全134件
魚介を使った主菜を国を問わず集めました。各国の似た料理を比べながら、味の特徴・注文のコツを調べられます。
さわやかなハーブで、フェンネルに似た香りを持つ。魚料理との相性が抜群で、グラブラックス(サーモンのマリネ)に欠かせない。
魚料理と一緒に出てくることが多いハーブ。好みが分かれる独特の香りがある。
白身魚をトマト・白ワイン・にんにく・オリーブオイルで蒸し煮にしたナポリ発祥のイタリア料理。「狂った水」を意味するシンプルな一品。
さっぱりしたイタリアの魚料理を食べたいときに。スープまでパンで楽しめる。魚介好きに特に向いている。
牛のヒレ部位から切り出した最も柔らかいステーキ肉。運動量が少ない部位のため脂肪が少なく繊細な食感で、フランス料理・ステーキの最高峰食材。
牛肉の最高峰。赤身のうま味を純粋に楽しみたい人向け。焼き加減はミディアムレアが最も風味を活かせる。
秋の風物詩・上海蟹(大閘蟹)をシンプルに蒸した料理。陽澄湖産が最高峰とされ、黒酢・生姜・紹興酒とともに身を丁寧に食べる中国の贅沢な蟹料理。
旬(10〜11月)に食べてこそ最高。雌(内子が豊富)と雄(蟹みそが多い)で食べ比べも楽しい。価格高め。
マグロ類の総称で、主に本マグロ(クロマグロ)・キハダマグロ・メバチマグロが食用に使われる。刺身・寿司では部位によって赤身・中トロ・大トロと呼び分けられ、腹側の脂の乗ったトロは特に珍重される。
生魚が好きなら赤身で軽く、脂の甘みを楽しむなら中トロや大トロを選ぶ。種類はクロマグロが最高品質とされる。
薄いワルカ生地(マルカ)で卵・ツナ・じゃがいも・香草を包み、油でカリッと揚げるチュニジアの定番前菜。ラマダン期間中にも広く食べられる。
揚げたてが命。卵入りなら黄身をこぼさないよう、レモンを絞って熱いうちに食べる。
魚を開いて串打ちし、醤油・みりん・砂糖・酒のたれを塗りながら焼く日本料理。うなぎが代表的で、関東風は蒸してからたれ焼き、関西風は蒸さずに直火で焼く。甘辛い照りとふっくらした食感が持ち味。
濃い味の魚料理が欲しい時向き。うなぎ、穴子、さんまなど素材を確認。
中国四川の名菜で、長江流域の淡水魚「江団(ナマズ類)」を生姜・ねぎ・紹興酒などで蒸し、素材の淡い旨みを生かす料理。辛味を抑えた清蒸系で、白身の柔らかさとゼラチン質の口当たりが特徴。
珍しい高級食材を体験したい人向け。スッポンに抵抗がなければ、繊細な旨みは必見。
薄切りの白身魚を豆板醤・唐辛子・花椒の麻辣スープで煮込み、仕上げに乾燥唐辛子と花椒を散らして熱油を一気にかける四川料理。油が跳ねる演出と強烈な痺れ辛さが特徴。
麻辣系の辛い魚料理を食べたい時に選ぶ。辛さと花椒が強いため、辛さ調整できる店なら控えめから。
四川省雅安の清流に生息する希少な雅魚(ヤーユー)を砂鍋(土鍋)でじっくり煮た郷土料理。淡白でクセのない白身と濃厚なスープが特徴。
雅安を訪れた際は必食の郷土料理。希少な淡水魚を体験したい人向け。辛さは店によって調整可能。
米、肉、ソーセージ、魚介、野菜をスパイスと一緒に炊き込むルイジアナの米料理。スペイン・アフリカ・フランス料理の影響を受けたケイジャン・クレオール料理の代表格。クレオール風はトマトを加え、ケイジャン風は肉を焦がしてから炊く「茶色い」スタイル。
ご飯ものが欲しく、少しスパイシーな味を楽しみたい時に。辛さは店で差がある。
酢飯の上に魚介・錦糸卵・野菜などの具材をばら(散らし)と盛り付けた関西の寿司。岡山県のばら寿司が有名だが、大阪でも祭りや祝いの席に食べられる。具材を酢飯に混ぜ込む場合と上に並べる場合がある。
祝いの席や特別な日の定番。具材が多く様々な味が楽しめるので、寿司ネタの好みが分かれる家族連れにも向く。
酢で締めた鯖を酢飯の上に乗せ木型で押し固めた大阪発祥の押し寿司。名前はポルトガル語の「bateira(小舟)」に由来し、形が小舟に似ていることから。鯖の代わりにコノシロを使っていた時代もある。
鯖が好きなら大阪に来たら必食。コンビニや駅弁でも買えるが専門店のものは格別。鯖の生臭みが苦手な人は注意。
鰻の頭部や安価な部位(半助)と豆腐を出汁・醤油・みりんで炊いた大阪の煮物料理。鰻専門店が出した安い端切れを使った庶民の知恵から生まれた節約料理。
鰻が好きで出汁の旨みを楽しみたい人に最適。見た目は地味だが豆腐に染みた鰻のエキスが絶品。大阪の老舗や割烹での一品料理として注目。
タコ(蛸)を醤油・みりん・酒で炊き込んだご飯。瀬戸内海沿岸や明石・須磨など各地に郷土料理として根付いており、タコの旨みがご飯全体に染み渡る。
