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焼き上げた肉やパテ、こねた生地を一定時間休ませるフランス料理の工程。肉は繊維が緩んで肉汁が再分配されジューシーな状態を保ち、生地は弾力が落ち着いて成形しやすい状態になる。
料理名より工程用語。丁寧な火入れや製菓で重要な下ごしらえ。
玉ねぎ、にんじん、セロリなどの香味野菜を弱火で焼き色をつけずに炒め、水分と甘みをじっくり引き出すフランス料理の下準備技法。カラメル化を避けて素材の旨みを引き出し、ソースや煮込みの土台を作る。
料理名より調理説明に出る用語。丁寧なソースやスープ作りの合図。
熱々でも冷たくもないぬる温かい温度(約35〜50℃程度)で料理を供するフランス料理の表現。温度によって香りや脂の溶け具合が変わり、温かいサラダ、前菜、魚介料理に意図的に使われる状態。
温度指定の用語。熱々料理を期待すると違うが、前菜や魚介では上品に食べやすい。
北米原産のキク科の根菜で、日本では菊芋とも呼ばれる。名前の「ジェルサレム」はヘブライ語ではなくイタリア語のgirasole(ひまわり)の訛りに由来。アーティチョークに似たナッツ系の甘みがあり、スープ・ピュレ・ロースト・生食など多用途。
根菜やポタージュが好きなら合う。独特の土っぽさが苦手なら注意。
白または赤ワインにニガヨモギをはじめとするハーブやスパイスを漬け込んで作る酒精強化ワイン。ドライとスウィートがあり、食前酒やマティーニなどカクテルのベース、魚介・鶏料理のソース香りづけに使われる。
食前酒や白ワインソースの香りづけで見かける。ハーブ酒が苦手なら注意。
果物やタルト、ケーキの表面に薄く塗る艶出し用のゼリー状ソース。加熱したアプリコットジャムやペクチンベースが多く、素材の乾燥を防ぎみずみずしい光沢を保つデザートの仕上げ材。
フルーツタルトなどで見たら艶出しの仕上げ。味の主役ではなく、見た目と口当たりを整える役。
卵を小さなラムカン型に割り入れ、生クリームや具材と一緒に湯煎またはオーブンで焼くフランスの卵料理。半熟の黄身が生クリームに溶け込み、具材の組み合わせで多彩な味わいになる前菜。
卵料理や温かい前菜が好きなら選びやすい。半熟卵が苦手なら火入れを確認するとよい。
薄く叩いた仔牛・豚・鶏肉に小麦粉、卵、パン粉の衣をつけてバターや油で揚げ焼きにする洋食系の肉料理。ウィーンのシュニッツェルを原形にもち、日本の洋食文化にも深く根付いている。
揚げ物系の洋食を食べたい時に選びやすい。軽い料理が欲しい時は重め。
薄切りパンやクラッカーを台にしてバター・クリームチーズを塗り、スモークサーモン、キャビア、フォワグラなどの食材をのせた一口前菜。パーティや宴席でコースの開始前に指でつまんで食べる小料理。
コース料理の最初やパーティで軽くつまむ前菜。特定の具材が苦手な場合は確認を。
ベシャメルソースをベースにチキン、ハム、チーズなどを混ぜて冷やし固め、パン粉衣をつけて揚げたフランス発祥の揚げ料理。外はカリサク、中はクリーミーに溶ける対比が特徴の前菜・副菜。
日本のコロッケとは別物。クリーム好きなら試す価値あり。
フランスのバゲットを縦に切り込み、バターとハム(ジャンボン)、マスタード、コルニションを挟んだパリ定番の軽食。ジャンボン・ブールが最もシンプルな形で、路上やカフェで昼食に手軽に食べる。
フランスの軽食として最もシンプルで確実な選択。ジャンボン・ブールを基本に。
飴色になるまでじっくり炒めた玉ねぎの甘みを活かしたビーフブイヨンスープ。表面にグリュイエールチーズとバゲットのクルトンをのせてオーブンで焼き上げる、フランスの古典的なスープ料理。
寒い日の前菜として理想的。玉ねぎ嫌いな人には実は甘くて食べやすい。
ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーなど甘酸っぱい小粒果実の総称。生食、ジャム、ソース、タルト、ムースのトッピングなど甘みと酸味のバランスを活かして幅広く使われる。
デザートのトッピングや彩りとして定番。鮮度が重要なので旬の時期がベスト。
牛ヒレ肉の中心部にある最高級部位。1頭からわずか600gしか取れず、牛肉の中で最も柔らかく贅沢な部位。
特別な日に一度は食べる価値がある最高峰の牛肉。価格が非常に高いため記念日・贅沢な外食向け。焼き加減はレア〜ミディアムレアが必須。ヒレが好きな人にとっての究極形。
フランス北部からベルギー南部に由来する、酸凝固タイプの白いフレッシュチーズ。名前はフランス語で「白いチーズ」。ヨーグルトに近いなめらかさと穏やかな酸味があり、ジャムや果物を添えるデザート、パンのスプレッド、料理のソースに使われる。
軽いチーズデザートや朝食向き。チーズの強い香りが苦手でも食べやすい。濃厚なチーズケーキ感を期待するならクリームチーズやマスカルポーネ寄りを選ぶ。
