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卵を使った煮込みを国を問わず集めました。各国の似た料理を比べながら、味の特徴・注文のコツを調べられます。
卵液を薄い小麦生地で包んで茹でるホラズム地方の名物料理。「トフム」はウズベク語で卵を意味し、肉餃子より軽やかな味わい。卵のやさしいコクとつるっとした皮が特徴で、バターやヨーグルトを添えて食べる。
肉料理が重いときの珍しい選択。卵料理と餃子が好きなら試す価値あり。
フランス語で蓋付きの鋳鉄製や厚手の鍋を指す言葉、またはその小型容器を使って作る料理。「ウフ・ア・ラ・ココット」のように小さな耐熱容器で卵を蒸し焼きにするほか、ル・クルーゼなどの大型鍋での煮込み料理にも使う。
小皿の温かい前菜や卵料理として出ることが多い。量は店により大きく違う。
清朝時代に生まれた広東の祝い麺。かん水で作り一度揚げてから乾燥させた黄金色の平麺で、誕生日などお祝いの席に欠かせない長寿麺。
広東系のお祝い料理で定番。麺好きなら試す価値あり。一度揚げた麺の独特な食感が楽しめる。
能登半島・穴水町周辺で春告げ魚とされるイサザ(シロウオ)を、卵とほうれん草でとじた春の郷土料理。
3月初旬から5月にかけて穴水町周辺で漁獲され、地元の飲食店や「いさざまつり」で味わえる。3月は踊り食いとして提供されることも。
どじょうを煮込んだ夏の滋養汁。香川県中讃地域ではごぼう・うどんとともに大釜で煮込む土用の共同料理、栃木県では丸ごと煮込み卵とじにする内陸の夏バテ予防料理として伝わる。
6月から7月の土用の時期、香川県中讃・東讃地域の集落行事や家庭で作られる。夏バテ予防の郷土の知恵を体験したい人向け。
「水の都」柳川市発祥の、開いたドジョウをごぼうとともに煮て卵でとじる、どぜう鍋とは異なる名物鍋料理。
通年で福岡県柳川市周辺の専門店で提供。冬直前の脂ののったドジョウが特に美味とされる。
1801年創業の老舗にルーツを持つ、生きたドジョウを丸ごと、または開いて煮込む江戸時代からの東京の郷土料理。
通年で東京都台東区浅草・駒形周辺の専門店で提供。江戸時代から続く老舗の味を体験したい人向け。
おでんは一般的には辛子を添えて食べるが、姫路おでんは生姜醤油をかけて、あるいは、つけて食べる。これが姫路の郷土料理「姫路おでん」の特徴である。
通常、家庭で作り食べられているが、秋祭りや棟上げのときなどの祝いの場でも食される。 郷土の味を試したい人向け。
静岡おでんは、牛すじ、黒はんぺん、練り物、大根、卵など具材を全て串に刺し、色の黒いだし汁で煮込み、青のりや魚のだし粉をかけて食べる静岡市の郷土料理。市内では、駄菓子屋でも売っているため、おやつがわりに子どもの頃から慣れ親しんでいる人が多い。
家庭でも作り食されるが、惣菜屋や駄菓子屋などでも串に刺した静岡おでんを1本単位で購入できるため気軽に食べられている。 郷土の味を試したい人向け。
島原を代表する郷土料理のひとつ。江戸時代初期の1637年に起こった島原の乱で、総大将の天草四郎が三万七千人のキリスト教信徒たちと籠城した際に、兵糧の餅と山の幸・海の幸を合わせて煮て食し、長期戦の体力と気力を養ったのがこの料理としてのはじまりといわれている。
地元の一般家庭では、正月や祭礼の日などのめでたいときに食されている。 郷土の味を試したい人向け。
「鶏飯」は、ほぐした鶏肉、干ししいたけ、錦糸卵、パパイヤの味噌漬け、みかんの皮などを、白いごはんの上にのせ、鶏ガラのスープをかけて食べる、奄美地域を代表する郷土料理である。かつて、奄美群島が薩摩藩の支配下に置かれていた時代、鹿児島本土からやってくる役人たちの威圧的な態度を少しでも和らげるためにつくられたのがはじまりだといわれる。
鹿児島県に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
