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魚介を使った麺料理を国を問わず集めました。各国の似た料理を比べながら、味の特徴・注文のコツを調べられます。
タマリンドベースの甘酸っぱいソースで炒めたライスヌードル料理。1930〜40年代にプレーク・ピブーンソンクラーム首相が国民統合政策の一環として普及させた、比較的新しいタイの国民食。海老・豆腐・もやし・卵・砕いたピーナッツが定番。
タイ料理入門に最適な一品。辛さは後から自分でチリで調整できることが多い。ライムを絞ると風味が増す。
紅腐乳などでピンク色にしたスープに米麺、魚団子、練り物、空心菜などを入れるタイ式ヨンタオフー麺。見た目は派手だが味は甘酸っぱいうま味系。
普通のクイッティアオに飽きたら試す価値あり。魚介練り物と甘酸っぱいスープが好きな人向け。
スペイン・バレンシア近郊ガンディア発祥の、米の代わりに短いパスタを使ったパエリアの変種。魚介の旨みを吸ったパスタと底のソカラット(焦げパスタ)が特徴。
パエリア好きなら必試。米よりパスタが好きな人にも向いている。魚介アレルギーに注意。
インドネシア・アチェ州発祥の辛口カレー麺。太い黄色い麺に牛肉・エビ・イカなどを合わせ、インドのカレー文化と中国の麺文化が融合した独特の風味。
辛くてスパイシー。インドネシア料理の中でも辛さが強め。エビ・イカ好きで辛さOKなら試す価値あり。
香港・広東を代表するスープ麺。エビ入りワンタンと細い卵麺をあっさりした豚骨・エビベースのスープに入れた定番中華麺料理。
香港・広東料理の定番中の定番。あっさりしていて食べやすい。エビアレルギーに注意。
インドネシア・南スマトラ州パレンバン名物の麺料理。乾燥エビとコナッツミルクで作った濃厚スープに太い黄色い小麦麺を合わせる。
辛さ控えめのクリーミーなスープ麺。エビアレルギーに注意。パレンバン料理の定番を体験したい人向け。
シンガポールとマレーシアを代表する福建系炒め麺。シンガポール式はエビとイカ入りの焼きそば、クアラルンプール式は黒醤油と豚肉の濃い炒め麺と、スタイルが異なる。
シンガポールとKLで別物と思って注文すると良い。エビ好きにはSG式、コクのある焼きそば好きにはKL式。
タイの魚すり身で作った珍しい麺を使うクイッティアオ。小麦や米ではなく魚のすり身から作られた麺が特徴で、独特の弾力と魚の風味を持つ。
タイ麺の中でも特にユニーク。魚の風味と独特の食感が得意な人向け。バンコクでも提供店が少なく珍しい一品。
マレーシア・シンガポールの屋台料理を代表する平打ち米粉麺の炒め料理。ラードで強火(ウォックハイ)を使い、エビ・赤貝・卵・モヤシとともに醤油で仕上げる。
屋台で食べるのが醍醐味。ラードで炒めた香ばしさが本場の味。エビ・貝アレルギーに注意。豚不使用版の店もある。
厦門の名物湯麺。沙茶醤をスープに溶かし、油麺に豆芽、内臓、イカ、豆腐干などを好みで加える。
具を選ぶ形式が多い。内臓が苦手なら避けて指定。
海老のだしを使う麺料理。福建系移民の食文化として、海老と豚骨の濃いスープや炒め麺の形で広がった。
汁あり、汁なし、炒めで印象が違う。海老アレルギー注意。
殻ごと干した白えびでだしを取った、富山ならではの風味豊かなそうめん。
だしに白えびの旨みが凝縮されたそうめん。富山らしさを味わいたいなら試す価値あり。
豊前海でとれる数種の小型エビ「ざっこ」を甘醤油でさっと煮て、その煮汁でそうめんを食べる福岡県豊前地域の漁師料理。
旬は5〜10月。豊前海沿岸の水産直売所や食堂で新鮮な地エビを使ったものを味わうのがおすすめ。
鯖街道で運ばれた焼きサバを甘辛く煮て、そうめんに盛り付けた滋賀県湖北地域のハレの日料理。長浜曳山まつりでも振る舞われる。
4月の長浜八幡宮曳山まつりの頃に滋賀県湖北地域で振る舞われる。春の農繁期の「五月見舞い」にも作られる。
天草地域では鯛のあら炊きの煮汁をそうめんにかけて食べ、山都町ではタイを姿煮にした豪華な祝い料理として親しまれる熊本県の郷土料理。