フランス料理の調理法で、野菜をバター・砂糖・水で煮詰めて表面につやを出すこと。菓子への糖衣がけも指す。
単品メニューとして登場することは少なく、メインディッシュの付け合わせとしてプレートに添えられることが多い。「グラッセ」と明記されていれば、バター風味でやさしい甘さに仕上げた野菜が期待できる。
フランス語でチーズ全般を指す言葉。フランス料理のコースでは主菜とデザートの間に「チーズコース」として提供される。
フランス料理のコースで「フロマージュ」と書かれている場合はチーズコース。デザートの前に提供される。苦手でなければぜひ試したい。日本の洋菓子店では「フロマージュ」=チーズケーキとして使われることが多いが、本来の意味はチーズそのもの。
フランス料理の基本調理法で、肉や鶏を高温のオーブンでそのまま焼き上げること。表面に香ばしい焼き色をつけながら内部をジューシーに仕上げる。
「ロティール」とあればオーブンでじっくり焼いた肉料理。調理法がシンプルなので素材の質がそのまま出る。しっかりした食べ応えを求めるなら向いている。
フランス料理のコース開始時にシェフから提供される一口サイズの小品。「口を楽しませる」という意味を持ち、食事の期待感を高める役割を担う。
注文するものではなく、シェフから自動的に提供される。残さず食べるのがマナー。コースの期待感を示すものなのでゆっくり味わいたい。
食事の前に飲む酒の総称。食欲を刺激し、会話を和ませる役割を持つ。シャンパン・ヴェルモット・カンパリなどが代表的。
レストランでコース前に「アペリチフはいかがですか?」と聞かれることが多い。飲めない場合はノンアルコールを希望してよい。消化を助け食欲を高める効果があるとされる。
果汁や果肉に砂糖水を加えて凍らせた乳製品不使用の氷菓。フランス料理では口直しとしてコースの合間や、デザートとして提供される。
コース料理の合間に出てくる場合は口直しなので全部食べてよい。デザートのソルベは乳製品不使用なのでアイスクリームが苦手な人にも向いている。
フランス語で「魚」を意味する言葉で、フランス料理のコースにおける魚料理のコースを指す。魚だけでなく甲殻類・貝類・軟体類も含む。
魚介類が好きなら必ず試したいコース。フランス料理では肉の前に出るため、胃を温める役割もある。ソースと一緒に食べると真価がわかる。
フランス料理のコースでメインデザートの直前に提供される小さなデザート。食事からデザートへの移行を助ける小品で、ソルベや小さなムースなどが使われる。
注文するものではなく、高級フレンチのコースで自動的に提供される。「小さいけどデザートが来た」という感覚で楽しむ。メインデザートとは別物なので残さず食べてよい。
フランス語で「入口」を意味し、コース料理における前菜の総称。アミューズの後、スープや魚料理の前に提供される。
フランス料理コースでアントレと書かれていれば前菜のこと。アメリカのレストランでは「entrée」がメインを指す場合があるので注意。
フランス語で甲殻類の総称。エビ・カニ・オマール海老・ラングスティーヌなどを指し、フランス料理のポワソンコースで多用される。
甲殻類全般を指す言葉なので具体的な種類はメニューの詳細で確認を。殻付きで出る場合はフィンガーボウルが用意される。甲殻類アレルギーに注意。
フランス語で貝類の総称。ムール貝・ホタテ・アサリ・牡蠣などを指し、貝の出汁(ジュ・ド・コキヤージュ)はソース作りにも使われる。
貝類全般を指す言葉。具体的な種類はメニュー詳細で確認。殻から出汁が出るため、バゲットでソースまで食べると美味しい。
フランス料理の調理法で、素材自身が持つ水分だけで蒸し煮にすること。野菜や魚介の旨みを閉じ込めながら、余計な水分を加えずに仕上げる。
素材の旨みを活かしたシンプルな調理法。野菜や魚の自然な風味を楽しみたい人向け。
フランス料理における揚げる調理法の総称。高温の油で素材を揚げ、外はサクサク・中はふっくらに仕上げる。
「フリール」「フリ(frit/frite)」とメニューにあれば揚げ料理。カロリーは高いがサクサクの食感が楽しめる。フリッターやフリットと同義のことが多い。
フランス料理の調理法で、肉・魚・パテなどをパイ生地やブリオッシュ生地で包んでオーブンで焼くこと。生地が蒸気を閉じ込め素材をジューシーに仕上げる。
メニューで「アンクルート」または「en croûte」とあれば豪華なパイ包み料理。提供時に目の前で切り分けるパフォーマンスがあることも。グルテンアレルギーには注意。
肉・魚を煮たブイヨンやコンソメをゼリー状に固めたフランス料理。食材を内部に封じ込めて冷製前菜として提供されることが多い。
見た目が美しい冷製前菜。古典フランス料理の代表で高級レストランで見かけることが多い。ゼリーが苦手でなければ上品な旨みが楽しめる。