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羊肉や子牛肉をタラゴン、チャービル、パセリなどの大量のハーブとトケマリ(野生の青梅プラム)の酸味、白ワインで煮るジョージアの春の煮込み料理。
ハーブと酸味が好きならぜひ。通常の肉煮込みより爽やかで香草感が強い。春から初夏の季節料理のため、通年提供していない店もある。
薄切りなすを焼くまたは揚げ、くるみ・にんにく・コリアンダーなどのペーストを巻くジョージアの冷前菜。ザクロの実を散らして仕上げることが多く、見た目も美しい。
ジョージア前菜の定番。なすとナッツ好きなら選びやすい。
肉汁を閉じ込めた大型水餃子。ジョージア料理の象徴的な存在で、上部のひだ(ヘリ)をつまんで持ち、底を一口かじってスープを吸い出してから食べるのが作法。
餃子・小籠包好きなら必食。まず底を一口かじって中のスープを吸うのが現地の食べ方。肉汁が非常に熱いので火傷注意。上のつまみ部分(ヘリ)は食べない習慣もある。
ジョージア・ラチャ地方のシュクメリ村発祥の伝統料理。鶏肉を油で揚げ焼きにした後、大量のにんにくをミルクに溶き込んだソースで20〜25分ほど低温で煮含める。にんにくの力強い香りと乳製品の柔らかなコクが融合し、ケツィ(土鍋)でそのまま食卓に運ばれる。
にんにく料理が好きなら有力。パンや米と合わせるとよい。
チーズを詰めて焼くジョージア代表のパン料理。地域によって形が異なり、最も有名なアジャルリ型は舟形の生地の中央に溶けたスルグニチーズと生卵、バターをのせて提供される。
チーズとパン好きなら鉄板。アジャルリ型はボリュームが大きいのでシェア向き。生地の端をちぎってチーズと混ぜながら食べると現地流。
挽き肉(牛・羊・鶏など)に玉ねぎ・スパイス・ハーブを練り込み、丸めたり棒状に成形してグリル・焼き・揚げ・煮込みにする料理。ペルシャ語で「打ちたたいた肉」を意味し、トルコからバルカン半島、中東、南アジアまで広く分布する。
肉料理入門として選びやすい。辛さは店により違うが、基本は香辛料の香り中心。
薄く叩いた牛肉に玉ねぎやハーブなどの具材を乗せてしっかり巻き、焼くか煮込んで仕上げるアルバニアの肉ロール料理。ドイツのリンダーロールラーデやポーランドのザレイなど東欧各地に類似した料理が存在し、こってりとした旨みが特徴。
ステーキより変化が欲しいとき向き。中身に乳製品や豚肉が入ることがあるので確認。
羊肉と米をヨーグルト、卵、小麦粉、バターで作ったクリーミーなソースで覆ってオーブン焼きにするアルバニアの国民的料理。エルバサン市に由来し「タヴェ・エルバサニ」とも呼ばれ、バルカン半島各地でも愛される。
アルバニア料理らしさを試すなら有力。乳製品の酸味と羊肉が平気な人向け。
羊や牛の頭、足、内臓などを長時間煮込むアルバニアの濃厚なスープ料理。ゼラチン質のとろみと強い肉の旨みが特徴で、にんにくや酢、唐辛子を加えて臭みを和らげ、朝食や寒い季節の滋養食として食べられる。
内臓料理が好きな人向け。初心者は具材を確認してから頼むと安心。
薄いフィロ生地にチーズ、ほうれん草、肉などを包んで焼くバルカンのパイ料理。朝食や軽食、前菜として幅広く食べられ、アルバニアではビレク、ボスニアではブレクとも呼ばれる。
軽食にも前菜にも便利。中身が店ごとに違うので、チーズ入りか肉入りか確認。
ピーマン、トマト、玉ねぎ、白チーズ(コテージチーズ状のジョマ)を炒め煮してオーブンで焼くアルバニアの家庭料理。野菜の甘みとチーズの塩気が重なる濃厚な前菜または副菜。
パンと一緒に前菜として頼むとよい。野菜料理だがチーズでしっかり濃厚。
ヨーグルト、きゅうり、にんにく、オリーブオイル、ディルを混ぜた冷製スープまたはソース。10世紀のアラビア料理書にも記録がある古い料理で、ブルガリアでは夏の冷たいスープとして、トルコではジャジュクとして、ギリシャではツァツィキとして親しまれる。
暑い日の前菜向き。酸味のある乳製品と香草が好きなら選びやすい。
ひき肉を小さな棒状にまとめて炭火でグリルするバルカンの定番肉料理。牛・羊・豚の配合は地域や店で異なり、刻み玉ねぎと平たいパン(レピニャ)を添えて食べる。
バルカン料理の肉料理入門として最適。クセが少なく、ケバブやミートボール好きなら選びやすい。玉ねぎが多めなので苦手な場合は少量にできるか確認を。
挽き肉にチーズを入れて平たく焼くバルカンの大型肉料理。プレスカヴィツァのチーズ入り版で、香ばしい肉汁と溶けたチーズが特徴。
肉をがっつり食べたいとき向き。通常のハンバーグより大きいことが多く、シェアもあり。
