全36件
初めてのイタリア料理でも失敗しにくい定番を集めました。リゾット、ブルスケッタ、ミネストローネなど全36件。注文のコツ付き。
イタリア米(アルボリオなど)をブイヨンで少しずつ煮て作るクリーミーな炊き込み料理。ポルチーニ・サフラン・海鮮など具材のバリエーションが豊富。
一品料理として注文したいときに。ポルチーニやトリュフのリゾットは贅沢な一皿になる。
オリーブオイルとにんにくをすり込んだトーストしたパンにトマト・バジルなどのトッピングをのせたイタリアの定番前菜。シンプルながら素材の質が光る。
軽い前菜として最適。イタリア料理の最初の一品に。ワインとの相性も抜群。
イタリアを代表する野菜スープ。季節の野菜・豆・パスタまたは米を入れたボリュームある家庭料理で、地方や家庭ごとに具材が異なり「これが正解」という決まったレシピは存在しない。
野菜豊富で食べやすく初心者にも安心。軽食にも主食にもなる。パスタ入りはボリュームあるので確認を。
イタリア・カンパーニャ地方カプリ島発祥の前菜。トマト・モッツァレラ(本来は水牛のモッツァレラ)・バジルを重ね、オリーブオイルと塩で仕上げる。赤・白・緑の3色がイタリア国旗を表す。
素材の鮮度と質が命のシンプルな料理。水牛製モッツァレラか牛乳製かで味が大きく変わる。
平打ちパスタ(ラザーニェ)を重ね、ミートソース(ボロネーゼ)・ベシャメルソース・チーズを交互に積み上げてオーブンで焼いたイタリア・ボローニャ発祥の料理。「lasagne」(複数形)はパスタ自体を指し、料理全体は「lasagna」とも呼ばれる。
しっかり食べたいとき向き。ボローニャスタイルはベシャメル入りが本式。熱々で提供されることが多い。
薄く伸ばした小麦粉と卵のパスタ生地でリコッタとほうれん草、肉のラグー、野菜などの詰め物を包んだイタリアの詰めパスタ。地域ごとに形と具が変わり、トマトソース、バター、ブロードで供される。
具によって味わいが大きく変わる。リコッタとほうれん草の組み合わせが最もポピュラーで、クセが少なく初めてでも選びやすい。ソースがクリーム系かトマト系かも確認して選ぶとよい。満足感があり、少量の前菜サイズと主菜サイズがある。
薄く叩いた肉や魚に小麦粉をまぶしてバターでソテーし、レモン汁・白ワイン・ケイパーのソースで仕上げるイタリア料理。日本では豚や鶏に卵をまとわせて焼くアレンジが「ピカタ」として定着している。
揚げ物より軽い肉料理が欲しい時に良い。卵が苦手なら避ける。
トマトソースと溶けたモッツァレラなどのチーズを主役にしたシンプルなピザ。マルゲリータが代表格で、具のないシンプルな構成だからこそチーズの旨みと香り、生地の食感が際立つ一品。
ピザの中で最もシンプル。チーズ好きなら外れなし。
トマト、モッツァレラ、バジル、エクストラバージンオリーブオイルをのせて焼くナポリの代表的なピッツァ。赤、白、緑のシンプルな具材で、生地、トマト、チーズのバランスを味わう定番。
ナポリ系ピッツァの基準を見たい時の定番。具材は少ないが、チーズ入りで満足感もある。迷ったら最初の一枚にしやすい。
菜園風を意味する野菜ピッツァ。トマト、モッツァレラを土台に、パプリカ、ナス、ズッキーニなどのグリル野菜をのせる。肉なしでも彩りと野菜の甘みで満足感がある。
肉なしでピッツァを食べたい時の定番。野菜量は店差が大きいので、具だくさん狙いなら写真や説明を確認。
「バンビーノ(bambino)」はイタリア語で「赤ちゃん・子ども」を意味する言葉。ピッツァ・バンビーノは子ども向けを意識したピザで、辛味やクセのある食材を避け、モッツァレラ・ハム・コーン・ソーセージ・ポテトなど食べやすい具材で構成されることが多い。日本のピッツェリアではキッズメニューとして定着し、大人が軽食や一人分として選ぶことも多い。本場イタリアでは大きなピザが主流のため、バンビーノサイズは一人分のポーション提供として重宝される。
子どもや辛味が苦手な人向け。店ごとに具材差が大きいので、コーン・ポテト・マヨネーズの有無はメニューで確認。大人が一人で軽くピザを食べたいときにもちょうどよいサイズ。
小麦粉、水、塩、酵母、オリーブオイルで作るイタリアの平焼きパン。古代ローマのpanis focaciusに語源を持つとされ、現在はリグーリア、とくにジェノヴァの名物として知られる。表面のくぼみに油と塩水が入り、外は香ばしく中はふんわりしっとりする。
食事前のパン、軽食、サンドイッチ向き。ピザよりパン寄りで、トマトソースやチーズが必ずのる料理ではない。焼きたては油と塩の香りが強く、シンプルな具材と合う。