たこ焼きと並ぶタコ料理の定番。明石や瀬戸内方面の料理屋や道の駅でよく見かける。タコ好きには外せない一品。
フナ(鮒)を八丁味噌と砂糖・みりんで長時間煮込んだ愛知の伝統郷土料理。骨まで柔らかくなるまで炊き込むことで、フナのクセが和らぎ八丁味噌の濃厚な旨みと一体化する。尾張・名古屋周辺に伝わる川魚文化の一品。
愛知・名古屋の郷土料理店や居酒屋でのみ出会える。フナのクセと八丁味噌の強さが合わさった個性的な味。川魚と濃い味噌が好きな人向け。
肉・魚・肝などをすり潰してクリームと卵でまとめ、卵型に成形して茹でたフランス料理。リヨンのカワカマスのクネル(クネル・ド・ブロシェ)が最も有名で、エクルヴィスソースとともに提供される古典的なリヨン料理。
柔らかい魚介系やクラシック料理が好きなら合う。弾力ある団子とは別物。
スペイン・バスク地方の名物塩タラ料理。タラから溶け出すゼラチンがオリーブオイルとにんにくと乳化し、独特のとろみのある白いソースを形成する。
塩タラが好きなら必ず試したい。シンプルな素材から生まれる複雑な風味と技術の結晶。
イカをイカ墨のソースで煮込んだスペイン料理。真っ黒な見た目ながらイカの旨みが凝縮した深いコクのソースが特徴で、バスク地方を代表するひと皿。
見た目に勇気がいるが、イカ好きなら必ず試したい。口が黒くなることを覚悟の上で。
スペイン・バスク地方の高級タラバガニ(セントジャ)料理。カニの身を野菜・コニャックと合わせて甲羅に詰め直しオーブンで焼いた贅沢な一品。
高級食材だが価値がある。バスク料理のスペシャリティとして積極的に試したい。
イカ墨で真っ黒に染めた米料理。パエリア鍋で魚介とイカ墨を使って炊き込んだスペインの名物で、アイオリを混ぜながら食べるのが定番スタイル。
見た目に驚くが深い旨みがある。パエリアが好きなら必ず試したい変化球。
タラを塩漬けにして干した塩干しダラ、またはそれを水で戻して調理する料理の総称。ポルトガルでは「365通りの食べ方がある」といわれ、グラタン、コロッケ、オムレツ、炒め物など多彩に調理される。
ポルトガル料理店で魚介の定番を試したい時に。塩気が強い場合があるため、ワインやパン、じゃがいもと合わせると食べやすい。
細切りじゃがいもと玉ねぎ、スウェーデンのアンチョビ風小魚(ansjovis)、生クリームを層状に重ねてオーブンで焼くスウェーデンのグラタン料理。小魚の甘塩っぱい旨みと塩気がクリームに溶け出し全体を豊かにする。
濃厚な付け合わせやシェア料理として向く。小魚の風味があるため、魚介の塩気が好きなら楽しめる。
ザリガニ(小龍蝦)を花椒、唐辛子、にんにくなどのスパイスで豪快に煮込んだ中国の夏の定番料理。夜市や屋台の人気メニューで、手でむきながらビールと一緒に楽しむスタイルが醍醐味。
辛さと殻むきが苦にならない人に最適。大人数でシェアして食べるのが一番楽しい。
魚介を主役にしたピッツァ。トマトソースやモッツァレラを土台に、エビ、イカ、ムール貝などをのせて焼く。名前は「漁師風」の意味合いで、魚介の旨みとトマトの酸味を味わう一枚。
肉より魚介を食べたい時向き。チーズなしの店もあるため、乳製品を避けたい時は注文前に確認。
サーモンを使うピッツァ。スモークサーモンや鮭を、モッツァレラ、クリーム、ルッコラ、玉ねぎなどと合わせることが多い。魚の旨みと乳製品のまろやかさが出る白系ピッツァとして出ることも多い。
魚介でも濃厚寄りが食べたい時向き。スモークサーモン使用なら塩気が強いので軽い前菜と合わせるとよい。
殻ごと調理したカニをカレー粉と溶き卵で絡めて炒めたバンコク名物。ソンブーンレストランで有名になったシーフード料理。
バンコクのシーフードレストランで外せない定番。殻ごと調理されているため食べる際は手が汚れる。おしぼりや手洗い用の水を用意してくれる店が多い。白米と一緒に食べるのが定番。
牡蠣を卵とでんぷん生地で焼き、とろみと香ばしさを出すタイ中華系の牡蠣オムレツ。
牡蠣好き向け。軽い前菜より、シェアする濃厚な一皿として頼むとよい。
魚介をレッドカレーペースト、ココナッツミルク、卵でまとめ、バナナの葉や器で蒸すタイのカレー蒸し。
グリーンカレーより固形で、蒸し料理として食べる。魚介とココナッツが好きなら合う。
海老と春雨を生姜、にんにく、胡椒、醤油系調味料で蒸し煮にする、タイ中華系の土鍋料理。
辛くない魚介料理がほしい時に良い。春雨が主食級なので量はやや重め。
