全24件
米を使った主菜を国を問わず集めました。各国の似た料理を比べながら、味の特徴・注文のコツを調べられます。
バスマティライスをスパイスとともに肉(鶏・ラム・牛)または野菜と炊き上げたインド亜大陸の炊き込みご飯。ムガル帝国時代に宮廷料理として発展し、インド・パキスタン・バングラデシュを代表する豪華な一品。
インド料理の中でも特別感のある一品。スパイス好きなら必ず試したい。地域によって(ハイデラバード式・コルカタ式など)風味が異なる。
羊肉と米をヨーグルト、卵、小麦粉、バターで作ったクリーミーなソースで覆ってオーブン焼きにするアルバニアの国民的料理。エルバサン市に由来し「タヴェ・エルバサニ」とも呼ばれ、バルカン半島各地でも愛される。
アルバニア料理らしさを試すなら有力。乳製品の酸味と羊肉が平気な人向け。
米を羊肉または牛肉、玉ねぎ、香辛料とともに煮るジョージアの米料理。ピラフよりも水分が多くしっとりした仕上がりで、肉の旨みとスパイスが米全体に染み込む。
米料理が欲しいとき向き。肉の種類と量を確認。
酢飯の上に魚介・錦糸卵・野菜などの具材をばら(散らし)と盛り付けた関西の寿司。岡山県のばら寿司が有名だが、大阪でも祭りや祝いの席に食べられる。具材を酢飯に混ぜ込む場合と上に並べる場合がある。
祝いの席や特別な日の定番。具材が多く様々な味が楽しめるので、寿司ネタの好みが分かれる家族連れにも向く。
酢で締めた鯖を酢飯の上に乗せ木型で押し固めた大阪発祥の押し寿司。名前はポルトガル語の「bateira(小舟)」に由来し、形が小舟に似ていることから。鯖の代わりにコノシロを使っていた時代もある。
鯖が好きなら大阪に来たら必食。コンビニや駅弁でも買えるが専門店のものは格別。鯖の生臭みが苦手な人は注意。
タコ(蛸)を醤油・みりん・酒で炊き込んだご飯。瀬戸内海沿岸や明石・須磨など各地に郷土料理として根付いており、タコの旨みがご飯全体に染み渡る。
たこ焼きと並ぶタコ料理の定番。明石や瀬戸内方面の料理屋や道の駅でよく見かける。タコ好きには外せない一品。
薄切り牛肉と玉ねぎをデミグラスやトマトベースのソースで煮込み、ご飯にかける明治期から続く日本の洋食料理。ビーフシチューより肉が薄くソースに甘みと酸味のバランスがある食べやすい一皿。
辛くない洋食ご飯が欲しい時に良い。濃厚だがカレーより穏やか。
イカ墨で真っ黒に染めた米料理。パエリア鍋で魚介とイカ墨を使って炊き込んだスペインの名物で、アイオリを混ぜながら食べるのが定番スタイル。
見た目に驚くが深い旨みがある。パエリアが好きなら必ず試したい変化球。
ジャスミンライスを卵、肉や魚介、野菜と炒め、ナンプラーなどで味付けするタイ式チャーハン。きゅうり、ライム、プリックナンプラーを添える。
タイ料理に慣れていなくても食べやすい定番。辛い料理が苦手な人、白ご飯より一皿で完結したい人に向く。
ガパオライスは、タイのパッ・ガパオを日本のワンプレートご飯として定着させた料理。肉のバジル炒め、目玉焼き、ご飯を合わせる。
タイ料理店やカフェで頼みやすい。より現地寄りならパッ・ガパオ・ガイ表記を探す。
海南鶏飯は、茹で鶏と鶏だしで炊いた香り米を、チリソース、しょうがだれ、濃口醤油系のたれで食べる東南アジアの鶏飯。海南出身移民の料理をもとに、シンガポールやマレーシアで発展した。
初めてならソースを少しずつ混ぜて食べる。辛味が苦手ならチリソース控えめ。ローストチキン版がある店では、茹で鶏版との違いを確認。
米をトマト、玉ねぎ、唐辛子、油、香辛料のソースで炊き込む西アフリカの代表的な米料理。ナイジェリア、ガーナ、セネガルなどで地域差があり、肉や魚、野菜、プランテンを添えることが多い。