山形県では、寒天を用いた料理は昔から食べられており、お茶うけとしても振る舞われる。庄内地域では甘いデザートとしての寒天が主流で、なかでも人気があるのが「卵寒天」。
山形県に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
酢飯に季節の魚や野菜の具を合わせたちらし寿司の一種。京都府丹後地域ではサバのおぼろを段状に散らした「ばらずし」として、香川県ではサワラやアナゴなどハレの日の客用具材として、大阪府では穴子やしいたけを刻んで混ぜ込む五目ずしとして親しまれる。
に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
メギスは、日本海、太平洋沿岸に分布する20cm程度の細長い魚。キスに似た見た目から、全国的に「ニギス」という呼び名が主流になっている。
石川県に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
古くからホタテ産地として知られた津軽湾周辺では、江戸時代からすでに「貝焼き味噌」を食べていたといわれる。網で海底をさらうと5から10年物の天然ホタテが獲れた時代で、直径20cmほどもある大きな貝殻を鍋代わりにして、イワシやサバの切り身と自家製の味噌をのせて焼いた素朴な漁師料理だった。
青森県に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
青森市周辺では、おでんをすりおろしたしょうが入りの味噌だれで食べるのが普通である。この食べ方が生まれたのは戦後の闇市の屋台で、当時、極寒の真冬に北海道・函館へわたる青函連絡船に乗るお客さんの体を少しでも温めようと、屋台のおかみさんがおでんにしょうが入り味噌をかけて出したのがはじまりという。
「干瓢の卵とじ」は、栃木県の特産品「かんぴょう」を用いた郷土料理である。 栃木県は国内の生産量の9割以上を占めるほどのかんぴょうの産地。
祭りや農家の休日など、特別な日などに作られる「五目飯」。かんぴょうをはじめ、干ししいたけ、にんじん、ごぼう、絹さや、油揚げや錦糸卵など、色とりどりの食材が並ぶハレの日にふさわしい伝統料理だ。
味噌や醤油を使ったたれで牛肉を煮込んだ、横浜市発祥の鍋料理。すき焼きに似ているが、すき焼きは肉を焼いてから煮るのに対し、牛鍋は最初から具材をたれで煮る。
大阪で作られる寿司の総称で、押し寿司、巻き寿司、蒸し寿司などがある。東京で寿司といえば握りのことだが、大阪の寿司の代表格は、飯と具材を重ねてギュッと押し固めて作る押し寿司である。
「豆腐カステラ」は豆腐を搾って水分を切った状態で砂糖や卵などを混ぜてカステラ状に焼いた菓子。秋田の県南地域に伝わる豆腐料理で、冠婚葬祭の口取り、おやつやお茶請けとして食べられてきた。
豆腐飯は精進料理のひとつとして食べられていた料理で、主に商家で仏事の料理とされていた。材料が安く、しかも手に入れやすいため、郷土料理として各家庭で作られるようになった。
「明石焼」は、小麦粉とじん粉、卵とだし汁を混ぜた生地にタコを入れて焼き、つけ汁につけて食べる明石市の郷土料理である。見た目はたこ焼きに似ているが、たこ焼きはソースをかけて食べるのに対し、「明石焼」はかつおや昆布のだし汁につけて食べる点が大きな違いだ。
鯛めんは、ゆでそうめんを大皿に波形に盛り、その上に鯛の姿煮を乗せ、木の芽やきゅうり、錦糸卵、甘辛く煮たしいたけなどを添える料理。松の小枝などを飾ることもある。
四角い木でできた型枠に酢飯と具を詰めて作る押し寿司の一種で、広島県広島市安佐北区周辺や、芸北地域で食べられている。木枠から押し出すと6~8個の同じ大きさのものが同時にでき、出来上がりが四角いため、角寿司と呼ばれるようになった。
