全38件
スパイスを使った煮込みを国を問わず集めました。各国の似た料理を比べながら、味の特徴・注文のコツを調べられます。
マルセイユ発祥の魚介の贅沢なスープ料理。複数の魚・エビ・貝などを使い、サフランとプロヴァンスハーブで仕上げる豪華な一品。
マルセイユ料理の最高峰。贅沢な気分を味わいたいときや特別な日に。
円錐形の土鍋(タジン鍋)で肉・野菜・スパイスを蒸し煮にするモロッコ料理。複雑なスパイスの香りとしっとりとした食感が特徴。
モロッコ料理の真髄を楽しめる一品。クスクスと一緒に頼むのがベスト。
黒酢と白胡椒で酸みと辛みをつけた中国のとろみスープ。豆腐・卵・きのこ・たけのこが入り、スープ単体で提供される麺なしバージョン。
前菜スープとして最適。酸っぱいものと辛いものが好きな人向け。体が温まる。
牛肉や羊肉、レバーなどをクミンとにんにく、トマトで煮込む北アフリカの肉料理。チュニジアやエジプト、アルジェリアなど広い地域で食べられ、名前はアラビア語でクミンを意味する言葉に由来する。
クミンや内臓料理が好きなら合う。パンやクスクスと合わせると満足度が高い。
新疆ウイグル自治区を起源とし、中央アジア全域で親しまれる手延べ麺料理。ラム肉や牛肉、ピーマン、セロリなどの野菜をトマト風味のスープで煮て、手で引き延ばした太麺にかける。名前は中国語の拉麺に由来するとされる。
麺料理が食べたいときの安定選択。辛さは控えめな店が多いが、香辛料の香りはある。
ひよこ豆を羊肉のだしや香辛料で柔らかく煮るウズベキスタンの豆料理。「ノハット」はウズベク語でひよこ豆、「ショラック」はスープや汁を意味し、豆スープ全般を指すこともある。
豆料理と肉料理の中間。重すぎない主菜が欲しいときに向く。
小麦粉の薄い皮に羊肉や牛肉、玉ねぎ、タイムで味付けした餡を包んで茹でるウズベキスタンの小ぶりな餃子。四角く切った生地を折りたたんで端をつまみ、肉のスープやヨーグルト、サワークリームと合わせる。
軽めの温かい主菜やスープが欲しいときに向く。餃子系が好きなら食べやすい。
羊肉や牛肉、じゃがいも、にんじん、玉ねぎなどを大きめに切って長時間煮込む中央アジアの具だくさんスープ。料理名はペルシャ語で「塩気のある煮込み」を意味する言葉に由来し、中央アジアから中東まで広く食べられる。
温かいスープと肉を同時に食べたいとき向き。羊肉が苦手なら肉種確認。
月桂樹(Laurus nobilis)の葉を乾燥させたハーブ。オレガノやタイムに似た草本系の香りとほのかな苦みを持ち、スープ・ブロス・煮込み料理・ブイヨンのブーケ・ガルニに欠かせない。食べると苦みと刺激が強いため調理後に必ず取り除く。
ローリエ風味と書かれていたら、強い辛味や酸味ではなく煮込み系の香りづけと考えるとよい。
タイム・ローリエ・パセリの茎を束ねたフランス料理の定番香草束。必要に応じてローズマリー・セロリの葉なども加える。煮込み・スープ・ソースに入れて香りを移し、仕上げ前に取り出す。束ねて漉し袋に入れることもある。
メニューに出る場合は香草で香りをつけた煮込みやソースを意味する。強い辛味ではなく穏やかな香りづけで、食べない部分。
米、肉、ソーセージ、魚介、野菜をスパイスと一緒に炊き込むルイジアナの米料理。スペイン・アフリカ・フランス料理の影響を受けたケイジャン・クレオール料理の代表格。クレオール風はトマトを加え、ケイジャン風は肉を焦がしてから炊く「茶色い」スタイル。
ご飯ものが欲しく、少しスパイシーな味を楽しみたい時に。辛さは店で差がある。
タイム、ローズマリー、オレガノ、セイボリー、マジョラムを合わせた南フランス・プロヴァンスのハーブミックス。乾燥した芳香が強く、グリル肉、魚介、ラタトゥイユ、ロースト野菜に地中海風の香りを足す。
ハーブの香る肉や野菜が好きなら合う。強い香草が苦手なら注意。
牛肉と玉ねぎをパプリカで煮込むハンガリーの国民的料理。「グヤーシュ」とも呼ばれ、元はハンガリーの牧童(gulyás)が食べたスープ料理。スープ状の「グヤーシュ・レヴェシュ」から煮込みの「プルカーシュ」まで濃さのバリエーションがある。