白身魚を蒸し、ライム、にんにく、唐辛子、ナンプラーの酸辛いソースをかけるタイの魚料理。
魚をさっぱり食べたい時に最適。辛さと酸味が強いので、辛さ控えめ指定も可。
マナガツオなどの魚を揚げ、甘酸っぱく辛いチリソースをかけるタイの魚料理。
辛さと甘さがある魚メイン。白米と合わせると食べやすい。
タイ版の鍋料理で、「スキー」はタイ語で日本のすき焼きに由来する名称。1960年代に日本の調理法がタイに伝わったとされる。肉・魚介・野菜・春雨・豆腐などを薄いスープで煮て、発酵豆腐(南乳)・チリ・にんにく・ごま・ナンプラーを合わせた赤いタレ(「ジャウワンソース」とも呼ぶ)で食べるスタイルが特徴。日本のすき焼きとは全く異なり、辛みと旨みのバランスが取れたタレが個性的。タイ国内では家族や大人数での食事に人気の大衆料理。
グループで食べやすい。辛さが苦手ならソース少なめで始める。
フランス語で「魚」を意味する言葉で、フランス料理のコースにおける魚料理のコースを指す。魚だけでなく甲殻類・貝類・軟体類も含む。
魚介類が好きなら必ず試したいコース。フランス料理では肉の前に出るため、胃を温める役割もある。ソースと一緒に食べると真価がわかる。
フランス語で甲殻類の総称。エビ・カニ・オマール海老・ラングスティーヌなどを指し、フランス料理のポワソンコースで多用される。
甲殻類全般を指す言葉なので具体的な種類はメニューの詳細で確認を。殻付きで出る場合はフィンガーボウルが用意される。甲殻類アレルギーに注意。
フランス語で貝類の総称。ムール貝・ホタテ・アサリ・牡蠣などを指し、貝の出汁(ジュ・ド・コキヤージュ)はソース作りにも使われる。
貝類全般を指す言葉。具体的な種類はメニュー詳細で確認。殻から出汁が出るため、バゲットでソースまで食べると美味しい。
ヨンタオフーは客家系の豆腐詰め料理。豆腐や野菜に魚すり身・肉だねを詰め、スープまたはたれで食べる。
具を選べる店では豆腐と野菜を混ぜると食べやすい。タイのイェンタフォーとは派生関係。
蚵仔煎は、牡蠣、卵、でんぷん生地、青菜を鉄板で焼き、甘辛い赤いソースをかける台湾・福建系の屋台料理。
牡蠣が好きなら夜市の定番として頼みやすい。ぷりっとした牡蠣ともちもち食感が苦手でなければ楽しめる。
スウェーデンの伝統的な日常料理を指す総称。地元食材を使った素朴な家庭料理で、豚肉、魚、穀物、乳製品、じゃがいも、根菜、キャベツ、玉ねぎなどを中心に、煮込みや焼き物、マッシュ、肉団子、ニシン料理など幅広い。
スウェーデン料理を広く試したい時の入口。料理名ではなく家庭料理ジャンルとして使われることも多いため、メニューでは具体的な皿名や日替わり内容を確認するとよい。
スウェーデン発祥の夏のザリガニ料理と宴会の伝統。塩水とディルで茹でたザリガニを冷やして食べ、パン、チーズ、サラダ、パイ、ビール、アクアヴィットなどを合わせる。8月の季節行事として知られる。
北欧の夏イベントやスウェーデン料理店で見つけたら体験向き。量より雰囲気込みの料理なので、手で食べる前提で頼むとよい。
白身魚のすり身を丸めたスウェーデンの魚団子。北欧のフィッシュボールの一種で、スウェーデンではマッシュポテトまたは米、グリーンピース、ディル、キャビア風ソースや魚介ソースと合わせることが多い。
魚料理でもクセが弱く、北欧料理初心者に向く。強い魚臭さよりやさしいすり身料理を想像すると近い。
サーモンを玉ねぎ、にんじん、水、酢、塩、砂糖、香辛料などの煮汁で穏やかに加熱するスウェーデンの鮭料理。冷やして食べることが多く、ディルとレモン風味のマヨネーズ系ソースを添える。
スモークや塩漬けより火の通ったサーモンが好きなら選びやすい。冷製の魚料理として前菜にも主菜にも向く。
干しダラなどの白身魚を灰汁で戻し、水でさらしてから加熱する北欧の伝統料理。スウェーデンではクリスマス料理として、白いソース、じゃがいも、グリーンピースなどと食べる。
北欧クリスマス料理の体験枠。食感が独特なので少量から。
パンを層にして、マヨネーズやクリームチーズ、卵、海老、サーモン、ハム、野菜などで飾るスウェーデンの塩味ケーキ。祝宴やパーティーで出る。
パーティー料理として映える。甘いケーキではない点に注意。
バルトニシンにパン粉やライ麦粉をつけて揚げ焼きするスウェーデンの魚料理。マッシュポテト、リンゴンベリー、きゅうりの酢漬けなどと食べる。
ニシン料理の中では食べやすい加熱料理。発酵系が苦手でも試しやすい。