「魚飯」は、身を焼いてほぐした白身魚と、錦糸卵、三つ葉、しいたけ、えび、のり、たけのこなどの彩りの良い具材をご飯に乗せ、その骨でだしをとった汁を加えて食べる料理である。主な伝承地域である竹原市は古くは遠浅の海であったが、江戸時代に干拓され塩田が作られ、1650年から1970(昭和35)年まで約320年以上もの間「塩の町」として栄えた。
豆腐を凍らせてから戻し、乾燥させて作る「凍豆腐」は、寒い地域特有の郷土料理。寒風に2週間ほどさらして、水分を抜いていく。
山口県で伝わる「柏椀」は冠婚葬祭などのハレの日に食べられていた郷土料理のひとつ。鶏肉としいたけを使った汁物で、料理名の「かしわ」は鶏肉を意味する。
「たまごふわふわ」は江戸時代に袋井宿で提供されていた料理で、袋井市観光協会が地元の新名物にと再現・復活させたもの。江戸時代の文献「仙台下向日記」によると、袋井宿の大田脇本陣で宿泊客の朝食に出されたという。
「五島うどん」は、長崎県の最西端にある五島列島の古くからの特産品。 かつて五島は遣唐使船の寄港地であったことから、中国でさまざまなことを学んだ遣唐使がその原型を伝えたといわれている。
にぎりずしは、酢飯の上に具材をのせた日本を代表する料理の一つである。 平安時代は保存食として塩魚を炊いた飯でつけ、飯が発酵した酸味のついた漬物を「熟れ寿し(なれずし)」として食べられていた。
玉子焼きとは卵を調味して厚く焼き上げた料理。関東では甘めに調味し、少々焦げ目がつくほどに焼き上げる「厚焼き玉子」を指すのに対して、関西ではだしを効かせて焦がさず焼いて、大根おろしを添えて食する「だし巻き玉子」を指す。
親子丼とは煮立てただし汁と調味料で鶏肉と玉ねぎを煮たのち卵でとじた具を白飯にのせたどんぶり料理。 起源については諸説あるとされるが、東京においては明治20年頃、軍鶏料理専門店「玉ひで」で鶏すきの締めに残った肉と割り下を卵とじにしてご飯とともに食べていた客がおり、これを「親子煮」と呼んでいた。
中国浙江省東陽市の伝統料理で、10歳以下が望ましいとされる男児の尿で鶏卵を丸一日煮込んだゆで卵。春の味覚として親しまれ、東陽市の無形文化財にも登録されている。
東陽市の街角で売られるご当地の珍品で、現地以外ではまず出会わない。健康効果が信じられているが、現代医学的な根拠はない。尿を使うことへの抵抗感が少しでもあるなら無理に試す必要はなく、卵の熟成食品を試したいならピータンや茶葉蛋のほうが入りやすい。
ゆで卵を醤油やみりんなどのたれに漬けたり煮たりして味をしみ込ませたもの。半熟に仕上げたものはラーメンの具として定番。
ラーメン店の追加トッピングの定番で、外れが少ない。
ゆで卵の殻にひびを入れ、茶葉・醤油・八角などの香辛料で煮込んだ中国の煮卵。殻のひび目から味がしみ、白身に大理石のような模様が付く。台湾のコンビニの定番。
台湾旅行のコンビニで手軽に試せる定番軽食。八角の香りが苦手でなければ問題なし。
牛の胃袋を煮込み、卵黄とサワークリームでとろみをつけ、酢とニンニクで酸味を効かせたルーマニアの名物スープ。
ルーマニア人に愛される二日酔いの定番。モツが平気なら必食。酢とニンニクを自分で足して好みに調整する。内臓が苦手ならチョルバ・デ・ペリショアレ(肉団子)を。
醤油や味噌で味付けしただしで、ご飯を肉・魚介・野菜とともに煮た料理。鍋のシメとしても定番で、溶き卵を回しかけることが多い。
鍋の最後に頼むのが定番。体調が優れない時や飲んだ後にも向く。
釜揚げしらすなどのしらすをだしで軽く煮て、溶き卵でとじた家庭のおかず。しらすの塩気とうまみが卵になじむ。
素朴な家庭のおかず。ご飯にのせて丼にしてもおいしい。
鶏肉を大量の玉ねぎ、ベルベレ、ニテルキベで煮込んだエチオピアの赤いチキンシチュー。ゆで卵を加えるのが特徴で、クリスマスや結婚式に欠かせない国民的料理。
エチオピア料理店で一品だけ選ぶなら代表格。辛さはしっかりあるが、鶏肉と卵が中心で味の想像がつきやすい。辛いものが苦手ならアイブを一緒に頼むと和らぐ。