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日本(青森県)の料理・食材・調理法をまとめています。
青森県下北地方に伝わる、もち米粉とうるち米粉を色付けして模様を作り、端午の節句に食べる郷土菓子。
端午の節句(6月)の時期に青森県の道の駅や和菓子店で購入できる。スライスして蒸すか、軽く焼くと風味が増す。
海産物の乏しかった津軽内陸部で塩マスを余さず使い切る知恵から生まれた、秋のキャベツと合わせた漬物。
津軽地方の直売所や家庭で秋のキャベツの時期に作られる。ご飯のお供や酒の肴として楽しめる。
山菜のミズとホヤを昆布出汁で和えた、津軽地方に伝わる夏の郷土料理。
5〜8月の旬の時期、津軽地方の郷土料理店や家庭で提供。ホヤの独特な風味が好きな人向け。
下北地方で秋大根の収穫時に作られる、塩漬けわらびやぜんまいと大根を煮た冠婚葬祭にも欠かせない郷土料理。
秋の大根収穫期から冬にかけて下北地方の家庭や行事で作られる。精進料理として楽しみたい人向け。
茹でてつぶした青大豆に米粉と砂糖を練り込んだ生菓子。岩手県では庭じまいの行事に、青森県南部地方では12月の「神様の年取り」に供えられる、餅の原型ともいわれる郷土菓子。
秋の庭じまい行事の頃、岩手県内の直売所や冷凍食品として購入できる。素朴な和菓子を好む人向け。
ほぐしたタラの卵と人参・大根・凍み豆腐などを和えた、青森県の正月に欠かせない縁起物料理。
正月前後、青森県内の家庭や郷土料理店で提供。子どもにも人気の食感を楽しみたい人向け。
ウニとアワビをだしでさっと煮た、盛り付けが朝露に霞む野いちごに見えることから名付けられた青森県の贅沢な吸い物。
7月ごろの旬の時期、青森県八戸市周辺の料亭や結婚式などの祝いの席で提供。特別な日に味わいたい高級吸い物。
黒砂糖とくるみ、味噌でつくった餡を小麦粉の皮で包みゆでた、青森県南部地方の「金貨餅」とも呼ばれる郷土菓子。
お盆や年取りの行事食として青森県南部地方の家庭で作られてきた。餡が非常に熱いため食べる際は注意。
棒状に切ったなすに味噌を付けて赤しその葉で巻いて焼いた、津軽地方のシンプルな夏の家庭料理。
夏場、青森県津軽地方の家庭で日常的に作られる。冷蔵庫で一晩置いてもなじんで美味しい家庭料理。
季節の野菜を葛でとろみをつけて甘く煮た、弘前の禅寺に由来する冠婚葬祭のおもてなし料理。
弘前地方の慶弔行事に欠かせない一品。青森県内の家庭や仕出し料理店で提供される。
湯がいたサメの頭の身を大根やキャベツと酢味噌で和えた、津軽地方の縄文時代から続くサメ食文化の一品。
主に正月、青森県津軽地方のスーパーや鮮魚店でサメの切り身とともに購入可能。珍しい部位を味わいたい人向け。
雪が降る直前に収穫した津軽の赤かぶを昆布と酢で甘酸っぱく漬けた、冬の野菜不足を補う青森県の伝統漬物。
晩秋の収穫期に漬け込み冬から春先まで、青森県津軽地方の家庭や直売所で親しまれる。雪の下で貯蔵した甘い赤かぶも人気。
蒸したもち米を野菜の古漬けと乳酸発酵させる、津軽地方西北地域の「ごはんの漬物」とも言うべきユニークな保存食。
冬の保存食として、また暑さで食欲のない夏場に、青森県津軽地方西北地域の家庭で食べられる。珍しい発酵食を試したい人向け。
生地をつかんで引っ張りちぎることが名の由来、旧南部藩の畑作地帯に伝わる具だくさんの汁物。
通年、青森県南部地方の家庭で主食にもおかずにもなる定番料理。沿岸部のカニ出汁版と山間部の鶏肉版を食べ比べたい人向け。
2ヶ月かけて凍らせ風干しにする、青森県津軽地方の寒くて湿気の少ない気候を活かした手間暇かけた保存食。
2月ごろに仕込み、春から夏の農繁期に青森県津軽地方で軽食として食べられる。バター醤油をつけるアレンジも試したい人向け。
刻んだ具材を米に見立てて食べる、津軽藩祖の時代から続く小正月に嫁が作り置く精進料理。