ベルギー・フランドル地方、特にゲントに結びつくクリーム仕立ての煮込みスープ。魚または鶏肉を野菜、ハーブ、卵黄、クリームでやさしくまとめる。
ベルギー料理店で重すぎない温菜を選びたい時に良い。魚版か鶏版か確認。
魚や海老をトマト、玉ねぎ、にんにく、ライム、香草で煮るブラジルの魚介煮込み。バイーア式はデンデ油とココナッツミルク、カピシャーバ式はアナトーと土鍋が特徴。
バイーア式は濃厚、カピシャーバ式は軽め。コリアンダーやココナッツが苦手なら確認。
蘇州発祥の江蘇料理。桂魚を開いて細かく切り込み、リスのような形に揚げ、甘酢あんをかける華やかな魚料理。
骨が残る場合あり。甘酸っぱい味が好きなら向く。大皿なのでシェア向き。
杭州の名菜。河エビのむき身を龍井茶の若葉や茶湯と合わせて軽く炒め、茶の清香とエビの甘みを生かす。
濃い味が好きなら物足りない場合あり。茶香とエビの鮮度を楽しむ料理。
豆腐に魚卵を合わせ、湖南料理らしく唐辛子、豆豉、にんにく、葱などで蒸すまたは煮る家庭的な魚卵豆腐。魚卵の旨味と豆腐のやわらかさを辛味でまとめる。
魚卵のクセと辛味がある。白米と合わせる主菜向き。
大きな魚頭に湖南の剁辣椒をたっぷりのせて蒸す湘菜の代表料理。赤い唐辛子、魚のゼラチン質、塩気と鮮味が特徴。
辛さ強め。麺やご飯と合わせるとよい。骨が多いので注意。
魚を揚げて皮を香ばしくし、貴州系の糟辣椒を使った甘酸っぱく辛いソースをかける魚料理。発酵唐辛子の酸味と揚げ魚の食感を組み合わせる。
骨付きが多い。白米と相性がよい。辛味と酸味が苦手なら注意。
紅蟳などの蟹をもち米や米、椎茸、干し海老、豚肉などと蒸した福建系の蟹ご飯。福州菜の八宝紅蟳飯の系統で、宴席向き。
蟹殻が多い。人数でシェア。蟹アレルギー注意。
薄切りにした香螺を紅糟で炒める福州菜。淡い糟香、貝の歯ざわり、軽い酸味を生かす上品な海鮮料理。
貝の食感を楽しむ料理。貝アレルギー注意。
泉州・闽南系の海鮮料理名。龍珠はイカやタコの口部を指すことがあり、東壁の名を冠した珍味として扱われる。
龍珠は部位料理。苦手なら食材を確認。
福建沿岸の鱸を姜絲とともに煮る魚料理。淡白な白身に生姜の香りを合わせ、スープごと味わう。
骨に注意。一尾料理なら人数で分ける。
上杭周辺の魚白料理。魚の白子を使い、炒め物や煮込みで柔らかな食感を味わう客家系の一品。
白子が苦手なら避ける。鮮度重視。
生姜汁と酒で下味をつけたイカを、シャキシャキのセロリと強火で手早く炒め合わせた中国の家庭料理。
魚介とセロリの香りが好きで、さっぱりした炒め物を求める人向け。辛味や濃い味を期待すると物足りない。
魚を高温で素焼きにした後、唐辛子・花椒・野菜と共に煮込む四川発祥の鍋料理。外は香ばしく、身はスープをたっぷり吸って濃厚な味わいになる。
辛いもの・痺れる味付けが好きなら満足度が高い一品。大人数でシェアしやすく、鍋料理感覚で楽しめる。
ナマズを大量のニンニクと共に煮込んだ四川料理。ニンニクの香ばしさが淡水魚特有の匂いを消し、こってりとした味に仕上がる。
ニンニク料理が好きでご飯と一緒に食べたいときにおすすめ。翌日ににおいが残りやすい点は留意。
ナマズと野菜を唐辛子・豆板醤で炒め煮にし、汁気を飛ばして鍋ごと提供する四川の「干鍋」料理。
汁だくの鍋より濃い味を好むならおすすめ。辛味と塩気が強いため白飯と合わせるとよい。
ナマズを醤油・砂糖・生姜などで甘辛く煮込んだ、中国各地で親しまれる家庭料理。
醤油ベースの甘辛い味付けは日本人にも馴染みやすく、川魚初心者にもおすすめ。
魚と野菜を唐辛子・豆板醤で炒め煮にし、汁気をほぼ飛ばして鍋のまま供する四川発祥の調理スタイルの総称。
使用する魚の種類は店によって異なるため、注文時に確認するとよい。辛い濃い味が好きな人向け。
揚げた魚を豆板醤ベースの濃い辛味ソースで煮込む四川料理の代表格。辛味と塩気、香ばしさが同時に楽しめる。
四川料理の定番魚料理で、辛味と塩気のバランスがよく食べやすい。辛いものが好きなら間違いのない一品。
フナを醤油と香辛料でじっくり煮込んだ家庭料理。骨まで柔らかく煮え、出汁の効いた濃い味わいになる。
骨まで柔らかく煮込まれているため、フナ特有の小骨の多さが気にならない食べやすい調理法。
フナをハーブの一種「藿香(パチョリに似た香草)」と共に揚げ煮にした湖北省を中心とする郷土料理。爽やかな香りが特徴。
独特の香草の香りが特徴的なので、パクチーなど香草が好きなら楽しめる一品。
タウナギをぶつ切りにして醤油ベースで甘辛く煮込んだ、中国各地で親しまれる定番料理。
