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アメリカの初めてでも頼みやすい料理を集めました。メニューで見かけたときに、どんな料理か・味の特徴・注文のコツをすぐ調べられます。
ニンニク風味のバターやオイルで炒めたエビ料理。ハワイのノースショア(オアフ島)のフードトラック文化で広まったスタイルが特に有名で、殻付きエビをスコーピオンやジョバンニなどの専門店が提供する。アヒージョよりオイルが少なく炒め焼きスタイル。
ガーリックが好きでエビが食べたいときに。シンプルで食べやすい。
ジャガイモと白ネギ(リーキ)をクリームで仕上げた冷製スープ。1917年にニューヨークのリッツ・カールトンホテルでフランス人シェフのルイ・ディアが考案したとされる、フランス料理の伝統を持ちながらアメリカで完成した夏の一品。
前菜スープとして最適。必ず冷製で提供されるため夏向き。温かいポタージュとは別物として楽しんで。シンプルに見えて素材の質が出る料理。
1943年にメキシコ・ピエドラス・ネグラスでイグナシオ・アナヤが考案したテクス・メクス料理。トルティーヤチップスにチェダーやモントレージャックなどのチーズ・サルサ・ハラペーニョをのせてオーブンで焼く。カリカリのチップスがベースで、好みのトッピングを組み合わせて楽しむシェアフード。スポーツ観戦やバーの定番おつまみとして世界的に普及している。
複数人でシェアするのが定番。来たらすぐ食べ始めるのが正解で、冷めるとチップスが湿ってしまう。辛さはトッピング次第で調整できるため、苦手な場合はハラペーニョ抜きで注文可能かを確認。
牛の挽き肉を成形して焼いたパティを丸いパンに挟み、レタス、トマト、玉ねぎ、ピクルス、ケチャップなどを加えるアメリカ料理。19世紀末にドイツ系移民の食文化から発展し、20世紀に世界へ広まった。
満足感ある定番。肉の焼き加減やサイズで重さが変わる。
豚や牛のソーセージを細長いバンズに挟み、マスタードやケチャップをかけるドイツ系アメリカ発祥の軽食。野球場や屋台の定番で、シカゴスタイルや地域ごとに独自のトッピング文化がある。
軽食向け。ソーセージの塩気が強いことが多い。
牛の挽き肉にパン粉、卵、牛乳、香味野菜を混ぜてパウンド型に詰め、オーブンで焼くアメリカの家庭料理。ヨーロッパの挽き肉料理を起源とし、19世紀末に北米で定着した。温かいメイン料理としても翌日の冷製サンドイッチとしても食べられる。
家庭的で食べ応えある肉料理が欲しいときに。軽さは少ない。
ネイビービーンズを一晩水に浸したのち、糖蜜やトマトソースなどで低温・長時間煮込む料理。アメリカではモラセス風味の甘辛い版、イギリスではトマトソース仕立ての版がトーストに乗せて朝食に出る。
肉料理のサイドや朝食向き。甘めの豆料理が好きなら選びやすい。
唐辛子(チリ)の利いたビーフとトマトをクミンなどのスパイスで煮込む料理。テキサスの公式郷土料理で、テキサス正統派は豆を入れないが広く普及した版は豆入りが一般的。米、コーンブレッド、チップスと合わせる。
辛めの豆と肉の煮込みが欲しい時向き。辛さは店で差が大きい。
直火で素早く焼くグリルと、低温(116〜138℃)の間接熱と木の煙で数時間かけてじっくり火を入れるスモーキングの二系統がある料理法。テキサス、カロライナ、カンザスシティなど地域ごとにソースや部位の流儀が異なる。
肉をしっかり食べたい時向き。アメリカ式は低温調理の塊肉、一般的には屋外グリル料理も指す。
牛肉の上質な部位を筋繊維に対して垂直に厚切りし、グリルや鉄板で焼き上げる料理。サーロイン・フィレ・リブロースなど部位により脂のりと食感が異なり、レアからウェルダンまで焼き加減で味わいが変わる。
肉をしっかり食べたい時向き。柔らかさ重視ならフィレ、脂の旨み重視ならリブアイやサーロイン。焼き加減はレア・ミディアムレア・ミディアム・ウェルダンから選べる店が多く、初めてなら「ミディアムレア」が旨みと食感のバランスがよい。
アサリやハマグリなどの貝、じゃがいも、玉ねぎを煮込むアメリカのスープ。生クリームで仕上げるニューイングランド風(白)とトマトベースのマンハッタン風(赤)の2スタイルが代表的。
寒い日や軽めの食事に向く。白いクリーム仕立てのニューイングランド風が定番だが、トマト仕立てのマンハッタン風を選ぶこともできる店も。貝とクリームが好きなら選びやすい。
豚の腹側骨付きばら肉を焼く・燻製にする・煮込むなどして仕上げる肉料理。骨まわりに旨みが凝縮しており、BBQソースや甘辛ダレ、スパイスで味付けされる。アメリカ南部、中国広東、韓国など地域ごとに調理法が異なる。