国ごとに味が違うため、ナイジェリア式かガーナ式か確認するとよい。辛さは中程度以上の店もある。
セネガルの米と肉の一鍋料理。牛肉や羊肉を香味野菜、唐辛子、にんにく、玉ねぎなどで煮込み、その旨味で米を炊く。魚版のチェブジェンに対する肉版として知られる。
魚が苦手ならチェブジェンよりこちら。肉の種類と辛さを確認。大皿シェア向き。
紅蟳などの蟹をもち米や米、椎茸、干し海老、豚肉などと蒸した福建系の蟹ご飯。福州菜の八宝紅蟳飯の系統で、宴席向き。
蟹殻が多い。人数でシェア。蟹アレルギー注意。
八代海沿岸部、天草灘、有明海に面した地域で、正月や祭り、祝い事など家族や親せきが集まる場に欠かせないのが「このしろの姿寿司」。縁起のよい料理としてこの地域に江戸時代から受け継がれている。
正月や祝い事に欠かせない料理。 郷土の味を試したい人向け。
「しょうゆ豆」は、「しょうゆの実」とも呼ばれ、北信・中信地域に伝わっている蒸した大豆や黒豆を種麹で発酵させてつくる発酵食品で、醤油の旨味がつまった「食べる醤油」のようなもの。香川県のそら豆でつくる郷土食の「しょうゆ豆」とは全く異なる。
北信地域では、「しょうゆ豆」を正月に食べた。 郷土の味を試したい人向け。
中国の旧正月(春節)に食べる餅。「年高(一年ごとに向上する)」と同音で縁起物とされる。甘い蒸し菓子タイプと、うるち米で作り炒め物やスープにする料理タイプがある。
上海料理店の炒め年糕は主食代わりに頼みやすい定番。餅好きなら間違いない。甘い年糕は春節シーズンに出回る季節菓子。どちらのタイプか確認してから注文するとよい。
魚と野菜をトマトで煮込み、その煮汁で米を炊いたセネガルの国民食。名前はウォロフ語で「米と魚」を意味する。
セネガル料理店の看板メニュー。パエリアやジャンバラヤが好きなら食べやすい。
ブドウの葉やキャベツの葉で米と挽き肉を包んで煮るブルガリアの家庭料理。オスマン帝国由来の「サルマ」のブルガリア版で、ヨーグルトを添えて食べる。
ロールキャベツ好きなら気に入る優しい味。ブドウの葉版は酸味と香りが独特なので、苦手ならキャベツ版を選ぶ。
パプリカに米入りの肉だねを詰め、トマトソースで煮込んだクロアチアの家庭料理。冬のサルマ(ロールキャベツ)に対して「夏版サルマ」と呼ばれる。
日本のピーマンの肉詰めのトマト煮版で親しみやすい。冬はサルマ、夏はこれが定番。両方頼んで食べ比べるのも楽しい。
焼いたパンを敷き、ご飯と煮込んだ羊肉や牛肉をのせ、ニンニクと酢を効かせたトマトソースをかけたエジプトの祝祭料理。特に犠牲祭(イード・アル=アドハー)に欠かせない。
がっつり食べたい日に。ニンニクと酢の風味が強いので好みは分かれるが、肉とご飯好きには刺さる。量が多いのでシェア推奨。
鳩の中にスパイスやハーブで味付けした米やフリーカ(青麦)を詰め、煮てから焼き上げるエジプトの伝統料理。祝いの席のごちそうとされる。
珍しい食材に挑戦したい人向け。見た目は生々しいが味は鶏肉に近く食べやすい。骨が多いので手で食べる覚悟で。
パプリカ・トマト・なす・玉ねぎなどの野菜に米を加え、土鍋で煮込み焼きにするセルビアの料理。豚肉や鶏肉を入れることも多く、ラタトゥイユに近い。
野菜をたっぷり取りたい人に向く穏やかな一皿。肉入りと野菜のみの両方があるので、ベジタリアンは確認を。グリル肉の付け合わせとしても出る。
米粉・ココナッツミルク・ウコンの黄色い生地を熱した鍋でパリッと焼き、豚肉・エビ・もやしを挟んだベトナム南部の粉もの。名前は生地を流したときの「ジューッ(セオ)」という音に由来。
見た目は大きいが生地は薄く、野菜と一緒に食べるので意外と軽い。数人でシェアする前菜にも主菜にもなる。手で野菜に巻いて食べるのが現地流。