タウナギ特有の食感が特徴。コリコリした歯ごたえが好みなら試す価値がある。
タウナギを細切りにし、水分を飛ばしながら香ばしく炒め揚げにする四川料理の「干煸」技法を用いた一品。
干煸(水分を飛ばして炒める)技法特有の香ばしさが特徴。辛味とコリコリした食感が好きなら楽しめる。
タウナギを薄切りにし、強火で手早く炒め合わせた一品。香ばしい焦げ目とコリコリした食感が特徴。
強火調理特有の香ばしさとコリコリ感が楽しめる。タウナギの食感に抵抗がなければおすすめ。
タウナギを一匹丸ごととぐろ状に丸めて揚げ煮にする見た目にも豪快な料理。外はパリッと中は柔らかく仕上がる。
見た目のインパクトが強い一品。タウナギを丸ごと食べる料理のため、抵抗がなければ話のタネにもなる。
タウナギを大量のニンニクと共に醤油ベースで煮込んだ料理。ニンニクの香ばしさがタウナギの臭みを和らげる。
ニンニク料理が好きで、タウナギの食感に抵抗がなければご飯と合わせておすすめ。
ドジョウを丸ごと強火で香ばしく炒めた家庭料理。唐辛子・にんにくと共に炒めることが多い。
小魚の炒め物が好きなら食べやすい。見た目に抵抗がなければ試す価値がある。
重慶発祥とされる、熱した石鍋でドジョウをくたくたに柔らかく煮込む郷土料理。骨まで柔らかくなるまで煮込むのが特徴。
ドジョウが骨まで柔らかく煮込まれているため、小骨が気になる人でも食べやすい。
ドジョウを唐辛子・花椒たっぷりの油とスープで煮込む「水煮」スタイルの四川料理。痺れる辛さが特徴。
水煮魚系と同様に辛味がかなり強いので、辛いものが得意な人向け。見た目の唐辛子の量に驚かないように。
コウライギギを四川名物の漬け唐辛子「泡椒」と共に煮込んだ、酸味と辛味が効いた一品。
酸味と辛味のバランスが良く、こってりしすぎない味付けなので食欲がないときにもおすすめ。
コウライギギを唐辛子と花椒で辛く痺れる味に仕上げた四川・重慶の家庭料理の定番。
四川料理の中でも辛さが強めの一品。花椒の痺れが苦手でなければ、家常菜として人気の一皿。
コウライギギを唐辛子油とスープで煮込む「水煮」スタイルの四川料理。水煮魚のコウライギギ版。
水煮魚系と同様にかなり辛いので、辛いものが得意な人向け。小骨が少ないため食べやすさは高い。
カムルチー(烏魚)を醤油ベースで甘辛く煮込んだ家庭料理。骨が少なく食べやすい厚みのある身が特徴。
骨が少なく食べやすいので、川魚をあまり食べ慣れていない人にもおすすめしやすい。
カムルチーを薄切りにし、片栗粉でとろみをつけた甘酢だれで手早く炒め合わせた一品。「溜」はとろみ炒めを指す調理法。
とろみのある優しい味付けで食べやすく、川魚初心者にもおすすめできる一皿。
カムルチーを薄切りにし、唐辛子と花椒でピリ辛に炒め煮にした四川風の一品。
辛味と痺れが強めの一品。辛いものが好きで骨の少ない川魚を楽しみたい人におすすめ。
顎を持たない原始的な円口類「ヤツメウナギ」を使った料理。ビタミンAが豊富で、蒲焼きや醤油だしで煮込む「かやき」が伝統的な食べ方。
見た目のインパクトが強いが味はウナギに近く食べやすい。ビタミンA豊富な滋養食として冬場の秋田・山形の郷土料理店で出会える。珍しい食材に抵抗がなければ試す価値あり。
ハタ科の高級魚で「白身の王様」とも称される。西日本では「アコウ」と呼ばれ、初夏が旬。刺身や煮付けで珍重される。
1kgあたり数千円〜2万円超と非常に高価な高級魚。旬の初夏に見かけたら刺身か煮付けで試す価値あり。上品な白身魚が好きな人向け。
ブリのあらや切り身と大根を醤油ベースの煮汁でじっくり煮込んだ冬の郷土料理。富山では家庭料理として親しまれ、養殖ブリ日本一の鹿児島では地元産の桜島大根を使うことも多い。
冬に「ブリおこし」と呼ばれる雷が鳴る頃が食べ頃。寒ブリの脂を存分に味わえる定番の煮込みで外れが少ない。
身欠きニシンやサケを昆布で巻き、かんぴょうで結んで甘辛く煮た正月のおせち料理。富山では定番の一品として、北海道では「よろこぶ」の語呂合わせで縁起を担ぐ縁起物として親しまれる。
正月のおせちの定番。年間を通して惣菜店でも購入できるので手軽に試せる。
スルメイカと里芋を甘辛いだし汁でじっくり煮込んだ、富山の冬の定番家庭料理。
ご飯のおかずにも酒のつまみにもなる万能な煮物。秋冬に富山を訪れたら試したい。
能登半島・穴水町周辺で春告げ魚とされるイサザ(シロウオ)を、卵とほうれん草でとじた春の郷土料理。
