全34件
豚肉を使ったスープを国を問わず集めました。各国の似た料理を比べながら、味の特徴・注文のコツを調べられます。
薄い小麦粉の皮に豚ひき肉と煮こごりのスープを包んで蒸した点心。蒸すとゼラチンが溶けてスープになり、ひと口でスープが溢れ出す独特の食べ方で世界的人気を誇る上海名物。
上海料理の代名詞。散蓮華に乗せて穴をあけてスープを出してから食べると火傷しにくい。冷めると魅力が失われるので熱いうちに。
アステカ文明の時代から続く、大粒のニシュタマルトウモロコシ(ホミニー)と肉を煮込むメキシコの伝統スープ。赤・緑・白のタイプがあり、祭りや祝いの場にも供される。
一皿で満腹になる料理。辛さが心配ならチリを別添えにして、ライムと野菜から足すと食べやすい。
絹のように薄くしわの寄る皮で小さな餡を包む広東系ワンタン。皮のなめらかさとスープのあっさりした旨みを楽しむ点心・麺料理の具。
軽い点心や締めのスープに向く。ワンタン麺として出る場合もあるため、単品か麺入りか確認。
乾燥グリーンピースを豚肉、ソーセージ、セロリ、ねぎと共にどろりとなるまで煮込むオランダの伝統豆スープ。スプーンが立つほど濃くなることもあり、冷え込む冬に体を温める定番料理として親しまれる。
寒い日のスープ主菜として選ぶ。軽いスープではなく、食事としての満足感を期待するとよい。
ハム、ソーセージ、スパム、キムチ、インスタント麺、コチュジャン、チーズなどを煮込む韓国の辛い鍋・チゲ。朝鮮戦争後、米軍基地周辺の加工肉を韓国式の鍋に取り入れた料理として広まった。
数人で鍋を囲みたい時、辛くて濃い韓国料理を食べたい時に向く。加工肉とインスタント麺の味が前面に出るため、上品なスープよりジャンクな旨みを求める人向け。
米粉のシートが筒状に巻いた麺を、豚スープ、内臓、豚肉、血豆腐、ゆで卵などと食べるタイ中華系の麺スープ。
内臓系が好きなら刺さる屋台麺。普通の米麺より食感が面白い。苦手なら具材確認必須。
春雨、豆腐、野菜、豚ひき肉団子などを澄んだスープで煮る、辛くないタイの家庭的なクリアスープ。
辛いタイ料理の逃げ場に最適。子どもや辛さが苦手な人にも向く。
香港・広東を代表するスープ麺。エビ入りワンタンと細い卵麺をあっさりした豚骨・エビベースのスープに入れた定番中華麺料理。
香港・広東料理の定番中の定番。あっさりしていて食べやすい。エビアレルギーに注意。
20世紀初頭のハワイ・プランテーション労働者の間で生まれた麺料理。日本・中国・フィリピンなどの食文化が融合したハワイのソウルフード。
ハワイのローカルフードを体験したい人向け。ラーメンに似ているが独自の多文化融合がある。あっさり系スープ好きにも向いている。
トム・セープは、豚肉、牛肉、鶏肉などを煮て、ライム、唐辛子、炒り米粉、ハーブで仕上げるイサーンの辛酸っぱいスープ。トムヤムより肉系で力強い味。
辛さが苦手なら辛さ控えめで注文。内臓入りの店もあるので、苦手なら肉の部位を確認すると安全。
黄色い乾燥エンドウ豆を豚肉、玉ねぎ、タイムやマジョラムなどと煮るスウェーデンの伝統的な豆スープ。木曜日に食べ、マスタードを添え、デザートにパンケーキを続ける習慣で知られる。
寒い日の軽い主食スープに向く。木曜ランチや北欧フェアで見かけやすく、パンケーキ付きならスウェーデンらしさが強い。
割りエンドウ、豚肉、セロリアック、玉ねぎ、リーキ、にんじん、じゃがいもなどを煮込む、濃厚なオランダ式豆スープ。冬に食べる国民的な一品。
前菜スープではなく主食級。冬の屋台や家庭料理で、温まりたい時に向く。
福建・福州の高級壺煮込み。鮑、干貝、海参、魚肚、鶏、豚、ハム、筍、茸などを紹興酒と上湯で長時間煨る。濃い香りで僧も壁を跳ぶという名の名菜。
高価で予約制の場合あり。ふかひれ使用の有無、代替素材、量を確認。
福州名物の小さなワンタン状料理。豚肉を叩いて澱粉と合わせた薄い燕皮で肉餡を包み、スープで食べる。燕の形に似ることから名が付く。
ワンタンに近く初心者向き。小腹用か前菜スープとして頼む。
魚すり身の外皮で豚肉餡を包む福州名物の魚丸。スープに入れると弾力ある魚皮と肉汁のある餡が楽しめる。
熱い肉汁に注意。麺やスープで頼むと食べやすい。
莆田の興化米粉を豚骨や牛骨、海鮮のスープでさっと煮る福州小吃。豚血、大腸、牛肚、腰子、海鮮などを選んでのせる。
具材指定が重要。内臓が苦手なら魚介や肉だけ選ぶ。
薄切りまたは細切り肉に下味と澱粉をまとわせ、熱い湯やスープでさっと火を通す福建系の肉羹/肉片スープ。つるっとした肉の食感を楽しむ小吃。
小腹向き。肉羹に近いが地域名や店で形が違う。