パプリカ香る肉煮込みが好きなら合う。辛さは店や地域で違うため確認すると安全。
インドネシア・アチェ州発祥の辛口カレー麺。太い黄色い麺に牛肉・エビ・イカなどを合わせ、インドのカレー文化と中国の麺文化が融合した独特の風味。
辛くてスパイシー。インドネシア料理の中でも辛さが強め。エビ・イカ好きで辛さOKなら試す価値あり。
島根県安来市島田地区特産の「島田たけのこ」を、かつお出汁と山椒の香りで煮含めた春の郷土料理。
4月から6月の島田たけのこ出荷最盛期に、島根県内の直売所や飲食店で味わえる。家庭でのたけのこ堀りも春の習慣。
静岡県伊豆半島は金目鯛の産地であり、下田港は金目鯛の水揚げが日本一の漁港である。伊豆で捕れる金目鯛は3種類あり、地金目鯛(ジキンメ、※稲取キンメ、日戻りキンメなどとも呼ばれる)、島キンメ(シマキンメ)、沖キンメ(オキキンメ)である。
10月~3月下旬の金目が、一番脂がのりおいしい時季。 郷土の味を試したい人向け。
「銀ぶろう」とは大豊町の西豊永地区で自家用で栽培されてきたいんげん豆の一種。大豊町では、「不老長寿の豆」として古くから栽培され、縁起物として食べられていたが、そのほとんどが地域内で消費されてきた。
高知県に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
新潟県妙高市(旧新井市)に伝わる伝統の発酵調味料の「かんずり」は、一年で一番寒い日に仕込まれることから”寒造里”とも書く。戦国武将の上杉謙信がヨーロッパから伝来した貴重な唐辛子を京都から持ち込み、農民に分け与えたといわれている。
新潟県に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
千葉県では野菜がたくさん採れることから、それを砂糖で煮て長期保存が可能なお菓子にしたものが「てんもんどう」である。「てんもんどう」とは、もともとユリ科のクサスギカズラの塊茎を湯通しし外皮を去って乾燥した漢方薬のことであり、これを蜂蜜で1ヵ月~2ヵ月漬けたものを、咳止めや滋養強壮作用を期待して服用したことから、その名前の由来になったといわれる。
千葉県に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
「赤こんにゃく煮」は、滋賀県の特産品である赤こんにゃくを使った煮物である。 赤こんにゃくは、近江八幡市の名物で三二酸化鉄という鉄分で赤く染められており、煮ても脱色せず、健康的にも優れた食材である。
滋賀県に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
「おび天(飫肥天)」とは、宮崎県日南市飫肥(おび)地区の郷土料理で、魚肉練り製品。揚げかまぼこに分類される。
宮崎県に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
「くるみ豆腐」は、すったくるみをこしたものに、水、砂糖を入れてくず粉で固めたもの。岩手県奥州市江刺地方特有の料理で、お盆や法事などの際に、精進料理として刺身のかわりに作られてきた。
に伝わる郷土料理。地元の食文化に触れてみたい人向け。
山椒は香辛料の一種で、日本料理の味付けに多く使用されている。平安時代に中国から渡来したと言われ、魏志倭人伝や古事記などの資料に記載されていた。
「五島うどん」は、長崎県の最西端にある五島列島の古くからの特産品。 かつて五島は遣唐使船の寄港地であったことから、中国でさまざまなことを学んだ遣唐使がその原型を伝えたといわれている。
ボルネオ島サラワク州のソウルフード。黒胡椒と山椒のような香りが立つカレー風スープにビーフンを合わせたラクサ。
他のラクサより香り重視で、スパイス好きに勧めたい一杯。サラワク(クチン)で朝食として食べるのが定番。
ちりめんじゃこと山椒の実を醤油や酒で炊き合わせた京都名物の佃煮風のおかず。ご飯のお供や土産物として定番。
