全21件
豚肉を使った蒸し料理を国を問わず集めました。各国の似た料理を比べながら、味の特徴・注文のコツを調べられます。
フランス語「braiser」に由来する蒸し煮調理法。まず食材を高温でしっかり焼き固め(メイラード反応で旨みを閉じ込め)、次にワイン・ブイヨン・トマトなど少量の液体と蓋付き鍋でごく弱火のまま長時間加熱する。コラーゲンがゼラチン化してとろけるような柔らかさになり、煮汁はそのままリッチなソースになる。骨付き肉や固い部位を最大限に生かすフランスの伝統技法で、ブッフ・ブルギニョンやオー・ド・ブーフなど名料理に用いられる。
固い部位をとろとろに仕上げる技法なので、牛ほほ肉・スネ肉・骨付き鶏ももなど普段なら硬い肉が驚くほど柔らかくなる。冬の特別な一皿として、または肉料理でボリュームを求めるときに最適。
薄い小麦粉の皮に豚ひき肉と煮こごりのスープを包んで蒸した点心。蒸すとゼラチンが溶けてスープになり、ひと口でスープが溢れ出す独特の食べ方で世界的人気を誇る上海名物。
上海料理の代名詞。散蓮華に乗せて穴をあけてスープを出してから食べると火傷しにくい。冷めると魅力が失われるので熱いうちに。
塩ゆでした豚バラ・豚肩肉を薄切りにし、白菜キムチや白菜の葉に包んで食べる韓国料理。茹でた豚肉の柔らかさとキムチの酸味が合う。
辛さを自分で調節しながら食べられるため幅広い人に向く。豚肉自体はあっさりしているので肉料理が好きな人にも安心。シェア向き。
小麦粉、卵、水、塩で作る薄い皮に豚挽き肉と海老の餡を包む中国の点心。茹でると皮が透明になり「雲を飲み込む」という意の名の通りスープに浮かぶ。広東ではワンタン麺のスープに、四川では辣油がけで食べる。
軽い点心やスープ具材として選びやすい。海老や豚肉の有無を確認。
下味をつけた豚バラ肉に炒り米粉をまぶし、芋やかぼちゃと蒸す中国料理。湖南・四川などで親しまれ、米粉が肉汁を吸い込んでもっちりとした食感に仕上がる。
柔らかい豚肉と米粉の食感を楽しむ料理。辛さは店により差があるため確認。
小麦粉の皮に豚肉・野菜などの具材を包み、蒸す・茹でる・焼くなどして仕上げる中国発祥の料理。英語メニューでは餃子全般を指す。
定番の点心。焼き・蒸し・茹でで食感が大きく異なるので調理法を確認。小籠包やワンタンとは別物なので混同注意。
カノム・ジープは、中国系の焼売がタイで定着した蒸し点心。豚肉、海老、蟹などを薄い皮で包み、にんにく油や甘辛い醤油だれを添えて食べる。
辛くないタイ料理を探す時に頼みやすい。前菜なら1皿、軽食ならクイッティアオやご飯ものと合わせるとよい。
福州名物の小さなワンタン状料理。豚肉を叩いて澱粉と合わせた薄い燕皮で肉餡を包み、スープで食べる。燕の形に似ることから名が付く。
ワンタンに近く初心者向き。小腹用か前菜スープとして頼む。
豚スペアリブを豆豉、唐辛子、にんにく、醤油などで下味を付け、竹筒に入れて蒸す湖南料理。竹の香りと蒸気で肉を柔らかく仕上げる。
骨付き。香りを楽しむため熱いうちに。辛さと骨の有無を確認。
湘菜の名人・彭長貴が考案したとされる宴会料理。甘く蒸した火腿を薄切りにし、豆腐皮や蝦米入りの素方、特製パン皮と合わせて挟んで食べる。甘じょっぱい火腿とサクサクの対比が特徴。
宴会料理寄り。単品少量は少ない。甘い肉料理が苦手なら注意。
福建省南平・邵武周辺の小吃群。代表例に、米と鼠麹草の皮で筍、燻肉、豆干、芋、椎茸などを包んで蒸す包糍がある。
具体料理名で出ることが多い。包糍なら蒸したてを。
豚肉、糯米、椎茸、干し海産物などを竹葉で包んで蒸す大型の肉粽。厦門・闽南の小吃として知られる。
一個で腹にたまる。軽く食べたい時は分ける。
客家系の扣肉。五花肉を蒸し煮し、菜干や梅菜など保存野菜と合わせて皿へ反転して盛る。
脂多め。大皿を取り分ける料理。
横浜市はシューマイの消費額日本一の都市である。全国におけるシューマイ(冷凍食品や飲食店での食事は除く)の年間平均消費額が1,093円であるのに対し、横浜市は2,248円と2倍以上。
に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
ミヌダルは、豚のロース肉の薄切りに黒ゴマだれをまぶして蒸しあげたもので、真っ黒な仕上がりから「黒肉(クルジシ)」とも呼ばれる。蒸すことで脂身が落ちるため、見た目に反して味はあっさりしている。
豚肉・タケノコ・シイタケなどの餡を、サツマイモでんぷん等で作った半透明のぷるぷるした皮で包んで蒸した台湾の屋台料理。甘辛い赤いタレをかけて食べる。
わらび餅や葛のようなぷるぷる食感が好きなら一度は試す価値あり。台湾の夜市や小吃店の定番で、1個から気軽に頼める。逆にぬるっとした粘りのある食感が苦手な人は、小籠包など小麦皮の点心を選ぶほうが無難。
皮付きの豚バラ肉を下茹でして揚げ、厚切りにして梅菜(からし菜の干し漬物)と一緒に器に詰めて蒸し、ひっくり返して盛り付けた客家・広東の料理。
客家料理店や広東料理店の定番。豚の角煮が好きなら気に入る。脂が多めなので量に注意。
豚肉・豆腐・春雨・キムチなどを小麦の皮で包んだ韓国の餃子。蒸す・茹でる・焼く・揚げるなど調理法が多彩で、宮廷料理にも登場した。
韓国の粉食店や専門店で手軽に食べられる。辛くないゴギ(肉)マンドゥとキムチマンドゥの食べ比べがおすすめ。
豚の腸に春雨、もち米、豚の血などを詰めて蒸した朝鮮半島の伝統的な腸詰め。屋台の定番で、塩や味噌を付けて食べる。
屋台や市場で手軽に食べられる。独特の風味があるので内臓料理が平気な人向け。
米粉の生地を布の上で薄く蒸してシート状にし、豚ひき肉とキクラゲを巻いたベトナム北部の朝食料理。注文ごとに蒸し上げ、揚げエシャロットをのせ、ベトナムハム(チャールア)とともに魚醤だれにつけて食べる。
ハノイの朝ごはんの定番で、店先で蒸す様子を見るのも楽しい。軽くてあっさりしているので、朝食や小腹満たしに。具なし(バインクオン・チャイ)もある。
湖南の燻製塩漬け肉(臘肉)・臘魚・臘鶏を一つの器に盛り合わせて蒸す湖南の伝統名菜。豆豉や唐辛子を合わせ、燻香と脂の旨みが溶け合う。
塩気が強いので白米必須。燻製・ベーコン系好きなら当たり。脂が多いので少人数ならシェア推奨。