RDish料理図鑑

フランスの料理一覧

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フランス料理は西欧料理の基礎として他国に多大な影響を与えてきた料理体系。ブイヨン・フォン(だし)を核に、バター・クリーム・ワインを用いたソース作りを高度に体系化し、コンフィ・ブレゼ・ポシェ・ロティなどの調理技法も世界標準となった。

地方ごとに食文化は大きく異なり、南仏プロヴァンスはオリーブオイル・トマト・ハーブ中心、ブルゴーニュは赤ワインと牛肉、ブルターニュは魚介とガレット(そば粉クレープ)が中心。パリのビストロ料理からリヨンの郷土料理まで多様。

RDishには196件のフランス料理エントリを収録。コンフィ・テリーヌ・ガランティーヌなど外食メニューで名前だけ見ても何かわかりにくい調理法・料理を幅広く解説している。

ノルマンディーイル=ド=フランスプロヴァンスバスクブルターニュラングドックマルセイユアルザスロレーヌニースサヴォワブルゴーニュリヨンピュイセーヌ=エ=マルヌ県オーブ県ヨンヌ県オーヴェルニュアルザス、ロレーヌジュラ、フランシュ=コンテトゥーレーヌロワール、シャヴィニョルベリーブルゴーニュ、マコネフランシュ=コンテ、ジュラ山地
料理カテゴリ別:前菜 27サラダ 7スープ 12デザート 18主菜 27
主食材別:魚介 21牛肉 14ハーブ 14野菜 37豚肉 12 10スパイス 8チーズ 11果物 14鶏肉 9小麦 11乳製品 17
カテゴリ:調理法 51料理 37ソース 23野菜 13食材 10デザート 8 6香辛料 6飲み物 5チーズ 3魚介 3
タグ:あっさり 45野菜 37ソース 36こってり 33煮込み 28前菜 27主菜 27香ばしい 26焼き物 24魚介 21
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ロースト

調理法 / イギリス

オーブンなどで乾熱(直接炎・水を使わない熱)を使って肉・野菜・魚を焼き上げる調理法。高温の乾熱が食材の表面に均一に当たり、メイラード反応で香ばしい焼き色と旨みのある外皮(クラスト)が形成される。ローストビーフ・ローストチキン・ポークロースト・ロースト野菜など幅広く応用される。焼き上がり後に「ルポゼ(休ませる)」工程を行うことで肉汁が再分散し、カットしてもジューシーな仕上がりになる。欧米の家庭料理・レストランで最も基本的な調理法の一つで、日曜のサンデーローストはイギリス家庭の伝統。

大きな肉料理で食べ応えを求めるなら迷わず選んでいい。

ロースト
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ブレゼ

調理法 / フランス

フランス語「braiser」に由来する蒸し煮調理法。まず食材を高温でしっかり焼き固め(メイラード反応で旨みを閉じ込め)、次にワイン・ブイヨン・トマトなど少量の液体と蓋付き鍋でごく弱火のまま長時間加熱する。コラーゲンがゼラチン化してとろけるような柔らかさになり、煮汁はそのままリッチなソースになる。骨付き肉や固い部位を最大限に生かすフランスの伝統技法で、ブッフ・ブルギニョンやオー・ド・ブーフなど名料理に用いられる。

固い部位をとろとろに仕上げる技法なので、牛ほほ肉・スネ肉・骨付き鶏ももなど普段なら硬い肉が驚くほど柔らかくなる。冬の特別な一皿として、または肉料理でボリュームを求めるときに最適。

ブレゼ
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ポシェ

調理法 / フランス

フランス語で「袋に入れる」を意味するpocherに由来する調理技法。水・ブイヨン・ワインなどの液体を80〜90℃(沸騰しない温度)に保ちながら食材をじっくり加熱する。英語では「ポーチング(poaching)」。沸騰させないことで食材が崩れず、素材の旨みを保ちながら繊維をやわらかく仕上げられる。ポーチドエッグ・鮭のポシェ・ポシェ・ド・プーレ(ゆで鶏)などが代表的。素材の品質がそのまま出る繊細な調理法で、フランス料理では魚料理や前菜の調理法として重要な位置を占める。

