全35件
小麦を使った麺料理を国を問わず集めました。各国の似た料理を比べながら、味の特徴・注文のコツを調べられます。
イタリアのエミリア=ロマーニャ州が発祥の卵入り生パスタ。生地を薄く伸ばして幅約6〜8mmの帯状に切り、表面がザラついているためソースがよく絡む。伝統的にはボロネーゼと合わせ、ボローニャ商工会議所に正式な幅の規格が保存されている。
スパゲッティよりソースの絡みと生地感を楽しみたいときに。肉系ラグーと相性がよい。
茹でた麺にタレ、油、肉味噌、野菜などを絡める中国系の和え麺。汁なしで食べることが多く、醤油系、ごま系、花椒を効かせた麻辣系など地域や店によって多彩な味わいが楽しめる麺料理。
スープ麺より濃い味の麺が欲しい時向き。辛味有無を確認。
1937年に仙台の料理店が考案した日本の夏の麺料理。冷やした中華麺に錦糸卵、きゅうり、ハム、トマトなどをのせ、甘酸っぱい醤油酢だれかごまだれをかけて食べる。夏季限定メニューとして各地に広まった。
暑い日の軽めの麺に向く。ごまだれか醤油だれか確認。
小麦粉・塩・水で作る太い日本の麺。温かいかけ、冷たいざる、つゆに煮込むなど多様な食べ方があり、讃岐・稲庭・博多など地域ごとに太さや食感が異なる。もちっとしたコシが特徴。
軽く食べたい時から満腹主食まで幅広い。天ぷら入りは重くなる。
愛知県(名古屋)発祥の幅広・薄い平打ち麺料理。一般的なうどんより幅広でぺらぺらとした形状が特徴で、つるっとした喉越しと出汁が絡みやすい食感を持つ。名古屋駅ホームの立ち食いが有名で、地元市民の日常食として根付く。
名古屋駅ホームや名古屋城付近の麺処で定番。うどんよりつるっとした食感で食べやすい。かまぼこ・油揚げ・かつお節が乗ったシンプルな一杯が基本。名古屋めし入門としておすすめ。
愛知・岐阜の山間地域に伝わる手打ちの太平打ち麺料理。「じょじょ」は方言でぐにゃりとした・やわらかいの意で、不揃いな厚めの手切り麺を味噌や醤油の汁で煮る。
愛知・岐阜の山村地域の民宿や郷土料理店でのみ体験できる。ほうとうや大阪のきしめんに似ているが素朴さが全く異なる。食文化探求者向け。
生のまま(茹でずに)土鍋に入れた固めのうどんを八丁味噌ベースの濃厚な汁で煮込む名古屋の名物鍋料理。蓋を器として使い、麺がほんのり固めの状態で食べるのが正式スタイル。
名古屋めしの代名詞的一品。八丁味噌の強い味と固い麺が好みを分けるが、一度食べれば病みつきになる。冬の寒い日に特に映える。「山本屋」等の老舗で体験を。
中華由来の卵麺バミーを、スープなしの和え麺として食べるタイの麺料理。焼き豚、ワンタン、青菜、揚げにんにくなどを合わせる。
スープより麺そのものを食べたいとき向き。辛さは後がけなので頼みやすい。焼き豚付きの店なら満足感が高い。
タイの麺屋で使われる黄色い小麦卵麺。米麺のクイッティアオと並ぶ選択肢で、スープ麺にも汁なし麺にも使う。
米麺よりラーメン寄りの食感がほしいときに選ぶ。バミー・ヘーンとセットで覚えると注文しやすい。
中華麺は、小麦粉にかんすいなどのアルカリを加えて作る黄色みと弾力のある麺。ラーメン、焼きそば、冷やし中華などに使われる。
麺料理で中華麺とあれば、小麦とかんすいの弾力ある麺を想定。米麺やうどんとは食感が違う。