グリルまたはロースト後にスライスして盛り付けるイタリア料理の調理・提供スタイル。牛のタリアータが有名で、ルッコラとパルミジャーノを添えて提供される。
ステーキほど重くなく肉の旨みをしっかり楽しみたいときに選びたい一品。
ゆでたじゃがいもに小麦粉・卵を混ぜてまとめ、フォーク模様を刻んで小さな団子状に成型したイタリアのパスタ。「ニョッキ」はイタリア語で「節(こぶ)」を意味する。じゃがいもが南米から伝わる以前はパンくず・カボチャ・栗などで作られていた歴史がある。もちもちした弾力ある食感が特徴で、トマトソース・ゴルゴンゾーラクリーム・バター&セージなど様々なソースと相性が良い。オーブンで焼いてカリッとした食感にするグラタン風(ニョッキ・アル・フォルノ)も人気のスタイル。
パスタの代わりに試したいときに。もちもちした食感が好きなら積極的に選んで。
白身魚をトマト・白ワイン・にんにく・オリーブオイルで蒸し煮にしたナポリ発祥のイタリア料理。「狂った水」を意味するシンプルな一品。
さっぱりしたイタリアの魚料理を食べたいときに。スープまでパンで楽しめる。魚介好きに特に向いている。
イタリア語で「猟師」を意味する「cacciatore」を冠した、猟師が山で仕留めた獲物を野菜と煮込んだことに由来する素朴な郷土料理。南イタリアでは赤ワイン、北イタリアでは白ワインを使うなど地域差がある。鶏のほかウサギ・子羊にも応用され、中南部イタリアでは日曜のご馳走料理として親しまれる。
素朴で家庭的なイタリア煮込み。肉の旨みが染み出したトマトソースまで楽しめる。
にんにくとオリーブオイルだけでスパゲッティを和えたシンプルなナポリの家庭料理。薄切りにんにくをオリーブオイルでゆっくり熱して香りを移し、茹でたパスタを絡める。唐辛子を加えたものは「ペペロンチーノ」とも呼ばれる。材料は少ないが、にんにくの火加減とパスタの茹で汁による乳化(マンテカーレ)が仕上がりの肝で、シンプルながら技術が出る一皿。
素材が少ない分、素材の質と技術がダイレクトに出る料理。シンプルが好きな人に最適。辛さは確認を。
イタリア語で「薄切り盛り合わせ」を意味し、各地の伝統的な塩漬け・乾燥・発酵の肉製品(サルメリア)を一皿に盛り付けた前菜。プロシュート・クード(生ハム)、サラミ、モルタデッラ、コッパなどが定番で、地域ごとに異なる郷土産品が並ぶ。パルマ産生ハムやフェリーノのサラミなど、DOP認定品が多数含まれる。
ワインとの相性が抜群な前菜。数種を食べ比べられるためイタリア肉加工品の入門としても最適。シェアに向く。
薄切りの牛肉・仔牛肉・豚肉・鶏肉、または薄くスライスした茄子や魚に、チーズ・ハーブ・野菜などの具材を乗せて巻き、フライパンやオーブンで焼くか、トマトソースや白ワインで煮るイタリア料理。イタリア系アメリカ料理の「ロラティーニ」の元になった本家の一品。
内容確認が大事。肉、魚、野菜のどれを巻くかで軽さも味も変わる。
ほうれん草を練り込んで鮮やかな緑色に発色させた生パスタ、またはほうれん草ソースを絡めたパスタ料理。視覚的な緑の色合いとほのかな野菜の風味がクリームやバターのソースと特によく合う。
野菜感と見た目の鮮やかさが欲しいときに。重いソースが苦手な人にも選びやすい。
合い挽き肉にパルメザンチーズ、パン粉、卵、ハーブを混ぜて丸めたイタリアのミートボール。トマトソースで煮込む「ポルペッテ・アル・スゴ」が最も代表的な調理法で前菜やセコンドとして供する。
イタリアンのミートボールはアメリカ版とは別物。柔らかく軽いので試しやすい。
豚肉・プロシュット・パルミジャーノを包んだイタリア・エミリア=ロマーニャ州発祥の環状パスタ。ブロード(澄ましスープ)で食べるのが伝統的で、クリームソースを合わせることもある。
スープ仕立てかソース仕立てかで印象が大きく変わる。ブロード版はあっさり上品、クリーム版はこってり。
トマト、にんにく、オレガノ、エクストラバージンオリーブオイルをのせて焼くナポリの伝統的なピッツァ。モッツァレラを使わないため、トマトの酸味、にんにくとハーブの香り、生地の香ばしさが前面に出る。
チーズなしで軽いピッツァを食べたい時に向く。にんにくの香りが強いので、香味野菜が苦手ならマルゲリータの方が無難。
魚介を主役にしたピッツァ。トマトソースやモッツァレラを土台に、エビ、イカ、ムール貝などをのせて焼く。名前は「漁師風」の意味合いで、魚介の旨みとトマトの酸味を味わう一枚。