ヨーグルト、米、小麦粉、卵を合わせて作るトルコの「高原のスープ」。ミントとバターで仕上げた白いスープで、イラクやイランにも類似料理があり、温かくて酸味のある軽い一皿としてトルコ料理の前菜に欠かせない。
重い肉料理の前に合う。酸味のある乳製品が好きなら選びやすい。
トマト、きゅうり、ピーマン、玉ねぎに白いチーズをたっぷり削りかけるバルカンの定番サラダ。肉料理の前菜や付け合わせに使いやすい。
焼き肉料理や重い豆料理の横におすすめ。チーズ入りなので完全な軽食より満足感あり。
白いんげん豆を玉ねぎ、乾燥赤唐辛子、油と煮てから素焼きの土鍋に移し220℃のオーブンで焼く北マケドニアの国民食。「タヴァにのせた豆」という意味の料理名で、土鍋ごと食卓に出される素朴な豆料理。
豆料理好きなら安心。肉なしでも腹持ちがよく、シェア用の副菜にも向く。
薄く切ったなすを焼くか揚げ、トマト、にんにく、ハーブを巻いた冷菜のウズベキスタン料理。名前はウズベク語で「義母の舌」を意味し、薄く切ったなすの形状に由来するユーモアのある料理名。
なす前菜を少しつまみたいとき向き。にんにくが強い店もあるので会食前は注意。
なすを油で炒め揚げにし、トマト、玉ねぎ、にんにくなどと合わせるウズベキスタンの副菜。なすのとろみと油のコクが特徴。
なす料理好き向け。軽い前菜にもよいが、油を吸うので見た目よりコクがある。
薄切りトマトと玉ねぎを合わせたウズベキスタンの定番サラダ。油をほとんど使わず、ピラフや串焼きの口直しに食べる。
プロフ、シャシリックなど重い料理の横に置くとよい。生玉ねぎが苦手なら注意。
「液体のプロフ」とも呼ばれるウズベキスタンとタジキスタンの米入りスープ。ラム肉をカザンで炒め、にんじん、じゃがいも、トマトと煮込み、米を加えて仕上げ、酸味のあるカティックやヨーグルトを添えて食べる。名前はタジク語で「ヨーグルト水」を意味する。
重すぎない一皿飯感覚。スープだけでなく腹持ちも欲しいときに向く。
羊肉や牛肉、じゃがいも、にんじん、玉ねぎなどを大きめに切って長時間煮込む中央アジアの具だくさんスープ。料理名はペルシャ語で「塩気のある煮込み」を意味する言葉に由来し、中央アジアから中東まで広く食べられる。
温かいスープと肉を同時に食べたいとき向き。羊肉が苦手なら肉種確認。
中央アジアで主食として欠かせない丸い平焼きパン。チェキチと呼ぶ模様押し器で中央に幾何学的な穴模様を施し、タンドール窯の内壁に貼りつけて香ばしく焼く。ごまやニゲラシードをのせる種類も多く、ウズベキスタンでは深い文化的意味を持つ。
スープや肉料理と一緒に頼むと便利。単品より主菜の受け皿として活躍する。
卵液を薄い小麦生地で包んで茹でるホラズム地方の名物料理。「トフム」はウズベク語で卵を意味し、肉餃子より軽やかな味わい。卵のやさしいコクとつるっとした皮が特徴で、バターやヨーグルトを添えて食べる。
肉料理が重いときの珍しい選択。卵料理と餃子が好きなら試す価値あり。
小麦粉の薄い皮に羊肉や牛肉、玉ねぎ、タイムで味付けした餡を包んで茹でるウズベキスタンの小ぶりな餃子。四角く切った生地を折りたたんで端をつまみ、肉のスープやヨーグルト、サワークリームと合わせる。
軽めの温かい主菜やスープが欲しいときに向く。餃子系が好きなら食べやすい。
コーカサスから旧ソ連圏、中央アジアで広く親しまれる串焼き肉。羊肉や豚肉、牛肉などを玉ねぎ、酢またはワインのマリネに一晩漬け込み、マンガルと呼ばれる炭火グリルで香ばしく焼く。屋外の集まりで欠かせない料理。
肉をしっかり食べたいときの鉄板。羊肉が苦手なら肉の種類を確認。
ひよこ豆を羊肉のだしや香辛料で柔らかく煮るウズベキスタンの豆料理。「ノハット」はウズベク語でひよこ豆、「ショラック」はスープや汁を意味し、豆スープ全般を指すこともある。
豆料理と肉料理の中間。重すぎない主菜が欲しいときに向く。
ディルを練り込んだ緑色の麺に、羊肉や牛肉、野菜の煮込みとヨーグルトを添えるウズベキスタン・ヒヴァ周辺の名物料理。「シヴィット」はウズベク語でディルを意味し、香草の爽やかな香りが際立つ一皿。
香草が平気なら試す価値が高い名物。普通の麺料理より軽く感じやすい。
中央アジアからトルコ圏に広がる肉入り蒸し餃子。大きめの小麦生地に羊肉や牛肉、玉ねぎを包み、ヨーグルトやトマトソースを添える地域もある。
餃子や小籠包が好きなら選びやすい。量が多いことがあるので、前菜より主菜感覚で。
新疆ウイグル自治区を起源とし、中央アジア全域で親しまれる手延べ麺料理。ラム肉や牛肉、ピーマン、セロリなどの野菜をトマト風味のスープで煮て、手で引き延ばした太麺にかける。名前は中国語の拉麺に由来するとされる。
麺料理が食べたいときの安定選択。辛さは控えめな店が多いが、香辛料の香りはある。