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日本(鹿児島県)の料理・食材・調理法をまとめています。
ブリのあらや切り身と大根を醤油ベースの煮汁でじっくり煮込んだ冬の郷土料理。富山では家庭料理として親しまれ、養殖ブリ日本一の鹿児島では地元産の桜島大根を使うことも多い。
冬に「ブリおこし」と呼ばれる雷が鳴る頃が食べ頃。寒ブリの脂を存分に味わえる定番の煮込みで外れが少ない。
干ししいたけや野菜、さつま揚げを合わせ酢飯に混ぜ、地酒の風味を効かせた鹿児島県の春の祝い膳を彩るちらしずし。
3月の雛祭りや卒業・入学シーズンに鹿児島県内の家庭や惣菜店で味わえる。地酒(灰持酒)の風味が本格的な味の決め手。
もち米を灰汁に浸し竹皮で包んで長時間煮込む、島津義弘が戦の携行食としたのが起源とされる鹿児島県の端午の節句菓子。
4月中旬頃からスーパーや土産店で販売され、端午の節句(5月)に食べるのが定番。竹皮を開いてきなこや黒糖蜜をかけて食べるのがおすすめ。
奄美地域でよもぎとさつまいもを練り込み、殺菌・防虫効果のあるクマタケランの葉で包んで蒸す伝統菓子。
現在は季節を問わず親しまれているが、旧暦3月3日の節句に合わせて作られることも多い。
薩摩藩主の花見の宴に由来する、地酒(灰持酒)をまぶしたご飯に旬の具材を重ねて発酵させる祝いの押し寿司。
鹿児島県内の郷土料理提供店で祝いの席向けに提供されることが多く、事前予約が望ましい。
生産量日本一を誇る鹿児島県産さつまいもを角切りにして炊き込んだ、秋の定番炊き込みご飯。
秋のさつまいも収穫期、鹿児島県内の家庭料理店や学校給食でも定番。シンプルな甘みを楽しみたい人向け。
削った氷に練乳と色とりどりの果物・小豆をトッピングした、鹿児島発祥の元祖かき氷。
夏場、鹿児島県内の喫茶店やかき氷専門店で定番。チョコやプリンをのせたアレンジも豊富。
へちまを麦味噌の汁で煮てそうめんにかける、江戸時代の文献にも記録が残る鹿児島県の伝統的な夏の汁物。
7〜9月の旬の時期、鹿児島県内の家庭で提供。お盆の精進料理としても欠かせない一品。
青いパパイヤを塩漬けしてから味噌や醤油に漬け込んだ、奄美地域に伝わる家庭的な漬物。
夏から秋、奄美地域の直売所や土産物店で購入可能。鶏飯の薬味として味わうのもおすすめ。
豚肉とそうめんをだし汁で乳化させながら炒めた、奄美地域の八月踊りに欠かせない郷土料理。
祝いの席や八月踊りなど人が集まる機会に奄美地域で作られる。沖縄のそうめんチャンプルーと食べ比べたい人向け。
見た目がカニ(鹿児島弁でがね)に似ていることから名付けられた、さつまいもと野菜の甘めのかき揚げ。
通年で鹿児島県内の家庭や惣菜店、学校給食でも人気。おかずにもおやつにもなる万能な郷土の味を試したい人向け。
貴重な島豚を余すことなく使う奄美の年越し料理、大晦日から正月に欠かせない豚骨と島野菜の大鍋煮込み。
大晦日、鹿児島県奄美地域の家庭で「三献」とともに新年を迎える行事食として作られる。島豚を余さず使う知恵を体験したい人向け。
飼育頭数全国1位を誇るブランド豚「かごしま黒豚」を使う、鹿児島県の体を温める定番味噌汁。
通年で鹿児島県内の家庭や飲食店で提供、特に冬場に人気。琉球から伝わった黒豚の歴史も感じたい人向け。
年末年始の餅つきに合わせて作られる、蒸したさつまいもと餅をつき混ぜてきなこをまぶす鹿児島県の郷土おやつ。
年末年始の餅つきの時期、鹿児島県内の家庭でおやつや行事食として作られる。さつまいもと餅の絶妙な配合比も試したい人向け。
西郷隆盛の祝言にも用いられたと伝わる、餅・刺身・肉の吸い物を順に食べ焼酎で祝う奄美地域の正月儀式料理。
正月の元旦、鹿児島県奄美地域の家庭で行われる伝統儀式。室町時代の本膳料理の名残を体験したい人向け。
