RDish料理図鑑

料理・食材図鑑 一覧

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クーリー

ソース / フランス

フランス語の「couler(流れる)」が語源で、野菜や果物を裏ごしして作る滑らかな液状ソース。デザートではフランボワーズ・マンゴー・苺のクーリーがプレートに流してデザートの色彩を演出する定番スタイル。料理では熟したトマト・赤パプリカ・グリーンアスパラガスのクーリーを魚料理や前菜のソースとして使う。素材をそのまま凝縮した純粋なソースで、添加物なしに素材本来の色と風味が際立つ。ジュースとの違いは裏ごして繊維を除く点で、より滑らかで濃厚な口当たりが特徴。

デザートに添えられていることが多く、フルーツの鮮やかな色と風味がデザートを引き立てる。野菜クーリーが使われた料理はソースに素材感と洗練さがある。

クーリー
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ジュ

ソース / フランス

肉を焼いたときに出る焼き汁(肉汁)をベースにしたフランスの軽いソース。「ジュ・ド・ヴィアンド(viande=肉)」が正式名で、英語では「au jus(オ・ジュ)」とも呼ばれる。デミグラスや濃厚なフォンとは異なり、素材の旨みをそのまま引き出したナチュラルなソースで、肉本来の味を邪魔しない。フレンチレストランでは高品質な肉料理に添えられることが多く、ソースの軽さがかえって素材の力を引き立てる。

ジュが使われている料理は素材の品質が直接伝わる設計。デミグラス系が苦手で素材感を楽しみたい場合に最適。ソースを多くかけず、少量でつけながら食べると旨みを最大限に感じられる。

ジュ
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フォン

ソース / フランス

フランス語で「底・基礎」を意味するfondに由来するフランス料理の基本出汁。牛・仔牛・鶏の骨や野菜をオーブンで焦がしてから煮出す茶色の「フォン・ブルン(フォン・ド・ヴォー)」と、焦がさずに煮出す白い「フォン・ブラン(フォン・ド・ヴォライユ)」に大別される。長時間(6〜12時間)煮出すことでコラーゲンがゼラチンに変わり、ソースをかけたときに食材に絡む粘性が生まれる。エスコフィエはフォンをフランス料理の核心と定義し、全てのソースとスープの土台となる。

メニューに素材として出てくる言葉。フォンを丁寧に作っている店は料理の品質が高い。

フォン
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ヴィネグレット

ソース / フランス

フランス語の「vinaigre(酢)」に由来するドレッシングで、酢(またはレモン汁)とオリーブオイルを乳化させて作る。一般的な比率は酢1:オイル3。マスタード・エシャロット・ハーブ・蜂蜜などを加えてアレンジされることが多く、マスタードが乳化剤の役割を果たして分離しにくくなる。フランス家庭料理で最も基本的なソースの一つで、サラダ・マリネ・冷製野菜・テリーヌの添えとして使われる。バルサミコ酢を使ったバルサミコヴィネグレットも世界中で定番ドレッシングとして普及している。

サラダの定番ドレッシングとして迷ったときに選ぶと間違いない。シンプルながら食材の味を引き立てる。

ヴィネグレット
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チミチュリ

ソース / アルゼンチン

アルゼンチン・ウルグアイ発祥のハーブソースで、パセリ・にんにく・オレガノ・赤唐辛子・塩・赤ワインビネガー・オリーブオイルを合わせて作る。語源は諸説あり、バスク語起源説やアイルランド人料理人「Jimmy McCurry」の名が訛ったという説など多数ある。アサード(南米式バーベキュー)でグリルした牛肉に欠かせない定番の添えもので、緑色の「チミチュリ・ベルデ」と赤唐辛子を多くした赤い「チミチュリ・ロホ」の2種類がある。アルゼンチンのパリージャ(ステーキハウス)では必ずテーブルに置かれる存在で、世界的にも人気が高まっているソース。

アルゼンチン料理や南米料理の牛肉料理と一緒に。肉の旨みをさらに引き立てる。辛さは控えめなので幅広い方に食べやすい。

チミチュリ
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サルサヴェルデ

ソース / イタリア

「緑のソース(salsa verde)」を意味するが、国と地域によって全く異なるソースを指す。イタリア版はパセリ・ケッパー・アンチョビ・オリーブオイル・ニンニク・赤ワインビネガーを合わせた塩気のあるハーブソースで、ボッリート・ミスト(肉の水煮盛り合わせ)への添えとして特に有名。メキシコ版はトマティーヨ(ほおずきトマト)・唐辛子・コリアンダーで作る辛いサルサで別物。ドイツのフランクフルト名物「Grüne Soße(グリューネ・ゾーセ)」は7種のハーブで作り、ゲーテが好んだという伝説がある。

肉料理や焼き魚にかけると爽やかさが加わり食べやすくなる。イタリア版とメキシコ版では全く異なるので、料理のジャンルに注意。

サルサヴェルデ
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アイオリ

ソース / フランス(プロヴァンス)

「アイオリ」はプロヴァンス語の「ail(ニンニク)+oli(オイル)」が語源。南フランス・プロヴァンスとスペイン・カタルーニャ発祥のニンニクソースで、本来はニンニクとオリーブオイルだけを乳鉢で乳化させた卵不使用のもの。現代のレストランでは卵黄を加えてマヨネーズ状にしたものも「アイオリ」と呼ぶことが多く、市販品のほとんどはこのスタイル。南フランスのブイヤベース(魚介スープ)の添えとして欠かせず、魚介・フリット・蒸し野菜・バゲットのディップとして幅広く使われる。にんにくの量によって辛みと香りが大きく変わる。

フリットや魚介料理にディップとして一緒に頼むとより美味しくなる。伝統的な卵なしタイプもあるが、現代版は卵黄入りやマヨネーズ風が多いため、卵アレルギーの方は必ず確認。

アイオリ
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