3月初旬から5月にかけて穴水町周辺で漁獲され、地元の飲食店や「いさざまつり」で味わえる。3月は踊り食いとして提供されることも。
スズメダイを塩漬けにして鱗も内臓も取らずに直火で焼く、福岡市に伝わる豪快な魚料理。初夏の脂の乗った時期が旬。
3月〜夏終わりが旬で、初夏の産卵期前が特に脂が乗る。福岡市の鮮魚店・スーパー・郷土料理店で購入・注文できる。
内陸県の栃木で貴重なたんぱく源とされた身欠きにしんとたけのこを甘辛く煮た、田植え時期の御馳走。栃木県全域に伝わる。
田植えの時期(春〜初夏)に栃木県内、特に宇都宮市の郷土料理講座や家庭で作られる。
但馬地域で水揚げされる脂ののったハタハタを丸ごと揚げた兵庫県の家庭料理。骨まで食べられる香ばしい一品。
但馬地域では春が旬なので、その時期の食堂や家庭料理店で頼むとよい。
春から夏に獲れる季節外れの鮭「トキシラズ」を焼いて醤油だれに漬け込んだ北海道の郷土料理。ごちそうとして親しまれてきた。
5〜7月ごろが旬なので、この時期に北海道の郷土料理店やお取り寄せで探すとよい。
気仙沼市に伝わる、白菜の古漬けとメヌケのあらを酒粕で煮込んだ郷土料理。発酵の酸味とうま味が凝縮された冬から春の味。
冬から春にかけて気仙沼市の食堂や家庭料理店で提供されることが多い。
那珂川や鬼怒川で春に獲れるウグイ(あいそ)を、骨まで柔らかくなるまで甘辛く煮詰めた栃木県の郷土料理。
3〜5月の産卵期に獲れたものが柔らかくおすすめなので、この時期に県内の郷土料理教室や食事処で探すとよい。
扁平な姿が靴底に似ることから名付けられたシタビラメを、生姜や山椒とともに甘辛く煮つけた有明海沿岸の郷土料理。
クロシタと呼ばれる種類は身が締まり価格も高めなので、店で種類を尋ねて選ぶとよい。
渓流の女王と呼ばれる奈良県のさかな・アマゴを素焼きしてからほうじ茶で炊き、甘辛いたれで煮詰めた家庭の味。
生魚の流通は少なく、加工品として吉野郡・宇陀郡の土産物店などで通年購入できる。
鯛の腹におからを詰めて蒸し上げる、加賀藩の武家文化を伝える金沢の祝い料理。
金沢市の料亭や祝い膳を扱う店で提供。婚礼や祝宴の際に登場するため、事前予約がおすすめ。
清流にのみ生息するイワナを串焼きにした素朴な塩焼きで、宮城県は日本初のイワナ養殖地として知られる。
栗原市など県北の渓流沿いの食事処や道の駅で通年味わえる。天然物は夏が特に脂がのっておすすめ。
北前船交易を通じて伝わったあんかけ調理法で仕上げる、庄内地域のサクラマスを使った祝いの春料理。
5月の酒田まつりや鶴岡天神祭の時期に庄内地方の料理屋や仕出し屋で提供される。祝い事に合わせて訪れるとよい。
霞ヶ浦の鰻を酒・醤油・砂糖で煮て笹の葉で帆引き船に見立てて盛り付ける茨城県の郷土料理。
霞ヶ浦周辺の郷土料理店や祝いの席で提供。鰻が高級食材のため提供機会は限られる。
身欠きニシンの旨みを吸った京野菜のなすをじっくり炊いた、京料理の「であいもん」を代表する一品。
夏から秋のなすの時期、京都府内の家庭料理店やおばんざい店の定番。だしの効いた炊き合わせを楽しみたい人向け。
「しもつかれ」は、正月の残りのサケの頭に、節分でまいた豆の残り、そして根菜などを酒粕で煮こんだ西部地域に伝わる郷土料理である。正月からの残り物を大事に使い、また、冬場の栄養摂取や保存性に優れた先人の知恵がつまった料理といえる。
初午(はつうま:2月最初の午の日)の日に、よくつくられている料理で、昔はこの日以外につくることは忌み嫌われていたという。 郷土の味を試したい人向け。
聖護院かぶとタイの煮物「鯛蕪」は、京都市で古くから食べられてきた郷土料理である。タイの旨味とかぶのやさしい味わいが楽しめる冬の定番料理。
聖護院かぶは寒冷地だと8月下旬、暖地だと9月下旬に種をまき、11月中旬から2月下旬にかけて収穫される。 郷土の味を試したい人向け。
イワシは平安時代から食べられており日本人にはなじみの深い魚である。陸にあげるとすぐに弱ってしまうことから「ヨワシ」が転じて「イワシ」となった。
旬である冬につくられ食される。 郷土の味を試したい人向け。
讃岐平野に点在するため池の淡水魚であるフナは鉄砲と呼ばれた。これを三枚におろし、薄切りにし、塩じめ、酢じめにして大根とともに讃岐の白味噌を用いた酢味噌で和えた鉄砲和えは、てっぱいと呼ばれ、酒の肴やおかずとして重宝がられてきた讃岐の味である。
ため池の水を抜く冬に男達が生きたフナを使ってつくる料理で、昔は伊勢講やいろいろな寄り合いの席での酒の肴として、冬の客膳には欠かせないものであった。 郷土の味を試したい人向け。
