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日本(福井県)の料理・食材・調理法をまとめています。
鯖街道の起点・小浜で受け継がれる、塩漬けし酢締めしたサバをねぎなどの香味野菜と味噌酢で和えた酢の物。
小浜地区を中心に一年を通じて家庭料理として食べられている。地元の食堂や道の駅で提供されることもある。
田植え完了を祝う「五月やすみ」など集落の祭りで田の神に供える福井県小浜市・若狭町の柏餅。もち米粉とうるち米粉を混ぜた生地が特徴。
5月半ば〜7月上旬、福井県小浜市・若狭町の各集落の祭り(五月やすみ・半夏生など)の時期に地元和菓子店や直売所で出会える。
田植え後の祝い「さつきあげ」で振る舞われた、熱いご飯にきな粉をまぶして朴葉で包み重しをかけた福井の郷土おにぎり。
5月上旬〜下旬の田植えの時期に地域の郷土料理店やイベントで提供されることが多い。
もち粉とうるち粉にささげ豆を混ぜて蒸した、福井県坂井地域でお盆に供える伝統団子。
お盆前後に坂井地域の和菓子店や食文化保存団体のイベントで入手できることがある。
内臓を抜いたさばを塩漬け後、米糠に長期間漬け込んで熟成させる発酵保存食。福井県若狭地域や京都府丹後地域など、若狭湾沿岸に伝わる伝統食。
通年で福井県内の居酒屋や土産物店、越前海岸沿岸の食事処で味わえる。濃い塩気が好きな人向け。
報恩講の頃に作られる、出汁と生姜で仕上げた福井県の精進料理由来の厚揚げの煮物。
秋から新年にかけて、報恩講の行事食として福井県内の家庭で作られる。精進料理を楽しみたい人向け。
戻した大豆をすり潰した「呉」を具だくさんの味噌汁に加えた滋養汁。宮城県では秋冬の家庭料理として、福井県では報恩講のふるまい料理として、埼玉県では「たのくろ豆」を使う稲作地域の郷土料理として伝わる。
大豆収穫期の秋から冬にかけて宮城県内の家庭料理店や直売所の食堂で提供。体を温めたい時期に。
鯖街道の起点、若狭地域で獲れる脂ののったマサバを一匹丸ごと串刺しにして焼いた、福井県の半夏生の風物詩。
7月2日の半夏生前後、福井県大野市周辺で特によく食べられる。通年、若狭地域の魚屋や飲食店でも提供される。
北前船で運ばれた身欠きニシンを大根や麹と漬け込んだ、福井県嶺南地方に伝わるなれずしの一種。
夏に仕込み秋から冬にかけて、福井県嶺南地方の家庭や土産物店で味わえる。北前船の食文化を体験したい人向け。
アブラギリの葉で酢飯とマスを包んだ、薄紅色が祝い事にふさわしいとされる福井県永平寺地区の押し寿司。
お祭りやお盆の時期、福井県永平寺町周辺の家庭で前日に仕込まれる。葉をむいて手を汚さず食べられる工夫も楽しみたい人向け。
かつて全国生産量トップだった桐油の原料アブラギリの葉で包む、金時豆やひじきを使った福井県の精進寿司。
5月から11月のアブラギリの葉が使える時期、お盆や秋祭り、法事に福井県福井市殿下地区で作られる。手を汚さず食べられる工夫を体験したい人向け。
浄土真宗開祖・親鸞の命日を偲ぶ報恩講で振る舞われる、旬の野菜と豆を使った福井県の精進料理一式。
秋から新年の報恩講の期間、福井県内の寺院や家庭で振る舞われる。呉汁などの代表料理から精進料理文化を体験したい人向け。
卵を抱いた雌のズワイガニ「せいこがに」を大根おろしと味噌で煮込む、福井県河野地区の冬の庶民料理。
11月6日から12月31日のせいこがに漁期、福井県南越前町河野地区の家庭で提供。かつて船上で食べられた庶民の味を体験したい人向け。
親鸞聖人の好物だったと伝わる小豆を使い、報恩講のお膳に必ず出される福井県の伝統的な精進料理。
報恩講や法事の時期、福井県嶺北地方の寺院や家庭で振る舞われる。呉汁とあわせて福井の報恩講料理を体験したい人向け。
「はまなみそ」は冬限定の郷土料理である。米麹から甘酒をつくり、そこへ豆麹や醤油、塩漬けなすや、しその実、しょうがなどを加えてつくる。
旬は10月上旬から2月下旬。 郷土の味を試したい人向け。