福建省三明市沙県に由来する小吃群。扁肉、拌麺、炖罐、蒸餃などの「老四様」を中心に、中国各地へ広がった低価格小吃ブランドでもある。
看板名なので具体メニューを選ぶ。初回は扁肉+拌麺の組み合わせが定番。
紅菇と豚スペアリブを煮込む福建・客家系の滋味あるスープ料理。紅菇の香りと色が汁に移る。
スープ料理として人数で分ける。紅菇は希少で価格差あり。
小麦を発酵させた酸味のある「ザクファス」をベースにした、ポーランドの白いスープ。生の白ソーセージ(ビャワ・キェウバサ)・じゃがいも・茹で卵・クリームを加えて仕上げる。ライ麦発酵液を使う「ジューレック」より酸味がまろやかで、主にイースターの時期に食べられる。
酸味のあるスープが好きなら試す価値あり。真っ赤な(通常の)ボルシチとは別物で、見た目も味も白くまろやか。ポーランド料理店ではイースター前後の季節メニューとして出ることが多い。
豚の三枚肉とトウガン・ゴボウを卵でとじた、お盆に作られてきた沖縄県那覇・首里地域の優しい味わいの汁物。
現在ではあまり作られなくなった沖縄の郷土料理。お盆の精霊迎えの行事食として体験してみたい人向け。
飼育頭数全国1位を誇るブランド豚「かごしま黒豚」を使う、鹿児島県の体を温める定番味噌汁。
通年で鹿児島県内の家庭や飲食店で提供、特に冬場に人気。琉球から伝わった黒豚の歴史も感じたい人向け。
美酒鍋は鶏肉、砂ずり、豚肉、野菜を、塩、こしょう、日本酒のシンプルな味付けで食す鍋料理で、あっさりとしていて素材本来の味を楽しめるのが特徴。東広島市西条の杜氏が、酒造りの合間の空腹を満たすために考案したまかない料理が発祥と言われる。
酒造りの合間のまかない料理として、酒造りの冬の期間に食べられていた。 郷土の味を試したい人向け。
豚スペアリブなどを漢方・スパイス・ニンニクでじっくり煮込んだ、中国系マレーシア人のスタミナスープ。
肉好き・スープ好きに。漢方の香りは穏やかで食べやすい。クラン(セランゴール州)が本場。
豚肉に魚のすり身をまとわせて茹でた「肉羹」を、片栗粉でとろみをつけたスープに入れた台湾・福建の小吃。台湾の夜市や食堂の定番で、麺やご飯を入れることも多い。
台湾の小吃の代表格で、安くて食べやすい。とろみスープが好きなら間違いない。
発酵小麦ふすま液(ボルシュ)や酢、レモンで酸味をつけたルーマニアの具沢山スープ。肉団子・野菜・魚など種類が豊富。
ルーマニアでは食事の最初にスープを飲むのが基本。迷ったら肉団子入りの「チョルバ・デ・ペリショアレ」が食べやすい。添えられる青唐辛子はかじりながら食べるもので辛いので注意。
牛・豚などの肉をパプリカパウダーや唐辛子と長時間煮込んだ、クロアチア東部スラヴォニア地方の郷土シチュー。名前は「羊飼い」に由来する。
冬の内陸旅行(ザグレブ・東部)でおすすめ。グーラッシュ好きなら確実に好み。辛さは店により差があるので苦手なら確認を。
豚骨スープに韓国の腸詰め「スンデ」と豚の内臓・頭肉を入れ、ご飯を合わせた庶民的なクッパ。
内臓料理が平気なら韓国の庶民の味として絶品。内臓が苦手ならスンデのみ(スンデマン)を指定できる店もある。安くて満腹になる。
よく発酵したキムチと豚肉・豆腐・ネギなどを煮込んだ韓国で最も一般的なチゲ(鍋料理)。家庭の定番。
韓国の定食屋の定番。酸味のあるキムチ好きなら確実。辛さはそれなりにあるので苦手な人はテンジャンチゲを。
豚のスペアリブ(排骨)を大根や冬瓜、とうもろこしなどと長時間煮込んだ中国・台湾のスープ。澄んだ優しい味わい。
食事の汁物として。骨付きなので食べる時に注意。
白いんげん豆などをベーコンやソーセージ、燻製ハムとともに煮込んだバルカン半島の豆のシチュー。セルビアの国民食の一つ。
ボリュームのあるスープとして。寒い時期に特におすすめ。
豆、ザワークラウト、じゃがいもを燻製豚肉とともに煮込んだイタリア・トリエステの冬のスープ。スロベニアやイストリア半島でも食べられる。
寒い時期に食べたい郷土料理。翌日の方がおいしいと言われる。
ピクルスやオリーブ、レモンを入れた酸味と塩気の強いロシアの濃厚スープ。肉・魚・きのこの3種があり、旧ソ連圏や東欧で広く食べられている。
酸っぱくて塩気のある味が好きなら当たり。二日酔いに効くとされる定番スープ。具が多いので一品で満足感がある。
湖南の家庭宴会で最初に出される伝統料理。肉団子、卵の肉巻き、揚げ豚皮、筍、木耳、豚胃、イカ、鶏の砂肝などを肉スープで煮て大鉢に盛り、一家団欒と幸福を願う。
大人数の宴会向け。辛くないので湖南料理の中では食べやすい。内臓が苦手なら具材確認。