一般的に、魚すきとか沖すきとか呼ばれ、魚介類や野菜その他多くの種類の材料を薄めの煮汁で煮る鍋料理のことで、漁師街ではポピュラーな料理である。東紀州地域では熊野灘の豊かな漁場であがったその時々の魚と季節の野菜を醤油仕立ですき焼き風につくる鍋物。
熊野灘沿岸の漁港に常にあがってくる鮮魚を使い、幾人増えても共に分かち合って、新鮮な魚をふんだんに使って手軽に食べられる共食として生まれた郷土食。 郷土の味を試したい人向け。
岩手県は、秋鮭の水揚げが本州トップクラス。特に津軽石川は宮古湾最奥部に注ぐ清流で、鮭の遡上する川として有名である。
正月料理の一品として食される。 郷土の味を試したい人向け。
静岡県伊豆半島は金目鯛の産地であり、下田港は金目鯛の水揚げが日本一の漁港である。伊豆で捕れる金目鯛は3種類あり、地金目鯛(ジキンメ、※稲取キンメ、日戻りキンメなどとも呼ばれる)、島キンメ(シマキンメ)、沖キンメ(オキキンメ)である。
10月~3月下旬の金目が、一番脂がのりおいしい時季。 郷土の味を試したい人向け。
日本海に浮かぶ離島・対馬に古くより伝わる鍋料理。昔から地元の家庭には、冠婚葬祭で人々が集った際に、家で飼っていた地鶏をさばいて寄せ鍋を作ってもてなす慣習があり、それがいまの「いりやき」につながったといわれている。
いまでも、祝い事や法事などの際のお客さまをもてなすための料理として各家庭で作られている。 郷土の味を試したい人向け。
素焼きした鮒に豆味噌・ざらめ・大豆などを加えて骨までやわらかくなるまで煮込んだ西濃地域の郷土料理。木曽三川流域の川魚食文化を代表する保存食。
川魚特有の風味があるため川魚料理が好きな人向け。西濃地域の郷土料理店や正月の常備菜として出会える。
海老とパイナップルをココナッツミルクで煮込み、唐辛子・レモングラス・ターメリックで香りをつけたニョニャ料理の煮込み。
甘・酸・辛のバランスが魅力。酢豚のパイナップルが好きな人向け。ご飯必須。
ザリガニ(クロウフィッシュ)をカイエンペッパーやレモン、ローリエなどの効いたスパイシーなスープで丸ごと茹でた、アメリカ・ルイジアナ州のケイジャン料理。トウモロコシやジャガイモ、ソーセージと一緒に茹でて、手でむきながら大勢で食べる。
エビ・カニの殻むきが苦にならず、辛いもの好きなら楽しい一品。身は尾の部分だけで量のわりに食べられる部分は少なめなので、ビール片手にワイワイつまむ感覚で。手が汚れるのが嫌な人やデートの一皿目には不向き。
鯖の切り身を生姜とともに味噌・砂糖・酒で甘辛く煮た日本の家庭料理。定食屋の定番メニュー。
定食の定番で、煮魚の中でも食べやすい。骨に注意。青魚のにおいが苦手な人は塩焼きより味噌煮のほうが食べやすいことも。
十字に仕切った四角い箱に、刺身・焼き物・煮物・ご飯などを盛り分けた懐石風の弁当。江戸初期の僧・松花堂昭乗の器に由来する。
和食店のランチや法事・会合の定番。会席料理より手頃に多品目を楽しめる。
魚と野菜をトマトで煮込み、その煮汁で米を炊いたセネガルの国民食。名前はウォロフ語で「米と魚」を意味する。
セネガル料理店の看板メニュー。パエリアやジャンバラヤが好きなら食べやすい。
新鮮な白身魚を丸ごと蒸し、ねぎと生姜をのせて熱した油をかけ、醤油だれを回しかけた広東料理。魚の鮮度がそのまま味になる。
広東料理店で魚料理を頼むならまず候補。骨が多いので注意。
カレイを醤油・砂糖・みりん・酒の少量の煮汁で甘辛く煮た、日本の代表的な煮魚。
定食屋の魚料理で迷ったら。骨があるので身をほぐしながら食べる。子持ちガレイなら卵も楽しめる。
数種の魚や貝を野菜・ハーブ・ワインとトマトベースで一鍋で煮込んだアドリア海の漁師料理。パレンタ(ポレンタ)を添えて汁を吸わせて食べる。
日本人の口によく合う魚介煮込み。骨付きの魚が多いので食べるのに少し手間がかかる。2人前からの店も多い。
アドリア海の手長エビ(スカンピ)を白ワイン・ニンニク・オリーブオイル・パセリで煮込んだダルマチアの「ブザラ」スタイルの料理。日本人旅行者にも人気。
殻が硬く剥きにくいうえに身が小さく、これだけで満腹にはなりにくい。手が汚れる前提でシェアして味見するのがおすすめ。ソースをパンで拭うのが一番の楽しみ。
生のワタリガニを唐辛子粉・ニンニク・醤油・水飴の甘辛ダレに漬け込んだ韓国の料理。「ご飯泥棒」と呼ばれるほどご飯が進む。
生ガニに抵抗がなければぜひ。カンジャンケジャンより甘辛くとっつきやすい。手が汚れるのでビニール手袋を使う。