小正月(1月16日)の時期、青森県津軽地方の家庭で作り置きされる。家庭ごとに異なる「おふくろの味」を食べ比べたい人向け。
捕鯨基地があった八戸市に伝わる、大物にあやかる願いを込めた正月の縁起料理。
正月、青森県下北半島・八戸市の家庭で祝い料理として作られる。北海道の鯨汁との地域差も味わいたい人向け。
貴重な紅サケを使う色鮮やかな縁起物、津軽地方でもち米の発酵力を借りて仕込む冬の保存食。
年越し・正月の時期、青森県津軽地方の家庭でもてなし料理として作られる。麹仕込みの奥深い味わいも試したい人向け。
津軽の方言で「捨てるもの」を意味するアラを丸ごと使う、「鱈正月」という言葉もある青森県の正月の浜料理。
正月、青森県津軽地方の家庭や浜で寒ダラを使って作られる。「鱈正月」という言葉が残るほどの冬の定番を体験したい人向け。
南部せんべいは旧南部藩の領地だった青森県南東部から岩手県北部にかけての伝統食品で、小麦粉に塩と水を混ぜ鉄製の型で丸く焼いたもの。戦前、農家の多くは鉄製の型を持っており、せんべいは冷害が多く米がよく取れなかった地域の貴重な保存食だった。
青森県に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
秋が深まり稲刈りが終わり、農作業が一段落する11月には「秋仕舞い」の風習がある。隣近所や親戚らを招いて、米づくりが無事に終わったことを祝い、一年の農作業を労ってごちそうを振る舞う。
津軽地方に伝わる家庭料理で、イカを刺身にしたときに残る「ゲソ」を叩いてミンチにし、たまねぎや人参といった野菜とともに小麦粉でまとめて揚げたのがはじまりという。諸説あるが、終戦直後の食糧難の時代に、貴重なイカを残すところなく食べられるよう、また野菜くずを美味しく食べるために工夫されたといわれる。
古くからホタテ産地として知られた津軽湾周辺では、江戸時代からすでに「貝焼き味噌」を食べていたといわれる。網で海底をさらうと5から10年物の天然ホタテが獲れた時代で、直径20cmほどもある大きな貝殻を鍋代わりにして、イワシやサバの切り身と自家製の味噌をのせて焼いた素朴な漁師料理だった。
甘辛く煮た油揚げに酢飯を詰めた稲荷寿司。稲荷の神の使いとされるキツネの好物が油揚げであることに由来し、青森県津軽地方ではもち米に紅しょうがを加え、栃木県ではかんぴょうで結び俵に見立てるなど地域色がある。
寒冷で、江戸時代には数年間に及ぶ大飢饉にたびたび見舞われた南部地方で、人々は雑穀を工夫して食べる知恵を発展させた。「かっけ」はそば粉に少しの塩を入れ水でこねて生地を薄くのばし、三角形に切ったものをゆでて、にんにく味噌をつけて食べる料理。
江戸時代のはじめから大規模に新田開発がなされ、多彩な米料理が発達した津軽地方では、いろいろな具を入れて醤油味にしたごはんのことを「色飯」や「色ごはん」と呼んだ。「ごまご飯」「ごままま」もその一つだ。
昔、家庭でアイロンがけをする際、パリッとさせるために布に塗ったのが「米糊」で、水に浸した米をすりつぶしてつくっていた。この時うまくすりつぶせずに米のかすが残ったものを「糊かす」と呼び、これを無駄にしないよう黒砂糖をまぜて生地にし、フライパンで香ばしく焼いておやつにした。
古来、冷害や飢饉に見舞われることの多かった南部地方では、米以外の雑穀で食文化を発展させてきた。「じゅね」とはえごまのことで、「じゅね餅」はえごまの実を炒って丁寧にすり、味噌と砂糖と混ぜ合わせてたれをつくり、薄く切った餅に絡ませてつくる。
青森市周辺では、おでんをすりおろしたしょうが入りの味噌だれで食べるのが普通である。この食べ方が生まれたのは戦後の闇市の屋台で、当時、極寒の真冬に北海道・函館へわたる青函連絡船に乗るお客さんの体を少しでも温めようと、屋台のおかみさんがおでんにしょうが入り味噌をかけて出したのがはじまりという。