京都の料理店や土産店で定番。山椒の香りが好きなら満足度が高い。山椒のしびれが苦手な人は少量から。ご飯にのせて食べるのが一番わかりやすい楽しみ方。
カレー粉やスパイスで風味をつけたとろみのあるソース。イギリスではフィッシュ&チップス店でフライドポテトにかける定番で、日本では洋食のカツやハンバーグ、オムライスのソースとして使われる。
カレー味が好きならまず外れない。スパイスの本格的な辛さを求めるならインドカレー、カレー風味が苦手ならグレイビーやデミグラスを。
唐辛子を共通の材料に、ナッツ・種子・スパイス・パン・チョコレートなど多数の材料を煮込んで作るメキシコの伝統的ソースの総称。プエブラ州とオアハカ州が発祥を主張し、モーレ・ポブラーノが最も有名。
甘い・辛い・苦いが重なる複雑な味で、好みは分かれるが一度は試す価値あり。シンプルな味が好みならサルサやワカモレのタコスを。
オアハカ州の「7つのモレ」の代表格で、焦がした乾燥唐辛子やトルティーヤ、ドライフルーツ、スパイス、チョコレートなど数十種の材料で作る真っ黒なソース。七面鳥や鶏肉にかけて食べる。
メキシコ料理の奥深さを味わいたいなら一度は。甘くて苦くてスパイシーという未知の味で好みは分かれるが、辛さは控えめ。量が多いのでシェアもおすすめ。
豚肉を、アンチョ・グアヒージョなどの乾燥唐辛子とオレンジ果汁、シナモンやクローブで作る赤いソースで煮込んだメキシコ北部の結婚式料理。サカテカス州を代表する一皿。
モレほど複雑すぎず、カレー感覚で食べられる煮込み。辛さは控えめで甘みがあるので、スパイス料理好きなら食べやすい。ご飯とトルティーヤ両方と合う。
インド料理を元にイギリスで生まれ、明治時代に日本へ伝わって独自に発展した、とろみのあるカレーをご飯にかけた料理。国民食と呼ばれる。
辛さを選べる店が多い。トッピング(カツ、チーズなど)で好みに調整を。
オアハカ州の『七つのモレ』の一つで、乾燥唐辛子、ナッツ、スパイス、少量のチョコレートなどで作る赤褐色のソース。鶏肉や豚肉にかける。
モレ・ネグロより甘さ控えめで酸味がある。オアハカ料理を試すならおすすめ。
鶏肉を生姜と一緒に炒め、客家の甘い醸造酒(娘酒・黄酒)で煮込んだ客家の伝統料理。体を温めるとされ、産後の女性の養生食や冬の祝日の料理として食べられる。
寒い時期に体が温まる料理。酒の風味が強いので、アルコールが苦手なら注意。
刻んだ生姜を醤油・砂糖・みりんなどで甘辛く煮詰めた佃煮。かつお節やごまを加えることも多く、ご飯のお供にする。
ご飯やお茶漬けのお供に。少量で味が濃い。
サフランで鮮やかな黄色に色づけた、ミラノを代表するリゾット。ブロードで米を炊き、仕上げにバターとパルミジャーノを混ぜ込む。牛の骨髄を加える伝統的な作り方もある。
ミラノでは定番のプリモ。単品でもよいが、オッソブーコとの組み合わせ(セコンドの付け合わせ)は鉄板。米の芯が少し残るのが本場流なので、日本の柔らかいご飯の感覚とは違う点に注意。
ラム肉をシナモンやしょうが、コリアンダーなどのスパイスと玉ねぎでじっくり煮込み、プルーンとアーモンドを加えたモロッコの甘じょっぱいタジン料理。祝いの席でも供される。
肉料理なのに甘いという独特の味わいで、酢豚や甘辛煮が好きなら楽しめる。スパイスは香り中心で辛くない。ラムの香りが苦手なら鶏肉のタジンを選ぶとよい。
西スマトラのミナンカバウ族発祥、牛肉をココナッツミルクとスパイスで汁気がなくなるまで長時間煮詰めたインドネシアの代表的な肉料理。
スパイスの効いた濃厚な肉料理が好きならまず頼むべき一皿。カレーより汁気が少なく、ご飯が進む。辛さは店によって幅があるので、苦手なら控えめにできるか確認を。
ターメリックで黄色く色づけた鶏のスープに、ほぐした鶏肉、春雨、ゆで卵などを入れたインドネシアの代表的なスープ料理。
辛さはほぼなく、優しい味のスープなので初心者や胃が疲れているときにもおすすめ。ご飯を浸して食べると一食になる。辛くしたい場合はサンバルを足す。