アンコウをもやしやセリと一緒に唐辛子ダレで蒸し煮にした韓国の料理。馬山(マサン)発祥とされる。
辛いもの好き向け。アンコウのぷるぷるした皮が好きなら絶品。2〜3人前からの大皿料理。
塩をふったサバを焼いた韓国の家庭料理・定食の定番。韓国ではサバは「国民魚」と呼ばれるほど身近な魚。
辛い料理に疲れた時や朝食に最適。日本のサバの塩焼きとほぼ同じで安心感がある。焼き魚定食の店で。
カニ、イカ、貝、エビなど多種の海鮮と豆もやしを、粉唐辛子とコチュジャンで汁気少なく煮込んだ韓国料理。大皿で数人で囲む。
大人数向けの料理。辛さは強めなので辛い物好き向け。殻付きの海鮮が多く食べるのに手間がかかる。
サバを大根とともに醤油や唐辛子粉、コチュジャンの甘辛いタレで汁気がなくなるまで煮詰めた韓国のジョリム(煮付け)料理。
韓国の家庭料理・定食の定番。ご飯が進む濃い味付け。
アカザエビ(スカンピ、ラングスティーヌ)を殻ごと縦半分に割り、オリーブオイルと塩でシンプルに焼いた料理。アドリア海や地中海沿岸のごちそう。
エビの甘みを素直に味わう料理。手で殻をむいて食べる。
塩をふったサバを焼き網やグリルで焼いた日本の定番の焼き魚。脂ののったサバの皮が香ばしく焼け、大根おろしを添えて食べる。
定食屋の定番。脂が多いので大根おろしと一緒にさっぱり食べる。
塩をふった鮭の切り身を焼いた日本の定番の焼き魚。秋に川へ戻る産卵期のシロザケ(秋鮭)は身の脂が控えめで、あっさりした味わいになる。
朝食や定食の定番。塩の強さは店や商品で違う。
渓流魚ヤマメを串に刺し、塩をふって焼いた料理。ヤマメはサクラマスのうち海に下らず一生を川で過ごすもので、「渓流の女王」とも呼ばれる。
渓流沿いの宿や観光地の茶屋の名物。頭から丸ごと食べられるものもある。
「メゴチ」の地方名で呼ばれるネズミゴチを開いて天ぷらにしたもの。歯ごたえのある白身の小魚で、キスと並ぶ江戸前天ぷらの定番のネタ。
天ぷら屋のおまかせによく入る。キスより身が締まって味わいがある。
米粉・ココナッツミルク・ウコンの黄色い生地を熱した鍋でパリッと焼き、豚肉・エビ・もやしを挟んだベトナム南部の粉もの。名前は生地を流したときの「ジューッ(セオ)」という音に由来。
見た目は大きいが生地は薄く、野菜と一緒に食べるので意外と軽い。数人でシェアする前菜にも主菜にもなる。手で野菜に巻いて食べるのが現地流。
ターメリック・ガランガル・発酵米でマリネした白身魚(ナマズの一種カーラン)を炭火で焼き、卓上の熱い油の鍋でディルとネギと一緒に炒め煮するハノイの名物料理。
ハノイを代表する一品料理で、専門店ではメニューがこれ一択のことも多い。ディルの香りが強いので、ハーブ好きなら必食。数人でテーブルを囲んで食べるのに向く。
魚をスパイスペーストと一緒にバナナの葉で包み、蒸すか炭火で焼いたインドネシアの料理。スンダ料理の代表的な調理法「ペペス」で作る。
揚げ物ではない魚料理を食べたいときにおすすめ。蒸し焼きなのでしっとりと軽め。淡水魚を使う店では骨が多いことがあるので、骨まで柔らかい「プレスト」タイプかを確認すると安心。
塩漬けや酢漬けのニシンをリンゴやピクルスと一緒にクリームやヨーグルト、マヨネーズのソースで和え、皮付きの茹でジャガイモと食べるドイツの魚料理。
ドイツで数少ない魚料理を試したい人向け。生魚の酢漬けが平気なら意外と食べやすい。冷たい料理なので、さっぱりしたいときに。
雷魚などの淡水魚をクルーン(ハーブペースト)とココナッツミルク・卵で和え、バナナの葉の器で蒸したカンボジアを代表する料理。ムースのようにふんわり固まる甘くまろやかなカレー風味。
カンボジア料理の入門として真っ先に頼みたい一品。辛さが穏やかで甘くまろやかなので初めてでも食べやすい。蒸して固めたタイプとスープカレー風のタイプがあり、魚の代わりに鶏肉のバージョンもある。
清末〜民国の湖南の政治家・美食家、譚延闿(字・組庵)の家厨が考案したフカヒレ料理。フカヒレを鶏肉・豚肘と一緒に弱火でじっくり煨(煮込み)、濃厚なスープを含ませる。
辛くない湖南料理の代表格で高級宴席料理。値段は高め。フカヒレの資源保護が気になる人は避ける。
タウナギ(鱔魚)を割いて骨と頭を除き、皮をむいて細切りにし炒める湖南の伝統料理。皮をむく様子を武将・趙子龍が鎧を脱ぐ姿に見立てた名前。
タウナギの皮を除くので見た目も味も上品。うなぎ・川魚が平気なら試す価値あり。店で辛さが異なる。