濃い味の肉を楽しみたい時に。ナイフとフォークより手で食べる店も多い。
茹でたマカロニに塩気の効いたチーズソース(主にチェダーチーズ)を絡めたアメリカの定番家庭料理。鍋で仕上げるタイプとオーブンで焼き上げるタイプがあり、後者は表面にパン粉やチーズの香ばしい焦げ目がつく。
チーズ好き向け。主菜にもサイドにもなるが、量が多いと重い。
トマトソースと溶けたモッツァレラなどのチーズを主役にしたシンプルなピザ。マルゲリータが代表格で、具のないシンプルな構成だからこそチーズの旨みと香り、生地の食感が際立つ一品。
ピザの中で最もシンプル。チーズ好きなら外れなし。
じゃがいもを細長く切ってカラリと揚げたシンプルなサイドメニュー。ベルギー発祥ともいわれ、アメリカのファストフードと共に世界規模で親しまれている。ケチャップやマヨネーズと合わせて食べる。
外れがない定番。温かいうちに食べること。
トマトソースを使わない「白いピッツァ」。ローマでは「ピッツァ・ビアンカ」としてオリーブオイルと粗塩だけをかけたシンプルな平焼きパンがカフェや焼きたてパン屋で日常的に売られる。アメリカの「ホワイトピザ」はリコッタ・モッツァレラ・パルミジャーノなど複数のチーズとニンニク・オリーブオイルをベースにした豪華なスタイル。トマトがない分チーズの風味が前面に出てクリーミーで濃厚な仕上がりになり、ほうれん草・アーティチョーク・きのこなどのトッピングとの相性が抜群。
トマトソースが苦手な時向き。チーズ量が多い店では重めなので、前菜感覚か主食かはサイズ確認。
アメリカで最も人気の高いピザトッピングのひとつ。ペパロニは豚肉と牛肉を使ったスパイス入りサラミで、イタリアのサラミとは別物のアメリカ独自のソーセージ。焼くと脂が溶け出してオレンジ色の油がはじけ、端がカリッとカップ状に反り上がる「カップ&チャー」スタイルが特徴的な見た目になる。スモーキーさとピリッとした辛みが溶けたモッツァレラとよく合い、ニューヨークスタイルの薄いピザからシカゴの厚いディープディッシュまで幅広く使われる定番トッピング。
肉感と塩気が欲しい時の定番。辛味は強烈ではないが、脂と塩分は高め。
鶏肉を衣揚げし、醤油、酢、砂糖、にんにく、生姜、唐辛子の甘辛いソースで絡める中華系アメリカ料理。湖南出身の軍人・左宗棠の名を借りた料理だが、現在の甘い形は北米で広まった。
本場湖南料理より北米中華寄り。甘い料理が苦手なら注意。辛さは調整できる店もある。
鶏肉や野菜のクリームシチューを器に入れ、パイ生地で蓋をしてオーブンで焼いた料理。アメリカの家庭料理の定番。
クリームシチューやグラタンが好きなら間違いない。ボリュームがある。
骨付き鶏肉に味付けした小麦粉の衣をまぶして油で揚げた料理。アメリカ南部が発祥で、世界中で親しまれる。
手づかみで食べるのが一般的。部位(ドラム・胸など)を選べる店もある。
鶏の手羽を素揚げし、カイエンペッパーと酢の効いたホットソースと溶かしバターを絡めたアメリカ料理。ニューヨーク州バッファロー発祥。
辛さのレベルを選べる店が多い。ビールのお供やスポーツ観戦の定番。手が汚れるのでおしぼり必須。
トウモロコシ粉(コーンミール)で作るアメリカ南部の素朴なパン。ベーキングパウダーで膨らませ、スキレットで焼くことが多い。
BBQやチリコンカンの付け合わせとして定番。
薄切りローストビーフをフレンチロールやバゲットに挟み、肉汁(ジュ)に浸しながら食べるアメリカ生まれのホットサンドイッチ。『フレンチ』はパンの種類を指す。
ジュにたっぷり浸して食べるのが醍醐味。ロサンゼルス発祥の名物。
グリルした牛ハラミや鶏肉、エビを炒めた玉ねぎやピーマンとともに熱い鉄板で出し、トルティーヤで包んで食べるテクス・メクス料理。
自分で巻いて食べるスタイル。シェア向き。
大きな小麦粉のトルティーヤで肉や豆、米などの具を包み込んだメキシコ発祥の料理。アメリカでは具をたっぷり詰めた大型のものが広まった。
一本で満腹になる量が多い。手で持って食べる軽食・ランチ向き。
薄切りのローストビーフをパンに挟んだサンドイッチ。ホースラディッシュやマスタード、チーズや野菜と合わせることが多い。
肉の量で食べ応えが大きく変わる。軽めのランチ向き。
ゆでたエビをグラスに盛り、マヨネーズとケチャップを合わせたピンクのソース(マリー・ローズ)などをかけた前菜。1960〜70年代のイギリスで大流行した。
量は少なめの前菜。冷たい料理なので最初の一品に。