結婚式や祝い事など特別な席で出されることが多いので、天草地域の飲食店で郷土料理として頼むとよい。
どじょうを煮込んだ夏の滋養汁。香川県中讃地域ではごぼう・うどんとともに大釜で煮込む土用の共同料理、栃木県では丸ごと煮込み卵とじにする内陸の夏バテ予防料理として伝わる。
6月から7月の土用の時期、香川県中讃・東讃地域の集落行事や家庭で作られる。夏バテ予防の郷土の知恵を体験したい人向け。
埴科郡坂城町周辺に伝わる「おしぼりうどん」は、辛味大根をすりおろして、おろしたての大根を絞った「おしぼり」と呼ばれるしぼり汁に味噌を溶かして薬味を加え、ゆでたてのうどんをつけて食べる郷土料理。だし汁ではなく、大根のしぼり汁を使うのが特徴で、おしぼりうどんの「おしぼり」の由来にもなっている。
主に、ねずみ大根がとれる冬に食べられている。 郷土の味を試したい人向け。
うどんは、太くて長いことから、古来より長寿を祈る縁起物として食べられてきた。年明けうどんとは、年明けに縁起を担いで紅白に彩られたうどんを食べる習慣で、香川県のさぬきうどん振興協議会が新たな麺食行事の普及を目的に始めた取り組みである。
年の初めに食べることにより、その年の人々の幸せを願うもの。 郷土の味を試したい人向け。
タマリンドの酸味と唐辛子の辛さが効いた魚だしスープに太い米麺を合わせた、ペナン名物のラクサ。
ココナッツ系のラクサとは全く別物の酸っぱ辛い麺。トムヤム系の酸味が好きならハマる。魚の香りが苦手な人には不向き。
マラッカ発祥、ニョニャ(プラナカン)料理のラクサ。海老の香りとココナッツミルクのまろやかなスープが特徴。
ラクサ入門に向くマイルドな一杯。辛さを足したい時はサンバルを溶かす。
ボルネオ島サラワク州のソウルフード。黒胡椒と山椒のような香りが立つカレー風スープにビーフンを合わせたラクサ。
他のラクサより香り重視で、スパイス好きに勧めたい一杯。サラワク(クチン)で朝食として食べるのが定番。
温かいかけそばに、身欠きにしんを甘辛く煮た「にしんの甘露煮」をのせた料理。京都と北海道の名物として知られる。
京都の老舗そば店の名物。甘辛い煮魚とそばの組み合わせが合えば満足度が高い。甘いつゆが苦手な人は好みが分かれる。
唐辛子粉で赤く辛い海鮮または豚肉ベースのスープに麺を入れた、中華風の韓国の麺料理。ジャージャー麺と並ぶ韓国中華の定番。
韓国の中華料理店ではジャージャー麺と迷う定番。辛いのが苦手なら避けるべき。
ベトナム中部クアンナム省・ダナン発祥の汁少なめ麺。ウコンで黄色く色づけた平たい米麺に、エビ・豚肉・鶏肉などと濃いめのスープを少量かけ、ピーナッツとゴマせんべいを添える。
ダナン・ホイアン旅行で必食の郷土麺。スープが少ないのは仕様なので、よく混ぜて和え麺のように食べる。せんべいは割って麺に入れると食感のアクセントになる。
田ガニをすり潰して漉したスープにトマトを加えた、酸味のある米麺スープ。ふわふわのカニ肉の塊(リュウ)、揚げ豆腐、豚ひき肉などが浮かぶ北部の大衆麺。
フォーに飽きたら試したい酸っぱ旨い麺。カニの風味が強いので甲殻類好きに向く。マムトム(エビの発酵ペースト)は匂いが強いので、最初は入れずに味見してから。
豚骨スープに細い米麺を入れ、豚肉・レバー・エビ・ウズラ卵などをのせたベトナム南部の朝食麺。「ナムヴァン」はプノンペンの意で、カンボジアのクイティウが起源。スープ入りと汁なしの2スタイルがある。
南部ではフォーより一般的な朝麺。「ヌック」(スープ入り)か「コー」(汁なし)を選ぶ。レバーやモツが苦手なら抜いてもらうよう伝えると良い。
魚のすり身を揚げたさつま揚げ(チャーカー)を、丸い米麺(ブン)とともに魚介スープで食べるベトナム中部の麺料理。ニャチャンではイカのさつま揚げ・ディル・トマトを加え、軽く酸味のある味に仕上げる。
ニャチャン・ダナンなど海沿いの町の朝麺。魚介だしでさっぱりしているので、肉系の麺より軽く食べたいときに。地域ごとに具が違うので食べ比べも楽しい。