素材をやさしく上品に味わいたいときに適した調理法。

ポシェ
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エストラゴン

野菜 / フランス

フランス料理で使われるキク科のハーブで、和名は「タラゴン」。学名「Artemisia dracunculus」はとぐろを巻いた根の形から「小さなドラゴン」を意味する。フランスタラゴンとロシアタラゴンで品質が大きく異なり、料理に使われるのは主にフランスタラゴン。種子を作らないため株分けで増やす。フィーヌゼルブ四種のひとつで、ベアルネーズソースの主要風味。

「タラゴンチキン」「エストラゴン風味の〜」のようにメニュー名に直接登場することもあるハーブ。アニスに似た独特の甘い香りが強く出るため、ハーブの香りが苦手な場合は事前に量を確認すると失敗が少ない。

エストラゴン
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ヴィネグレット

ソース / フランス

フランス語の「vinaigre(酢)」に由来するドレッシングで、酢(またはレモン汁)とオリーブオイルを乳化させて作る。一般的な比率は酢1:オイル3。マスタード・エシャロット・ハーブ・蜂蜜などを加えてアレンジされることが多く、マスタードが乳化剤の役割を果たして分離しにくくなる。フランス家庭料理で最も基本的なソースの一つで、サラダ・マリネ・冷製野菜・テリーヌの添えとして使われる。バルサミコ酢を使ったバルサミコヴィネグレットも世界中で定番ドレッシングとして普及している。

サラダの定番ドレッシングとして迷ったときに選ぶと間違いない。シンプルながら食材の味を引き立てる。

ヴィネグレット
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フォン

ソース / フランス

フランス語で「底・基礎」を意味するfondに由来するフランス料理の基本出汁。牛・仔牛・鶏の骨や野菜をオーブンで焦がしてから煮出す茶色の「フォン・ブルン(フォン・ド・ヴォー)」と、焦がさずに煮出す白い「フォン・ブラン(フォン・ド・ヴォライユ)」に大別される。長時間(6〜12時間)煮出すことでコラーゲンがゼラチンに変わり、ソースをかけたときに食材に絡む粘性が生まれる。エスコフィエはフォンをフランス料理の核心と定義し、全てのソースとスープの土台となる。

メニューに素材として出てくる言葉。フォンを丁寧に作っている店は料理の品質が高い。

フォン
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ジュ

ソース / フランス

肉を焼いたときに出る焼き汁(肉汁)をベースにしたフランスの軽いソース。「ジュ・ド・ヴィアンド(viande=肉)」が正式名で、英語では「au jus(オ・ジュ)」とも呼ばれる。デミグラスや濃厚なフォンとは異なり、素材の旨みをそのまま引き出したナチュラルなソースで、肉本来の味を邪魔しない。フレンチレストランでは高品質な肉料理に添えられることが多く、ソースの軽さがかえって素材の力を引き立てる。

ジュが使われている料理は素材の品質が直接伝わる設計。デミグラス系が苦手で素材感を楽しみたい場合に最適。ソースを多くかけず、少量でつけながら食べると旨みを最大限に感じられる。

ジュ
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クーリー

ソース / フランス

フランス語の「couler(流れる)」が語源で、野菜や果物を裏ごしして作る滑らかな液状ソース。デザートではフランボワーズ・マンゴー・苺のクーリーがプレートに流してデザートの色彩を演出する定番スタイル。料理では熟したトマト・赤パプリカ・グリーンアスパラガスのクーリーを魚料理や前菜のソースとして使う。素材をそのまま凝縮した純粋なソースで、添加物なしに素材本来の色と風味が際立つ。ジュースとの違いは裏ごして繊維を除く点で、より滑らかで濃厚な口当たりが特徴。

デザートに添えられていることが多く、フルーツの鮮やかな色と風味がデザートを引き立てる。野菜クーリーが使われた料理はソースに素材感と洗練さがある。

クーリー
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