肉より魚介を食べたい時向き。チーズなしの店もあるため、乳製品を避けたい時は注文前に確認。
プロシュット・ディ・パルマなどの生ハムを主役にしたピッツァ。焼き上げたピッツァに生ハムを後のせすることが多く、ルッコラやパルミジャーノを合わせると塩気、香り、旨みがまとまる。
生ハム好き向き。塩気は強めなので、軽く食べたい時は野菜入り構成を選ぶとよい。
4種類のチーズを溶かして焼くイタリアの定番ピッツァ。モッツァレラを軸に、ゴルゴンゾーラ、フォンティーナ、パルミジャーノなどを組み合わせる。トマトありのロッサ、なしのビアンカ両方がある。
チーズ好き向け。青カビチーズが苦手なら、ゴルゴンゾーラ有無を確認。甘じょっぱい味が好きならはちみつ追加も相性よい。
トマトソースを使わない「白いピッツァ」。ローマでは「ピッツァ・ビアンカ」としてオリーブオイルと粗塩だけをかけたシンプルな平焼きパンがカフェや焼きたてパン屋で日常的に売られる。アメリカの「ホワイトピザ」はリコッタ・モッツァレラ・パルミジャーノなど複数のチーズとニンニク・オリーブオイルをベースにした豪華なスタイル。トマトがない分チーズの風味が前面に出てクリーミーで濃厚な仕上がりになり、ほうれん草・アーティチョーク・きのこなどのトッピングとの相性が抜群。
トマトソースが苦手な時向き。チーズ量が多い店では重めなので、前菜感覚か主食かはサイズ確認。
卵をのせるピッツァの名前で、卵料理を好んだとされるドイツの鉄血宰相オットー・フォン・ビスマルクにちなむとされる(諸説あり)。トマト・モッツァレラ・ハム(またはベーコン)の上に卵を焼いてのせる組み合わせが一般的で、イタリアのピッツェリアで広く見られるメニュー。半熟に仕上げた卵の黄身を崩すとソースのようにピッツァ全体に広がり、リッチで濃厚な味わいが生まれる。目玉焼き状に焼いた卵をのせるスタイルと、生卵をのせてオーブンで焼き上げるスタイルの2種類がある。
卵好き向き。半熟が苦手なら焼き加減を確認。朝食っぽい満足感がある。
バジル、オリーブオイル、松の実、チーズ、にんにくで作るペスト・ジェノベーゼを使った緑色のピッツァ。トマトソースの代わりにペストを塗る、または焼き上げ後にかける構成が多く、ハーブの香りが主役。
バジル好きなら向く。通常の赤いトマトピザとは印象が違う。ナッツやにんにくが苦手なら注意。
トマト、モッツァレラ、辛いサラミをのせるイタリアの辛口ピッツァ。名前は「悪魔風」の意味合いで、唐辛子や辛味オイルを加える店もある。マルゲリータに肉の塩気と辛味を足した構成。
辛いピザの定番。ペパロニ好きなら入りやすいが、店により辛さ差が大きい。
サーモンを使うピッツァ。スモークサーモンや鮭を、モッツァレラ、クリーム、ルッコラ、玉ねぎなどと合わせることが多い。魚の旨みと乳製品のまろやかさが出る白系ピッツァとして出ることも多い。
魚介でも濃厚寄りが食べたい時向き。スモークサーモン使用なら塩気が強いので軽い前菜と合わせるとよい。
きのことソーセージを主役にした「木こり風」のピッツァ。一般的にモッツァレラ、薄切りソーセージ、マッシュルームを使い、トマト入りの赤いタイプもある。きのこの香りと豚肉の旨みが特徴。
肉ときのこの組み合わせが好きなら向く。軽さより満足感重視。ボスカイモーラ表記でも中身はボスカイオーラ系のことが多い。
トマト、モッツァレラ、ハム、きのこ、アーティチョーク、オリーブなどを散らして焼く具だくさんピッツァ。クアトロ・スタジーニと似た材料だが、具材を4区画に分けず全体に混ぜてのせる。
いろいろな具材を一枚で食べたい時向き。苦手具材が多い人は、オリーブやアーティチョーク有無を確認。
4つの区画に分けて具材をのせるイタリアの定番ピッツァ。一般的にアーティチョーク、トマトとバジル、きのこ、ハムとオリーブなどで四季を表す。カプリチョーザと同系統だが、具材を混ぜず分ける点が特徴。
複数の味を少しずつ食べたい時向き。シェアにも便利。具材を混ぜて食べたいならカプリチョーザ。
ローマ生まれの濃厚パスタ。卵・ペコリーノロマーノ・グアンチャーレ・黒コショウだけで作る、クリームを使わないのにコクのあるソースが特徴。
日本の「カルボナーラ」は生クリーム入りが多い。本場式は卵・チーズのみのソース。濃厚系パスタが好きな人向け。
ローマ発祥のシンプルな辛口トマトパスタ。ニンニク・唐辛子・トマトのみで作るソースをペンネに絡めた、肉・クリーム不使用の辛口パスタ。
辛いトマトパスタ。シンプルな材料で素材の質が出やすい。辛さが得意なら迷わず選べる一皿。