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春に富山湾で獲れるホタルイカを茹で、辛子酢味噌で和えた富山を代表する春の郷土料理。
3〜6月の春が旬。新鮮なホタルイカならではの食感が楽しめるので、この時期に富山を訪れたら注文したい一皿。
小豆と大根・かぼちゃなど根菜をじっくり煮込んだ、石川県の秋の行事「報恩講」で振る舞われる精進料理。
行事食のため一般の食卓や店ではなかなか出会えない。報恩講の時期(11月28日前後)に石川で機会があれば試す価値大。
塩漬けのかぶらで塩漬けブリを挟み、糀で発酵させた石川県金沢の伝統的なれずし。冬の正月料理として親しまれる。
酢飯を使わない「なれずし」で発酵食品特有の風味がある。発酵食品や粕漬け系が好きなら試す価値あり。冬季限定で出会えたら貴重。
里芋の葉柄「赤ずいき」を甘酢で和えた富山県の郷土料理。鮮やかな赤色とシャキシャキした歯ごたえが特徴の常備菜。
クセの少ない酸味の効いた小鉢。箸休めとして気軽に注文できる。
スケソウダラを一匹丸ごとぶつ切りにし、身・頭・肝・白子・真子を味噌仕立てで豪快に煮込む富山県朝日町発祥の郷土汁物。
魚の頭や内臓が丸ごと入るため、骨や内臓が苦手でなければ濃厚な出汁を存分に楽しめる。朝日町名物なので冬に訪れる機会があれば注文価値あり。
エスコフィエが定めたフランス料理五大マザーソースのひとつ。ブロンドルー(バターと小麦粉を軽く炒めたもの)を鶏・魚・仔牛などの「白い出汁(フォン・ブラン)」でのばして作る、ビロードのようになめらかなソース。使う出汁の種類により「シキンヴルーテ」「フィッシュヴルーテ」などと呼び分けられる。
単体で頼む料理ではなくソースとして登場する。魚介や鶏肉のポワレ・ポシェに添えられていれば、クリーミーで優しい味わいが楽しめる。小麦粉・乳製品を使うため、アレルギーがある場合は要確認。
ハタ科の高級魚で「白身の王様」とも称される。西日本では「アコウ」と呼ばれ、初夏が旬。刺身や煮付けで珍重される。
1kgあたり数千円〜2万円超と非常に高価な高級魚。旬の初夏に見かけたら刺身か煮付けで試す価値あり。上品な白身魚が好きな人向け。
顎を持たない原始的な円口類「ヤツメウナギ」を使った料理。ビタミンAが豊富で、蒲焼きや醤油だしで煮込む「かやき」が伝統的な食べ方。
見た目のインパクトが強いが味はウナギに近く食べやすい。ビタミンA豊富な滋養食として冬場の秋田・山形の郷土料理店で出会える。珍しい食材に抵抗がなければ試す価値あり。
日本海でとれるゲンゲ科の深海魚。ゼラチン質に包まれた白身とコラーゲン豊富な出汁が特徴で、富山では「幻魚」として珍重される。
見た目はグロテスクだが味は上品な白身魚。クセがなく食べやすいので珍しい魚介に挑戦したい人におすすめ。すまし汁が定番の食べ方。
スルメイカの身とワタをイカスミで熟成させた富山・石川発祥の塩辛。黒く光る見た目と芳醇な旨みが特徴の珍味。
酒の肴として少量で楽しむ料理。塩辛特有の風味と生っぽい食感があるため、イカの塩辛や熟成魚介が好きな人向け。初めてなら少量から試すのが無難。
フランス語で「骨を除く」を意味する調理技法。鶏・魚・肉から骨を取り除く下処理を指し、専用の細くしなるデゾッセナイフ(couteau à désosser)を骨の関節に沿わせて身を傷めずに外す。詰め物料理やロースト、切り分けやすい一皿に仕上げるための基本工程。
メニューには技法名としてではなく「骨なし」「デゾッセした」等の説明として登場する。骨に近い部分の旨みを求めるなら骨付き料理を、食べやすさを重視するなら骨抜き料理を選ぶとよい。
小麦を発酵させた酸味のある「ザクファス」をベースにした、ポーランドの白いスープ。生の白ソーセージ(ビャワ・キェウバサ)・じゃがいも・茹で卵・クリームを加えて仕上げる。ライ麦発酵液を使う「ジューレック」より酸味がまろやかで、主にイースターの時期に食べられる。
酸味のあるスープが好きなら試す価値あり。真っ赤な(通常の)ボルシチとは別物で、見た目も味も白くまろやか。ポーランド料理店ではイースター前後の季節メニューとして出ることが多い。
イタリア語で「紡いだ生地」を意味するチーズ製法。加熱で固めた凝乳(カード)を熱湯や熱いホエーに浸けて練り伸ばし(フィラトゥーラ)、繊維状の弾力ある組織を作る。モッツァレラ・ブッラータ・プロヴォローネ・スカモルツァなど、加熱すると糸を引く伸びのよいチーズはすべてこの製法から生まれる。
メニューには製法名としてではなく、モッツァレラ・ブッラータなど個別のチーズ名で登場することがほとんど。「よく伸びるチーズ」を探しているならパスタフィラータ製法のチーズが該当する。