薩摩藩主島津家に献上されていた焼きエビを椀からはみ出すほど盛る、鹿児島県薩摩地域の豪華な正月雑煮。
正月三が日、鹿児島県薩摩半島の家庭で作られる。エビは長寿、里芋は子孫繁栄を願う縁起物としての意味も味わいたい人向け。
「黒糖」は、とうきびを細かくカットし、圧搾機にかけて絞り出した汁を煮詰めてつくる砂糖のこと。奄美地域および沖縄県の特産品として知られる。
鹿児島県に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
「さつま汁」とは、鶏肉を使った具だくさんな味噌汁のこと。『薩摩旧伝集』によると、鶏をしめて煮て食べる風習は古くからあったとされる。
「鶏飯」は、ほぐした鶏肉、干ししいたけ、錦糸卵、パパイヤの味噌漬け、みかんの皮などを、白いごはんの上にのせ、鶏ガラのスープをかけて食べる、奄美地域を代表する郷土料理である。かつて、奄美群島が薩摩藩の支配下に置かれていた時代、鹿児島本土からやってくる役人たちの威圧的な態度を少しでも和らげるためにつくられたのがはじまりだといわれる。
「つけあげ」は、他県で“さつまあげ”、“てんぷら”、“揚げかまぼこ”などと呼ばれる。その歴史は古く、江戸時代に薩摩藩28代当主・島津斉彬が、諸藩に伝わる紀州はんぺんやかまぼこにヒントを得て、高温多湿の鹿児島県の気候に合わせて保存性が高まるよう揚げ物にしたのがはじまりだという説や、琉球料理の揚げかまぼこである“チキアーギ”がなまって「つけあげ」になったという説がある。
「みき」は、米とさつまいも、砂糖を使った乳酸菌発酵飲料で、奄美地域の他に沖縄県でも飲まれている。沖縄県では、さつまいもではなく麦を使う。
小麦粉,重曹,黒糖などを混ぜて蒸した郷土菓子の「ふくれ菓子」。重曹を使ってふっくらと仕上げるため「ソーダ菓子」とも呼ばれるほか、「ふくらかん」「ふくれかん」ともいう。
「げたんは」は、かつて米の集荷地であった横川町(現・霧島市)に集まる人をもてなすためのお茶うけとしてつくられた鹿児島の郷土菓子の一つ。この独特な名前は、泥に汚れた下駄の歯に似た見た目であったことからこのように呼ばれるようになったと説がある。
ミズイカはアオリイカの別称で、胴長40cmにもなる比較的大きなイカである。透き通るような姿をしているため、鹿児島県ではミズイカと呼ばれることが多い。
「豚味噌」は、鹿児島県を代表する食材である豚肉と味噌を合わせてつくる料理である。奄美地域では、これらに加え、落花生、カツオ節を入れる。
「じゃんぼ餅」とは、つきたての餅やもち米粉を使っただんご串を2本さして、とろみのある砂糖醤油ダレをかけて食べる、鹿児島県で古くから親しまれている料理である。「じゃんぼ餅」は、「両棒餅」と書く。
「かるかん」は、かるかん粉、山芋、水を使ってつくる鹿児島県の銘菓として全国に知られる。そのはじまりは諸説あるが、薩摩藩の第11代藩主であった島津斉彬が、保存食の研究のために江戸から招聘した明石出身の菓子職人・八島六兵衛によって考案されたという説が有力とされている。
「豚骨」とは、豚の骨付きあばら肉を焼いて芋焼酎で炒りつけてこんにゃくや大根などの野菜とともに、味噌と黒砂糖で煮こんでつくる郷土料理である。薩摩武士たちが狩場や戦場などでつくった野外料理がはじまりで、かの西郷隆盛も好物であったといわれている。
鹿児島県では、江戸時代から薩摩武士たちが士風高揚のため、盛んに闘鶏をおこなっていた記録があり、その際に負けた鶏をその場でしめて食べていたという。闘鶏が禁止された後も、各家庭で鶏が飼われ、来客がある時や祝いの席のために鶏をしめて調理し食べていたという。
鹿児島県は、鹿児島湾、東シナ海、太平洋など広い漁場に恵まれ、海の幸も豊富である。なかでも鹿児島県の郷土料理に欠かせない魚として名が挙がるのがキビナゴである。