全29件
小麦を使った蒸し料理を国を問わず集めました。各国の似た料理を比べながら、味の特徴・注文のコツを調べられます。
小麦粉を発酵させて蒸した中国の白い饅頭。具なしのシンプルな主食で、そのまま食べるほか料理と一緒に食べたり揚げて提供されることも。
おかずと一緒に食べる中国の主食。揚げ饅頭はコンデンスミルクで甘くして食べると絶品。
発酵した小麦粉生地に肉・野菜などの具材を包んで蒸したり焼いたりした中国の点心。小籠包も包子の一種で、日本の肉まんのルーツ。
気軽に楽しめる中国の点心。肉・野菜など種類豊富。日本の肉まんより皮が薄く具が多め。
中央アジアからトルコ圏に広がる肉入り蒸し餃子。大きめの小麦生地に羊肉や牛肉、玉ねぎを包み、ヨーグルトやトマトソースを添える地域もある。
餃子や小籠包が好きなら選びやすい。量が多いことがあるので、前菜より主菜感覚で。
茶碗蒸しの中にうどんを入れた京都・大阪の蒸し料理。「小田巻き」とはうどんを糸巻き(苧環)のように丸めて入れることに由来する。昆布とかつおの合わせ出汁が染みた玉子液とうどんが一体になる、料亭や老舗うどん店の冬の名物。
茶碗蒸しとうどんが両方好きなら大当たり。寒い季節に特に嬉しい体が温まる一品。関西の料亭や老舗うどん店で出会える。
北京ダックを包む薄い小麦粉の蒸し皮(薄餅)。甜麺醤・細切りねぎ・きゅうりとともに鴨肉を包んで食べる。荷葉餅とも呼ばれ、蒸して2枚合わせにしたものをはがして使うスタイルが一般的。
北京ダックで一緒に出る皮。単体料理ではなく、鴨肉と薬味を包むためのもの。
小麦粉の皮に豚肉・野菜などの具材を包み、蒸す・茹でる・焼くなどして仕上げる中国発祥の料理。英語メニューでは餃子全般を指す。
定番の点心。焼き・蒸し・茹でで食感が大きく異なるので調理法を確認。小籠包やワンタンとは別物なので混同注意。
大豆と小麦粉、牛乳を練って蒸し上げた素朴な団子で、4月8日の灌仏会(花祭り)に釈迦の誕生を祝って作られる山梨県の行事菓子。
4月8日前後の灌仏会(花祭り)の時期に山梨県甲府市・峡南地域の直売所や家庭で作られる。通年の常設販売は少ないため時期を狙うとよい。
地粉にさいの目のさつまいもを混ぜて蒸した、相模原地域で秋から冬に親しまれる素朴なまんじゅう。
さつまいも収穫期の晩夏から冬にかけて、相模原地域の直売所や郷土料理イベントで見つけやすい。
みょうがの葉に包んだあんこ入りの小麦粉だんごを蒸した、高知県大豊町で農繁期の労をねぎらう郷土菓子。
7月2日の半夏の日、高知県大豊町周辺の直売所や家庭で作られる。米の代わりに小麦粉を使う歴史的背景も興味深い。
輪切りのさつまいもとあんこを小麦粉の生地で包んで蒸した、熊本県菊池地域の素朴な郷土おやつ。
通年で熊本県内の和菓子店や道の駅、露店で購入可能。出来立てを温かいうちに味わうのがおすすめ。
重曹を加えた小麦粉の皮で小豆あんを包み蒸した、麦作地帯・栃木県の盆行事に欠かせないふるさとの味。
小麦収穫後の盆行事の時期、栃木県内の和菓子店や家庭で作られる。黒糖や芋あんなどのバリエーションも豊富。
殺菌効果のあるみょうがの葉でそら豆あんを包んだ、田植えの合間のおやつとして親しまれる岐阜県の郷土菓子。
6月から10月のみょうがの葉が出回る時期、岐阜県北方町・岐阜市周辺の家庭で作られる。早い時期ほど香りが良いとされる。
佐賀県に伝わる郷土料理「平だご」「だご汁」は、ともにだごを使ったもの。“だご“とは、“だんご“がなまった言葉で、「平だご」は平たい小麦の生地をゆで、黒糖をかけていただくおやつだ。
麦作りが盛んな佐賀県では、白米や茶粥などの主食がない時の代用品として食べられてきた。 郷土の味を試したい人向け。
小麦粉,重曹,黒糖などを混ぜて蒸した郷土菓子の「ふくれ菓子」。重曹を使ってふっくらと仕上げるため「ソーダ菓子」とも呼ばれるほか、「ふくらかん」「ふくれかん」ともいう。
鹿児島県に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
大分県に根づく食文化の一つに、粉食文化がある。かつて、大分県は米づくりに適さない台地が多かったが、水路が整備されるようになってからは、小麦などの穀物栽培が盛んに。
