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塩漬けした高菜の葉でご飯を包んだ、和歌山県南部の漁師・林業従事者が食べてきた携帯食のおにぎり。
冬から春先にかけて収穫される新宮産の柔らかい高菜を使う店を選ぶとよい。
サルトリイバラの葉で包む山口県独自の柏餅。端午の節句や田植えの際に各家庭で作られてきた祝い餅。
端午の節句前後(5月上旬)に和菓子店で販売されることが多い。
渓流の女王と呼ばれる奈良県のさかな・アマゴを素焼きしてからほうじ茶で炊き、甘辛いたれで煮詰めた家庭の味。
生魚の流通は少なく、加工品として吉野郡・宇陀郡の土産物店などで通年購入できる。
独特の香りを持つクサギの若芽を乾燥保存し、鶏肉と炊き合わせてご飯にのせ、すまし汁をかけて食べる吉備中央町の郷土料理。
5月下旬に摘んだくさぎ菜の乾燥品を使うため、行事食として出される時期を狙うと出会いやすい。
国内で唯一駿河湾でのみ水揚げされる生サクラエビを、三つ葉と合わせてさっくり揚げたかき揚げ。
春漁(3〜6月)と秋漁(10〜12月)の漁期に訪れると、生サクラエビならではの風味が楽しめる。
鳴門の渦潮を模した渦巻き模様が特徴の、引田地域に伝わるひなまつりの郷土菓子。
3月のひなまつりシーズンに引田地区の和菓子店を訪れると本場の味に出会える。
八尾市特産の若ごぼう(葉ごぼう)を根・茎・葉すべて使い、油揚げと炒め煮にした河内地域の春の郷土料理。
収穫期の1月下旬〜4月初旬に八尾産の若ごぼうを使った店を選ぶと本来の香りが楽しめる。
吉野の山間部で親しまれる山菜「いたどり」を、しっかりアク抜きしてから炒め煮にした奈良の郷土料理。
4月半ばから5月初旬の新芽の時期が最も柔らかく美味しい。
扁平な姿が靴底に似ることから名付けられたシタビラメを、生姜や山椒とともに甘辛く煮つけた有明海沿岸の郷土料理。
クロシタと呼ばれる種類は身が締まり価格も高めなので、店で種類を尋ねて選ぶとよい。
松阪赤菜や高菜など三重県各地で受け継がれる塩漬け野菜。地域ごとに異なる素材と製法で作られる漬物文化を代表する一品。
松阪赤菜は復活栽培品種のため出回る時期が限られる。地元の直売所や食事処で季節を確認して求めるとよい。
京都のたけのことふきを生節(なまり節)と炊き合わせた春のおばんざい。海から遠い京都ならではの魚介の使い方が光る一品。
筍の旬である春先(4〜5月)に注文すると、京都産の柔らかい掘りたてたけのこが味わえる。
米粉を蒸してくるみやごま、砂糖醤油で味付けした岩手県中央部の行事菓子。桃の節句などのお供えやおやつ「こびり」として親しまれる。
桃の節句の時期に盛岡市・花巻市・遠野市などの菓子店や産直で探すとよい。
もち米を丸めて小豆あんやきなこをまとわせた、春秋の彼岸にご先祖様へ供える京都の伝統菓子。丹波大納言小豆の名産地としても知られる。
春分・秋分の彼岸の時期に和菓子店で購入するのが定番。丹波大納言小豆を使った上質なものも試すとよい。
尾張地域の水郷地帯でとれる淡水魚モロコを甘辛く煮て、木枠の押し寿司にした愛知県の郷土料理。祭りやハレの日に作られる。
尾張津島天王祭の時期は特に予約が集中するので、事前予約がおすすめ。
阿蘇の寒冷な気候と火山灰土壌で育つ伝統野菜「阿蘇高菜」を塩と唐辛子で漬け込んだ漬物。浅漬けと半年発酵させた古漬けがある。
3〜4月の収穫期は新漬け、秋には酸味の強い古漬けが出回るので時期に応じて選ぶとよい。