塩を使わず打った幅広の生麺をかぼちゃなど季節野菜と共に甲州味噌の汁でとろみが出るまで煮込む山梨の郷土料理。米作に不向きな土地で主食として発展した歴史を持つ。
味噌煮込みうどんに近い親しみやすさで初心者でも食べやすい。具沢山でボリュームがあるため単品でも十分な満足感。冬場のかぼちゃ入りが特に人気で、山梨を訪れたら一度は試したい定番。
山梨の郷土料理ほうとうの幅広麺をラーメン風のスープで気軽に食べられるようアレンジした笛吹市発の新ご当地グルメ。「ラーメン×ほうとう」の造語で商標登録されている。
ほうとうを気軽に楽しみたい人向けの新名物。笛吹市内の提供店で店ごとの個性を食べ比べるのも楽しい。伝統的なほうとうの濃厚な味噌味とは別物と割り切って楽しむと良い。
鯖街道で運ばれた焼きサバを甘辛く煮て、そうめんに盛り付けた滋賀県湖北地域のハレの日料理。長浜曳山まつりでも振る舞われる。
4月の長浜八幡宮曳山まつりの頃に滋賀県湖北地域で振る舞われる。春の農繁期の「五月見舞い」にも作られる。
ほうとうと同じ生麺を一度茹でて冷水で締め、温かいつけ汁につけて食べる山梨県の夏向け麺料理。
夏場に甲府の郷土料理店やほうとう専門店で提供。冬のほうとうと対比して楽しめる。
煮干しと椎茸のだしに幅広の生うどんと季節野菜を煮込む、奥多摩町に伝わる山里の温かい麺料理。
晩秋から冬にかけて奥多摩町の郷土料理店や道の駅で提供。ほうとうに似た温まる麺料理を求める人向け。
殻ごと挽いた黒っぽく香り高いそば粉を使う、日本三大そばの一つに数えられる島根県出雲地方の名物麺。
出雲大社周辺の老舗そば店で通年提供。わんこそば・戸隠そばと並ぶ日本三大そばを味わいたい人向け。
なすとそうめんを煮た料理。石川県金沢市では出汁でやわらかく煮込む麺というより煮物に近い一品として、香川県では小豆島特産のそうめんと三豊なすを唐辛子で味付けしたピリ辛の一皿として親しまれる。
夏場、金沢市周辺の家庭料理店で提供。食べ残ったそうめんを美味しく食べる先人の知恵を味わいたい人向け。
豆味噌に酢を合わせたタレをそうめんにかける、愛知県の豆味噌文化ならではの夏の麺料理。
夏場、名古屋市周辺の家庭やそば・うどん店で提供。夏バテ予防に豆味噌の栄養を摂りたい人向け。
夏にしか採れないきのこ「ちたけ」となすを炒めただし汁でうどんを食べる、栃木県平野部の盆の定番麺料理。
8月頃、栃木県内の食堂や家庭で提供。野生のちたけは採取場所の安全確認をした上で味わいたい。
十年も保存できることが名の由来のえごま「じゅうねん」をすりつぶしたたれに冷やしうどんをつける、福島県鮫川村の夏の麺料理。
夏場、福島県鮫川村周辺の家庭や直売所で提供。えごまの健康効果も期待しながら味わいたい人向け。
渋沢栄一も愛したと伝わる、生の幅広麺を野菜の煮汁でとろみをつけて煮込む埼玉県深谷市の醤油仕立てうどん。
秋から冬、埼玉県深谷市の学校給食や家庭で提供。11月11日の渋沢栄一の命日に食べる風習も体験したい人向け。
約380年前に伝えられた製法を守る、九州を代表するブランド「神埼そうめん」を氷水で締めた佐賀県の夏の麺料理。
夏の暑い時期、佐賀県神埼市周辺の家庭やそうめん専門店で提供。煮くずれしにくい特性を活かした冬のにゅうめんも試したい人向け。