に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
「ばらっぱまんじゅう」は、千葉県の北総地域で古くよりつくられており、夏祭りやお盆などのハレの日に食べられている。麦秋が過ぎる頃、収穫が終わった小麦を粉に挽いて、自家製のあんを使って小麦まんじゅうをつくる。
千葉県に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
「丁稚羊羹」は、小豆、砂糖でつくった餡に小麦粉(あるいは上新粉)を混ぜ蒸してつくられる羊羹で、滋賀県の特産品である。また、竹の皮で羊羹を包んでいるところが特徴的で、ほんのり香る竹の香りともちもちとした触感、そして素朴な味の羊羹が人気である。
滋賀県に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
「あんびん」は峡南地域の特産として、さつまいもの粉や小麦粉、角切りのさつまいもを熱湯で練った生地に、あんを包み平らにして蒸したもので、素朴な味わいが好まれている。あんを入れてから「びんた」をするように強く叩いてつくることから「あんびん」という名前がついた。
山梨県に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
福岡県の奥八女は日向神から有明に流れる矢部川の上流にある。弓掛地区はこの矢部川に沿ってできた集落で、熊本県との境にある山あいにある。
福岡県に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
家庭でつくられてきた郷土菓子である。福岡県は小麦の生産が盛んで、生産面積は上位を誇る。
小麦粉と黒砂糖を主体にした素朴な蒸しパン。雁(がん)の肉に似ることや、満月に向かって飛ぶ雁のような見た目が名前の由来とされ、宮城県・岩手県で親しまれるおやつ。
宮城県に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
「しだみ」とはどんぐりのことで、「しだみだんご」は「しだみ」に砂糖を加えてだんご状にしたものや、これをあんにして、小麦粉を練った生地で包んだものがある。 県北地域や奥羽・北上山系地域では、夏に太平洋から吹く冷たい風(やませ)の影響で凶作になることが多かった。
群馬は利根川から流れる豊かな水源があるほか、日照時間は長く全国トップクラスである。さらに標高10~1,400mに広がる標高差のある高地もあって豊かな自然に恵まれており、その恩恵を受けておいしい農畜産物が豊富だ。
群馬は「ぐんま百名山」として100山を選定するほど、豊かな山脈が広がるエリア。土壌も火山灰などの火山噴出物でできていることが多いため、水はけがよく作物の生産に向いている。
小麦が盛んに生産されている群馬では、小麦粉を使った郷土料理が多く親しまれている。特に炭酸まんじゅうやそばまんじゅうなどの「まんじゅう」は種類豊富に作られており、中でも特徴的なのが、串に刺したまんじゅうに甘みのある味噌だれを塗って焼く「焼きまんじゅう」である。
米麹から作った酒種を使い、小麦粉生地であんを包んで蒸したまんじゅう。神奈川県相模原市、大分県豊肥地方ともに稲作に適さない土地で発展した粉食文化として伝わる。
「かんこ焼き」は、小麦粉の皮でたっぷりの具を包み、焼いて蒸しあげた、おやきのような食べ物。具には山菜、小豆、かぼちゃ、キノコ、漬物など、季節に合わせた地元食材を使う。
小麦粉の皮に羊肉などのひき肉餡を包んで蒸すモンゴルの蒸し餃子。旧正月ツァガーンサルに各家庭で大量に作られる。
小籠包や肉まんが好きなら最初の一品に最適。ウランバートルの食堂(ゴアンズ)定番メニュー。
豚肉・豆腐・春雨・キムチなどを小麦の皮で包んだ韓国の餃子。蒸す・茹でる・焼く・揚げるなど調理法が多彩で、宮廷料理にも登場した。
韓国の粉食店や専門店で手軽に食べられる。辛くないゴギ(肉)マンドゥとキムチマンドゥの食べ比べがおすすめ。