アフリカ原産のウリ科キュウリ属の果実。表面に角状の突起を持つ独特な見た目で、熟すと黄色〜橙色になる。内部はゼリー状の果肉で淡白な甘さとほのかな酸味を持つ。
見た目のインパクトほど味に癖はない。デザート感覚で気軽に試せる。
南アフリカのナミブ砂漠原産の多肉植物。葉の表面に水滴状の「ブラッダー細胞」を持ち、ミネラルによる自然な塩味とシャキシャキ・プチプチした食感が特徴。
塩味がすでについているのでドレッシング控えめでも美味しい。食感の面白さを楽しみたい人向け。
南米原産のナス科の果実的野菜。薄いガクに包まれたオレンジ色の実は、トマトとパイナップルを合わせたような甘酸っぱさが特徴で、生食やジャム、デザートに使われる。
甘酸っぱいフルーツ感覚で食べやすい。デザートのアクセントとして注文しやすい。
北ヨーロッパやカナダの海岸に自生するムラサキ科の多年草。生食すると牡蠣そのものの風味がすることで知られる珍しい葉野菜で、日本にも近縁種が自生する。
牡蠣が好きで珍しい食材に挑戦したい人向け。少量で強い風味があるため単品より付け合わせで楽しむとよい。
シベリア南部原産のタデ科の多年草で、赤みがかった太い茎を食用にする。強い酸味とアンズに似た芳香を持ち、砂糖で煮てジャムやパイなど果物のように調理される。
酸味のあるデザートが好きなら試しやすい。イチゴと合わせたタルトなどが定番で食べやすい。
イタリアのそら豆。長さ約30cmのサヤに小ぶりな豆が5〜7粒入り、日本のそら豆よりエグみが少なく生食できるのが特徴。収穫後2〜3日の新鮮なうちに生のままペコリーノチーズと合わせて食べる。
そら豆好きなら生食できる珍しさを楽しめる。ワインのおつまみとして注文しやすい。
イタリア・ローマ地方の冬野菜で、チコリーやトレビスと同じキク科の一種。中心から伸びるアスパラガス状の花茎を食べる、ほろ苦さとシャキシャキした歯ごたえが特徴の野菜。
チコリー系の苦味が好きならローマ風サラダで試すとよい。冬季限定のイタリア野菜。
南米原産のエディブルフラワー。花・葉・実すべてが食用になり、ワサビやカイワレ大根に似たピリッとした辛みが特徴。サラダや料理の彩りに使われる。
料理の彩りとして添えられることが多い。辛みのアクセントも一緒に楽しむとよい。
地中海沿岸原産のネギ属野菜で、古代エジプト時代から栽培される。日本の長ネギに似るが葉は扁平で厚みがあり、独特の匂いや辛みが少なく加熱すると甘くとろける食感になる。
長ネギよりクセが少なく食べやすい。ヴィシソワーズなど冷製スープで真価を発揮する。
タデ科スイバ属の多年草でフランス語名オゼイユ、英語名ソレルとも呼ばれるハーブ野菜。シュウ酸による爽やかな強い酸味とほろ苦さが特徴で、フランス料理でソースやスープに使われる。
酸味の効いたソースや魚料理を好むなら試しやすい。少量がアクセントとして使われることが多い。
イタリア・ヴェネト地方原産のチコリの一種。軟白処理でクリーム色の葉に赤紫の斑が入る美しい見た目から「チコリの女王」と呼ばれ、ほろ苦さとほのかな甘みを持つ。
チコリ特有のほろ苦さが好きなら試しやすい。見た目の美しさも楽しめる一皿。
熱帯アジア原産のマメ科のつる性植物。莢の断面が4枚の翼状のひだを持つ四角形をしており、1960年代後半から沖縄で栽培されている。サクサクした歯ごたえとわずかな苦味が特徴。
沖縄の夏野菜として食感を楽しみたい人向け。天ぷらにすると軽い苦味が和らいで食べやすい。
新潟県などで栽培される在来のナス品種。巾着のような丸い形が特徴で、煮崩れしにくく甘みがありクセのない味わいから浅漬けや煮物に向く。
煮崩れしにくいので煮物で真価を発揮する。昔ながらの素朴なナスの味を楽しみたい人向け。
イタリア語で「カブのトップ」を意味するアブラナ科の菜花。南イタリア・プーリア州が主産地で、根は食べず葉と花蕾を食べる。苦味が控えめでほのかな甘みがある。
菜の花の苦味が苦手でも試しやすい。オレキエッテなどイタリアの家庭料理を味わいたい人向け。
イタリア・シチリア島の都市名にちなんだ細長いイタリアンパプリカ。長さ20cm前後で万願寺唐辛子に似た形状。赤く熟すほど甘みが増し苦味はほぼない。
パプリカの甘みをより強く感じたい人向け。生でサラダにすると甘さがダイレクトに楽しめる。
イネ科の多年草マコモの根元に黒穂菌が寄生してできる肥大した茎を食べる野菜。タケノコやアスパラガスに似たシャキシャキ感とほのかな甘みが特徴。
タケノコ好きなら似た食感で楽しみやすい。秋限定の珍しい野菜として季節を感じたい人におすすめ。
アブラナ科カラシナ類の高菜の品種群で福岡県の特産野菜。煮物や汁物に使うと鰹だし不要なほどの旨みが出ることからこの名がついた。博多の雑煮に欠かせない縁起物。
高菜の辛みが苦手でも旨みだけを楽しめる。博多雑煮を試すなら欠かせない一品。