春を告げる小魚コウナゴ(イカナゴの稚魚)を醤油・砂糖・生姜で甘辛く煮詰めた三重県の佃煮。折れ曲がった姿が錆びた釘に似ることから名付けられた。
春の解禁期にご飯のお供として購入するのがおすすめ。近年は資源保護のため入手できない年もある点に留意。
那珂川や鬼怒川で春に獲れるウグイ(あいそ)を、骨まで柔らかくなるまで甘辛く煮詰めた栃木県の郷土料理。
3〜5月の産卵期に獲れたものが柔らかくおすすめなので、この時期に県内の郷土料理教室や食事処で探すとよい。
天草地域では鯛のあら炊きの煮汁をそうめんにかけて食べ、山都町ではタイを姿煮にした豪華な祝い料理として親しまれる熊本県の郷土料理。
結婚式や祝い事など特別な席で出されることが多いので、天草地域の飲食店で郷土料理として頼むとよい。
なす・きゅうり・みょうがなど季節ごとの野菜を塩漬けし、秋にまとめて刻んで唐辛子入りの調味液に漬け込む播磨地方の保存食。
冬場の保存食なので、宍粟市千種町周辺で作り続けている家庭や直売所で見つけたら試すとよい。
柏の葉が自生しない福岡県北部で、代わりにがめ(サンキラ)の葉で包んだ端午の節句のお菓子。あんを包んだ餅生地を葉で挟んで蒸す。
端午の節句が近づく5月前後に、福岡県北部の和菓子店や直売所で探すとよい。
海のない長野県で塩の道を通じて運ばれた塩丸イカを、きゅうりとわかめで酢の物にした郷土料理。夏場の定番の一品。
夏場の食卓や学校給食にもよく登場するので、長野県のスーパーや家庭料理店で探すとよい。
気仙沼市に伝わる、白菜の古漬けとメヌケのあらを酒粕で煮込んだ郷土料理。発酵の酸味とうま味が凝縮された冬から春の味。
冬から春にかけて気仙沼市の食堂や家庭料理店で提供されることが多い。
よもぎを練り込んだ生地を一度蒸してから再びつくことで、ふわっとした食感に仕上げる延岡市のおやつ。あんを包みきな粉をまぶす。
春先のよもぎが柔らかい時期につくられることが多いので、延岡市の朝市などで探すとよい。
川崎市菅地区で約800年伝わる伝統野菜「のらぼう菜」をゆでて醤油で和えたシンプルなおひたし。ほのかな甘みとやわらかな食感が特徴。
2月下旬〜4月下旬の収穫期に、地元の直売所や飲食店で春の味覚として探すとよい。
よもぎを練り込んだ米粉の餅で、ひな祭りにひな飾りへ供える栃木県の伝統料理。きな粉をまぶして食べる。
3月のひな祭りの時期に県内の菓子店や直売所で購入しやすい。
山菜「イタドリ」を油で炒めた和歌山県の郷土料理。コリコリとした歯ごたえとほのかな酸味が特徴。
春が旬なので、この時期に和歌山県南部の宿泊施設や郷土料理店で山菜料理として探すとよい。
春から夏に獲れる季節外れの鮭「トキシラズ」を焼いて醤油だれに漬け込んだ北海道の郷土料理。ごちそうとして親しまれてきた。
5〜7月ごろが旬なので、この時期に北海道の郷土料理店やお取り寄せで探すとよい。
但馬地域で水揚げされる脂ののったハタハタを丸ごと揚げた兵庫県の家庭料理。骨まで食べられる香ばしい一品。
但馬地域では春が旬なので、その時期の食堂や家庭料理店で頼むとよい。
白砂糖と黒砂糖の生地を組み合わせ、木の葉形に仕上げた北海道の郷土菓子。端午の節句に食べられることが多い。
5月の端午の節句前後に道内の和菓子店やスーパーで購入しやすい。
山菜「みず(ウワバミソウ)」の赤い茎をたたいて味噌などで和えた岩手県奥羽山系の郷土料理。とろみとしゃきしゃきの食感が持ち味。
5〜10月が旬なので、この時期に岩手県の郷土料理店で山菜料理として注文するとよい。