介好きなら必ず試したい。缶詰アンチョビとは全く異なる新鮮な味わいで、ワインのお供に最適。
ニシンを酢、砂糖、塩、玉ねぎ、香辛料などで漬けたスウェーデンの冷菜。ミッドサマー、クリスマス、イースターなどの食卓で定番。
北欧の前菜定番。魚の酢漬けが好きなら外しにくい。
鯖街道の起点・小浜で受け継がれる、塩漬けし酢締めしたサバをねぎなどの香味野菜と味噌酢で和えた酢の物。
小浜地区を中心に一年を通じて家庭料理として食べられている。地元の食堂や道の駅で提供されることもある。
酢でしめた旬の魚とすし飯を木枠で一晩押し固める、石川県金沢・加賀地域で祭りや正月に作られるハレの日のすし。
正月や祭りの時期に金沢・加賀地域の惣菜店やすし店で購入できる。一晩置いた後がもっとも美味。
米が貴重だった時代に一辺約15センチの正方形の木型「物相」で均等に分けたことに由来する、大分県中津・宇佐地域の祭り寿司。
4月の金毘羅祭りや2月の稲荷祭りの時期に中津市・宇佐市周辺で味わえることがある。現在は家庭で作られる機会が減っているため、自治体のレシピ発信を参考にするのもよい。
乾燥保存された身欠きにしんを山椒の葉と交互に重ね、酢・酒・醤油に漬け込んだ会津地方の郷土料理。
山椒の葉が採れる春から初夏にかけて会津地方で仕込まれる。専用の「にしん鉢」は現在も福島県内で販売されている。
塩・酢でしめたハタハタの腹に、ご飯の代わりに炒ったおからを詰めた鳥取県賀露地域の郷土ずし。賀露神社のホーエンヤ祭で振る舞われる珍しい寿司として知られる。
春が旬。鳥取港海鮮市場などで通年購入可能で、2年に一度4月末開催の「ホーエンヤ祭」の時期は特に賑わう。
海のない長野県で塩の道を通じて運ばれた塩丸イカを、きゅうりとわかめで酢の物にした郷土料理。夏場の定番の一品。
夏場の食卓や学校給食にもよく登場するので、長野県のスーパーや家庭料理店で探すとよい。
尾張地域の水郷地帯でとれる淡水魚モロコを甘辛く煮て、木枠の押し寿司にした愛知県の郷土料理。祭りやハレの日に作られる。
尾張津島天王祭の時期は特に予約が集中するので、事前予約がおすすめ。
上杉謙信ゆかりの伝承を持つ、クマ笹の葉に酢飯と季節の具材をのせた新潟県上越地方のハレの日の郷土寿司。
お盆や祭り、七夕(糸魚川の「笹ずしの日」)の時期に訪れると本場の笹寿司に出会いやすい。
福島県浜通り地方、鮭漁で知られる請戸川流域の郷土料理。鮭からほぐしたいくら(はらこ)を酒と醤油に漬け込み、炊きたてご飯にたっぷりのせて食べる秋の味覚。
9〜11月の鮭遡上シーズン、福島県相馬・浪江エリアの食堂や直売所で味わえる季節限定メニュー。新鮮ないくらの旨みを手軽に楽しみたい人向け。
酢飯の上に甘辛く煮た淡水魚「もろこ」を並べて押し寿司にした西濃地域の郷土料理。正月や祭りなど人が集まる際のもてなし料理として重宝されてきた。
川魚漁の減少で作られる機会が減った郷土料理。西濃地域の祭りや法事の際に出会えることがある珍しい一品。
熊野灘でとれた脂肪分の少ないサンマを開いて塩漬けし、柑橘酢で締めてすし飯にのせた東紀州地域の郷土料理。熊野市有馬町の産田神社では骨付きのまま食べさせ子の健やかな成長を願う「奉飯」の風習も残る。
東紀州地域を代表する名物料理で、尾鷲市・熊野市の飲食店で通年味わえる。祭りや正月の折詰としても定番。
三枚におろした鯖に塩を当てて水分を抜き、酢に漬けて締めた日本の魚料理。刺身のように切って食べるほか、鯖寿司やバッテラの材料にもなる。
居酒屋の定番で、刺身より青魚の脂を楽しめる一品。酢の酸味が好きならおすすめ。鯖の青魚らしい香りが苦手な人や、アニサキスが気になる人は炙りしめさばや加熱料理を選ぶとよい。
茹でたアドリア海のタコをぶつ切りにし、オリーブオイル・塩・パセリなどで和えたダルマチア名物の冷菜。クロアチアのシーフード店の定番前菜。
どの店で頼んでもハズレが少ない鉄板前菜。前菜選びに迷ったらこれ。白ワインと合わせて軽く始めたい時に最適。
生のワタリガニを唐辛子粉・ニンニク・醤油・水飴の甘辛ダレに漬け込んだ韓国の料理。「ご飯泥棒」と呼ばれるほどご飯が進む。
生ガニに抵抗がなければぜひ。カンジャンケジャンより甘辛くとっつきやすい。手が汚れるのでビニール手袋を使う。
生のエビをライム果汁と唐辛子(チルテピンやセラーノ)を合わせた液に漬け、きゅうりと紫玉ねぎを添えるメキシコ太平洋岸の魚介料理。「唐辛子の水」の意。
セビーチェ好きで辛さに強い人に。セビーチェよりマリネ時間が短く、エビは生に近い。辛さが強いので苦手ならセビーチェを選ぶ。テキーラやビールと好相性。
イカなどの魚介を醤油ベースの漬け汁に漬け込んだ料理。本来は漁船上で獲れたてを生きたまま漬けたことが名の由来。北海道や富山の名物。
日本酒やご飯のお供に。塩辛より食べやすい。
茹でたエビをトマトベースの冷たいソース、ライム、玉ねぎ、パクチー、アボカドと合わせ、グラスに盛ったメキシコの海鮮料理。
海辺の屋台や暑い日に。辛さはホットソースで調整。
茹でたタコをじゃがいも、セロリ、パセリなどとオリーブオイルとレモンで和えた南イタリアの海辺の前菜。
前菜やワインのお供に。常温〜少し冷やして食べることが多い。
ターメリック・ガランガル・発酵米でマリネした白身魚(ナマズの一種カーラン)を炭火で焼き、卓上の熱い油の鍋でディルとネギと一緒に炒め煮するハノイの名物料理。
ハノイを代表する一品料理で、専門店ではメニューがこれ一択のことも多い。ディルの香りが強いので、ハーブ好きなら必食。数人でテーブルを囲んで食べるのに向く。
塩漬けや酢漬けのニシンをリンゴやピクルスと一緒にクリームやヨーグルト、マヨネーズのソースで和え、皮付きの茹でジャガイモと食べるドイツの魚料理。
ドイツで数少ない魚料理を試したい人向け。生魚の酢漬けが平気なら意外と食べやすい。冷たい料理なので、さっぱりしたいときに。