「茶飯」は奈良の東大寺、興福寺などではじめられた「奈良茶飯」が由来とされ、それを宿場町であった今庄に旅人が伝承したといわれている。もともとは茶を煎じた汁で炊いた茶粥から変化したようだ。
地域によって、現在でもお通夜の夜食や法事、報恩講で食される。 郷土の味を試したい人向け。
福井県で有名な赤かぶら(赤かぶ)は、800年以上前より福井市美山地域の河内集落で盛んにつくられている「河内赤かぶら」と呼ばれる伝統野菜である。山に囲まれ、降雪と大きな気温差が赤かぶらの栽培に適していることに加え、県内でも唯一残る焼畑農法により味の良い自然の力あふれる赤かぶらが育つ。
赤かぶらの収穫は10月下旬から始まる。 郷土の味を試したい人向け。
「でっち羊かん」は、福井県の庶民の日常の味として親しまれる水羊かんで、福井県では冬の風物詩として寒い時期に食される。名前の由来は、大正から昭和にかけて丁稚(でっち)奉公の時代、京都に奉公に出た丁稚が、正月に福井に帰郷する際に、持ち帰った羊かんが発祥といわれる。
福井県の冬の風物詩としてよく食べられている。 郷土の味を試したい人向け。
若狭湾での中心地だった小浜市は、”背負い”と呼ばれる京都まで魚を徒歩で運ぶ”鯖街道”の出発点であった。古くは飛鳥・奈良時代から都の朝廷に食材を納めることを認められた「御食国(みけつくに)」として知られ、食に関して重要な役割を担っていた。
福井県に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
開祖・親鸞の祥月命日(旧暦11月28日、新暦1月16日)の前後、秋から新年にかけておこなわれる浄土真宗各派の年中最大行事を報恩講といい、福井県では「ほんこさん」や「おこ(う)さま」と呼ばれる。「麩の辛し和え」はその報恩講に集まった人々に振る舞う精進料理の一つで、麩や味噌が使われるため精進料理のなかでは貴重なたんぱく源である。
開祖・親鸞の祥月命日(旧暦11月28日、新暦1月16日)の前後、秋から新年にかけておこなわれる浄土真宗各派の年中最大行事を報恩講といい、福井県では「ほんこさん」や「おこ(う)さま」と呼ばれる。「すこ」はその報恩講に集まった人々に振る舞う精進料理の一つである。
福井県の代表的な郷土食として、昔から親しまれている。南越前町河野地区(旧河野村)では「よもこんじ」といわれている。
江戸時代中期(18世紀中頃)から明治30年代にかけて、北海道から福井各地を寄港し、大阪まで至る西回り航路で、商品を売買しながら拠点を回っていた商船「北前船」があった。単に荷物を運搬していただけではなく、寄港地で安い商品があればまとめて買い、それが高値で売れる港でさばくことにより多大な利益を得ながら航海していた。
開祖・親鸞の祥月命日(旧暦11月28日、新暦1月16日)の前後、秋から新年にかけておこなわれる浄土真宗各派の年中最大行事を報恩講といい、福井県では「ほんこさん」や「おこ(う)さま」と呼ばれる。「里芋のころ煮」はその報恩講に集まった人々に振る舞う精進料理の一つである。
「長寿なます」は、名前の通り食べると長生きするとされ、お正月には欠かせない。大根にはジアスターゼという酵素が多く含まれており、正月料理を食べすぎて疲れた胃腸の調子をととのえるとされる。
「ごんざ」とは、打ち豆と大根の煮物である。「ごんざぶろう」という人がつくったから「ごんざ」、大根が「すりこぎ(ごんべ)」に似ていることから「ごんべ」、また「ごんじなます」などとも言われたりする。
平均寿命が全国でもトップクラスの福井県で、最もよく食べられているそばは「おろしそば」である。結婚式や仏事の〆の料理や、大みそかの夜の年越しそばとして食べられる。
「ぼっかけ」とは、福井県で100年以上前(大正初期)から食べられている郷土料理で、根菜や糸こんにゃくといった具だくさんの熱い汁を、炊き立てのご飯にかけて食べる料理である。熱々の汁をごはんにぶっかけ(ぼっかけ)ることから、「ぼっかけ」と呼ばれるようになったという説の他、客人に振る舞う料理で、あまりの美味しさから、帰ろうとした客人たちを追いかけて(ぼっかけて)引き留めるほどだったからという説もある。