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豆類を使ったご飯ものを国を問わず集めました。各国の似た料理を比べながら、味の特徴・注文のコツを調べられます。
エジプトの国民食。米・レンズ豆・マカロニ・ひよこ豆を混ぜ、ガーリックトマトソースとカリカリ揚げ玉ねぎをのせた庶民のストリートフード。
ヴィーガンにも対応可能な完全菜食の国民食。ボリューム満点。辛さは好みで調節できる。エジプト料理入門に最適。
もち米と黒豆を蒸し上げた、富山県東部で弔事の際に振る舞われるおこわ。
弔事の行事食のため一般の店ではあまり見かけない。富山県東部の家庭料理として貴重。
大きな油揚げに生米と野菜を詰め、だし汁でじっくり炊き上げた鳥取県西部の郷土料理。別名「ののこ飯」。
見た目は大きないなり寿司だが中身は炊き込みご飯。ボリュームがあるので主食として楽しめる。
豆腐を炒める音が雷鳴のようだったことに由来する、豆腐と野菜の炊き込みご飯。
「どんどろけ」は方言で雷の意。名前の由来が面白く、素朴で食べやすい家庭料理。
塩味の大豆ご飯をふきの葉で俵形に包んだ、田植えの時期の豊作祈願食。三重県伊賀・中南勢地方や奈良県大和高原地域など近畿の山間部に伝わる。
田植えの時期に伊賀・中南勢地方の直売所や郷土料理店で出会えることがある。学校給食で「さぶらぎご飯」として提供される地域もある。
名古屋市・尾張地域で端午の節句に食べられる、くちなしの実で黄色く染めたもち米に黒豆を炊き込んだお祝いのおこわ。
端午の節句の時期に名古屋市・尾張地域の和菓子屋で購入できる。男子の初節句祝いのお返しとして重箱で配る風習もある。
和歌山県中部地域で4〜5月の収穫期に、地域団体商標「紀州うすい」のうすいえんどうを米に加えて炊いた春の豆ご飯。
4月から5月のうすいえんどう収穫期に、和歌山県中部地域の家庭料理として食べられる。子どもにも好まれる素朴な一品。
塩・酢でしめたハタハタの腹に、ご飯の代わりに炒ったおからを詰めた鳥取県賀露地域の郷土ずし。賀露神社のホーエンヤ祭で振る舞われる珍しい寿司として知られる。
春が旬。鳥取港海鮮市場などで通年購入可能で、2年に一度4月末開催の「ホーエンヤ祭」の時期は特に賑わう。
琵琶湖固有種のハゼの仲間「イサザ」と大豆を醤油・砂糖で甘辛く煮た佃煮。滋賀県湖北地域を中心とした冠婚葬祭の定番。
9月〜4月のイサザ漁期に滋賀県長浜市・高島市の土産物店や琵琶湖魚専門店で購入できる。
米が育ちにくい土地柄から具材を豊富に混ぜて量を増やした徳島の祝い寿司で、甘く煮た金時豆が特徴。
徳島県内の祝い事や祭りの席で提供される。郷土料理店や道の駅の惣菜コーナーでも通年購入できる場合がある。
苗代の種まきを祝う「水口祭り」に供える、もち米・うるち米に煎り大豆を混ぜて蒸した山梨県の神事食。
立夏(5月6日頃)の水口祭りの行事食として山梨県内陸部の家庭で作られる。豊穣祈願の神事食を体験したい人向け。
梅干しや塩吹き昆布を入れたおむすびにきなこをまぶした、田植え終わりを祝う広島県北広島町の行事食。
5月終わりから6月頭の田植え時期、広島県北広島町の「はやし田」行事で振る舞われる。豊穣祈願の行事食を体験したい人向け。
けんか祭りとして知られる伊万里くんちに欠かせない、もち米・栗・小豆を蒸した佐賀県の秋祭りのごちそう。
10月のくんちの時期、佐賀県伊万里市など県内各地の家庭で作られる。伊万里くんち「トンテントン」の熱気とともに味わいたい人向け。
地域の寄り合いの手間を省くため長老の提案で生まれた、丹波篠山市大山地区に120年伝わるおかず混ぜご飯。
地区の運動会や冠婚葬祭の時期、兵庫県丹波篠山市大山地区の集会で作られる。鯖街道が内陸まで伸びた歴史も感じたい人向け。
田の神への豊作祈願「さびらき」で朴葉に包んで供えられた、丹波篠山特産の大粒黒大豆を炊き込んだ紫がかったご飯。
6月の「さびらき」の行事や田植え・祝い事、法事の際に兵庫県丹波篠山市の家庭で作られる。不祝儀の際の「白蒸し」の違いも興味深い一品。
赤飯を炊く際の失敗から生まれたという逸話を持つ、鶏肉や栗、山菜を豪華に混ぜ込む蒜山地域の祭りのおこわ。
田植え後の祝いや祭りの席、岡山県真庭市蒜山地域の家庭で作られる。昭和30年代に生まれた比較的新しい郷土料理の物語も興味深い一品。
「七とこずし」は旧島津藩(きゅうしまづはん)の都城(みやこのじょう)地方に伝わる行事食。都城市では、雑炊を「ずし」という。
数え年7歳になった子どもたちの成長と健康を願い1月7日の朝に炊き、食する。 郷土の味を試したい人向け。
「茶飯」は奈良の東大寺、興福寺などではじめられた「奈良茶飯」が由来とされ、それを宿場町であった今庄に旅人が伝承したといわれている。もともとは茶を煎じた汁で炊いた茶粥から変化したようだ。
地域によって、現在でもお通夜の夜食や法事、報恩講で食される。 郷土の味を試したい人向け。
「とろろまんま」はすり鉢ですりおろした「やまのいも」に濃いめの味噌汁を入れてのばした料理。長芋よりもコシのあるやまのいもで作るのが秋田流。
お正月の三が日および、ご祝儀の翌日。 郷土の味を試したい人向け。
甘辛く煮た油揚げの袋に酢飯を詰めた寿司。関東は俵形、関西は三角形が多く、関西では具を混ぜた五目酢飯を詰めることもある。
甘めの味付けで子どもから大人まで食べやすい、生魚を使わない寿司の代表格。寿司店や惣菜店、弁当で手軽に買える。甘い味付けが苦手なら関西風の五目いなりを選ぶとよい。
炊いたご飯をにぎり、砂糖と塩を混ぜたきな粉をまぶしたおにぎり。きな粉は炒った大豆を挽いた粉で、香ばしさとほのかな甘みがある。
おやつや軽食向き。甘いおにぎりが意外にご飯と合う。
もち米を蒸して作るベトナムのおこわ。緑豆・ピーナッツ・トウモロコシなどを混ぜたり、鶏肉や揚げエシャロットをのせたりと20種類以上あり、安価な朝食として屋台で売られる。
朝の屋台で持ち帰りが基本の腹持ちの良い朝食。塩味系(鶏・豚でんぶ)と甘い系(ココナッツ・砂糖)があるので、どちらか確認して注文を。