400年以上の歴史を持つ白石市の麺料理。製造に油を使わない素麺で、長さ9cmと短く胃に優しいのが特徴。
胃に優しい麺を求める人や短時間で食べられる麺を探す人向け。がっつり系の太麺を好む人には物足りない。
ゆでたそうめんを油で強火にさっと炒め、塩と醤油でシンプルに味付けする沖縄県の家庭料理。
そうめんの炒め物というシンプルな沖縄の家庭料理。酒の肴や軽い一品を求める人向け。
手打ちの小麦麺を羊肉や野菜と炒め、蒸し煮にして仕上げるモンゴルの焼きうどん風料理。モンゴル人が最も好む家庭料理のひとつ。
焼きうどんや焼きそばが好きならまず選びやすい一皿。羊の香りが気になる場合は牛肉版があるか確認を。
温かいかけそばに、身欠きにしんを甘辛く煮た「にしんの甘露煮」をのせた料理。京都と北海道の名物として知られる。
京都の老舗そば店の名物。甘辛い煮魚とそばの組み合わせが合えば満足度が高い。甘いつゆが苦手な人は好みが分かれる。
蒸した中華麺を豚肉やキャベツと炒め、ウスターソースで味付けした日本の焼きそば。屋台や家庭の定番で、青のりと紅しょうがを添える。
祭りの屋台や鉄板焼き店の定番で、誰でも食べやすい。ご当地焼きそば(富士宮・横手など)も多い。
小麦粉の生地を油を塗りながら細く引き延ばして乾燥させた極細の麺。夏は冷やしてつゆにつけて食べ、冬は温かいにゅうめんにする。
夏の定番で食欲がないときにも食べやすい。量が足りない場合は天ぷらと組み合わせるとよい。
甘粛省蘭州発祥の、手延べの拉麺を澄んだ牛骨スープに入れた回族の牛肉麺。「一清(スープが澄む)二白(大根)三紅(ラー油)四緑(香菜・ねぎ)五黄(麺)」が基本とされる。
日本にも専門店が増えた。麺の太さを選べるのが特徴。香菜が苦手なら抜いてもらうとよい。
固めに茹でたそうめんを、ツナやポーク、ねぎなどと油で炒めた沖縄の家庭料理。汁気を含ませてしっとり仕上げたものはソーミンプットゥルーと呼ぶ。
沖縄の家庭料理の定番で手軽な一品。くっつきやすいので作り立てを。
冷たい細麺を甘辛酸っぱいコチュジャンだれで和えた韓国の汁なし麺。夏に人気の定番料理。
辛いもの好き・暑い日におすすめ。見た目ほど辛くなく甘酸っぱさが強い。焼肉の後のシメにも人気。
黒い春醤(チュンジャン)と豚肉・玉ねぎを炒めたとろみのあるソースを太麺にかけた韓国式中華料理。中国の炸醤麺が韓国で独自に発展した国民食。
辛くない韓国料理を探しているならこれ。中華料理店(韓国中華)で食べるのが本場流。口の周りが黒くなるので注意。
包丁(カル)で切った手打ちの小麦麺を、煮干しやアサリ、鶏などのスープで煮込んだ韓国の麺料理。
辛い料理に疲れた時に最適。アサリのカルグクス(パジラク・カルグクス)が人気。添えられたキムチと一緒に食べるのが流儀。
豚骨を強火で長時間煮出した白濁スープのラーメン。福岡県久留米市発祥とされ、九州を代表する麺料理。
麺の硬さ(バリカタ等)と替え玉を頼めるのが特徴。豚骨臭が苦手な人は注意。
唐辛子粉で赤く辛い海鮮または豚肉ベースのスープに麺を入れた、中華風の韓国の麺料理。ジャージャー麺と並ぶ韓国中華の定番。
韓国の中華料理店ではジャージャー麺と迷う定番。辛いのが苦手なら避けるべき。